講談社マンガの感想・レビュー6230件<<4041424344>>ビックリ仰天、恐怖のムカデ人間!! #推しを3行で推すムカデムラ 吉永龍太starstarstarstarstar_borderひさぴよ人間同士の口と肛門とをつなげた「ムカデ人間」を作ろうとする村の因習を描くホラー。どこまでもB級な設定と展開でありながら、狂気的な作画密度に圧倒されること間違いなし。 ヒロインが可愛すぎずセクシー過ぎず、ちょうどいい塩梅なのもグッド。エピローグまでしっかり面白い。 ホラー映画の「ムカデ人間」が好きなら読むべし。愛の形はいろいろ夢では君に殺される 金田starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。扉絵のインパクトすごい #読切応援夢では君に殺される 金田starstarstarstarstarNano山田さん可愛すぎてにやけた。いやめっちゃ可愛い二人とも。二人ならではの最強の愛の形、最高。1ページ目の「まるで愛の鐘が鳴ったかのよう」っていう煽り文も良い。初見はゴングを想像したけど、最後まで読めば愛の鐘で間違いない。 最後の煽り文もとても良いのでぜひ読んでほしい。読む人を選びますが傑作だと思いますくらし 武田スーパーかしこ※ネタバレを含むクチコミです。 年上の幼馴染っていいな〜!息もできなくなるくらい きみづき名無し※ネタバレを含むクチコミです。社会問題に斬り込む意欲作 #1巻応援離婚しない男 大竹玲二兎来栄寿近年、「実子誘拐」が大きな問題になっています。もっと言えば、そうした人権にまつわる問題に関わる弁護士や政治家、官僚、NPO、活動家等に対して強い疑義が呈されるようになってきています。 「実子誘拐」という言葉を聞いたこともない、という方は以下のような記事を読むとその内容が解るかと思います。 「実子誘拐ビジネス」とは?共同親権問題、マスコミが報じない弁護士業界のリアル https://sakisiru.jp/37276 「実子誘拐ビジネス」の闇 人権派弁護士らのあくどい手口 https://findmyparent.org/ja/knowledge-base/「実子誘拐ビジネス」の闇 人権派弁護士らのあ/ 先日、そんなとんでもない助言を行なっていた弁護士と元妻を訴訟した裁判の2審判決が出て、子連れ別居を助言したことは違法とされました。 「子連れ別居を助言」は違法 元妻と弁護士2人、2審も敗訴 - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20230126-GDW6NAGO3FJF3N3YN3VUPZKFXA/ 何とか1審に続いて人倫に悖る判決が出なかったことに安堵しています。しかし、この件で助言をした弁護士のことを数十人もの弁護士が擁護しているのは異様です。子供を不幸にしながら、直接的にしろ間接的にしろ利益を得るなどということが断じてあってはいけません。 どうしてこんなことが起こってしまうのかは上記の記事にもある通りですが、何しろ母親の権利があまりに強く、仮に母親が子供を虐待していて父親の方が適切な子育てを行なっていたとしてもなお父親が親権を得るのが非常に難しく、またその勝ち目の薄い仕事を引き受ける弁護士も非常に少ないという現実があります。 そこに果敢に切り込んでいったのが、本作です。不貞を働くあまりに酷い母親から愛娘を引き離して暮らしたいものの、正当な方法で親権を得るために、法的な制約により離婚をすることすら許されない父親の重苦の戦いが描かれていきます。 娘を大事に育てたいという真っ当なその願いを、人間を守るはずの法が阻害するという矛盾。父親の怒り、悲しみ、憎しみ、無力感、やるせなさ……さまざまな感情が強く伝わってきます。 この物語を読めば、誰もが「こんなことが罷り通るのはおかしい」と思うことでしょう。でも、独身で興味がなくそんな法になっていることを知らなかったという人も多いと思います。それを知ることのできる作品として価値があります。 カバー下の描き下ろしでも、浮気調査の良い依頼の仕方や、離婚の時効が成立するための期間や始点についてなど詳しく解説されています。 