ゆゆゆ
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2023/05/31
ネタバレ
不良たくちゃん、作文を書かされる。
うめ先生だ!と読んでみたら、真面目そうな子とヤンキーとAIの掛け合いがおもしろい漫画でした。 ヤンキーのたくちゃんが、卒業文集か何かの文集に載せるのだろう作文をまっとうに書かずに出すから、困りかねた先生がちょうど居たワタナベくんにヘルプを求め、ワタナベくんはAIことChatGPTにヘルプを求め‥。 そんな流れで、利用している方は見覚えがある、優しいマンツーマンっぷりを放つChatGPTさんが登場します。 これは漫画かハウツー本か布教書か、もしやうめ先生はエヴァンジェリスト‥。 悩んでしまうレベルで細かい。 なのに! それなのに!! ヤンキーたくちゃんとワタナベくんの掛け合いはおもしろいし、さらに、たくちゃんが木刀を買いに行った話しかしない修学旅行のヤンキー作文もおもしろいし。 純粋にすごいな!と感動してしまった。 ちなみに、ややこしい思春期なだけのヤンキーたくちゃんより、Chat GPTをさくさく使いこなして人を導くワタナベくんのほうが、将来的にはややこしくなりそうな人物である気がした。 担任の先生、日々の仕事に追われているでしょうけど、そのあたりもお気をつけて。
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2023/05/30
思わず自分語りしてしまうほど、絶大な影響
封神演義は中国のお話が原作なんだって! と友人から聞き、先のストーリーを知りたいと思った当時の私は図書館にあった「封神演義」に果敢にも挑戦、文字の多さにあえなく敗退した。 そして、漫画家という職業を尊敬すると同時に、毎週のジャンプを楽しみにする生活に戻った。 とはいえ、この漫画のお陰で中国に殷と周という時代があって、紂王と武王がいて、と簡単な中国史の始まりを知ることができ、歴史の授業でさらっと名称が出ればキャラクターの顔が思い浮かび、なんだか心浮き立つ気分を味わうこともできた。 四字熟語の「酒池肉林」も「封神演義」で知った。あれはなかなか衝撃的なビジュアルだった。 知らないことを自然と身につけることができる漫画のパワーって偉大だよなあと思う。 そして私が好きだったキャラクター・藤崎竜先生版の太公望といえば、ぐだぁっとしたマイペースな性格と、あのツノのような頭のかっこいい結び目、ほっぺたのカワイイZマーク。 イラストを描くときは真似してZをほっぺたに描くだけで、絵がものすごく下手な自分でも、カワイイ絵が描けた気がした。 さらに手足を大きくデフォルメして描く技を真似して、さらに上手になった気分を味わった。 周囲の絵が上手な友達は、先生が描くイラストの要素があった気がする。 他の方のレビューをみても、みんな思わず思い出すことがあれこれあるようで、絶大な影響を与えた作品だと思う。
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2023/05/28
ネタバレ
男(ハンサム)の園に女子高生が潜入するハイテンション・コメディ
畳み掛けるようなハイテンションな展開。 考える隙を与えない、一コマあたりの情報量。 よくよく考えたらおかしな設定だらけなのに、そういうものと思えてしまう。 そもそもアイドル漫画だし、アイドルの嘘はとびっきりの愛から生まれるらしいし、詐欺師に騙されているかのような感覚は変ではないのかもしれない。 絵柄だけでなく、内容も濃く、読後はこちらもテンション高く「なんじゃこりゃー!!!」となってしまう漫画。 あらすじにある「テンションブチギリ☆アイドルコメディ!!」の説明は伊達ではない。 落ち着いて読み直してみたら、部屋番号が404で、思わず「NOT FOUND」と思ってしまったり。 ラッキースケベ展開!と見せかけた、ドヤ顔+大量の涼くんに再び笑ってしまったり。 チャイムが「キーンコーン マストダーイ」だったことに気づいて、脳内でメタルミュージックのボエーッとした声で再生され直したり。 ふと、悠里ちゃんは本来の学校に通わなくて大丈夫なのかなと心配したり。 話題の某アイドル事務所を思い出して、マストダイ‥となったり。 作者さんにはこのテンションのまま描き続けてほしい。
