講談社マンガの感想・レビュー6231件<<104105106107108>>シビは寝ているの感想 #推しを3行で推すシビは寝ている 矢野満月マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前半、中盤、ラスト全部よかった ・特に好きなところは? 感情がむちゃくちゃ揺れながらレジをするところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人的にはすごい好きでいいマンガだと思うのですが、途中で昔見たニュースを思い出したせいか気が散ってしまった... レトロゲームとギャルきみとピコピコ ゆずチリ六文銭子供の頃から3度の飯よりゲームが好きだったので、最近、何かとレトロゲームがブームっぽくなっている(自分比)youtubeの動画などで感じます。 いいですよねぇ。 昔のハードは容量少ないからアイデアで勝負している感じが。 本作も、ゲーム部と称して昔なつかしいゲーム(ぷよぷよ、ボンバーマンなど)を軸に、そこの部員である一見ギャルのアゲハさんと、なんやかやでイチャイチャしちゃう話。 ゲームもイチャラブも楽しめる、一挙両得な展開。 そのゲーム俺も知っているから、ちょっとそこ代われ といいたくなる。 とはいえ、ラブよりも、ゲーム愛のほうが強い感じが、ゲーム好きには好感触。 ゲームに関する説明も丁寧に話と話の幕間で入っております。 レトロゲームとギャルの組み合わせ、ありじゃないでしょうか。これはちばてつや賞だし大賞シビは寝ている 矢野満月たかうは〜〜!メチャクチャいい…。ちばてつや賞にふさわしい人情モノでした。 彼女といっしょに可愛がっていた愛猫シビが死んだ。主人公はあとのことを彼女任せ悲しみに堪えながらパートに行くが帰っててくると彼女はシビを……。 絵の柔らかいタッチが素敵だし、彼氏の視点を中心に心の動きが丁寧に切り取られてて本当に美しい。 一瞬で矢野満月先生のファンになってしまいました。早く連載してくれ〜〜!デモンスターDEMONS STAR 阿部秀司 ミクニシン名無し※ネタバレを含むクチコミです。 新撰組、こんな集団をこんな視点で描く青のミブロ 安田剛士さいろく新撰組、男の子は誰しも大好き幕末の話において欠かせない集団。 小説・映画はもちろん多くのマンガでも取り上げられ、それらを読んでいくうちにいつのまにか「英雄の集団」のようにも見える。 だが、悪役として名高い芹沢鴨やその取り巻きのように、史実に沿った物語はすべからく非業の死を遂げていく英雄たちを見る事になるのも幕末物語。 神格化しすぎて今ではそれですら良いもののように見えてしまうけど、そんな幕末の新撰組を題材にひょんなスパイスが加わった視点で描いているのが本作。 まだ3巻だけどここからどうなっていくのか楽しみである!おじさんの新しいアフター5の過ごし方帰らないおじさん 西村マリコ名無しなんだこのおじさんだらけのギャグ漫画?は…と思ったら今を生きるおじさんの心に刺さりまくる切実な漫画だった。これはすごい来る予感がする。自分は出てくるおじさんたちとはちょっと立場が違うのになんかわからんが刺さりまくった。 はたから見れば即通報案件なおじさんたちの遊びも、頼むからそっとしといてあげてくれ…と願ってしまう。酔うと〇〇しちゃう先輩ゴミ溜めと中華鍋とあなた 前野温泉名無し※ネタバレを含むクチコミです。 なんてことないきっかけから始まる恋もあるみかんちゃんと恋 箱丸あめこ名無しこうやって始まる恋愛、どこにでも転がってそうで絶対に転がってない感じが絶妙でいいですね。漫画だから良いというのもある。 みかんちゃん(通称)のなにが天然王子先輩に刺さったんでしょうか…好きすぎる作者なので応援#1巻応援ナマケものがナマケない 岡田卓也六文銭『ワニ男爵』『愛しのアニマリア』などゆるいながらも独特の笑いを提供してくれる作者の新作。 しかも、また動物モノ。 そして、 紳士なワニ 純粋乙女なオラウータン と続き、今回は 意識高いナマケモノ もうチョイスが素敵すぎる! タイトルの『ナマケものがナマケない』とありますが、 主人公のナマケものさんが生活の中で色々工夫をしたり、さりげなくマルチタスクで色んなことをやっていたり、そう怠けてないのです! 怠けている風にみせて、実は裏でめっちゃ作業している感じ。 ただ時々、動きが遅いので失敗したりもする。これがまた隙があっていい感じに好感触。 