無用ノスケ子2022/07/11実用書・文芸書コーナーに置いてある漫画本を集めるトピ実用書・文芸書コーナーなど、コミック売り場以外に置いてある漫画だけを集めるトピです。 本屋さんに行くと、中身は漫画なのに実用書・文芸書扱いになってる本ってたまにありますよね。 リアル書店に限らず電子書籍ストアでもプロの漫画家さんが描いたちゃんとした作品なのに漫画売り場にないケースが意外とあります。 学術的、あるいは教育的な内容である為にそうなっているのだと思いますが、私はそういう漫画がわりと好きな方で、できれば漫画は漫画コーナーに置いてもらえると探しやすいのにと前々から感じていました。 いつかそういう漫画だけをまとめようと考えてたので、この場を借りて作品情報を集めていきたいと思います。 活動内容としては本を探して版元のリンクを貼ってくだけですが…💦 ご興味のある方はお付き合いください。自由広場1わかる
無用ノスケ子2021/11/14大正破天荒ラブストーリー瀬戸内寂聴さんの小説を漫画化したもの。史実を踏まえた歴史マンガの面白さと、愛憎入り交じったラブストーリーの描き手として、柴門ふみ先生はこれ以上ない適任者であると感じました。しかも「東京ラブストーリー」のキャラクターは「美は乱調にあり」から刺激を受けてのものだそうで、その繋がり方には妙に納得感があります。 本の主な内容としては、大正時代の雑誌「青鞜(せいとう)」で活躍されていた、今でいうフェミニストの先人となる女性達、平塚らいてう、伊藤野枝、神近市子、そして革命家で、プレイボーイの大杉栄を中心とした、それぞれの人間模様が描かれています。 主人公・伊藤野枝は、若くして結婚して子どもを出産しますが、不倫して家を出てしまう所など、瀬戸内寂聴さんの人生とも似てます。そして、不倫を超越した恋愛を「フリーラブ」と称し、互いに自立した男女関係こそが古い価値観を壊し、革命に繋がるのだ!と熱弁。当然、こうした思想・価値観は政府からの反発を受け、世間からはスキャンダラスな扱いを受けるわけですが…。 後半になるほど歴史的には面白くなるはずが、昼ドラみたいになってしまったのが少し残念。ページが足りなかったのか事実の羅列だけで、最後に甘粕さんが出てきても誰?状態になる人続出だと思います。私も村上もとか先生の「龍―RON―」で描かれた時代の知識しか無いので、この時代の事はもう少し勉強せねば。美は乱調にあり柴門ふみ 瀬戸内寂聴1わかる
無用ノスケ子2021/07/06復刊してほしい!小さな頃から多大な影響を受けた作品。いつ読んでも色褪せない少女マンガの名作です。こんなに素敵な作品が絶版状態なのは本当にもったいないです!ぜひ電子書籍などで復刊してほしい!そして、できることならばその後のエピソードも描いてほしい…!キャンディ♥️キャンディいがらしゆみこ 水木杏子1わかる
無用ノスケ子2021/04/27虫や人外が苦手な私でも推せる! #推しを3行で推す虫や人外が苦手な私でも推せる!最初は買うのを躊躇いましたが、最後まで読んでみてこれは買って良かった…と思える作品でした。ストーリーが進むにつれ、主人公のお姉さんが登場してからが漫画としてグンと面白くなります。エメラルド達も尊いですが、私はお姉さんの考え方、異なるもの同士が共存することへの態度に大いに共感しきりでした。エメラルドに食べられたいaimi
無用ノスケ子2021/03/23結婚エッセイの元祖と言われていますが…結婚エッセイの元祖と言われておりますが、「セキララ」以前にも結婚生活を描いた漫画はあるような気がしてきました。セキララ結婚生活(1991)より前に存在する漫画や、影響を与えた作品はないのでしょうか?また、当時の評価などを知っている方がいましたらぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。「セキララ」シリーズけらえいこ
