酒チャビン
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2022/11/28
こころに響く教えの数々
史記にはメインのストーリーとなる「本紀」の他にも色々あって、こちらはその中で、本紀に描ききれなかった人物で特に取り上げたい者にスポットライトを当てる「列伝」というシリーズもののコミカライズです。 コミカライズ担当はお馴染みの横山先生に白羽の矢が立っています。 列伝とかいっても結局本紀では取り上げられなかった人たちなので、どうせ大したことないだろうと完全にナメていたのですが、面白い!! というか本紀にもゲスい人物とか道徳観ヤバめの人物とか大量に出てる中で、むしろ列伝で取り上げられている人物に素晴らしい方が多くないですか??話もすごく今読んでも「なるほど」「酒チャビンもかくありたい」と思わせるものが多く、善い価値観の普遍性を確認することができました。 「士は己を知るもののために死す」とか「法律によって指導し刑罰によって統治しようとすれば、民は少しでも抜け道を探そうとして恥を知らない。徳によって指導し礼によって統治すると恥じることを知り、正しい道をふみおこなう」などほんまにそうやねんな、とありがたく拝読しました。 勉強になりすぎて、明日から出世してしまうかもしれません。
酒チャビン
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2022/11/28
すごーく おもしろいんだ! すごーく ゆかいなんだ!
通常版のドラえもんのコミックスは、いろいろな雑誌に掲載されたものをF先生が取捨選択し、順番も四季の流れに沿って再構成されたものなので、雑誌に掲載された作品でも、コミックスに収録されていないものもあります。 本作品は、そんな中から、ドラえもんが世の中に初登場した際の作品と、関連する作品を集めたものになります!!! ちなみにコミックス1巻に収録されている第1話は、このうち小学四年生版を再構成したものです。 長寿マンガではありがちですが、現在われわれが認識しているドラえもんと違う点も散見されます。 ・ドラえもんが四つ足でギャロッピング ・小学二年生版はボディが異常にテカっている ・「イヌとネコのできそこないのロボット」との設定 ・尻尾を引っ張ると透明になる 後ろの方には、貴重な資料が満載で、有名な1969年12月号に掲載された新連載予告(ドラえもんのアイデアが固まっておらず、描かれていない)や、ドラえもん誕生をマンガで描いたもの、コミックス収録話のリストなどが収録されています。これだけでも買った甲斐があると思います。 ドラえもん収録話リスト ■「よいこ」第1話(1970年1月号) ■「幼稚園」第1話(1970年1月号) ■「小学一年生」第1話(1970年1月号) ■「小学二年生」第1話(1970年1月号) ■「小学三年生」第1話(1970年1月号) ■「小学四年生」第1話(1970年1月号) ■「小学三年生」第2話(1970年2月号) ■「小学五年生」第1話(1973年4月号)
酒チャビン
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2022/11/27
森田先生の類まれなるギャグセンスを楽しめる作品
ろくでなしBluesやRookiesでお馴染みの森田先生で、ろくでなしではヤンキーマンガを、ルーキーズではヤンキー&スポ根マンガを描かれてますが(すいません、他のマンガは未チェックです💦)、ストーリーのうまさ、絵のうまさもさることながら、ギャグの面白さも大きな魅力だと思います。 こちらの作品は、コメディタッチのショートショートのみを集めたものになります。ですので、森田先生のギャグの部分だけを純粋に心ゆくまで楽しむことができます。 (ちなみにわたし的に一番のヒットは、島袋と同じマンガを手に取ってしまうシーンで、その作品が「てんぎゃん」だったシーンです) 改めて読んでみて、大変面白かったので、わたし二つ決めました。 ①ろくでなしブルースを全巻再読のこと(ジャンプ卒業に伴い、実は最終回の結末知らないです・・・) ②他の作品もチェックしてみること(まずは何があるかの棚卸からです) ちなみにろくでなしには大量の女子が登場しますが、わたしは和美派でした。千秋は、連載開始直後の森田先生の絵がヘタすぎて、好きじゃないというよりも、ぶっちゃけめちゃブサイクにしか思えなかったんですよね。。。その後、森田先生の絵もだいぶソフィスティケイトされてきたので、千秋も無事ヒロインにふさわしい顔面を手に入れることとなったので、安心しました。
酒チャビン
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2022/11/27
期待値がものすごく高かっただけに・・・惜しい!!
