兎来栄寿
1年以上前
星を作り、星を壊し、宇宙を廻す「果ての管理者」に選出された青年の物語。ハードすぎず、かといってソフトすぎもしないSFです。
突然、拉致されてしまった主人公が果たして地球に無事に帰れるのかどうかというのも気になる所なのですが……
何より子どもの頃に空想したような、まったく知らない星のまったく知らない生態を持った生命体や技術、異文化が次々と登場して好奇心を擽られました。単行本描き下ろしの本編では語られなかった詳細設定がまた、図鑑を読んでいる時のような楽しさがあります。
まだ見ぬ世界に憧れを持つ方、変な生き物が好きな方、ぜひこの不思議な宇宙に誘われてみて下さい。