無用ノスケ子2021/03/23初期の作品を読んでみました名前は耳にしたことはあるけど、実際に手に取る機会がなかった作家「アボガド6」さん。(読み方はアボガドロクさんだという事を最近知りました)表紙がオシャレで雰囲気も良いし、なんとなく面白そうな短編を描かれてそうなイメージがありますが、いわゆる「漫画好き」と言われる人達からの評判をあまり聞かないのが不思議です。漫画家というよりイラストレーターの印象が強いからでしょうか。本屋でも見かけたことがなく、ここマンバでもクチコミが0件の状態でした。とりあえず1冊だけ読んでみようと、初期作品と思われる『空っぽのやつでいっぱい』(KADOKAWA、2017年)(※タイトルが阿部共実作品っぽいのが何か気になる)を買ってみました。 絵はシンプルな線で上手いイメージが強かったのですが、初期の頃は、絵が荒くて意外でした。ストーリーは中盤まで面白い話とそうでない話の差があり、若干辛くなりましたが、ラストに向けて各話の繋がりが見えてきて、最後まで読むと群像劇としてよく出来ています。一応の満足感は得られましたが、それでも短編モノとしてはややパンチが弱い印象を受けてしまいした。初期作品だけで判断するのも良くないので、もう少し最近の作品も読んでみようと思います。空っぽのやつでいっぱいアボガド6
無用ノスケ子2021/02/17学習帳ノートのような表紙デザインの本📷表紙が「学習帳ノート」風にデザインされているコミックスを集めてます。例えば、90年代ヤングマガジンの作品で『高校の人達』のような表紙。平成初期の頃には、本屋でよく見かけた記憶があるのですが、いざ探してみるとなかなか見つかりません…。もし似たような表紙をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください!自由広場1わかる
無用ノスケ子2021/01/10美術館で働く人々2011年から続く「東京都写真美術館」(通称:写美)の広報漫画。写美とカレー沢薫先生の代表作「クレムリン」がコラボした形で、広報誌(別冊)として配られているものを一冊にまとめたのがこちらの単行本です。学芸員さんたちの業務や、裏話を面白おかしく紹介しており、「クレムリン」未読の私でも楽しく読むことができました。基本的にカレー沢先生が実際に取材で体験したことが元ネタになっていて、ちょっとふざけすぎな所もありますけど、お堅い「美術館」のイメージや見方をいい意味で変えてくれる作品です。美術館の仕事に興味がある方に特におすすめです。現在連載中の「ひとりでしにたい」も主人公が学芸員の設定なのもこの漫画の経験があったからこそだと思いました。ちなみに広報誌のバックナンバーは公開されてまして、こちらのサイトで読むこともできます。 https://topmuseum.jp/contents/pages/nyaeyes_index.htmlニァイズ 東京都写真美術館ニュース別冊~『クレムリン』出張版カレー沢薫5わかる
無用ノスケ子2020/12/26塀の中の女医さん最近「塀の中の美容室」という作品が話題になっていましたが、刑務所のことについて知らないことばかりで興味深いです。女子刑務所の中の「女医」という視点から垣間見える人間ドラマを描いています。主人公は東京の病院に勤務しながら、地元の女子刑務所の非常勤の医師として働くことに。最初は単純な興味本位のみで、刑務所の世界に足を踏み入れてゆくのですが…。 受刑者同士のいざこざや、高齢化の問題、薬物の依存症、出所後の社会復帰の問題など、何も知らない状態の主人公を通して、数多くの現実に直面していきます。 全体的に暗く重い雰囲気なので、少しギャグっぽいコマでもあまり笑って読むことはできず…なかなかにショッキングなシーンが多くて辛くなるので、心が弱っている時に読まない方がいいかもです。 作者の佐藤智美さんは、「ブラックジャックによろしく」で知られる佐藤秀峰さんの元奥さんと後で知って納得。ブラよろの影響も凄いあるように感じました。ムショ医佐藤智美1わかる