相棒?のキーウィくんと日常の日々を切り取った作品で、 相変わらずゆるくも独特なセンスで笑わせてくれる感じがたまらないです。 動物モノ、ゆるいギャグが好きな方にはおすすめしたいです。父の善良さが鍵 #マンバ読書会 #泣けるお父さん殺し屋やめたい! 外木寸あうしぃ@カワイイマンガ難民の殺し屋女性が、一般女性との愛を貫けるかを試される物語。さまざまな思惑が錯綜するスリリングな物語ですが、その思惑の中には、殺し屋の恋人の「父親」のものがあります。 そしてこの父親の「善良さ」が、物語を複雑にしてゆきます。 父親は神父さん。彼はどんな内容の告解も……たとえ殺人の告白でも、誰にも漏らさない。そんな善良さを見込まれ、彼は告解の常連から殺害予告をリークされたり、教会上層部に利用されてしまう。 一方父親としては寡黙だが心配性。ついデートを尾行しちゃったり。それでも真摯に思いを告げるため、娘にも信頼されている様子。 彼はついに恋人と対面する事になる。二人は娘の人柄の良さで意気投合する。しかしこの邂逅は、一寸先の読めない大きな争いをもたらす。その火種が、ちっぽけな父(父親・神父)の「善意」である、という皮肉と複雑さ。それは間違いなく「面白い」! 面白いほど、真っ逆さまに落ちていく。アイターン 福澤徹三 大槻閑人starstarstarstarstar干し芋中堅広告会社で働く狛江。 嫁と、子どももいる、役職は課長。 そして、九州にリストラありきの左遷をさせられる。 役職は、支店長。 部下は、事務員の女の子とまだ若い営業の男の子のみ。 新幹線で、九州に移動中から災難にまきこまれ、前途多難な生活が始まる。 普通のサラリーマンが心機一転頑張ろうと思っている矢先に、どんどんアリジゴクのように思いもよらない方向に落ちて行ってしまう。 人って、こんなに簡単に丸め込まれて四面楚歌になって、あっという間に借金がかさんでいくんだなぁ、と怖くなる。 2巻まで読了。『決闘裁判』がテーマのマンガ決闘裁判 宮下裕樹 後藤一信名無し※ネタバレを含むクチコミです。ギリシア詩人少女のロマンシス(百合の日2022記念⑤)うたえ! エーリンナ 佐藤二葉あうしぃ@カワイイマンガ舞台は古代ギリシア。詩人を目指す少女の物語は、不自由な女性の生き方への抵抗と少女達の友情、両方に勇気づけられる。 実在の伝説的女詩人・サッポーが少女を集めた合唱隊は、女学校的女子教育の場所。そこに来るのは嫁入り修行が大半なのに、主人公のエーリンナは本気で詩人を志望する。 結婚に興味無く、男女の差別に疑問を持ち、がさつだけと前向きなエーリンナはしっかり者の同輩・バウキスを困らせながら次第に仲良くなる。 結婚を宿命づけられるバウキスをエーリンナはどこまでも想い、詩作の動機とする。二人はずっとこのままで……と願うのは、日本における「エス」を見た時の感情に近いだろう。 師匠たるサッポーが様々な考え方を教え、少女達を慈しみ育てるのも良く、古代ギリシアの事がビジュアル込みで伝わる歴史物としても楽しい。男子と対等に喧嘩するエーリンナの姿は、現在(2022年)佐藤二葉先生が連載中の『アンナ・コムネナ』のオスマン皇女アンナとも重なる。長い年月抑圧されてきた女性が戦う物語としても、とても胸躍る一冊だ。 補い合う能力を持つ渋い初老紳士2人の頭脳戦ザ・ゲームスターズ オノ・ナツメ名無しモーツーで1・2話読みました。なんか要領つかめないな…そういえばなんで1話なのに人物紹介があるんだろう…と思ったら、もともと2021年10月号にプレ新連載として読切が掲載されていたようで、そっちが実質第1話でした。 その実質第1話の読み切りを読んだのですが、これがメチャクチャおもしろい! 性格こそ合わないものの、互いに補完しあう能力を持った初老の男2人のクリミナルサスペンス 資産家のムーアは 「私には人を嫌う自由がある」 と言ってのけ、かつて自らが飼っている犬と遊びたくてシャボン玉を吹きかけてしまった同じ高級アパートに住む幼い少女(その後何度も謝罪に訪れている)を十数年にもわたり邪険にし続けるような筋金入りの偏屈男。 その少女エリカは、ムーアから長年にわたり「ネズミ以下」の態度を取られたことが、心に刺さった最初の大きな棘となり、知らぬ間にカルトに引き込まれてしまう。 そんな彼女の様子に気づいたマンションのドアマン・ハワードは、ムーアがひと財産を築いた真相を握っていることをちらつかせ、そして自らが持つ不思議な能力を用いて2人でエリカを助けることを約束させる。 