酒チャビン1年以上前すいません、ナメてました。面白かったです。最後のまとめっぽいところはそこまででしたが、終始面白かったです。 「〇〇だしーー!!しかも絶対渡す気ないよね!?」みたいなツッコミの「読む漫才」感もなく、ちゃんとマンガっぽかったのも新鮮で面白かったです!!また作品を描いて欲しいです!!小学生歯みがき習慣ポスターコンクール面白いって言ってるけどどうせ面白く無いんだろと思ってたのですが8わかる
六文銭1年以上前野原広子先生のエッセイが好きで基本全作網羅しているマンですが、本作は父親目線として、特に刺さりました。 主人公は、バツイチの子持ち。 しかし、別れるとき、奥さんが子供と一緒に失踪当然でいなくなったことで、離婚後は子供に会えず、どこに住んでいるかもわからない状況で10年が経過する。 勤務先のスーパーで、鈴木さんという若い子が入り、彼女と娘を重ねて親密になっていくなかで、物語が少しずつ進んでいく展開。 鈴木さんの行動力と助言で、娘と再会し、そして・・・という感じ。 主人公の立場、奥さんの立場、そして娘の立場で、それぞれ描かれており、読めば読むほど真実はどこにあるのかわからなくなって、まさに 真実は人の数だけある 事実は小説より奇なり とはこのことなんだと痛感します。 というのも、最初は、娘に会えない主人公に同情してました。 しかも、主人公の言い分としては、 「元奥さんが娘を洗脳し、誘拐している」 とか言うし、また娘を思い 「お腹すかせていないか」 「寒くないか」 と夜な夜な考えては眠れなくなっている様子は、子を思う親の気持ちに共感しかなく、読んでいて苦しい気持ちでいっぱいでした。 一方でで、ストーリーがすすむと、奥さん側の言い分もでてきて、そこには、主人公とその家族との不和で一緒にやっていけなくなったこと、弁護士を通してありもしないこと吹聴している主人公の様子が出てきて、どっちもどっちな感じになっていきます。 ただ、一つ言えるのは 夫婦、双方の言い分があるにせよ、一番ツライのは、それに振り回された子供という点は共通していて、それもまた読んでいて胸が苦しくなりました。 最後は仲直りしてみんなハッピー、なんてことは起きない。 壊れた関係は修復なんてされない。 悲しいけどこれが現実。 何が正しくて何が悪いのか一概には言えない、夫婦、親子関係の難しさを実感する、そんな作品でした。 今朝もあの子の夢を見た悲しいけど、現実はこんなものかも3わかる
名無し1年以上前最終兵器彼女は当時の連載環境を含めても、戦略も内容も非常にセンセーションなものでした。 まず高橋しん先生が作者でこのタイトルだから、あまったるいラブコメだと誰もがそう思っていたでしょう。 しかし、あの一話で読者はみんな度肝を抜かれたのです。世代も二周くらいしてしまいましたが、今で言う「まどマギ」くらいの衝撃がありました。最終兵器彼女賛否両論のラスト1わかる
名無し1年以上前世界一安全な保育園の保育士さんが主人公。 (全然保育はしていません。) 毎回都合よく、園児の命を狙った男前の殺し屋がきて、それを蹴散らします。 でも本人は男性と付き合いたいのです。だって保育園には出会いがないから・・・ 毎回いいところまで行くんだけど、完璧主義な主人公は、自分と性格が合わないと・・・・・ 殺してしまうんです・・・ 毎度毎度の殺してしまうシーンがとっても面白いです。 ※完全なギャグ漫画ですよ 幼稚園WARS保育士は出会いがない・・・3わかる
名無し1年以上前お嬢様ブーム来てますね 品と風格のある美女が立ち飲みに来ているというギャップにやられます。(一般人っぽいからもっとお嬢様ルックでも良いような…) これは声に出してみたい 「乾杯あそばせ!」立ち飲みご令嬢乾杯あそばせ!8わかる
(とりあえず)名無し1年以上前後に長篇の代表作を描く漫画家の、初期作品集が好きだ。 それも、ただその作家さんが(キャリア初期に)描いた短篇を集めた本というのではなく、「自分はなぜ漫画を描くのだろう…」と自問自答しながら足掻いている、そんな苦悶がページから匂ってくるような、不器用で地味な作品集が好きだ。 (「私はこういう世界が好きなんです」といろいろ表明している感じの初期短篇集が多いのですが、そうじゃない無骨なヤツ。もちろん「好きなんです」系の作品集にも優れた本はたくさんあります) 『骨の音』は、とても誠実で、地味で、絶対売れなそうだけど、でも、読んだ時に、こちらの心をギシギシ揺すってくるようなザラついた力に溢れていて、とても心に残ります。 これがあるからこその、『寄生獣』なんですよ!(『風子』もあるけど) 新井英樹『「8月の光」「ひな」その他の短編』とか、豊田徹也『ゴーグル』とか、伊図透『辺境で』とか、五十嵐大介『はなしっぱなし』もそうかな、同じ感じで、好きですねえ。 作者が「これは売れないだろうなあ…でも、今はこれしか考えられないんだよなあ、仕方ないよなあ。クソぉ」と思いながら描いていそうな感じ。(実際どうかは知りませんよ) ものを作ると決めて、見返りはないかもしれないけれど、誠実に漫画に向き合っている。 ダイヤの「原石」というのは、『骨の音』のような本のことを言うのだと思います。骨の音誠実な「原石」。9わかる
