百合姫発のダークファンタジースカーレット 結野ちりmampuku 百合姫思い切ったな…!って感じですね。「凛としてカレンな花のように」でも感じましたが、ファンタジーやバトル方向にも力を入れてきているようです。かんざきひろ氏を表紙イラストに起用するようになってから男性読者層への意識も強化してきてるのでしょうか? デッサンがべらぼうにうまいわけではありませんが、非常に蠱惑的でセクシーな表情を描きますね。女性作者特有のディテールに凝ったフェティシズム漫画です。中世ファンタジー世界に西洋医学を持ち込む話異世界薬局 高野聖 高山理図 keepoutmampuku 異世界転生や異世界転移ではありがちなストーリーのようではありますが、スマホや通販、肉の焼き方、ゲームのプレイヤー視点などの取材要らずな「異能(笑)」と違って専門的な西洋医学の知識でもって無双する話なのでしっかり読みごたえがあります。あとがきでも取材のエピソードが描かれていますが大変そうです。 逆に、科学革命以前の文明(中世くらい)に科学を持ち込むとどうなるかというシミュレーションとしてはそれほど面白くはないですね。あんまり中世っぽくないというか…そういえば異世界だと何故か一神教のほうが珍しい気がしますが、そのせいでしょうか。 とはいえ1巻でいきなり王様のお墨付きをもらっちゃったのでこっちの世界でも科学革命起こっちゃうかもしれないですね。主人公は「平民も気軽に利用できる薬局をつくる」のが目標と言っていますが、そのうち商人が目をつけたら放っておかないでしょう。大変なことになるんじゃないでしょうか。原作読んでないのであてずっぽうですがw今年来そうな新作少年漫画!赫のグリモア A-10mampuku最近気づいたんですけど、童話モチーフにしたバトル系のファンタジーめちゃくちゃ流行ってますね。。バトルヒロイン好きなのでどの作品も楽しく読めてるんですが、この「赫のグリモア」はかなり期待値高いです。 別冊マガジン編集長の絶賛だけでなくTwitterで1話を公開する例のムーブメントでも4.4万Favとかなりヒットしています。 https://shonenmagazine.com/info/entry/20181009akanogurimoa ばーちゃんなまらかっけぇmampuku1年以上前『セックス依存症になりました。<決定版>』をフォローをしました作者の実体験をもとにした「依存症」との闘いの物語セックス依存症になりました。<決定版> 津島隆太mampukuタイトルで引いちゃったり偏見を持つのは非常に勿体ないし危険です。なんらかの依存症になることは誰にでも起こり得ることだからです。ましてや経験未経験にかかわらず性欲は誰しもが持つものだし、作中でも言及がありましたが"疲労"や"空腹"などのストレスがトリガーとなってタガが緩む感覚というのは私も身に覚えがあります。抑うつ状態とも関連が深いと何かで読んだことがあります。 https://wpb.shueisha.co.jp/comic/2018/04/13/102935/ … こちらで全話無料公開されています。 作者の実体験を元に、専門家の監修を受けて書かれています。「性依存症」そのものや互助会のような組織の存在など知らなかったことがたくさんです。また性依存症の種類もさまざまで、主人公(作者)はセックス依存症と診断されましたが露出症("狂"と呼ばれがちですが医学的にはこう呼ぶみたいです)の女性や痴漢行為に依存する男性も登場し、「痴漢は犯罪です」「ストップ冤罪」に加えて新しい見方ができるようになりました。 作中ではあまり触れられていませんが、調べると違法行為を繰り返してしまったり社会的地位を喪失してしまったりするリスクが高いようです。予防法などがあるのかはわかりませんが、多くは認知の歪み(痴漢犯罪者が「相手も喜んでいる」と思いこむ等)が認められるそうなので、これは性依存症に限らず気を付けたいですね。mampuku1年以上前津島隆太先生の『セックス依存症になりました。』お願いいたします https://wpb.shueisha.co.jp/comic/2018/04/13/102935/自由広場【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞmampuku1年以上前『赫のグリモア』をフォローをしました「優しい世界」だからこそ追求できる恋愛の面白さがある付き合ってあげてもいいかな たみふるmampuku 今まで読んだことのある百合漫画の中でも確実に3本の指に入る(下手したら一番)濃密で素晴らしい恋愛漫画です。 