コロコロ創刊伝説ということで、もっと重厚な何かストーリーを期待してしまっていたのですが、ちょっとタッチが軽かったですかね・・・!!いい話っぽい部分もあるのですが、如何せん軽い気が・・。 完全に好みですので、いい悪いの話では無いのですが。。コロコロっぽいちゃコロコロっぽいのかもしれません。 内容も少し著者ののむらしんぼ先生ものによりすぎている気がしました。もう少しフラットに書いてくれると個人的には良かった気がします。 ただ5巻の徳田ザウルス先生とダッシュ!四駆郎の話はものすごく面白かったです!!!! 世代的にミニ四駆はバリバリやっていて、エンペラーやシューティングスターなども購入して所持していたのですが、残念ながらコロコロは卒業してしまっていたので、実はマンガは未読です。 ただ、こちらの本で紹介された写メに写っている徳田ザウルス先生の笑顔が素敵すぎましたし、田宮の前ちゃんやコロコロのスタッフも皆、子供のためを思って情熱的に一生懸命企画を進めているのが伝わってきて、ものすごく感動しました。わたしもそのようなやりがいのある取り組みに参加してみたいと思いました。 しかも徳田(ザ)先生、お亡くなりになってしまっていたのですね。。。 わたしは今でもたまに新橋のタミヤにミニ四駆をしに行くので、この際ダッシュ四駆郎を全巻読んでみようと覚悟をキメました! ちなみに完結していると思っていたのですが、この作品はまだ未だ描き切っていないようですね。かっとばせキヨハラくんが登場してないのが、コロコロを語る上ではあり得ないと思っていたので、7巻以降で登場の予定なのかもしれません。 最後にざっくりですが、本作品で取り上げられているコロコロ作品をメモしておきます。 ■ウルトラ兄弟物語:かたおか徹治 ■ゲームセンターあらし:すがやみつる ■おじゃまユーレイくん!!:よしかわ進 ■ケンカばんばん:のむらしんぼ ■とどろけ!一番:のむらしんぼ 2巻 ■超人キンタマン:立石佳太 ■ファミコンロッキー:あさいもとゆき ■ファミコンランナー 高橋名人物語:河合一慶 ■プラコン大作:たかや健二 3巻 ■男トラゴロウ:のむらしんぼ ■つるピカハゲ丸:のむらしんぼ ■あまいぞ!男吾:Moo念平 ■おぼっちゃまくん:小林よしのり 4巻 ■星のカービィ デデデでプププなものがたり:ひかわ博一 ■ビックリマン:竹村よしひこ ■魔界ゾンべえ:玉井たけし ■ウルトラ怪獣かっとび!ランド:玉井たけし 5巻 ■ダッシュ!四駆郎:徳田ザウルス 6巻 ■つるピカハゲ丸:のむらしんぼ ■スーパーマリオくん:沢田ユキオ ■ザ★超能力:あすかあきお ■炎の闘球児 ドッジ弾平:こしたてつひろ
酒チャビン
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2022/11/27
あの頃のジャンプファンは楽しめます!