無用ノスケ子2020/12/24オーホッホッホ!超絶美人でパーフェクトな社長令嬢の白鳥麗子のおバカコメディ。「オーホッホッホ!」の高笑いで覚えてる方も多いかと思います。初めて読んだのは小学校高学年の頃でした。当時は大ブームでドラマ化もされ一部の女子たちから圧倒的な支持を得てましたね。男子の間では「おぼっちゃまくん」が流行ってた覚えがありますが。まだバブルの空気が残っていた時代だったので、”お金持ちギャグ”でもゲラゲラ笑えたんですよねー。白鳥麗子はプライドが高い故に、それが邪魔をして素直になれず、まったく器用な恋愛ができない人でした。でも哲也のことが大好きで、一途で乙女な所もあって、とっても可愛い人なのに…鈴木由美子先生はどこまでも面白さを追い求めるのです。コメディ漫画として最高の仕上がりですので、きっと男性が読んでも楽しめる漫画ですよ。白鳥麗子でございます!鈴木由美子1わかる
無用ノスケ子2020/10/30底知れない虚無の表情大阪のボロアパートを舞台にしたワケあり人間たちの日常を描いた作品。つい古き良き昭和の懐かしさを感じてしまいますが、それはそれとして新しい時代の貧乏下宿マンガとして読みました。最近は貧乏マンガを描く人は少ない中、ここまで飄々と生身の人間を描ける作者さんは稀有な存在だと思います。タバコを交換したがるおばちゃんとか、どの住人達にも生々しいリアルさを感じます。ふとした時の虚無の表情が何とも言えない奥深さがあって良い…。やはり人間の業の深さというものは虚無の表情からこそ見えてくるのだと思えるのです。コーポ・ア・コーポ岩浪れんじ3わかる
無用ノスケ子2020/10/05保護猫カフェなら行きたい派商業的な猫カフェには抵抗感があって足が向かないのですが、この本で描かれているような保護猫活動されているお店は、断固支持する派です。作中に登場するカフェは、横浜にある猫カフェ ミーシスさんというお店をモデルにしているそうで、保護猫たちがのびのび暮らしている所へ、お客さんが珈琲を飲みに来て猫とふれあい、出会い次第では新しい家族として迎え入れることができます。お店とお客、それぞれの交流を描いており、1巻と短い作品ですが、それぞれの心情がバランス良く丁寧に描かれていて、読んだ後は何だかすごく気持ちがスッキリしました。たまに人物にフォーカスが当たりすぎて、猫ちゃんの存在感はやや少ない印象もありましたが。でも、話の中心には猫がいるのは間違いなくて、それはぶっきらぼうな店長さんの態度一つとっても、伝わってくるのです。珈琲と猫の隠れ家相澤いくえ
無用ノスケ子2020/08/1080年代女子校の日常「その女、ジルバ」で手塚治虫文化賞を受賞した有間しのぶ先生のデビュー作。デビュー雑誌はヤングマガジンだったんですね。しかも、2巻で「作者は女子高校を卒業して大学生になりましたが」とありますので、もしかしてデビュー当時は現役女子高校生だったのでしょうか!?驚きです。1982年から8年間に及ぶ長期連載だったそうですが、青年誌で女子校日常マンガなんて、当時のヤンマガ読者さんに受け入れられていたのか気になります。絵について少し触れますけど、大変失礼ながら絵はほとんどノートに描いたような絵でした…。(漫画原稿用紙でもない?)トーンも使われてないようで、落書きにしか見えないコマもありました(←ホント失礼!)でも、絵がどうこうより、漫画に描かれている人達が面白いんです。淡々と学校や周りの出来事を描いてるように見えて、実に多種多様な生徒たちが漫画に登場します。よくある思春期の一コマであっても、一人ひとりの内面に踏み込んで描かれています。だからギャグ漫画なのにどこか嘘っぽくなくて、その人の本音を感じるのです。このような人間への観察力・洞察力こそが、有間しのぶ先生の凄いところなのだなあと思いました。 本場ぢょしこうマニュアル有間しのぶ