既に他のクチコミも複数あり非常に盛り上がっていますが、1巻発売を機により注目されて多くの人に読まれて欲しい、そして不幸になる親や子供が1人でも減って欲しいと思い、書かせていただきました。昭和リープもの198∞ ーイチ・キュウ・ハチ・ハチー 筒井康介 こっぽり生ビール名無し最初表紙見た時なんで線が入ってんだ?と思ったんですが…そういうことかぁ〜 タイムリープもの、能力者ものとしては上位にくるくらいスタートが面白いんですけど! これどうなるんだろう…30年もタイムリープするパターンは初めて読むんで結末が想像できません。 欠落を埋め合う家族の暖かさに涙 #1巻応援くりことびより 雪本愁二starstarstarstarstar兎来栄寿1話目を読んだときから目頭を熱くさせられ、その後も毎話心を動かされていて、単行本発売時には激推ししようと思っていました。 それぞれが欠けた部分を抱える家族が、悲しみを背負った上に築き上げていく新たな幸せのハートフルさ・暖かさがとにかく沁みる作品です。 本作は、総二郎(25)と真琴(28)のお互いに子どもを作ることのできない夫婦が、4歳の少女・くり子の里親になり新しい家族として暮らして行く様子を描いた物語。 4歳の子供の興味や好奇心、喜怒哀楽や罪悪感や不安などがとてもビビッドに描かれていて、不意に自分の子供のころを思い出しながら共感してしまうシーンが多々あります。 子供ながらに他人に気を遣ってしまうところであったり、想像の翼を広げて独自の世界を夢想するところであったり。 総二郎が知育菓子の開発企画をする仕事をしていることもあって毎回何かしらのお菓子などを一緒に手作りするシーンが挟まれます。その際に化学的な事象を説明すると、言葉や概念として完全には理解できなくても、くり子なりに頭の中でイメージを生み出していく様子もあるあると懐かしみました。 子供の奔放な言動のかわいさやリアルさは『よつばと!』などを彷彿とさせるものがありながら、本作は諸々の重い感情も描かれているのがポイントです。昔の記憶が欠落しており、その記憶がくり子の言動を通して徐々に蘇っていく総二郎。自分では子供を産めないという残酷な現実を突き付けられたからこそ、人一倍娘を大事にしようとする真琴。くり子もまた、歳不相応な謙虚さや遠慮がちさが見え隠れし、里子に出されているということからも何かしらの過去があったことを思わされます。 そんな3人が、当たり前と世間では言われるような幸せをひとつずつ手にしていく様子に暖かい涙が溢れて仕方ありません。時には失敗もしながら、それすらも小さな幸せな欠片となっていく関係の煌めき。願わくば、その微かで尊い瞬きがいつまでも絶えることがありませんように。 8月を超えて、2023年のパワープッシュ作品のひとつです。壁から出てきた綺麗なお姉さんHOTEL 加納梨衣かしこ内装の仕事をしてるお兄さんがラブホテルの壁に描かれた美人なお姉さんの絵を消すように依頼されるが、壁からお姉さんが抜け出てきて大変だ〜!!というお話です。 加納梨衣さんが描かれるボンキュッボンなお姉さんを見られるだけでも眼福なんですが、内装業のお兄さんがロリコンなので大人の女性が苦手というコメディな内容にも注目して下さい。サラッと読めるのに満足度が高くて超いい読切でした。 https://comic-days.com/episode/10834108156642874525山岸凉子先生のマジでガチの怖い漫画わたしの人形は良い人形 山岸凉子かしこ大人になってから読みましたがマジで怖すぎてビビりました。ちょっとトラウマです。マンバで表示されてる単行本の画像だと何故かフランス人形が表紙になってますが、実際に物語に登場するのは日本人形です。山岸凉子先生が日本人形のホラーを描いたら、そりゃ最恐でしょう…。でもグロくはないので普段はホラーを読まない人でも読めちゃうんです。もちろん怖い漫画が大好きな人にもオススメです。 電子書籍化はされていないのですが、潮出版社の選集の第一集に収録されているのと、文庫版「わたしの人形は良い人形」として出版されているので、割と手に入りやすいです。 