カルトの拠点に入ってからの戦いぶりやセリフに痺れましたね。 相手の嘘が見抜けるムーア。 相手の意志と逆の行動を強制できるハワード。 おじさん2人が鮮やかに若者たちをお縄にする様は思った以上にかっこよかったです。 1・2話ではアパートで殺人事件が起こるのですが、これもどんなふうに解決してくれるのか楽しみです。新人漫画賞「特選」 異常な完成度の少年漫画GALAXIAS(読切) 果坂青名無し画力とキャラ作りがほんまに新人か?というレベル。最近のジャンプラ作品を中心に、ヒット作をよく分析して再構成してるなという印象を受けた。勝手な思い込みかもしれないが、描きたいものを描いてるというよりウケる要素を狙って描くタイプの作者の気がする。 自分でも不思議だが、面白いというより「よく出来てる」と感心してしまう作品だった。ぜひ連載でも読んでみたい。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270296674400256772今見ても新鮮なレシピがたくさんキッチンの達人 清水康代野愛スキマで全話無料公開されてるのでちょこちょこ読んでます。テンポがよくて面白いです。 お料理が苦手な新米主婦の茜が、好き嫌い多めな旦那さんのためにドタバタしながら美味しい料理を作るお話。 ケンタッキーをお鍋にしたり、そうめんを焼きそばや冷やし中華にアレンジしたり、お料理苦手と言いつつ発想力豊かで面白いです。 味覚がちゃんとしてるし想像力あるし要領がいいし、ネットでレシピが手に入る現代だったら茜はすぐに料理上手になったはず。 一生懸命な茜がかわいいし、旦那さんもなんだかんだ優しいし、ご近所さんや友達もいい人。悪い人が出てこない漫画は素晴らしい! 平和で楽しくてレシピも参考になるいい作品です。 重いテーマだけれども期待有賀リエ連作集 工場夜景 有賀リエ名無しまだ連載始まったばかりですが重い話からのスタート… 親の噂なんて一気に広まるんでこの女の子も孤立してしまいそうな予感 邪推だけどこの二人は互いのことをちゃんとわかり合って一番クライマックスのシーンで電車から工場の夜景とか見そう元編集者の異世界(いなか)移住漫画!漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件 クマガエ 宮澤ひしを名無し※ネタバレを含むクチコミです。親子って家族ってやつは。おやこっこ 武田一義Pom とても良い話だった。 切るに切れない親子の縁。とでも言うのでしょうか。。 父が危篤になって電話がかかってくるのは息子だったり、初めて会った叔母に息子さんって呼ばれたり、何かと現実味があった。 憎んでいても嫌っていても、時間はかかるけどまた近づくことのできる2人の関係。 また家族になれる。 親子って家族って不思議だなと感じ、考えさせられる作品だと思う。 クルダ流交殺法に勝てても打ち切りには勝てなかった幻想世界英雄列伝フェアプレイズ 岡田芽武 てんま乱丸サミアド『SHADOW SKILL 影技』や『聖闘士星矢EPISODE.G』で有名な岡田芽武先生が原作・てんま乱丸先生が作画。コミックボンボンの漫画です。 よく似た漫画『幻想世界英雄烈伝 忍ザード』『幻想世界魔法烈伝 WIZバスター』が打ち切り済みでしたが数年後に不屈の闘志で再々チャレンジ!! いつも通り元気な少年&パートナーが主人公!天魔伏滅四天王!敵幹部に見覚えあるキャラ!見開きデカ文字で必殺技!既視感あるセリフ! …正直 過去作の焼き直しですが、それだけ打ち切りが無念で絶対描きたいテーマだったのだと思います。 打ち切り2作も充分面白く斬新な部分がありました。今作も「ネトゲ世界が本当の異世界で魔王が支配済み。ゲーム素体姿のパートナーと異世界にダイブして戦う。他のゲームプレイヤー達は自覚なく敵に加担している。現実世界からサポート可。異世界関係者が現実にも居る」と2001年当時としては時代先取りのワクワク設定。 代表作・影技の「我が一撃は無敵なり!」をガッツリ登場させるなど 今度こそ何としても最後まで描くぞ!という決意を感じました。 その甲斐あって?ドラマ CDとWEBアニメ(PV)が制作されゲーム化も発表!声優も募集!さぁこれから・・・! 打ち切り。え…?何が起きた…?ボンボンさん…? メディアミックスが頓挫したのか全ての企画が告知無く自然消滅。漫画も番外編で終了。