大学1年生どうしで知り合い、一緒に軽音楽サークルに入り、酔った勢いのカミングアウトをきっかけに付き合い始めたふたり。周囲からの偏見や迫害に慎重になりながらも、そこは21世紀の若者というか思いのほかすんなり受け入れられ、それどころかサークルや学部内の多様な人間関係とも複雑に絡み合っていく恋愛群像劇へと発展していきます。 何がこの漫画面白いって、同性カップルに周囲がいちいち大騒ぎしないので、同性ならではの恋の悩みだけでなく異性カップルとも共通する諸問題やイチャラブをじっくり楽しめるところですね。とくに重大な事件が起きたりするわけでもないのに非常に内容が濃く感じられます。 街中で手を繋ぐのを恥ずかしがるみわ(黒髪・左)に対する冴子(右)のせりふ 「意外と誰も見てないって!それに、なんか思われたとしても、どーせ通りすがりの知らない人だし」は象徴的です。 あとやはり二人のキャラクターがとても魅力的なのが良いですね。両極端だけどどちらも可愛い。 音楽でつながった百合カップルというと『アフターアワーズ』を思い出します。あっちは百合カップルによるクラブイベ漫画、こっちは恋愛漫画、くらい違いますね。「多様性」っていうけど「自分らしさ」ってなにさ?という話着たい服がある 常喜寝太郎mampuku これだ!!!と叫びたくなる漫画。 「強い女性像!!ガラスの靴を叩き割れ!YEAH!!」ってな感じでハリウッドやディズニーを中心に流行っている欧米型の歪んだフェミニズムに「それって結局マチズモの焼き直しなのでは?」とモヤモヤしている人も男女問わず多いことだと思います。男ウケの悪いオルチャンメイクを「お前ら(男)のためにやってるんじゃないし」と堂々やるところまでは素晴らしい傾向だと思うのですが、だったらフリフリで可愛いスカートを自分の為に穿いてもいいじゃない!というのがこの漫画のテーマの出発点。 そして本題は、周囲に奇異の目を向けられながらも奇抜なファッションで出勤してくる同僚・小澤くんのこの言葉。 「何着てどこ行くかは自分で決めます」 常に周囲の目を気にして自身を持てず、小さな願望をひた隠しにしてきたマミは衝撃に打たれます。ひそかに憧れを抱いていたロリータファッションに恐る恐る身を包み、そしてここから自分の臆病さ、周囲の同調圧力、偏見などとの戦いが始まります。 私はずっと進学校でその手の圧力とは無縁だったのであまり共感はできませんが、マミの周囲の偏見社会には憤りを覚えます。日本の学校教育はおりこうさんを作る洗脳教育みたいなとこがあると言われてますが、偏差値が上がれば上がるほど自由になるともいわれていますね。とはいえ難しい顔して常識とやらを押し付けてくる人というのはどこへ行ってもいるものです。 経験上、小澤くんのように堂々としていれば周囲は黙ります。俗世のマウント合戦から解脱して、心の在りようによって世界が変わる、そんな「スッキリする話」がもっと増えたら素敵だなと思います。アニメ化!!!!真・中華一番! 小川悦司mampukuあの名作料理マンガが20年の時を越えてアニメ化です!! ぶっ飛んだ設定や演出ばかりが有名ですが、「黄金分割焼売」や「大宇宙焼売」、「黄金開口笑(カラカラ笑う肉まん)」などどれも死ぬほど美味そうで、子供の頃読みながらどんな味か夢想していました。映像化楽しみだ~~~幕末を駆けた、それぞれの「士道」SIDOOH―士道― 高橋ツトムmampuku 数多い高橋ツトム作品の中でも屈指の長編大河。孤児となり反社会組織に売られ、絶望の泥の底から剣を振るうことで生き延び、やがて新撰組からも一目を置かれる剣客となった兄弟の物語。 高橋先生ほどの強力な作家さんが幕末という面白すぎる時代を真正面から描いたら、そりゃ面白くなりますわ。 正ヒロインの百舌ねえさんが物凄い美人でめっちゃいい女! 翔太郎もまた最高にかっこいい主人公なのでまさにベストカップル! それだけに戦いが始まるたびに死亡フラグなのではと疑心暗鬼でヒヤヒヤする羽目にw そしてあの結末──…… 以前、広江礼威と虚淵玄の対談で、「男が最も輝く瞬間とは」という話があったのを思い出しました。「武士道と云ふは……」と有名な格言もありますが、まさにこの作品のタイトルに相応しいラストと言えたかもしれませんmampuku1年以上前あの同人誌めっちゃ欲しいイチケイのカラス「法」と「人」、考えさせられるお仕事マンガ « First ‹ Prev … 27 28 29 30 31 32 33 34 35 Next › Last » もっとみる
