さいろく1年以上前実はちゃんと読んだ事なかった田村由美作品。 BASARAも7SEEDSも有名すぎて後の楽しみにしようと思ってたけどつい手にとってしまった。 主人公がひたすらに喋りまくる作品だけど、これは見る人が見ると救われるのではないか。 ミステリー作品は割と毎回スッキリしないのが多い気がしてて(被害者がかわいそうだから暴いてみせる!みたいなのは結構そういうの多いような)これはどうかなと思ったけど、被害者も加害者も、さらには幽霊でさえも納得させられるような語りがあってとてもスッキリ!する。 読む手が止まらないのは主人公の整くんが魅力的だからだろう。これが田村由美作品の入りで良かったかもしれない。他の代表作も楽しみに思えるもの。ミステリと言う勿れ初めての田村由美2わかる
野愛1年以上前会いたい人に会うこともままならないこんなご時世だからか、はぐちさんに癒されたい気持ちがいつも以上に高まります。 白くておもちみたいで、家事を完璧にしてくれて、一緒にお酒飲んだりラジオ体操したりラーメン屋に行ったり友達みたいに遊んでくれて、何よりそばにいてくれるはぐちさん。 別に家事をして欲しい訳じゃないんです(煮ぃとオニオングラタンスープは食べたいけど)、ただそばにいて欲しいんですよね。 なんで我が家には来てくれないんでしょう。とてもさみしいです。なんて本気で思ったりもします。 この漫画を読むと、寂しいとか悲しいとか甘えたいとかそういう感情をすべて受け止めてくれているような気がするので好きです。 はぐちさんにはなかなか会えなくても、はぐちさんのおじいちゃんは毎晩お空で見守ってくれてますので強く生きますね。はぐちさんうちにもポニャーニャお届けしてほしい7わかる
名無し1年以上前今年読んだ読切でもトップレベルに面白かったです。 左津衣かおる先生といえば、以前『気持ち悪いんだよ、死ね。』を描かれていて、こちらはこちらで衝撃的な話ではあって、名前の通り殺意を感じるというか読み手を殺しにかかってきているのを感じました。 そして今回、『めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。』は前作がマイナス方面への気持ちの働きかけだとしたら、今作はプラスの方へ心臓を鷲掴みしてくれる作品で、まったく別の印象として衝撃でした。 読後しばらくは高鳴った心臓が鳴りやまず、深夜に読んでしまったものでなかなか寝付けず大変でした。 えっちを理解しない子どもの頃に、くまの人形を使って疑似えっちをするという高度な遊びをしていた少女二人は小学校で別々になり中学校で再会します。 一方は学年一の美少女に、一方は絵を描くオタクに。 こんな二人の再会で何が起きるのか。 他人が自分にどうレッテルを貼るのか、どう見た目で判断するのか。 そういった価値観に左右されなかった幼少期のピュアな関係こそが尊く、一生胸の中に暖かさを与えてくれるものなのかもしれない。 素晴らしいドキドキをありがとう…。めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。ドキドキをありがとう… #読切応援4わかる
名無し1年以上前10代やそこらの年齢で、ひとつの目標に何年もかけて全力を注ぐという経験はなかなか出来ないですが、やはりそういう道を選ぼうと自分の意志で決められる人は、尊敬するなと読んで思いました。 主人公の少女・朝顔が、宝塚音楽学校への受験に失敗し、年齢制限によってその道が完全に閉ざされてしまうところから始まり、ひょんなことから音楽学校への入学を志す少女・くるみの指導係をつとめることになる話。 一度はドン底に突き落とされダンスや歌自体から離れようと決めた矢先に、再びこれから受験をしようとする人を目の前にして生まれる複雑な感情。 そんな中でくるみが直面する課題や、家庭の境遇に触れ、グラデーションのようにゆっくりと変化し、少しずつ整理されていく朝顔の気持ちの表現が素晴らしかった。あさがくる2021年春の四季大賞受賞作!3わかる