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2023/05/27
ゴリラというか、筋肉と優しさあふれる静さん
タイトルで、んー?と思った方、Kindleで読める「透と静さん」を読んでから、こちらも読んでみてください。 印象が変わります。 私は印象が変わったことで、「透と静さん」の後日譚というか既刊にあたる、こちらも読みました。 どちらもおもしろいです。 元モデルでドラマや映画にも出演歴のある旦那さん。 元アスリート(柔道など)で身長190近くあって、北斗の拳のキャラクター並みの筋肉質で、女の子らしいものに時々憧れる、顔の彫りが深めでよく見たら美形の奥さん。 二人の間に生まれたかわいい女の子。 幸せなラブでラブな夫婦コメディで、とてもよいです。 くすっと笑えたり、ほのぼのしたり。 突出した特徴を持つ家族をそれぞれがそういうものと受け入れている(興味がない)点も良いです。 静さんの全方位に対する優しさ(筋肉対応)にも、惚れてしまいそうです。 「おまえのかーちゃんゴリラ」と我が子へ言ってきた男に対して、ゴリラっぷりを見せて圧倒させ、さらに心を奪うなんて、イケメン対応過ぎる。 https://twitter.com/date_shinobu/status/1646421180717608960
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2023/05/26
第一巻の表紙だ!
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第一巻だけ、巻数表示がないんですよね。 続くかは売れ行き次第だったんでしょうね。 たまたま本屋さんでドラクエが表紙の漫画を見つけて、買ってもらったのが、おそらく第ニ巻。 検索して、表紙をみて、心がときめいたからきっと、第二巻。 ゲーム画面では表現されない旅のシーンが描かれた、各巻の表紙イラストは、今見てもドキドキします。 なけなしのお小遣いで約1000円もする漫画はなかなか揃えられなかったので、第一巻表紙は表紙で印象に残っています。 たしか12巻までそろえました。 懐かしさのあまりウィキペディアを見たら ‘これらの中で「定番ネタ」として用いられたキャラクター造形や設定が、後に制作されたドラゴンクエストのメディアミックス作品やリメイク版、派生作品で逆輸入する形で公式設定になった例もある。『IV』で後に公式設定になった「クリフトはアリーナに片想いしている」「マーニャは酒豪である」などは、『4コママンガ劇場』の影響が見られる。’ とあったんですが、いやクリフトはファミコンのころからアリーナ大好きですよね? 「ひめに もしものことが あっては このクリフト…………。」 とあったもの。 え、このセリフは王への忠誠とも取れるんですか? ‥公式二次創作、半端ないな。 それから、楽屋裏の小話も好きでした。 風呂でタバコを吸って「屁が燃えた」という話は未だに忘れられません。 あれが大人とはこういうものだと知った、初めての経験かもしれません。 他の巻のイメージ画像として、Amazonのスクショを載せますね。 全巻表紙イラストを再び見たい方、メルカリが一番わかりやすいですよ。
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2023/05/26
ネタバレ
設定をいろいろ勘違いしていた
