ゆゆゆ
1年以上前
自分の腹で胎児を育てていない父親だから、子育てがうまくやれないと思っていた時期が、主人公のお父さんにはあるんだろう。
主人公が話したお父さんの言っていたことに対して、主人公の奥さんが「母親だって子供は未知の場所から突然現れたようなもの」と言い、主人公に植えられかけてい偏見の芽を摘み取ったのはなかなかだと思った。
まだ沐浴させるくらい小さい赤ちゃん。
「お父さん」の呪縛に囚われている主人公。
豪快な人だなと思ったら、産後は寝不足のせいか、横になっている奥さん。
どうして、水をテーマにしているんだろうという疑問が吹き飛ぶほど、最後の数ページのインパクトは強かった。