完兀1年以上前漫画家・かわぐちかいじの名声を高めた代表作であり、今読んでも無茶苦茶面白くて熱い名作である。 まだ読んでない人は、すぐ読んだ方がいい。このレビューを読み終わる前に読破する方がいい。海面下の武骨な”てつのくじら”とそれを取り巻く人々が織りなす、全地球スケールに広がる風呂敷のファンタスティックな面白さに痺れること間違いなしだ。 そして、だからこそ、この漫画は要注意なのだ。 この漫画はファンタスティックを通り越すぶっ飛んだファンタジー作品であり、「いやいやそれはおかしい」と逐一ツッコむぐらいの冷静さが最終的には必要な、あぶない漫画である。 これは戦闘描写に限った話ではなく、軍人描写・政治描写でも同様の話だ。 というか、素人目にもわかりやすい戦闘描写の範囲だけでこの漫画のファンタジー成分を看破した気になりかねない点が余計にあぶない。このことに関しては、交渉を優位に進めるための心理的トリックに通じるものを感じる。あるいは(いい譬えではないが)巧妙なプロパガンダと似ている。 要するに、面白さに痺れたまま、作品に感化されたまま、染まり切ったままは危険だということだ。 本作はその面白さと現実世界に即した設定故に、なぜ現実はこの作品のようになれないのかと憤って、現実から離れたところに行ってしまって戻ってこれなくなってしまう恐れがある。これは最高の読書体験でもあるが、現実に生きる私たちはいつまでもそのままではいられないだろう。デビルマンを読んで「地獄へ落ちろ人間ども!」に共感しっぱなしでいてはいられないのと大差ない。 なお、私は本作を読んでしばらくはかなり感化されていた。最高の読書体験の一つであった。こんな気持ちいい体験、味わえるなら味わった方がいいに決まっている。 故に、本作が提供してくれるかもしれない最高の読書体験に水を差すようなものは、あらかじめ見ないよう注意(※読者の冷静さを取り戻す激うまギャグ)するのがよいだろう。 こんな長文駄文レビューを読む前に、最も面白く読めるうちに面白い漫画は面白く読むべきなのだ。沈黙の艦隊無っ茶苦茶面白い超名作。故に要注意。11わかる
Pom 1年以上前終始ドキドキしっぱなしだった。 これは海江田さんに惚れてしまうと思う。笑 近付いたり離れたり、受け止めてくれて優しい言葉もかけてくれたり。絶妙な、大人ならではの駆け引きがすごく良い。色気ある〜 素直にかっこいい、50代とはね。。渋みが違いますね。関西弁も含めてずるい人だな。 つぐみちゃん、元々美人さんですが、あまり感情見せない所も魅力的で男性心を誘うのかしら。 恋愛ってものからすっかりと過ぎ去った身ですが、、ハラハラドキドキモヤモヤとさせて頂きました。娚の一生海江田先生の魅力が。。4わかる
さいろく1年以上前すごい色々詰まってる。 まず絵が超上手い、ジャンプ+やべーなと思う。 あとキャラが可愛い、これまたやべーなと思う。 あとやたらとひん剥かれる、これは著者の好みだと思う。 だが!ひん剥かれる系は講談社のノリっぽいのに集英社である事でお察しのとおり超バトル漫画である。 勇気・友情・努力、それなりにしてるぜ!っていうぐらいのそれなり感が気持ちいい。 宇宙人はキモいし妖怪もまためちゃくちゃだけど(あと人間が頑丈すぎる)これもまた読む手が止まらないタイプの好きなやつです。 別クチコミでTシャツにするなら〜ってあったけど、自分はこれがいいなーと思った。ちょっと趣向が違うなと思ったのであっちには貼らなかったけど・・・ダンダダンJKがオカルトオタクと妖怪と一緒に宇宙人から地球を守りながr(略8わかる
名無し1年以上前>いじめられていた人は読まないほうがいい。 いじめられたことがあるけど読んでいる人はいるといえばいますよ(レアキャラレベルの存在ですが)。 個人的な意見としては、押切蓮介の『ミスミソウ』を読んだ人は読んでみてほしいです。いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?の感想 #推しを3行で推す3わかる
Pom 1年以上前乙女ズ、最高です。 しかも26なんて若すぎてこれからすぎて、彼女達が羨ましくもある。笑 この語り合いが最高の時間なのよね。 お弁当グシャグシャになっちゃっても、細かく刻んでチャーハン風にしてしまうシーンとか素敵です。 女子力高いよ。 何個か作ってみたいレシピもあり、お酒飲みながらの女子トークも面白かったなぁ。宅飲み残念乙女ズ素敵乙女ズ達。4わかる