無用ノスケ子2020/08/08知らない町に住んだ記憶私も似たような経験があったのでとても共感できる内容でした。焦燥感や勢いだけで、自分のことを誰も知らない土地に引っ越したとしても、なかなか友達が増えるわけでもなく、ひたすらキツい仕事で精神を削られるだけの日々。そういう経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。転勤族の方はもっと大変だと思いますが、ここで描かれている人間関係は大なり小なり、誰しも経験したことのある苦労であるように感じました。忘れかけていた苦い思い出を誰にとってもわかりやすい形で表現された山本さほさんはやはり凄いです。新天地で頑張って暮らしてみたけど合わなかった人、理不尽な仕事や、職場の人間関係に馴染めない人が読むと苦しいけど、自分の経験も振り返ることができるので、何か得られるものがある気がします。神戸(兵庫)に対して偏見を持たれててしまう箇所があるのは少し残念でした。都市名は伏せたほうが良かったかも。単行本のあとがきでは、神戸はとてもいい街だよ、というフォローが入ってますけどね。この町ではひとり山本さほ
無用ノスケ子2020/08/08息の長いシリーズになってほしい #1巻応援何かとトラブルを引き寄せてしまう作者の実体験を綴ったエッセイ。子供時代から最近の出来事まで、いろんな"厄"をユーモアたっぷりに表現されています。厄日の話ばかりでなく、友人の話だったり、ちょっとした恋愛話(厄あり)も入ってきます。私のお気に入りは、整骨院のおじさんの話。この話、何回読んでも笑ってしまいます。行けるところまで行ってしまう作者も相当おかしいのがよく分かるエピソードでした。漫画家の友人、おぎぬまXさんの登場回はマンガ好き必見で、おぎぬまXさんがいかにして29年ぶりの赤塚賞に入選したのか、実際にどういう人物なのか、この漫画を通して知りました。そして、特別編として収録されている世田谷区役所編。Twitterで話題になり知ってる方も多いと思いますが、世田谷区役所を相手に、三軒茶屋にある「まんがの図書館ガリレオ」を巻き込んだ大騒動を漫画にしたものです。詳細は読んで頂くとして、「描く。今日の出来事マンガにする」と並々ならぬ決意をした時の山本さほさんに痺れます。文春オンラインで、まだまだ連載中の作品ですので、この先も息の長いシリーズになってくれたら嬉しいですね。きょうも厄日です山本さほ
無用ノスケ子2020/06/20爽やかな箱庭ファンタジー読切ガラガラ声を持つジェマと、庭に囚われた妖精のお話。タイトルにある「死」を連想するような雰囲気はなく、爽やかで幻想的なファンタジー作品です。 結構昔に描かれた読切(2014年のLaLa7月号掲載)を花ゆめAiレーベルで電子書籍で販売したもの。ページ数は40pと少ないですが買って正解でした。 名前や設定から察するに、草川為先生の新作「もっけの箱庭」のベースになってる作品なのでしょうか。そちらも読んでみたくなりました。花ゆめAi 迷路庭園に死を草川為
無用ノスケ子2020/05/21家政婦さんシリーズ最初の単行本小池田マヤの「家政婦さんシリーズ」最初の単行本です。昔フィールヤングで読んでいた頃は、主人公の家政婦・小田切里のキャラが強烈すぎて苦手だったのですが、大人になって読むとめちゃくちゃ面白いですね。見た目も言動も行動も豪快な小田切ですが、作る料理は絶品で愛情深いところがあり、各場面で異なる魅力を見せてくれます。1話ごとに、さまざまな事情を抱えた家庭に向かい、家の人たちと小田切がぶつかり合いますが、本音剥き出しで語る姿が素敵です。放浪の家政婦さん小池田マヤ3わかる
無用ノスケ子2019/12/24爽やかな青春白書80年代少女まんがの金字塔、成田美名子の代表作「CHIPHER」に脇役として登場するアレクサンドラ・レバイン(美形!)が主役の漫画でございます。幼馴染のアンブローシアとの恋愛と、名門コロンビア大学での生活を中心に、N.Y.を舞台にオシャレかつ華やかなパーティ・ライフ!(大学の試験とかそれなりに苦労したりはしてますが)若者特有の悩みとか抱えながら、それぞれの道を進んでゆくのです!ALEXANDRITE〈アレクサンドライト〉成田美名子
無用ノスケ子2019/12/02永遠のメルヘン少女マンガをほとんど読まない母が、この作品だけは30巻ほど揃えていたので、子どもの頃に一番身近にあったマンガです。もっとキラキラしたマンガが読みたいなぁと思いながらも、しだいに主人公・チッチとサリーの素敵な関係にハマっていきました。「ちい恋」の愛称で、国民的人気のあるマンガだと知ったのは大人になってからで、この小さなお話が半世紀以上続いたことに尊敬の念しかありません。好きな人を思ってあれこれ悩む楽しさ、ちょっとしたことで一日を幸せにできることを教えてくれました。チッチよ永遠なれ!小さな恋のものがたり 電子特別編集版みつはしちかこ