ボンボンの中では人気作だったのに… 伏線が大量に残っていて今もモヤモヤしています。愛蔵版発売してオマケで設定公開して欲しいです。無理かな…。 画力は過去作より上がっていますが後半はCGが強くてちょっと読みにくいです。カラーは綺麗でアニメ向きだったと思います。 キャラも魅力的だったので打ち切りは本当に残念です。画像は人気ダントツ1位の魔法バカ親友キーン君です。エロに救われた男がエロを救うレモンエロウ 古町名無し稲井くんと田中くんが1年ぶりに帰ってきましたね! 「稲井がいない」からどうなったのか気になっていたので嬉しいです。 読切以上に稲井くんの熱いパトスが伝わってきました。『ミヨリの森』小田ひで次の入魂感じる名作拡散 小田ひで次名無し『ミヨリの森』小田ひで次の入魂感じる名作です https://manba.co.jp/boards/31433 東部克彦にはある『病』があります その鍵ーそれこそがまさにこの『拡散』 この名作の感想を投稿するにあたり 『拡散』という言葉をもう一度調べてみました =================== かくさん 【拡散】 《名・ス自》 1. 広がり散ること。 「核―」 2. 一つの液体に他の液体を、あるいは一つの気体に他の気体を入れた時、 二つの物体がだんだんと混ざり、全体が等質となる現象。 =================== まさに、です。 (それってどういうこと!?と何処を切り取ってもネタバレになってしまうのですが) 圧倒される画面と 線の一本一本、画面の一つ一つに 拡散された主人公の息吹まで感じるようです ストーリーの方 最初に読んだ時”甘酸っぱい展開かな?男女の恋かな?”と思ってしまった私が甘かったです ええ…どうして…なんで… と頭を何度も捻っては読み返してしまうようなストーリーとラストです 何度も読み耽ってしまいますが 読み込むうちに『彼の目線で世界を見る』とどんな風に映るんだろうと 最近思います (お話が難しいところが多いので 逆に"彼目線"になってみたら譜に落ちることがあるのではと 思ったのですが) やはり、生きていると感じる 自分と他者の違和感…そんな部分に共通点を感じました どうしてみんなは拡散しないんだろう 何故自分は”普通"でいられないんだろう そんな私の感想もタイトル通り拡散し始めてふわふわと答えが無くなってきました… 読んでいただきこの拡散感を誰かと共有したい気持… レビュー書き終え…ま… あっ…私も拡散しそう…… 最先端のお笑い芸人漫画はこれでしょ! #推しを3行で推す週末芸人 久保田之都starstarstarstarstarかしこ作者さんが学生お笑いをされていた方なので細かいところにリアリティがあります。特に作中の漫才のネタが面白いのが高ポイント!! お笑いコンビの「高峰渋谷」は養成所で出会ってから6年、お笑いファンの間では知る人ぞ知る存在になっていましたが、渋谷の家庭の事情により解散してしまいます。一般企業に就職してお笑い芸人だったことを隠しながら生活していた渋谷でしたが、映像作家兼イベンターになった元相方の高峰から「社会人向けのお笑いイベントを主催するから参加しよう」と声をかけられたことがきっかけでコンビは復活。平日は会社員、週末は芸人の二足のワラジを履くことになります。 テレビで毎日お笑い番組を観てるし好きな芸人さんもいるけどライブに行ったことないライトなお笑い好きの自分にとっては知らない世界なので勉強になります。きっかけがあればすごくバズりそうだと思っているイチオシの漫画です。能面女子能面女子の花子さん 織田涼starstarstarstar_borderstar_borderNano成績優秀、性格温厚。 しかし家庭の事情により、常に能面をつけている花子さん。 という不思議な少女?漫画。 自分でキャラ弁(重箱)作ったりと、不思議な魅力がある。 一話一話短いのでさくさく読める。<<104105106107108>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前半、中盤、ラスト全部よかった ・特に好きなところは? 感情がむちゃくちゃ揺れながらレジをするところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人的にはすごい好きでいいマンガだと思うのですが、途中で昔見たニュースを思い出したせいか気が散ってしまった...