これは面白いわ...!恥じらう君が見たいんだ 甜米らくれstarstarstarstarstar_border宮っしぃ映画を勉強してる主人公が教師の不倫映像を文化祭で流し、それを見たヒロインが自分を撮ってくれという所から始まるエロエロなストーリーかと思って読んでたが、かなりしっかりエロあり知識ありラブコメ要素ありと、すごくバランス良い作品 もちろんエロに寄せてるので、ヒロインは可愛くエロく素晴らしかったが、しっかりと映画の知識を活かした内容もありで読んでいてなるほどとなる場面も ここ最近ではかなり当たりの作品で一気読みしてしまった良作でした エロOKな人はぜひ読んでみて欲しい私のせい死んだかもしれない彼氏への償いカナブンと頭痛薬 折田洋次郎かしこ彼氏が原付に乗っている時に口の中にカナブンが入ってきたのに驚いてスリップして死んでしまった。しかし彼が事故を起こした本当の理由は「私が頭痛薬を買い忘れたからかもしれない」と後悔している主人公は日に日に病んでいく。 友達に「相席屋いこ〜」ってLINEしたのに返信が来なくて、あっブロックされてるんだ…と判明するシーンの見開きの使い方がよかった。『包丁を買う』でも印象的な見開きがありましたね。 今スペリオールで連載している『落花生』は回を重ねるごとに暗い話になっていてしんどいけど目が離せないです。これまでの読切作品のように主人公が救われるラストになってくれ!!と願わずにはいられません。私の推し作家です4でもいい 大類浩平かしこ高校の推薦入試を狙っている笠原くんは内申点を上げる為に必死で授業を受けていたが、音楽の成績だけは「3」だった。不満に思った笠原くんは自分の成績がなぜ悪かったのか音楽の汐谷先生の直談判しにいく…!! 真造圭伍先生のアシスタントをされている大類浩平さんの作品です。 https://twitter.com/woodbeeee/status/1630158746889621504 前からTwitterをフォローしている好きな作家さんです。ストーリーも絵も構成も上手いのに連載デビューに至らないのはなぜなんだろう。厳しい世界だ…。 作品の古さで忌避するのはもったいない!悪女 深見じゅんゆゆゆ巨大企業へ、末端窓際コネ入社したマリリン。 出世したい理由が会社のどこかにいるはずの王子様探しという乙女な理由を持っています。 古めの絵と価値観。 数ページで苦手かもと思ったものの、読み進めていくと気にならなくなり、おもしろさにハマってザクザクと読み進めてしまいました。 タイトルは「悪女(ワル)」ですが、嫌がらせをしてくる人くらいしか悪い人はおらず、四半世紀以上前の働く女性社会のこと?と悩んだのですが、マンバの口コミをみて、なるほどなと思いました。 たしかに、愛嬌と強かさと宴会芸を持つ、人たらしの主人公マリリンは悪女といえば悪女です。 あっけらかんとしたマリリンのおかげで、古くさい価値観を水に流して読むことができます。 よくここまでザザーッと流せるなと感心してしまいます。 きっと連載中に読んだ働く女性方には、フィクションとはいえ、頼もしい存在だったのかもしれません。手塚治虫の中でも一番ブッダ 手塚治虫starstarstarstarstarさいろく一番面白い、とは言いません。でも一番好き。 漫画を読み始めた小学生の頃、実家にはブッダの愛蔵版と秋田書店版ブラックジャックの単行本とDr.スランプがあり(後に手塚作品は拡充されていってたけど他は自分で買うようになった)それらをひたすらに読み返していたので思い入れも一番深いです。 火の鳥は雑誌ぐらいの大きさの○○編とかごとに別れてるやつがピアノの先生の家にあって待ち時間に読むのが楽しみでした。 なんか書いてるとすぐ脱線してしまう。。。 ブッダ(仏陀)に関して、私は正直この手塚治虫のブッダ以外の知識がないです。本来の意味としては「悟りを開いた人」ということだったと思う。 ただ、どこまでが世間一般で言う意味合いと合致しているのかわからないのでそこは置いときます。 今作はシッダールタがブッダとなり亡くなる(正しい表現じゃなかったらすみません)までの間の物語。 