平松先生のマンガは実はそこまで読んでなく、どす恋ジゴロ以来となります。わたしがジャンプを購読していた時は、ブラックエンジェルズなどを連載されていました。そんな平松先生の自伝的マンガとなります。 平松先生のマンガをそこまでチェックしていなくても、80年代のジャンプが好きだった方であれば楽しめると思います。ちなみに登場する人物はざっとですが、以下のような感じです。 中島徳博先生:平松先生のアシスタント先の先生。アストロ球団を執筆中の大人気作家。 本宮ひろ志先生:ジャンプ編集部にカチコミ中のところに遭遇。男一匹ガキ大将を執筆中の大人気作家。 武論尊先生:平松先生の連載デビュー作であるドーベルマン刑事の原作者。のちに北斗の拳の原作も手がける大人気作家。 高橋陽一先生:平松先生のところにアシスタントとして滞在。のちにキャプテン翼を連載することとなる大人気作家。 猿渡哲也先生:同じくアシスタント。のちに高校鉄拳伝タフを連載することとなる大人気作家。 江口寿史先生:パーティーで意気投合。すすめ!!パイレーツやストップ!!ひばりくん!などを連載する大人気作家。 権藤狂児:初代担当編集。モデルは後藤広喜。のちの4代目ジャンプ編集長。 魔死利戸毒多:2代目担当編集。モデルは鳥嶋和彦。Dr.マシリトでお馴染みの敏腕編集者。のちの6代目ジャンプ編集長。 真髄栄加元:3代目担当編集。モデルは松井英元。 中剛裕次郎:ドーベルマン刑事連載中のジャンプ編集長。モデルは中野祐介。2代目ジャンプ編集長。名著「男の条件」を愛読。 仁死村繁樹:同副編集長。モデルは西村繁男。のちの3代目ジャンプ編集長。口癖は「地獄に堕ちろ」。 執筆にのめり込んでくると外道と化してくる平松先生ですが、たしかにブラックエンジェルズは当時のジャンプ掲載作品でも、冷たいカミソリのような唯一無二の他にはない雰囲気を放っており、すごく納得がいきました。真面目に読んだことないですが、読んでみようかと思いました。 あとブラックエンジェルズの他に、愛読者賞用に書いた「ミスターレディー」(不良たちで荒れた男子校に赴任してきた金髪ナイスバディの女性教師がエロい魅力で不良たちを更生し、裏番長との決闘にて女の武器をご開帳しKOするストーリー)が猛烈に気になっています。 川崎のぼる&梶原一騎両先生の「男の条件」も登場しますので、同先生のファンの方にもおすすめです。
酒チャビン
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2022/11/25
矢口先生の自伝的マンガです!
タイトルこそ「手塚治虫」と堂々と入ってますが、内容は作者である矢口先生の小学生時代を描いた自伝的マンガになります!!! 矢口先生は小学生時代に、メトロポリスやジャングル大帝などをリアルタイムで体験され、立派なヅカラーとしてご成長されたようなので、その話が結構入ってます。 わたしが本作品を手に取ったきっかけは「手塚治虫」の文字に惹かれたからだったので、最初はその内容に多少戸惑いました。だって矢口先生の話やねん。 ただ、読み進めていくうちに、すっかり矢口先生のマンガや、イキイキとしたキャラクターに魅了されてしまいました!!!お・おもしれえ。 内容も半分以上は手塚先生が関連するエピソードなので、タイトルが「ボクの手塚治虫」でも全然間違ってはないのですが、翻って考えてみると、他人の自伝的マンガのタイトルにまでなってしまう手塚先生の影響力に神々しさすら感じます。 手塚先生に関係ないエピソードも全部面白く、魅力的です!!この作品自体の面白さ、作中で描かれる手塚先生のマンガに対する姿勢、作中で手塚先生のマンガに一喜一憂する主人公が、三位一体となって「マンガ」というものの本来の魅力を改めて気づかせてくれます!!!! 正直バリ面白いので、もし私が権限を持ったとしたら重要文化財クラスの指定をすると思います。 矢口先生作品は、釣りキチ三平が子供の頃近所の大新飯店に置いてあったのくらいしか接点がなかったのですが、これを機に他の作品も含めて読み進めようと心に誓いました。まず三平が65巻あったので覚悟が試されますが、本作の主人公のように心からマンガを楽しみたいと思います。
酒チャビン
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2022/11/25
アシスタントをされていた古谷先生によるこぼれ話!
