親玉’S マスターズ
百地飛美(ももちひみ)・16歳――。父・巌(いわお)と二人暮らしの高校生は、家でも学校でも荒れ気味の生活を送っていた。だが偶然出会ったゴルフの魅力に、彼女は夢中になっていく。その楽しさと奥深さにのめり込む飛美。そして秘められた才能が開花して…!?かざま鋭二が熱描する、渾身のゴルフ物語!!
百地飛美(ももちひみ)・16歳――。父・巌(いわお)と二人暮らしの高校生は、家でも学校でも荒れ気味の生活を送っていた。だが偶然出会ったゴルフの魅力に、彼女は夢中になっていく。その楽しさと奥深さにのめり込む飛美。そして秘められた才能が開花して…!?かざま鋭二が熱描する、渾身のゴルフ物語!!
貧乏寺の伜、十禅寺大道にはある才能が宿っていた。その才能はラスベガスを訪れたことで花開く!!それを転機となって十禅寺大道の型破りな人生が始まる。十禅寺大道は北海道勇払郡の貧乏寺の息子。そんな彼が、接待旅行でラスベガスに招待された。大道は、様々なギャンブルに挑戦し、そして勝ち続ける。最初はまぐれで勝っていると思われていたが、彼の博才はとんでもなかった!
学生柔道選手権で優勝しながらも、今は一介のサラリーマンにすぎない坂本大樹。質実剛健で心優しい彼が、周囲に反対されながらも、背負い投げ一本にこだわって世界を目指す姿を描く。坂本大樹は八州製鉄柔道部員。学生柔道選手権で優勝した日本柔道界のホープだ。彼は喫茶店で大学時代の先輩・高木を待っていた。高木はかつて一本背負いでならした名選手だが、現在はなぜか柔道から身を引き、神奈川県警の一刑事として生活している。大樹との約束をうっかり忘れていた高木は、6時間後に待ち合わせの場所に行き、ずっと待ち続けていた大樹の素直さに驚く。一本背負いという技にこだわる大樹は、自分の柔道を世界に通用するレベルに引き上げるため、高木にコーチを依頼する。高木はリスクの多い“一本背負い”に執着するなと諭すが…。
ダメゴルファーの三吉はいつもの仲間とラウンド中、バンカーにつかまってしまう。三吉はとにかくバンカーが大の苦手。悪友の鹿之介が余計なプレッシャーをかけるせいもあり、いくら打っても外に出せず…すぐに十打叩いた三吉を鹿之介は「田舎の電報」だ、と笑った。田舎の電報は戸を叩く、という洒落なのだが、頭にきた三吉は叩きに叩き…。すっかり日が暮れて、三吉以外誰もいなくなったバンカー。なんとしてもボールを打ち出さないと気がすまない三吉。すると、どこからともなく美女が現れて、三吉にバンカー克服の秘技を授けたのだった…!? 迷えるゴルファーを導く、傑作小編ゴルフ漫画!
【翔よエボリューションせよ!】自らの生命の根源(ルーツ)に目覚め、戦闘的に変身(エボリューション)出来る“神人類”。教会に暮らす翔は、ハヤブサのピイたんを殺されたことをきっかけに、ファルコンをルーツに持つ神人類としてエボリューションするのだが…。世界支配をたくらむ神人類の組織“ネオ・ソサエティ”の野望を防ぐため翔の闘いがここに始まる!
ずば抜けた運動神経を持ち、スポーツとケンカにかけては天才的な兄の渡洋一、7か国語を操る頭脳明晰な弟の渡真二。2人は近隣では知らぬ者のいない有名な兄弟だった。父親の提案で、夏休みに東南アジア一周の冒険旅行に行くことになり、洋一と真二は、両親やペットの動物たちと共にヨットで出航。航海は順調に進むが…!? 現地で出会った少年やペットの動物たちと共に、数々の困難を乗り越えていく。雄大な大自然を舞台にした冒険アクション。 ※「男の旅立ち」単巻版1~3巻を収録しています。
銀の血を継ぐ者――名熊犬・リキの孫であり、銀の姪、ウィードのいとこにあたる、牝犬「ユキ」は、奥羽山脈の片隅で老マタギ・沢村義人に熊犬として仕え、有能ぶりを発揮していた。義人には4人の子供が居たが、長男一家が不遇の交通事故に遭い、ひとり遺された幼い杏樹が、引き取られた次男一家で非道い仕打ちを受けているのを見るに見かね、杏樹を自らの元へ力尽くで連れて来る。義人の山小屋には4匹の仔犬たちもいた。上から、太郎丸・次郎丸・三郎丸・コユキ。優しいジジ(義人)と、5匹の犬たちに囲まれ、杏樹の平和で幸せな日々はいつまでも続くものと思われた……しかし、その夢がもろくも暗転する! 義人が抱えている秘密も謎のままに……! 流転する運命の奔流に呑まれる少女とそれを支える愛犬・次郎丸の献身。強い絆で結ばれた二人が希望へ向かって走り続ける、愛と感動のストーリー!!