宗教的な背景や知識がなかった小学生でも、シッダールタを取り巻く登場人物たちや出来事のインパクトに惹き込まれあれよあれよと最後まで読み切り、また何度でも読み返してしまうほど深い作品でした。 タッタがすごい好きだったなぁ…ダイバダッタが本当に憎くて、でもみんな憎みきれない感じのストーリーを持ってるんですよ。 一言で言い表せない内容で、なんとも感想が書きづらいけど、本当に面白いし読まないのはほんと損だと思う。 人生への影響が色濃く強い!というほどではないかもしれないけど、きっと心に残ると思います。 大人になってから行ったタイ旅行で見た涅槃像を全部ブッダだと思って見てました。心臓を上にして横になるので右肘で頭を支えてるんですよね。これも事前知識なく手塚ブッダで学んだことだったけど合ってました。楽しい。強烈な怪作二人の勇者 守熊杏梨starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。 あちらとこちらを行ったりきたり散歩する女の子 スマ見starstarstarstarstar野愛散歩が好きな女の子「にほ」と「まよい」がお散歩するお話。 ほのぼのしていてコミックエッセイっぽさもあり、かと思えばいきなり異世界にぶっ飛ばされたりします。 現実と非現実をお散歩感覚で行ったりきたり、漫画ならではで楽しいです。 景色や施設を楽しむよりも、こういうこと考えると楽しいよ!こういうの見つけると楽しいよ!という視点を提供してくれます。 聖地巡礼しなくても近所で「散歩する女の子」ごっこができるのがいいですね。 スマ見というお名前はスマブラ見てる奴の略なんですよね。いい名前だなあ。本当の「悪女(わる)」とは誰?悪女 深見じゅん名無し1988年というバブリーな時代真っ只中に連載が始まったOL漫画です。当時、テレビで流行していた"トレンディドラマ"の漫画版という感じかな。「悪女(わる)」という題名に目を引かれて手に取ったのですが、表紙には題名にはそぐわない可愛い女の子の絵。そのギャップに興味を持って読み始めました。 コネで商社に入社した麻理鈴がひょんなことから社内で出会った男性に一目惚れ。その人物探しから始まって、同時に麻理鈴が優秀なOLとなっていく様を描いています。その中で、恋や仕事のライバルに邪魔されたり、意地悪されたりするのですが、天性の天使爛漫さとお気楽さ、人の良さでライバルたちの心も和ませていきます。全37巻とかなりの長編ですが、クセのない画風とテンポの良さ、そしてコミカルなシーンも多いので、軽ーく読めます。 私の場合、題名の「悪女」の意味が最後まで気になっていました。麻理鈴は天然で悪女とは程遠いし、意地悪なライバルたちのことを指すのかと思ったのですが、実はみんな良い人たちで、最終的には麻理鈴と親しくなってしまうし、結局最後まで「悪女」らしい悪女は登場せず。でも、待てよ。天真爛漫さという武器で、誰もの荒んだ心や悲しみまでもやっつけて(=癒して)、みんなを味方にしてしまう麻理鈴こそが本当の「悪女(わる)」なのかなぁ。恋の行方の結果は、最後の最後までお預けです。バブリーな時代のOLを垣間見つつ、麻理鈴の恋が果たして実るのかをドキドキ待ちつつ、最後までとても楽しく読めた作品でした。猫?猫を拾った話。 寺田亜太朗starstarstarstarstar_borderママ子ねこ?うん、ねこ 拾ったときはとっても小さくて、目やにで眼も開かない状態。 それが今となっては、小さくてつぶらなおめめが一つ…飼い主より大きくなった体に手のような尾っぽ・・・ 日々感じる違和感はあるものの、この子がいることでこころが癒されている。 隣の住人や会社の人にバレないかひやひやしながら不思議な大きな同居人との生活と続ける。 怖さと可愛さが絶妙さがいい! この先どうなるのか気になります。 芸能界で売れたい気持ちとインフルエンサーインフルエンサーにストーカーされています 赤秩父ゆゆゆホラーというか、サスペンスというか。 芸能界とインフルエンサーをかけ合わせた漫画です。 彼女のおかげで売れたなら、彼女の奴隷となる。 訝しみ、彼女について知ろうとした者は消える。 