百合姫発のダークファンタジースカーレット 結野ちりmampuku 百合姫思い切ったな…!って感じですね。「凛としてカレンな花のように」でも感じましたが、ファンタジーやバトル方向にも力を入れてきているようです。かんざきひろ氏を表紙イラストに起用するようになってから男性読者層への意識も強化してきてるのでしょうか? デッサンがべらぼうにうまいわけではありませんが、非常に蠱惑的でセクシーな表情を描きますね。女性作者特有のディテールに凝ったフェティシズム漫画です。中世ファンタジー世界に西洋医学を持ち込む話異世界薬局 高野聖 高山理図 keepoutmampuku 異世界転生や異世界転移ではありがちなストーリーのようではありますが、スマホや通販、肉の焼き方、ゲームのプレイヤー視点などの取材要らずな「異能(笑)」と違って専門的な西洋医学の知識でもって無双する話なのでしっかり読みごたえがあります。あとがきでも取材のエピソードが描かれていますが大変そうです。 逆に、科学革命以前の文明(中世くらい)に科学を持ち込むとどうなるかというシミュレーションとしてはそれほど面白くはないですね。あんまり中世っぽくないというか…そういえば異世界だと何故か一神教のほうが珍しい気がしますが、そのせいでしょうか。 とはいえ1巻でいきなり王様のお墨付きをもらっちゃったのでこっちの世界でも科学革命起こっちゃうかもしれないですね。主人公は「平民も気軽に利用できる薬局をつくる」のが目標と言っていますが、そのうち商人が目をつけたら放っておかないでしょう。大変なことになるんじゃないでしょうか。原作読んでないのであてずっぽうですがw今年来そうな新作少年漫画!赫のグリモア A-10mampuku最近気づいたんですけど、童話モチーフにしたバトル系のファンタジーめちゃくちゃ流行ってますね。。バトルヒロイン好きなのでどの作品も楽しく読めてるんですが、この「赫のグリモア」はかなり期待値高いです。 別冊マガジン編集長の絶賛だけでなくTwitterで1話を公開する例のムーブメントでも4.4万Favとかなりヒットしています。 https://shonenmagazine.com/info/entry/20181009akanogurimoa ばーちゃんなまらかっけぇmampuku1年以上前『セックス依存症になりました。<決定版>』をフォローをしました作者の実体験をもとにした「依存症」との闘いの物語セックス依存症になりました。<決定版> 津島隆太mampukuタイトルで引いちゃったり偏見を持つのは非常に勿体ないし危険です。なんらかの依存症になることは誰にでも起こり得ることだからです。ましてや経験未経験にかかわらず性欲は誰しもが持つものだし、作中でも言及がありましたが"疲労"や"空腹"などのストレスがトリガーとなってタガが緩む感覚というのは私も身に覚えがあります。抑うつ状態とも関連が深いと何かで読んだことがあります。 https://wpb.shueisha.co.jp/comic/2018/04/13/102935/ … こちらで全話無料公開されています。 作者の実体験を元に、専門家の監修を受けて書かれています。「性依存症」そのものや互助会のような組織の存在など知らなかったことがたくさんです。また性依存症の種類もさまざまで、主人公(作者)はセックス依存症と診断されましたが露出症("狂"と呼ばれがちですが医学的にはこう呼ぶみたいです)の女性や痴漢行為に依存する男性も登場し、「痴漢は犯罪です」「ストップ冤罪」に加えて新しい見方ができるようになりました。 作中ではあまり触れられていませんが、調べると違法行為を繰り返してしまったり社会的地位を喪失してしまったりするリスクが高いようです。予防法などがあるのかはわかりませんが、多くは認知の歪み(痴漢犯罪者が「相手も喜んでいる」と思いこむ等)が認められるそうなので、これは性依存症に限らず気を付けたいですね。mampuku1年以上前津島隆太先生の『セックス依存症になりました。』お願いいたします https://wpb.shueisha.co.jp/comic/2018/04/13/102935/自由広場【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞmampuku1年以上前『赫のグリモア』をフォローをしました「優しい世界」だからこそ追求できる恋愛の面白さがある付き合ってあげてもいいかな たみふるmampuku 今まで読んだことのある百合漫画の中でも確実に3本の指に入る(下手したら一番)濃密で素晴らしい恋愛漫画です。 大学1年生どうしで知り合い、一緒に軽音楽サークルに入り、酔った勢いのカミングアウトをきっかけに付き合い始めたふたり。