名無し6ヶ月前ボクシングの夢破れた親友のかわりに、世界を獲るために演劇を続ける少年・陽太。中学時代に出会った天才演劇少女とおなじ高校に入学し、演劇を極めることを入学早々クラス全員の前で宣言。彼の本気の青春が始まりそうでワクワク。CHANGE THE WORLD「演劇で世界を獲る」男子高校生の青春1わかる
たか1年以上前知る人ぞ知る傑作WEB漫画がついに作画付きで商業連載化されました!久しぶりに1話を読み返しましたが、初めて読んだ時と同じ興奮を感じました…面白すぎる。もし本作の冒頭だけ読んで、凡百の異世界マンガだと思った人がいたらそれは完全なる勘違いなので、絶対に1話を最後読んでください!後悔しますよ。 設定こそ異世界ファンタジーという王道すぎる設定ではありますが、中身は他のどんな作品とも違う砂漠のなかにある一粒の砂金のような作品なんです。 杉浦先生の描く男性主人公はいつも実直で、答えのない問題に誠実に向き合い考え抜くところが素敵だなと思います。 もう1つの連載作である『僕の妻は感情がない』でも、「ロボットを一個人として扱い愛すること」「ロボットを憎む人間&ロボットを憎むロボット」「ロボットである妻を所有するということ」を、作中で真正面から徹底的に議論していますが、本作も同様。 錬金術で命を扱うこと、奴隷を所有すること。 普段まったく向き合うことのない「倫理」について、ファンタジー世界だからこそ出来る激しい描写によって、倫理の重みがガンガンに伝わってきて打ちのめされるくらい面白いです。 杉浦先生のラフ作画でも十分に面白かったものが、美麗な作画が着くことによって解像度が高まってさらに魅力的になっていました。 気が早いですが、早く単行本で読みたいです。ニセモノの錬金術師杉浦次郎の才能&性癖全部載せ!超ド級骨太ハイファンタジー8わかる
たか1年以上前魚豊先生のマンガワン新連載『ようこそ!FACT(東京S区第2支部)へ』 まえにインタビューで言ってた荒らしのやつかな?楽しみ…! https://twitter.com/uotouoto/status/1639191127931916288?s=20自由広場みんなが気になっているおすすめの新連載を教えて!3わかる
ゆゆゆ1年以上前しばらく、五色さんを宇宙から来た人だと思っていました。 異様に仕事の手が早かったり、世間知らずだったり。 不思議な点はすべて「宇宙人だものね、そんなことあるよね」と思っていました。 履歴書の住所も架空のものだと思っていました。 なぜなら、タイトルに「銀河」とあり、「わたしは、とある王族の姫。あなたと婚姻関係の契りが結ばれた」とのたまっていたからです。 まさか、作中では存在する島出身で、姫宣言も誤っておらず、やたらめたら仕事が早い、ただの世間知らずなお嬢様だったとは。 姫&超神アシスタント・五色さんの前では、ハイパー苦労人・久我くんの、大家で家賃収入ありという設定すら霞みます。 五色さんの姫設定が異次元過ぎて、最近ラブコメばかり読んでるなあという、私の感慨も霞みました。五色さん、すごい。 かわいい久我くん弟妹も登場するのですが、五色さんが私には強烈でした。 2巻目を読み始めたところなので、これからの展開が楽しみです。おとなりに銀河美人で仕事ができて、4わかる
まみこ1年以上前とにかくオモシロ・ポイント多過ぎな一冊なのです。 岡村星の、時々出る嫌な暗さが、ここでは大全開。 沙村広明の一人では、出来ないタイプの暗さがあるのですよね。 とは言え、岡村星作品に時々出る、諧謔とかオモシロトークが随所に出て、これがこの作品を特別なものにしていると思うのです。 「樫村一家の夜明け」は、沙村広明テイスト強めで、このアクションカットは、彼にしか描けないよなぁ、と思いつつ。 でも、この引きこもりの長男と、妹、亡くなった母、親父さんとの関係性は、やっぱり岡村星のシナリオが重要なのかな、という気もしています。 「アンチドレス」は、雑誌掲載時には、何も分からん?と思っていたのです。でも単行本で読むと「ミッシングコード」の前フリとして、めちゃくちゃいい話です。 基本的に、岡村星作品は「コミュニケーション不全をどうにかして克服する」が、すべての根底にあるんです。ド直球の「誘爆発作」は途中で挫折しちゃったけど、「ラブラブエイリアン」は、それを優しく包んで出してくれた訳ですし、この作品もそうです。 最終話の志田の「とてもお似合いですね/あなたが綺麗な人だから/ワンピースもとても素敵に見える/本当にステキです」なんて、滅多な覚悟では書けないセリフだと思います。それを三話でまとめて説得力を持たせる岡村星の作劇術、流石の切れ味です。 「ミッシングコード」は、最初話の「樫村一家の夜明け」の長男、樫村タダシと、「ラブラブエイリアン」の篠原サツキが交差する、(所謂)「マルチ・ユニバース」であって、ここがオモシロ・ポイントです。 「ラブラブエイリアン」では、どうしようもない、だらしない生活をやっている篠原サツキが、シリアスな仕事をやっている、のもオモシロ・ポイントですしね。(「ラブラブエイリアン」一巻vol.11 「私だって自分がだらしない事知っているわよ!!」) ラストの独白「そう私たちはやるしかない---だって/今こうして生きているのだから」は、また最初話の「樫村一家の夜明け」の「…人生は厳しい/それでも生きる価値はある」に繋がっていて、この一冊を特別なものにしていると思うのです。 こういう噺は、岡村星の単体だとグズグズになりそうなのですが、四話で収められたのは、流石は旦那さんの力量かなー、と。 強引にまとめると、夫婦合作、と言うのを差っ引いても、お互いに出ないテイストが、導き合って、めちゃくちゃオモシロです。 樫村一家の夜明け異才×鬼才7わかる