アニメを見る余裕がないので、原作を!ついに!!読んだ!!! 漫画の第一話を少し流し読みしており、さらに読んだ記憶はないもののWikipediaの【推しの子】も読んでいたようなので、双子の出自などは簡単に知っていたのだけど、それ以外はいろいろ勘違いしていた。 ・子が加入するほうのアイドルグループである、新生「B小町」は、男女混合5人グループではない。 アクアは一緒に歌って踊らないし、黒川あかねもアイドルではない。 ・新生「B小町」のセンターはルビーではない。 ダンスも歌も大切。 ・ルビーはアクアの中身(転生前)を知らない。 なぜか赤ちゃん時代に二人で暴露し合っていると勘違いしていた。 ・有馬かなは実際に重曹を舐めたわけではない。 有馬かなちゃんのエゴサの範囲が作中内だけでなく、現実世界にも及んでいるかのような発言(重曹の子、名前なんだったっけ)には笑ってしまった。 でもアニメ化して、重曹のお仕事で現実世界に進出しているから、実際にエゴサできる設定でも違和感はない。 ・アイはフルネームを作中でオープンにしていると思ったら、していなかった。 序盤に見落としていたこの設定が再び出てきたとき、この現実世界で発売されている【推しの子】グッズはアイのフルネームを書きすぎているので、有馬かなちゃんに双子の出自がバレないかドキドキしてしまった。 有馬かなちゃんの次元を超えるエゴサに拾われなかったのは奇跡。 という勘違いの山々。 一気読みして、寝不足になりつつも、頭の中は衝撃でグワングワン。 誰かに言おうかと思ったけど「また勝手なひどい勘違いを」と笑われそうなのと、オタク特有の早口で喋ってしまいそうな感じがして、ここに書き込むことにした。 勘違い以外だと、MEMちょがすごくいい人とわかって良かった。 最近読む漫画ではYouTuberやインフルエンサーは外道扱いが多いので、とても安心した。 おもしろいと言われる理由がよくわかった。 あとは話題になったアニメ第一話をみたいなぁ。
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2023/05/24
産める方の産婦人科個人医院のお話
「コウノドリ」のように産科でのお仕事をテーマにした漫画。 こちらは個人病院で、産める方の産婦人科で、堕胎も取り扱っているそうで、街のお医者さんならでは、「コウノドリ」とは違った大変さが語られている。 そんな中で見習い看護師として働いていた、高校3年生×華ちゃんは、なかなか肝が座った子だと思う。 産婦人科って、赤ちゃんがぴょこぴょこホギャホギャしていて心あらわれる風景があるのは、健康な赤ちゃんがコットで寝ている新生児室くらいで。 病院へ行ってみると、婦人科も、産める産婦人科も、産めない産婦人科(妊娠後期は転院)も、どこも独特の緊張感が満ちている。 病院だけでなく患者側もピリピリしている。 不調を治したい人、おさえたい人、子供を産みたい人、産みたくない人、全部まとめてかかっているのだから、当然だと思う。 赤ちゃんはかわいいけれど、それだけじゃない。 出産は病気でも怪我でもないけど、死ぬかもしれない事象。 生殖のための臓器が絶妙なバランスで成り立っているものだから、ちょっとしたことで起こる不調。 残念ながら、すべて望まれている生ではないということ。 読んでいて、こんなお仕事を裏ではしていたんだなと思うと同時に、この中で働き続けられる医療従事者ってすごいなと思った。 沖田×華さんは「毎日やらかしています」の印象が強かったのですが、変わりました。
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2023/05/24
子無しでこうなら、子有りだったらどうなっていたの。
1巻を読み終えて、2巻表紙を見て、読んでいた際に押さえていたワーッと思いが溢れそうになった。 きっと、みち(女)の手首を掴んでいるのは夫の陽一で、みちの反対の手を取ろうとしているように見えるのは、きっと会社のイケメン・新名で。 表紙に顔も描かれない夫。 表紙をつらつら見るだけで、ドラマチック。 え、大丈夫? みちさん、大丈夫?? Kindle Unlimitedで一巻無料だったので気軽に読み始めてしまったけど、これはKindleの仕様が変わる前なら流れるように2巻をポチって読み進めていた作品だと思う。 本作でセックスレスを気にして病んでいるのは妻。 気が乗らない夫。 どうするの? どうなるの? 夫は実は浮気しているのかと思ったら、夫サイドの描写では、本当に、妻とそういう気持ちにならないだけ。 