周囲からの偏見や迫害に慎重になりながらも、そこは21世紀の若者というか思いのほかすんなり受け入れられ、それどころかサークルや学部内の多様な人間関係とも複雑に絡み合っていく恋愛群像劇へと発展していきます。 何がこの漫画面白いって、同性カップルに周囲がいちいち大騒ぎしないので、同性ならではの恋の悩みだけでなく異性カップルとも共通する諸問題やイチャラブをじっくり楽しめるところですね。とくに重大な事件が起きたりするわけでもないのに非常に内容が濃く感じられます。 街中で手を繋ぐのを恥ずかしがるみわ(黒髪・左)に対する冴子(右)のせりふ 「意外と誰も見てないって!それに、なんか思われたとしても、どーせ通りすがりの知らない人だし」は象徴的です。 あとやはり二人のキャラクターがとても魅力的なのが良いですね。両極端だけどどちらも可愛い。 音楽でつながった百合カップルというと『アフターアワーズ』を思い出します。あっちは百合カップルによるクラブイベ漫画、こっちは恋愛漫画、くらい違いますね。「多様性」っていうけど「自分らしさ」ってなにさ?という話着たい服がある 常喜寝太郎mampuku これだ!!!と叫びたくなる漫画。 「強い女性像!!ガラスの靴を叩き割れ!YEAH!!」ってな感じでハリウッドやディズニーを中心に流行っている欧米型の歪んだフェミニズムに「それって結局マチズモの焼き直しなのでは?」とモヤモヤしている人も男女問わず多いことだと思います。男ウケの悪いオルチャンメイクを「お前ら(男)のためにやってるんじゃないし」と堂々やるところまでは素晴らしい傾向だと思うのですが、だったらフリフリで可愛いスカートを自分の為に穿いてもいいじゃない!というのがこの漫画のテーマの出発点。 そして本題は、周囲に奇異の目を向けられながらも奇抜なファッションで出勤してくる同僚・小澤くんのこの言葉。 「何着てどこ行くかは自分で決めます」 常に周囲の目を気にして自身を持てず、小さな願望をひた隠しにしてきたマミは衝撃に打たれます。ひそかに憧れを抱いていたロリータファッションに恐る恐る身を包み、そしてここから自分の臆病さ、周囲の同調圧力、偏見などとの戦いが始まります。 私はずっと進学校でその手の圧力とは無縁だったのであまり共感はできませんが、マミの周囲の偏見社会には憤りを覚えます。日本の学校教育はおりこうさんを作る洗脳教育みたいなとこがあると言われてますが、偏差値が上がれば上がるほど自由になるともいわれていますね。とはいえ難しい顔して常識とやらを押し付けてくる人というのはどこへ行ってもいるものです。 経験上、小澤くんのように堂々としていれば周囲は黙ります。俗世のマウント合戦から解脱して、心の在りようによって世界が変わる、そんな「スッキリする話」がもっと増えたら素敵だなと思います。アニメ化!!!!真・中華一番! 小川悦司mampukuあの名作料理マンガが20年の時を越えてアニメ化です!! ぶっ飛んだ設定や演出ばかりが有名ですが、「黄金分割焼売」や「大宇宙焼売」、「黄金開口笑(カラカラ笑う肉まん)」などどれも死ぬほど美味そうで、子供の頃読みながらどんな味か夢想していました。映像化楽しみだ~~~幕末を駆けた、それぞれの「士道」SIDOOH―士道― 高橋ツトムmampuku 数多い高橋ツトム作品の中でも屈指の長編大河。孤児となり反社会組織に売られ、絶望の泥の底から剣を振るうことで生き延び、やがて新撰組からも一目を置かれる剣客となった兄弟の物語。 高橋先生ほどの強力な作家さんが幕末という面白すぎる時代を真正面から描いたら、そりゃ面白くなりますわ。 正ヒロインの百舌ねえさんが物凄い美人でめっちゃいい女! 翔太郎もまた最高にかっこいい主人公なのでまさにベストカップル! それだけに戦いが始まるたびに死亡フラグなのではと疑心暗鬼でヒヤヒヤする羽目にw そしてあの結末──…… 以前、広江礼威と虚淵玄の対談で、「男が最も輝く瞬間とは」という話があったのを思い出しました。「武士道と云ふは……」と有名な格言もありますが、まさにこの作品のタイトルに相応しいラストと言えたかもしれませんmampuku1年以上前あの同人誌めっちゃ欲しいイチケイのカラス「法」と「人」、考えさせられるお仕事マンガ
mampuku1年以上前津島隆太先生の『セックス依存症になりました。』お願いいたします https://wpb.shueisha.co.jp/comic/2018/04/13/102935/自由広場【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