異世界スキー1年以上前タイトル一発勝負って感じの異世界もの、私は好きです。さまざまな理由で異世界転生しまくっている我々現代人ですが本作の主人公は豚のレバーを生食したことで異世界に転生し、あろうことか豚になってしまっていました。どう考えても豚の生は絶対ダメだろ! どうも当人はオタクだったらしく思考のノリとシモネタは多少厳しいものがありますが、見た目が豚さんなのでギリ許されている感あり。 豚さんの面倒を見てくれる女の子ジェスはどうも被差別階級のようで、我々が日々「萌え豚」といった文脈で豚を小馬鹿にしていることにも目を向けさせたり、もしかしたらそういう鋭いテーマに切り込んでいくのかもしれない。全然わかんないですが。とにかくこんないい子がひどい目に合ってるのは許せねえよという点は意見が合うでしょう。豚とね。 かわいい女の子と豚さんの微笑ましい交流、本格化するのは2巻以降ですかね。豚のレバーは加熱しろ転生したら豚でした3わかる
たか1年以上前4話で萬祥が「次は超強いコオロギを探す職につこうかな」って言うの、前に読んだときはただのおもしろギャグだと思ってたけど、中国にはコオロギを闘わせる「闘蟋(とうしつ)」っていう文化があるんだよね。(B/Wを読んで知った) ちゃんと考えられたセリフだったんだなって最近読み返して気づいて感動した。千年狐もふもふ&ギャグ! 中華版夏目友人帳4わかる
野愛1年以上前4月8日24時までトーチwebで平方イコルスン『スペシャル』が全話公開されているので絶対に読んでほしい 絶対に http://to-ti.in/product/special自由広場独り言広場3わかる
野愛1年以上前田舎町の学校でちょっと変わったクラスメイトと送る奇妙な日常漫画、だと思っていたけどもしかしたら違うのかもしれない。 サスペンス、恋愛、友情、触れ合えない悲しみ、家族や恋人という存在の曖昧さ、などなど。 シュールだけどほのぼのした日常にふふんと微笑みながら読んでいたのに、少しずつ不穏さを覗かせているような。 ヘルメットを被った怪力少女、教室に様々なものを所有する謎の金持ち、つねる人、執着する人。奇妙なクラスメイトに囲まれ、思考を巡らしながら溶け込んでいく転入生。 おかしくても続いていけば日常になるから、やっぱりこの作品は日常漫画なのかもしれない。スペシャル奇妙で不穏で愛おしい日常3わかる
さいろく1年以上前目の付け所が良いというか発想力の勝利ではないか。 父が娘がどんな本を読んでいるのか気になって仕方ないというところから始まる「娘の本棚を覗き見る」のが繰り返されていく。 読んでみたところをマンガで表し(ただし本作で描かれる登場人物達の見た目は父親の想像するイメージで、鹿の子のイメージするソレ=栞の自作絵とは異なる)そこからしっかりオチに繋げるところは永続的に繰り返すことが出来るマンガの新しいカタチだと思った。 単行本では話と話の間に途中で出てくる作家などの設定資料のようなものが出てくるのだが、梶○一騎のような作家が出てきてたりするのもとても良い。 このノリはジェネレーション的に近いものを感じるなぁ 2巻(天魔大戦篇)になってから色々パロディがすごいのもまた一興。本田鹿の子の本棚このパターンは新しい…!4わかる
さいろく1年以上前愛とか夫婦とかジェンダー、というだけだと割と最近増えてきたものに見えるけどこちらはもう50歳の妙齢、ゆりあ先生。 ゴローさんの意識が戻らない状態でのゆりあの葛藤、男勝りな彼女の根底にある父の呪い、ガテン系ちょっと見ただけでキュンとする殻しか残ってないゆりあ先生の日々が描かれています。 周りに振り回されすぎではー・・・と最初読んでて思ったけど、男気っていうか勢いっていうか。 人情と気概に溢れたゆりあ先生(50)は本当にすごい。 ゴローさんもすごいけど、情に溢れた人格が想像つくから怒れないわ。 そして周りの人々がとにかく濃ゆい。ゴローさんの妹、ゆりあの姉…登場時から濃い人も多いけど、どんどん素が見えてきてリクくんもゆりあ先生も普通じゃないのがよくわかってくる。 とにかく読むと勇気をもらえるような気もする、そんな情に溢れたゆりあ先生の男気を読む感じです。ゆりあ先生の赤い糸第45回講談社漫画賞、総合部門受賞!5わかる
nyae1年以上前読んでいるといい香りがしてきそうな漫画です。洋裁の仕事をしている女性のもとに、朝顔の花を持って「服を作って欲しい」と妖精の女の子が訪ねてきて…というお話。ハルタとか読む人に親和性が高そう。 綺麗なものや美しいものに囲まれたキラキラした華やかさと、仕事に生きる職人の生き様というふたつの要素がどちらも惜しみなく描かれているなと感じました。プロフェッショナルってこういうことだ…!と読む手に力が入る場面が多々あります。やっぱり仕事に生きている人って男女関係なくかっこいい。 妖精のヒメちゃんが、自分も他の妖精たちに服を作ってあげたいと思っていることに気づき、この気持ちに名前はあるのか景子さんに聞く場面がすごく好きです。2021年この漫画は大ヒットすべき、いやする!と大声で叫びたい気持ちです。妖精のおきゃくさま仕事に生きる喜びがひしひしと伝わってくる #1巻応援1わかる