▼第1話/ヤンの生きた世界▼第2話/未完成▼第3話/第3生命帯▼第4話/新世界はむらさきの空▼第5話/ヒミコの矢▼第6話/電話▼第7話/幽霊世界▼第8話/わが愛の幻影▼第9話/無限世界のヤン▼第10話/みどりの国のマーヤ▼第11話/さらば生命の時▼第12話/サレルヤの森▼第13話/蛍の青い火▼第14話/幻想世界のアム▼第15話/140万光年の沈黙▼第16話/インパールの雪▼第17話/古本屋古本堂▼第18話/緑の環▼第19話/ブーメラン▼第20話/枯木霊歌▼第21話/グリーンインセクター▼第22話/海軍拳銃1851▼第23話/衛星2連独房▼第24話/狂詩曲第五番▼第25話/無限軌道1997 ●あらすじ/太陽に飲み込まれる寸前に、地球を脱出してきた者たちが住む惑星でのこと。祖父と洞窟に住むヤクは、壁に絵を描いて暮らしている。彼は力が弱く、他の男たちのように狩りをすることができない。そして彼の絵のモデルになっていたマヤは、そんな彼に愛想を尽かして、強い男ムウに従って旅に出ていってしまう。弱肉強食の世界が始まったのだ(第4話)。▼売れない絵描きをしている蜜蜂のヤンは、家のそばで美しいカゲロウのレアがうずくまっているのを見つけ、休ませることにする。ヤンは光り輝くような彼女に惚れてしまい、「いつまでもここにいていいよ」とまで言うのだが、金色に輝く身体を持つロロが迎えに来ると、彼女はヤンを捨てて出ていってしまうのだった。「あなたは自分の世界を持っている。私達には目に見えるものだけしか持ち合わせがない」という言葉を残して…(第9話)。
「宇宙戦艦ヤマト」でおなじみのSF漫画界の巨匠・松本零士が描く、逆境の中で必死に生きる少年・有紀嶺(ゆうきれい)が活躍する蜃気楼フェリーでの冒険の旅。人が働くことを禁じられた時代、惑星・ミラージュで暮らす嶺は、漫画家になることを夢見ていた。そしてアルファ達から、星の海に雪が降ると、蜃気楼のようなフェリーが来ると聞いて……!?
――僕はもう長いこと漫画を描いています。そう… 漫画家の一種類には違いない……。僕の名は… そう… 漫画を描いている僕の名は、ネコと仲良しの松本零士です。何の変哲もない人間の一種ですが、他人から見れば奇人変人の一種とも見えるらしいです。ネコと電話とFAXと趣味でゴヂャゴヂャの暮らしですが… こちらのお話はいくら描いても面白くも何ともありません。それで… ふと… 向こう側の話を描こうと思いたったわけです。これは僕の「真実」の見聞録です――
▼第1話/誇りの墓標 ▼第2話/暗黒の魔女 ▼第3話/振動(フラッター)100 ▼第4話/界雷防御線第13号 ▼第5話/碧血の旗 ▼第6話/冥界からの手紙 ▼第7話/真空流体 ▼第8話/錆の海の旅人 ●あらすじ/終戦直前、浮かぶだけで動かない城と化した空母。そこに残された艦載機は2機。そのうちの1機を指し「これには俺が乗る」と島田大尉。残る1機の搭乗者は決まっていなかった。オイル漏れのひどいその飛行機を嫌がる仲間に、田川一飛曹は「俺は飛べればなんでもいい」ともらす。深夜、飛行機から照準器をはずした島田は田川を連れ、それを死んでいった同期生の残したプロペラの隣に埋める。これは誇りを埋めた墓、島田は田川に向かって「おまえには埋めた誇りを見届ける義務がある」と言うのだった。そして翌日、敵襲が現れ出撃する2人。だが、田川の飛行機は故障で満足に飛べず、島田はただ一人戦場に散る(第1話) ●本巻の特徴/ビッグコミックオリジナル増刊号に掲載の作品を中心に、第2次大戦中の飛行機にとり憑かれた男たちの生きざまを描く。「ザ・コクピット」「ケースハード」と続く、巨匠・松本零士のライフワーク「コクピット」シリーズ最新作。
『聖凡人伝』の主人公・出戻始(でもどり・はじめ)の兄である年郎(としろう)の冴えないサラリーマン生活を描いた、松本零士の人生哲学的作品。休んだ年郎の代理で、取引先のセックスコンサルタントに会いに行った女性社員・中原(なかはら)は、出戻宛ての封筒を渡される。その中身がエロ写真だと知った中原は、男性社員・森山(もりやま)に届けてもらうことにするが、エロ写真を見た二人はエッチな気分に……!?読み切り短編『エロビンフッドの冒険』も収録。
荒廃した地球で、不時着した友軍を助けにむかったファントム・モリがみたものは……『ゼスラス第3紀』。太陽系の運命を背負った孤独な狙撃兵ゼノ。いつ来るかもわからない敵を待ちながら、彼は孤立無援の中で戦う日本狙撃兵の夢を見る『太陽系狙撃兵』など、いつ終わるともしれない戦争に生きる人々を描く10の短編集。薄暗い戦場で、男と女はそれぞれの誇りをかけ、生き抜こうとする……。
昆虫の世界を舞台にした、松本零士の新感覚SFストーリー。恒星間の女性飛行士ライザは宇宙船が故障したため、とある惑星に不時着した。どこまで行っても昆虫だらけの世界かと思いきや、ムクキという地球人が現れ、ライザに子供を宿そうと迫ってくる。やがて、二人の間にはムクキ・ライザが生まれ、彼女はサナギの中で変態を繰り返しながら時と宇宙をさまよい始める…。その真の目的とは!?