たか1年以上前このあいだ新刊ページで見つけたのがこれ。レトロな絵柄でオシャレなデザインの表紙だったので邦キチ映子さんタイプの最近の作品かな?と思いきや、調べてみたらなんと1972年の少女漫画。 >「型破りなヒロイン、アニー・モーガンはカワイイのにケチでガメツイ女の子。モーガン財閥のご令嬢でお金持ちなのだけれど、父から20歳までに1万ドルためられない怠け者には、財産を譲らないと言い渡されていた。将来の遺産相続権を得るため、アニーは日々、小銭を稼ぎつつ、常にビジネスチャンスをうかがうのだった!」 というあらすじがメチャクチャ良かったのでソッコーで買ったのですが、期待通りの面白いコメディでした。 https://i.imgur.com/o6UDV1b.jpg https://i.imgur.com/AHhVyzl.png **【アニーの小銭を稼ぐ執念が半端ない】** 6歳のときから10年間お金をためているというアニーは、現在目標金額の半分である5千ドルまで到達。忍たまのきり丸ばりの商売っ気の強さで、24時間息を吸うように小銭を稼ぎまくっている。 宿題代行業で顧客を獲得するため成績1位を維持したり、イケメン・ラフティが溺れているときに救助用品を売りつけようとしたり(ちなみに5ドルだと藁1本、10ドルなら空気の抜けた浮き袋)と、ラフティから懐中電灯を借りて電気代を浮かそうとしたり、ドケチな商人根性は筋金入り。 あまりのドケチ商売人ぶりに、アニーのことを財閥令嬢だと知らない人も多い。 まったく恋愛要素がないこのお話の中で一応アニーのヒーローポジションというか、イケメン枠で登場するラフティもまた、アニーの正体を知らない。 **【アニーと似て非なる生き方 逆玉狙いのイケメン・ラフティ】** マイアミにあるアイスクリーム屋の息子・ラフティはなかなかスッキリした見た目に成績優秀・スポーツ万能という少年なんだけど、彼が人一倍努力して女の子が好む条件を揃えた理由というのがお金持ちの女の子を捕まえるため。 https://i.imgur.com/F7kfS3w.png 1代で財産を築いた父のように自分の力で1万ドル稼ごうとしている少女・アニーのカウンターが、逆玉のために自分磨きをするイケメンという構造が面白い。 ちなみにアニーはラフティのやり方にあんまり納得はいっていないんだけれど、決してムキになって相手を否定したりせず >「人それぞれやりかたがちがうわ とにかくわたしはわたしのやりかたでお金をためるの」 と、相手を尊重して自分のやり方を貫くところが素敵。 物語の中で、ラフティはことあるごとにアニーに金を巻き上げられる(たまーにやり返すところが面白い)んだけど、2巻の最後の方になってついにアニーが財閥令嬢だと知ってしまう展開がしっかりあるのでお楽しみに。 **【ドケチ・アニーの名セリフ集】** >「ようするに頭はかざりじゃないのよ」 ラフティの父のアイスクリーム屋を勝手に手伝い、全部売ってみせたアニーが言ったセリフ。もちろん、手数料としてしっかり3ドル貰っていった。 >「くやしい 1割もらって逃してやればよかった」 空港でトランクを拾ってやった相手から謝礼の1割をもらおうとしていたアニー。しかし相手は公金横領の犯人で警察に捕まってしまいこの一言。 >「わかった? お金ってのはこうやってもうけるものよ」 https://i.imgur.com/6FDVVBK.png 隣人の壁ドンに腹が立ったラフティが隣の部屋に文句を言いに行くとなんと隣人はアニーだった。驚いたアニーが貯金箱を割ってしまいお金を拾い集めるが5セント足りず、ラフティの身ぐるみを剥がしてまで探しているところにラフティの友達がやって来る。ラフティは焦るが、みんなは服まで借金のカタに取られたのだと誤解しアニーはすぐさま「3ドル返して」とのたまう。これを断れば当然、ラフティの紳士の名にキズがついてしまうわけで…。流石アニーの手腕は鮮やか。 **【Netflixで実写ドラマにならないかな…】** 「1万ドル稼ぐ」というテーマがキャッチーでわかりやすく、アニーとラフティの掛け合いが小気味よいので米ネトフリで旬のティーンの俳優を揃えてドラマ化してほしいくらい。 舞台を現代日本に変えてドラマ化しても面白そうなのでテレビ関係者の方に売り込みたい。(身の回りに関係者とかいないけど) アトム ザ・ビギニングみたいにリブートで再コミカライズとかもありだと思います…! メディアミックスで成功する可能性をビンビン感じる完成度の高い作品なのでたくさんの人に届いてほしいです。お金ためます!Netflixで実写化してくれ!! ドケチ令嬢が小銭を稼ぐハイスクールコメディ! #完結応援5わかる