古谷先生は1958年〜1961年(アトムの時代)に手塚先生のアシスタントをされていて、ご自身も「ダメおやじ」「ぐうたらママ」や「BARレモン・ハート」などのヒット作も描かれているマンガ家の先生になります。赤塚不二夫先生も手伝っていたとのことで、フジオプロ時代はブレーン的な存在の方だったようですね。 凄か! さて本作品なのですが、そんなキャッチーな古谷先生による、アシスタント時代の手塚先生こぼれ話集になります。マンガ+エッセイの構成で、有名エピソードの真実や、近い存在だったからこそ語れる手塚先生のお人柄など、ヅカラーであれば必ず知っておきたい情報が盛りだくさんです。 特徴としては、やはり近しい存在の方だからこそ見聞きできた「人間臭い」エピソードなど、キレイゴトではない部分が描写されている点です。 全体的にライトでリラックスした感じの作品で、ボリームも100ページちょいなので、手塚治虫先生の誕生日である11月3日(祝日に設定されてます)にほうじ茶ラテ片手に楽しむのがいいと思います。毎年読みましょう。 最大の見どころは、1コマだけですが、わたしの好きな笹川ひろしさんも登場しているシーンです!
酒チャビン
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2022/11/24
読切傑作選!!
2011〜2014年に発表された読み切りの傑作選とのことです。あまりこの時期のゆで先生について詳しくないのですが、「傑作」ではないとして、こちらに収録されなかった読切作品もあるのでしょうか??むしろ駄作の方が好きだったりもするので、もしあれば読んでみたい気もします。 内容は、どれも初代キン肉マンの時間軸内における、描かれなかった裏エピソードになります。正直玉石混交で当たり外れもありますが、個人的にはマシンガンズの話が一番面白かったです!! ①奇跡の救世主伝説の巻 初出:グランドジャンプPREMIUM 2014年5月号 夢の超人タッグ編の後の出来事で、他の惑星でのピンチを救います。クモのコチラスやハンマーヘッドも登場して豪華です。話としてはシンプルな勧善懲悪ものですね。 ②ベンキマン 〜失われたインカの記憶〜 初出:週刊プレイボーイ 2013年43号 超人総選挙2013で29位となったベンキマンを主人公とした公式スピンオフ。28位がジ・オメガマン、30位がサタンクロスだったので、ベンキマンで良かったと思います。エラード(ソフトクリーム)マンとして超人オリンピックのペルー予選を戦うベンキマンの物語です。前回大会の本戦出場者である銅ベルマンを倒したヒガンテマンと決勝で対戦しました。「ウンコを投げないでください!」はこの時に誕生したようです。 ③ザ・マシンガンズ空白の三日間 初出:週プレNEWS 2011年10月10日・17日掲載分 アメリカ遠征編直前、キン肉マンとテリーマンがマシンガンズを結成するに至った経緯が描かれます。初代の時にスグルが、マシンガンズ結成の経緯を「そいつはあとまわしだ会長」と後回しにしていたようなのですが、30年経過してようやく説明されたようです。わたしは、初代キン肉マンの中でも、アメリカ遠征編から7人の悪魔超人編までが最高に雰囲気も含めて好きなのですが、本作は2011年の作品でありながら、その頃のムードが如実に残っていて、好きでした。ギャグの感じや間がその当時のキン肉マンの感じで、とても楽しく読みました! ④超人血盟軍、結成秘話 初出:ジャンプSQ. 2013年12月号 同誌の6周年にちなみ、超人総選挙2013で6位のアシュラマンを中心に据えた公式スピンオフ。もはや伝説となったソルジャーが牧師に扮するエピソードがあった当日の夜の物語です。初代オマージュのエピソードも出てきますが、作風は完全に最近のゆで先生で、ちょっとわたしの好みとは違うかな、と思いました。もっと泥臭さがあるところがキン肉マンの魅力だと思うんですよね。。 ⑤ラーメンマンとブロッケンJr. 〜恩讐の彼方に〜 本単行本の刊行に合わせた描き下ろし作品です。第21回超人オリンピックのラーメンマンvsブロッケンJr.戦直後、ウォーズマン戦前の出来事です。完全に最近のゆで先生の作風になっていて、いまいちスッと入ってきませんでした。 キン肉マンの魅力は「ダサくてカッコ悪いんだけど、でも一生懸命なところが尊くカッコ良い」というところだと思うのですが、最近の作風は「なんかカッコ良さそうなこと言ってるけど、よく読むとウワベだけで、浅くてダサい」になってしまってる気がするのですよね。。。ラーメンマンとブロッケンJr.にブロッケンマンも絡めた号泣物語で、登場人物も皆感涙するのですが、わたしには伝わってきませんでした。すいません、悪口ではないです!!!!