今回ターゲットとなったのは、地下男性アイドルグループ「WIZ6」に所属する水嶋ナギサ。 彼の運命はいかに――。 インフルエンサーのクラちゃんをみるたびに、【推しの子】のMEMちょのようなインフルエンサーキャラもいるのに、と思ってしまいます。 今後の展開はエログロへ堕ちるのか、逃げ切るのか。 クラちゃんのネットワークと、ナギサくんの運次第。 関係ないのですが、総フォロワー数を振りかざされるたびに、フリーザ様が思い浮かびます。 戦闘力という意味では似たようなものなのでしょうか。冴えない男の話モテキ 久保ミツロウstarstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomi映画にもなったモテキ。先に映画で見てしまったのですがとても楽しかったので漫画もと読みました。 漫画の方が細かく書いているので楽しかったです。 さえない主人公にいきなりモテ期到来して、それまでの人生ではあり得なかった手つなぎとか色々あるので、つられてドキドキしちゃいますww 主人公が全然イケてないのにチャラいところも(笑) ストーリーも絵も凄くしっかりしてるので面白いです!ドラマも忠実GTO 藤沢とおるstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi本暴走族の鬼塚が教師をする話です。 有り得ない滅茶苦茶な教師鬼塚に一度は先生になってほしい、と思うはずです。 普通に死ぬことばっかやってます。普通に捕まる事ばっかやってます。だから笑えるのかもしれないです。 ギャグばっかりだけど、その中で人生に大切な事が描かれています。 ドラマ化やアニメ化したのも納得できますね。 個人的には「ポリシーですから」って台詞が印象的です。 ハッカーがかっこよく見えるBLOODY MONDAY 恵広史 龍門諒 下山隆starstarstarstarstar_bordermotomiドラマが好きでめちゃくちゃハマったので原作もある事を知って読みました。 一言でいうと頭脳戦。とてもスリリングでドキドキします。主人公が最強ハッカーで難なくセキュリティを突破しちゃう所が良くてスカッとします。 主人公と敵との駆け引きや心理戦が至る所にあり、早く読み進めたくなってしまいます。 女性もとっても魅力的にかかれています。動機変更が影を落とす十角館の殺人 清原紘 綾辻行人名無し原作が映像不可能とされて来たトリックは漫画しか出来ない手法で頑張ってたのではないかと思います。絵も綺麗ですし良くコミカライズされているなと(一部キャラクターの性転換もそんな違和感ない)。 けれども、核心となる動機面が原作よりページ割いてスポットを当てられているにも関わらず、改悪としか言えないものになっていました。 警察から誰も悪くない真相が関係者には既に告知されていたのですが(解決編パートで警察が調べてない訳ないだろと強調され)、自分達が殺したんだみたく何故だか皆で騒ぎ合い続けて(エラリィなんかは殺される最期まで自分が殺したと言い張る)、聞きつけた犯人が復讐に及んで勘違いオチになっていたのはなんだかなあと・・・。ショック受けて自殺に走りますが滑稽に見えます。 原作のも被害者からすれば殺されるほどのことかと主張したくなるものでしたが、犯人からすれば成立し得なくもないものではありましたし(現実に問題になった大学サークルトラブル)、島田の追及さえも証拠がないとかわしきって安心した後に、犯行前に良心として瓶詰めした流した計画書が戻ってた運命を悟ることで、「あの人にこれを渡してくれないか」が清涼感すら覚えるラストになったのですが、漫画版では台詞は同じでも情けなく後味悪さを覚えてしまいました。 <<4041424344>>
人間同士の口と肛門とをつなげた「ムカデ人間」を作ろうとする村の因習を描くホラー。どこまでもB級な設定と展開でありながら、狂気的な作画密度に圧倒されること間違いなし。 ヒロインが可愛すぎずセクシー過ぎず、ちょうどいい塩梅なのもグッド。エピローグまでしっかり面白い。 ホラー映画の「ムカデ人間」が好きなら読むべし。