それ以外は問題ない。 本当に? みちが出産で退職する人を見て「セックスしたのね」と思う第一話も、ハエの交尾を見て「ハエすらセックスしてる」と無意識に思うその後の話も、たんたんと怖い。 そんなこというの、思春期の男の子か、大昔の2ちゃんねらくらいだから、みちさん、帰ってきて! マンバのコメント数が多くてびっくりしたけど、さもありなん。 夫婦じゃなくて、恋人でも身につまされる人はいると思う。 そういえば、アメリカでは離婚理由の一つだし、そもそも営みの頻度で離婚率が変わるなんて話もあったよなあと、ふと思い出した。
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2023/05/23
自宅の冷蔵庫の中を思わず考えてしまう
冷蔵庫に居座る、期限が長い調味料やらなんやらを使い切る、ゆるいお料理エッセイ漫画です。 冷蔵庫から発掘される、我が家でも心当たりのある調味料の数々。 「その食べ方は美味しそう」と、見ているとお腹が減ってきます。 DINKS&酒飲みのご夫婦のようなので、ちょっと濃い目でも「酒に合う〜」と、おいしく召し上がっているので、さらに羨ましくなってきます。 ちなみに、読む前は表紙イラストがいったいどういう状況かわからなかったのですが、読んだ今なら推測できます。 冷蔵庫に居座る何かをなんとかしたい、ミニマリスト気質&お掃除担当の旦那さんと、ビールを大変おいしく飲んでいるお料理担当の山本ありさんです。 裏読み不要、そのままなイラストでした。 さて、私も久々に鶏ハムを作ろうかな。 ストレス発散がてら鶏肉を綿棒で叩き潰して、美味しく食べたい。 ちなみに作中に出てくる困った調味料のひとつ「柚子胡椒」は、唐揚げの漬けタレにしても美味しいです。 「ナンプラー」は意外と万能に使えるようで、平野レミさんのお料理各種や、ツジメシさんのナンプラー鶏肉そうめんもオススメです。
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2023/05/23
最初はぼんやりさんなので、サスペンス調
芸能事務所で働く、久保田青春。 入社して5年。あとから入った新人は担当をもらえているのに、何故か自分だけもらえない。 ついに担当をもらえたと思ったら、担当はめちゃくちゃ生意気な男の子のうえ、一緒に化物退治?! 想像だにしない振れ幅で展開していくので、最初の頃のコミックス表紙を見ると、そんなこともあったなあとしみじみしてしまう。 そもそも会社のお荷物感あふれる5年目にして、どうして突然担当をもらえたのか。 何年も働いていたのに、どうして事務所が化物退治をしていたと知らなかったのか。 その前に、他の人たちは化物退治してるからとはいえ、化物慣れしすぎじゃないか。 なんだかちょっと変だなが積み重なっては正解を提示されて崩れていく。 普通の世界に見せかけて、普通じゃない。 芸人、マネージャー含め、芸能事務所は化物と闘うためにある(もちろん、こちらの世界の芸人の仕事も、地方巡業含めて存在する) 他にどう説明したらいいものやらと思ったら、公式あらすじが 「吸血鬼やマジシャン… 様々な能力をもつ芸人と個性的なマネージャーによる異種能力バトル漫画」 と端的に、嘘もネタバレもなく表現しており、「なるほど、参考になります!」と思ってしまった。 異能力ってどういうこと? バトルって化け物と? さらなる疑問は読んで解決してほしい。
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2023/05/18
30代前半はおじさんか否か