酒チャビン
酒チャビン
2022/11/24
裏稼業プロフェッショナル三部作のひとつ
医者のブラックジャック、タクシードライバーのミッドナイトと並んで舞台役者の七色いんこが活躍する、裏稼業プロ三部作のひとつです!いずれもチャンピオン掲載作品で、こちらはBJ終了後、ドンドラキュラを挟んで1981年〜1982年に連載されたモノです! つくりはブラックジャックなどと似た感じで、一話関係で何かしかを解決していくヒューマンドラマです。役者が主人公だけあって、毎回のテーマが実際の演劇に準えたものとなっています。 最初はかなり面白く、正直中盤は少しダレてきてパワーなくなってくるのですが、最後の最後のまとめ方が圧巻です。再読で結末がわかっていてもゾワゾワします!!ヅカ先の作品でも、そこまで知名度が高い方ではないと思いますが、もう少し中盤が短くてこのラストだったら名作になってたと思います。 途中からホンネが登場するのですが、これがいまいち最後まで効いてこなかったのが少々残念でした。本人はホンネに苦しめられるも、他人から見るとボロ布に見えるってのはアイデアとしては良かったと思います。 ロボットカーの話も、ここ数年自動運転がメジャーになってきてるので、興味深く読めました。 なお、ピーターパンの回では、手塚先生が描いたドラえもん(ヘタです)も登場するので必見です。
酒チャビン
酒チャビン
2022/11/22
最高クラスに近いくらいの面白さ
わたしが贔屓にしているマンガ家である土田先生と、元スタージョッキーである田原さんのタッグによる競馬マンガです。駄作のできようがありません。 前半4巻くらいまで一話完結のギャグものなのですが(しかもさすが土田先生のギャグは面白い)、後半にいくに従って、かなりレースの奥深いところまで描いてくる本格競馬マンガに変身していきます。 さすが元超一流ジョッキーの原作(というか監修)が入っているだけあって、必殺技などのファンタジー路線ではなく、徹底してリアルなスポーツとしての競馬が描かれており、読み応えたっぷりです。 出場している全ジョッキーの位置どりや、その時々で考えていることなどが、すごく丁寧に描写されており、競馬が好きな方はまず間違いなくどハマりすることができると思いますし、昨今のソシャゲブームで競馬を見始めたよって方も、深く競馬を知ることができるきっかけとなることは間違いないと思います。 そういった意味で、完全に☆5でいいマンガなのですが、一点、ちょっと特に後半ジメッぽさが過度になりすぎてしまっていて、そこが個人的な好みに合わなかったので、一応4にしておきました。ジメッとした部分は土田先生の持ち味でもありますし、それが熱さや感動につながることが多いのですが、本作品の終盤は少しメメしく写ってしまいました。個人の感想ですが、悪くいうつもりは本当になかったです。すいません。