ピサ朗
ピサ朗
1年以上前
5巻が出たけど、多くの人が「ハルちゃんかわいそう」っていうのがやはり多いけど、自分はシクラソはかわいそうと思ってもハルはかわいそうと思えないのだ…。 魔王が跋扈して皆が命の危機にさらされてる中、矢面に立ってるのはどれだけ屑でも、あの男衆に他ならず、隊長のやり方がどれだけクソでも世界の構造そのものが殺したと言え、間接的にはその犠牲者を減らしうる力を持ちながら千葉やハルが前線に出ないで遊んでたから、死んだようなもので そのチート能力が明らかになってない頃まではハルをカッコいいとは思えても、この巻辺りから嫌悪感というと言い方は悪いが二人とも「どこにでもいる普通の高校生」に過ぎないのを突きつけられてるように思う。 千葉もハルも持っているチート能力がどれだけ凄かろうが、世界の構造を変えようとはせず、安全な所でキャッキャウフフとしていたに過ぎない、もちろんそれは普通の高校生、現代の倫理観しか持ってない人間ならむしろ当然であり、責められる謂れは無いだろうけど 結局この世界で生きているのはこの世界の人間に過ぎず、必死で頑張って生きてる筈のハルも、遊んでぬるく暮らしてる筈の千葉も「この世界で生きていなかった」のだ。 まあだからこそキャラに対して嫌悪感が出ても、ストーリーには強烈な吸引力が発生するわけだけど、5巻読んでもハルに感情移入や共感してる人がこの世界や千葉をどう考えているのかは気になる。
ピサ朗
ピサ朗
1年以上前
初心者というのがどういう初心者なのかによるけど、馬券買ったり競馬場行った経験が一度でもあるなら馬なり1ハロン劇場、競馬そのものに興味が出てるなら無頼な風 鉄、優駿たちの蹄跡辺りかなあ。 みどりのマキバオーは競馬漫画である前にジャンプ漫画というか、面白さは凄いけど競馬の面白さを伝えきれているかと言うと疑問符が付く ただし漫画としての面白さとキャラの濃さとかは高いので、コレから競馬に興味を持つという人は多いと思う。 馬に乗ってよーいドンで1着が勝ち、程度しか知らないならコレが無難かも。 優駿の門とかは競馬の面白さは伝えてると思うけど、絵はリアルなわりに内容はリアル路線というわけじゃないが、漫画は漫画と割り切る分にはこっちの方が良いかも。 じゃじゃ馬グルーミン★UPは、馬産地の職業漫画という側面が強いので大人しい部分は有るけど、結構大事な部分も描いてて初心者にこそ読んで欲しいけど、初心者にはつまらない可能性があるように思う。 青年漫画の競馬漫画は競馬初心者が見るには向いてないというか、レジャーとして競馬を知っている人向けの作品が多いと思う。