「異世界おじさん」がアニメ化し、おもしろい!と話題になっていたとき、これのことかなと勘違いして読んだのが、本作。 たしかにおもしろいなーと読み進め、「異世界」と「おじさん」しか合ってないと知るのは、しばらく先のこと。 こちらは「異世界美少女受肉おじさん(ファンタジー びしょうじょ じゅにく おじさん)」。 略して「ファ美肉おじさん」。 出てくるおじさん二人はおじさんといえども、30代前半なので、そこまでおじさんじゃないと思うんだけど、若者から見たらおじさんですかね。 さて、おじさんの橘くんが、金髪美少女へファ美肉します。 橘は冴えない平凡と見せかけた、コミュニケーションおばけです。 さらに、親友のもう一人のおじさん(神宮寺)も一緒に、女神様へ異世界へ連れてこられます。 橘の武器として連れてこられたんだそうです。 神宮寺は男の見た目そのまま、受肉していません。素でイケメンメガネです。うらやましい。 金髪美少女になったほうのおじさん・橘は、ファ美肉ボディに問題があります。 中身はおじさんだけど、愛と美の女神様のパワーとパッシブスキルで、ひと目見た者は心を奪われ、争いが起きるほどの美少女になってしまったのです! 中身がおっさんだと知っている神宮寺ですら、魅了されるレベル。 これが本作の展開をややこしく、面倒くさくします。 橘はたぶん、そういう子と旅をしたかったのであって、自分がなりたかったわけではないのでは、と思うのですが、なってしまったからには仕方ありません。 もとに戻るため、女神に言われるまま、二人は魔王を倒す旅に出るのです。 興味を引かれる展開はこのあとも続いてとてもおもしろいです。 橘は中身おっさんだけどかわいくて大人気、神宮寺のかっこよさと不器用さもよいです。 勘違い始まりとはいえ、読んでみて良かったなあと思う漫画です。
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2023/05/18
ゆるっと、ふわっと、ほんわかと
他の方もレビューされてるとおり、すごく良い! ちなみにタイトルを知ったとき、エルフの寿司職人がこだわりめちゃウマの寿司を握る話?と想像したら、全くそんなことはなく。 江戸時代に異世界召喚され、今は神社の御祭神をしているエルフのエルダ、巫女の小糸ちゃん、それから小糸ちゃんの家族や友達、街の人たちによる、ゆるっとしたお話。 どのくらいゆるっとしているかというと、第一話の冒頭で、精霊魔法を使って巫女を呼んだエルダが、儚げな顔して所望したのが、エナジードリンク。 曰く。 昨夜はゲームで徹夜、今夜はアニメがみたい。二徹は大変だからエナジードリンクを飲んで乗り越えたい。 そして、小糸ちゃんによる冷静なツッコミがキマる。 というかんじで、神様ゆるい。みんな神様に優しい。 神様が身近だった世界はこんな感じだったのかな。 一応異世界召喚ものだけど、こういう設定もあるのかとちょっとビックリ。 エルダの記憶が江戸時代ベースに思えるのは、異世界へやってきたあと、祀られる前の記憶だからかなぁ。 最近タイトルをよく目にする漫画なので読んでみたのだけど、2023年4月からアニメ化していたのか。
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2023/05/13
じわじわと迫りくる恐怖。思い出せ、伏線を。
ほっぺたのZは、いったいなんの印なんだ!? 原作にない伏線か?! と混乱しながら読んでいたのだけど、コミカライズを「封神演義」の藤崎竜先生がしていたと知って理解。 あのZマークは、かわいいほっぺたマークだったのか…と少し気が抜けてしまった。 小野不由美先生の「屍鬼」をコミカライズした本作。 言葉を重ね、少しずつ 少しずつ、あちらこちらの状況や心理描写など、精巧に描かれる先生の作品。 作品自体はコミカライズのほうが少し軽いノリで、小説版はじわじわと迫りくる重々しいかんじ。 どちらかというと重々しすぎて、劇画調で描かれても違和感がなかったかもしれない。 「屍鬼」は、登場人物がやたら多く、さらに個性的な面々も多く、漫画だとどうなってしまうんだろうと思っていたら、個性的なキャラクターイラストでたくさんの人物が描かれていてびっくり。 静心が想像していたより若々しい雰囲気で、冴子はイメージ通りだった。 冴子の両親初登場時は、「これが見たかった!!」と心のなかでガッツポーズ。 既に小説の方を読んでいるので、フンフンフーンと軽い気持ちで読めたのだけど、初見だったら無料で読めた14話の後が気になって仕方なかったと思う。