バロバロ1年以上前僕が23なんで同年代だと仮定して おやすみプンプン 宮崎夏次系作品 sho-comi系では無い少女漫画 (デザート系の少女漫画が好きだと嬉しい) ストーリー性がしっかりしてるタイプのBL漫画 (ワンルームエンジェルとかそこら辺) 惡の華 ニセコイ ライチ☆光クラブ うみべの女の子 とかかなぁ 逆に男っぽすぎる趣味じゃ無い方が僕はいいっす自由広場女の子の部屋に全巻揃ってると好印象の漫画6わかる
野愛1年以上前天才浮世絵師・葛飾北斎という圧倒的な存在を軸に、弟子・捨八や娘・お栄らの生活を描いた作品。 捨八と彼を取り巻く女達の姿が艶っぽく、移ろいゆく四季と相まって心を掻き乱されるのです。 捨八への想いを内に秘めたまま彼を見守るお栄と、派手好きで大胆なお七、正反対のような女2人がなんとも魅力的。 どちらも激しくて悲しくて、どうしようもないくらいに「女」として描かれています。 個人的に一番感嘆したのはお栄の手の描写です。冬は北斎や捨八の世話を焼く手があかぎれだらけになり、だんだん暖かくなるにつれてもとの白い手に戻っていく。綺麗になった頃にはまた厳しい冬がやってくる。 季節の移り変わりとともに、お栄という女の強さと儚さがこの描写に凝縮されているように思います。 手が綺麗になっても、男と女が関係を持っても、浮世絵が完成しても、終わりに向かっているだけである。失われていくだけである。 激情に満ちていながらも、根底に流れる諦念のようなものが美しく儚い作品でした。純文学に出会えました。 決して理想的ではないけれど捨八に惹かれてしまうのは女の性だし女の業ですね。狂おしいほど好きです、捨八。狂人関係諸行無常の響きあり5わかる
野愛1年以上前想いあってるのにすれ違ったり、不器用さ故に想いを伝えられなかったり、素直に好きと言えなかったり、恋愛漫画でよくある描写が私はあまり好きではありません。 だって、話し合えばすぐ解決するじゃないですか。困難があったほうがストーリー的に盛り上がるから?と穿った見方をしてしまいます。 でも、椿町ロンリープラネットは違いました。 ふみと先生が抱えている孤独と優しさが丁寧に描かれているから、すれ違うのも惹かれ合うのも全てが必然でした。 母親を早くに亡くし、父親と2人きりで誰にも甘えることなく健気に生きてきたふみ。 愛されて育った経験がなく、恋も愛も知らず1人で生きてきた先生。 優しくて寂しくて不器用な2人が、生まれたてのような恋を育んでいくのが愛おしくて仕方ないのです。 洋と相生も、鞍月先輩とみどりちゃんも、脇役たちのラブストーリーもかわいくて愛おしくて好きです。 それぞれ孤独を抱えて生きているけれど、1人じゃないんだよと包み込んでくれる優しい作品です。 脇役と言えば、一瞬だけ登場する梅○富美男がいい仕事してくれるんですよね…。椿町ロンリープラネット優しくて愛おしい世界3わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前①恋愛要素なく女性がひたすら緩〜くビールを楽しむ! ②安くうまいビールがこんなに色々な所で…という驚き! ③女性2〜3人の会話がいいテンポで、するする読めてしまう! --お暇なら読んでね-- 2021年のコロナ禍社会でこの作品の様な楽しみ方は殆ど出来ないのでしょうが、彼女たちならチャットで家飲みでも全然楽しくやれるんだろうな、という安心感があります。その位愉快な作品。 工場見学など知識要素もありますが総じて緩く、何かの解説も大抵一言二言くらいしか書いてないのがウケます。ルーツビアゆるビール女子! #推しを3行で推す1わかる