無用ノスケ子2019/11/28おそるべし極限のブリッ子📷愛しの軍司くんのためならなんでもするブリッ子・音無可憐。 過剰なまでのブリッ子が笑いを誘います。 「グンジィ〜」 「浮気したら、ゆ・る・さ・な・い・・・・・ぞっ」 このゾクゾクするような異様な喋り方、一度知ったら忘れられない強烈な主人公です。その辺の生きモノ(アリ)やぬいぐるみとお喋りしたり、ちょっと当たっただけで大げさに倒れ込んだりと、一見弱々しそうな姿を見せといて、イザという時は超人的な行動ができる子だから油断ならない。 鈴木由美子先生のコメディものの中では一番スキな作品でした。 最強のブリッ子顔↓おそるべしっっ!!!音無可憐さん鈴木由美子
無用ノスケ子2019/10/30思春期だった頃の私に読ませてあげたい私が中学生だった頃「ソフィーの世界」という、哲学を題材にした本が流行ってましたが、あの本が読みこなせなかったんですよね…。この漫画もタイトルや世界観に近いものを感じました。 「クーの世界」も、現実世界の死や、心のありかたに関する悩みが中心にあります。ソフィーのように難解で哲学的な言い回しはなく、説教くさいところもないので読みやすいです。純粋に作品世界に浸りながら、主人公と一緒になってあれこれと悩んだり、心について考えながら楽しめました。 ちなみにこの本は講談社版と秋田書店版がありまして、秋田版には描き下ろしページとあとがきが加筆されています。 https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253104711 作者の小田ひで次先生によると、親戚の姪っ子さん達に楽しんでもらうようにと描かれたそうです。まるで「不思議の国のアリス」を生み出したルイス・キャロルのようなエピソード!なんて思いましたが、ちょっと言い過ぎでしょうか。大人でも充分楽しめる作品ですが、できれば自分も思春期の頃にこの作品に出会いたかったなあと思うばかりです。クーの世界小田ひで次4わかる
無用ノスケ子2019/09/26ふみふみこ初期の連作短編集とっても面白かったです。ドストレートなエロ描写ではなくやんわりとした感じで、兄妹だったり、ゲイだったりNTRなど、いくつもの性癖を上手にくすぐってきます。【女の豚】【女の鬼】に登場する村田先生(ゲイ)のキャラはいいですね〜。こういうおじさんを見ると引っ叩きたくなる衝動に駆られます。女の穴ふみふみこ
無用ノスケ子2018/05/22もしもパンデミックになったら?📷新種の出血熱ウイルスが日本を襲い、未曾有の危機に国民はパニックに陥ってしまう、というお話。 もし致死性の感染症が国内で発生したらどうなってしまうのか? 医療機関や研究機関は果たして正常に機能しうるのか?政府の対応は? 我が国の危機管理の脆さを暴きつつ、スリリングかつドラマチック(そして少々グロテスク)にシミュレートしてみせた衝撃作。 ド迫力の絵で読者を惹きつけながら、人物描写は程々にしつつ問題提起に徹していき、2冊でサクっとオチまで駆け抜けます。 なので、パンデミック映画のような濃厚パニックホラーを期待して読むと肩透かしを喰うかもしれません。 とはいえ表紙からも覗えるように、発症から大量出血で命を落とす描写はかなり怖いです。エマージング外薗昌也1わかる
無用ノスケ子2018/05/18小さな女の子の視点から見える大人の事情悩みの多い専業主婦のナミ子(40)と、独身1人暮らしの義妹・タエ子(35)は、日々漠然とした不安やモヤモヤした気持ちや卑屈な考えを抱きがち・・・。 ナミ子の娘・リナちゃんは、小学生ながら独特の洞察力を持った子どもで、リナちゃんが発する言葉に大人達がハッとさせられ、大切なことに気付かされる、そんな作品です。 ほしいものはなんですか?益田ミリ1わかる