名無し1年以上前『俺のリスク』の主人公、吉住の元カノであり、吉住の前に突然現れた少女・リスクの母親であるマリアの学生時代の話。 これが描き下ろしではなく連載前にすでに描かれていたというのに驚き。ただちょっと本編とは設定が違うっぽいのでプロトタイプ的なものとして描かれたのかな? それはそうとこの作品は本編とはまた違うテンションで、リスクの担任・津村先生が主人公的な立ち位置。マリアの天真爛漫さと魔性な一面がまたひとりの人間の人生を大きく変えてしまうというような話でとても面白かったです。マリアゲーム『俺のリスク』外伝的読み切り4わかる
たか1年以上前ハチャメチャに『六番目の小夜子』オマージュで興奮しました(恩田陸大好きマン)。 初めて読んだ恩田作品が『六番目の小夜子』で、小学生の頃にNHKのドラマ愛の詩でやってた栗山千明と杏と山田孝之が出てるドラマも観てました。 細かい設定までちゃんと『小夜子』で、読んでる間に口角がグイグイ上がって行きましたね。 こちらでは「津村」が先生サイドなのがエモい。 白と赤。 たまに引き継がれない鍵。 マリアに似すぎてる女の子。 ずっとゲームを見守ってきた先生。 ひぇー!めちゃめちゃ『小夜子』…!!! 本家からの変更点である「女子高・恋愛のおまじない・先生のマリアへの恋心」というオリジナル要素が見事に百合作品としての完成度に繋がっててすごかったです。 『六番目の小夜子』しか恩田作品を読んだことない人は、この読み切り読んで「いくらなんでもパクリすぎでは?」と感じるかもしれません。 ですが、恩田先生ご自身が萩尾望都先生のファンを公言されていて、「これまんま『トーマの心臓』じゃん!!」てなる『麦の海に沈む果実』というゴリゴリのオマージュ作品を書いてるので大丈夫だと思います(?)。マジでこの読み切りと同レベルの換骨奪胎してます。 私自身、恩田陸→萩尾望都という順番で作品を読んだので初めて『トーマ』を読んだときは「いや流石に恩田先生『トーマ』好きすぎだろ!!」とびっくりしてしまいました。 賛否はともかくとして、最近推してるイシイ渡先生と鳥トマト先生が『六番目の小夜子』を知っててむちゃくちゃ嬉しいですし、新規の要素を足すことで新しい作品に仕上がってて好きです。 これが『俺のリスク』より前に書かれたプロトタイプ作品だというのがアツいですね。絶対単行本に一緒に収録してほしい。マリアゲーム女子高で引き継がれる非公式伝統行事 #読切応援5わかる
兎来栄寿1年以上前何の変哲もない日常風景が舞台であっても、殺人のような大きな事件ではなく今もどこかで起きているようなありふれたことを題材にしても、面白いミステリーは描けるという良いお手本のような作品です。 同じバス停から通園する子供を持つ、月村家・西井家・雪田家・高見家の4家族がメインメンバー。ある日、母親たち4人が話し込んでいる隙に子供たちの誰かが高級車に傷をつけてしまいます。一体誰がやったのか? 犯人はわからないまま高額の賠償金を支払わねばならなくなり、それまで仲の良かった4人はその事件をきっかけに諍いが起きたり距離を取ったりすることになり、生活が変わっていきます。 七夕の短冊に「ひとをけしたい」と書いたライムくん。 社宅で起きたボヤ騒ぎ。 続発する自転車のサドル損壊事件。 ある真相を知る人物の存在。 不穏さを煽るできごとが次々と起こりながら、物語は実にサスペンスフルに駆動していきます。 かわいらしい絵柄ながら、人間社会における歪みが表出したキャラクターたちのリアルさが見事です。特に、断片的な情報しか得ていないにも関わらず、真実を知った気になって誰かを断罪しようとしたり、それによって更に当事者を傷つける結果を生んだりしてしまう人間。そして、それに対してほとんど罪悪感などあるわけもないという。現実でも仮想空間でもありふれた人間の在りようですが、非常に恐ろしいです。 ママ友や子育ての闇の部分が、うまい具合にサスペンスの雰囲気と溶け合っています。それでも、醜い部分だけではなく人間の良い面も描かれているところは一抹の救いです。 すべての謎は、最終的に綺麗に氷解します。そこで一旦スッキリはするのですが、その更に奥底にあるものに対して考え始めるとまた大きな難題の壁が立ちはだかるような気分です。1冊完結のミステリーマンガとしては非常にお薦めです。犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~ママ友の友情破壊ミステリー #1巻応援6わかる
ポコニャン1年以上前と、言い切ってしまうのは乱暴すぎますが。 でもママ友はあくまで子供があってのものなので、ママ同士の仲の良さや絆はちょっとのことで吹けば飛ぶようなものなのはよくある話だと思います。 この話のメインは、犯人がわからないけどおそらく誰かの子供がしでかしたであろう事件をきっかけに、4人のママ友の関係性が崩壊していくさまを描いています。 途中からは4人のうち「明らかにこの人がおかしい」という人物がいて、他3人はその人のおかしい言動の被害者的な空気が流れます。その人が友情崩壊の原因の中心であることは間違いないのですが、忘れてはいけないのがそもそもの発端は「子供のやらかし」です。その目線を常に持って読んでいると、少しづつ構造が見えてきます。 だとしても最後のオチにはびっくりしました。 オチを知るまでは、あの車の傷は(悪意はなくとも)故意につけられたものだと思っていたんですが、違ったんですね。でもその傷をつけてしまった子がなぜ本当のことを言えなかったのか。その理由を考えると、このマンガの本質のところにやはり「ママ友の友情」はあまり関係ないような気もしてきます。 高見さん一家は、引越し先ではどんな生活をおくることになるんでしょうか?少し心配です。犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~ママ友の関係性なんてそんなもの11わかる
名無し1年以上前オムニバス作品集だから、作家/作品ごとのクオリティの凸凹がちょっとね、と言う感じ。 しかも、単行本にまとまるのも少なかったり…。 でも、自分が一週間位入院する時、「ひとりごはん」とかも含めて2~3冊買って読んでたら、退屈が見事に解消したので、そういう「機能」「効能」はあるよねー…。自由広場マンバなんでも雑談3わかる
名無し1年以上前絵が最高にかわいい〜 お姉さんの病死は非常につらい過去だけど、コンカフェを通じて、お姉さんが少しでも幸せだった時間があったことがわかるといいね。でも鶴子ちゃんが生徒だと判明したらそれこそ二度と店にはいけないのでは…w鶴子の恩返し教師と生徒がコンカフェ店員と客に!4わかる
名無し1年以上前こういうのは女性の方が応援のパワー強い気がする(気がするだけ) ホラー(BL) 恋愛(青年・年の差) 恋愛(百合・高校生) ギャグ ジョジョ 恋愛(少年・高校生) 若いサブカルオタクなら性別関係なく読める絶妙なラインナップだと思うな自由広場独り言広場1わかる
ママ子1年以上前毒入りフードを食べてから市販品が食べらてない子猫。 自分のことには無頓着でも死にかけているこの子の為ならと自炊もしないのに手作りの食事を作って、ワクチンやお風呂、部屋の環境づくり・・・ 保護猫と取り巻く環境が押しつけがましくなく、自然にわかるストーリー展開。 野良猫に対していい印象がない方もいらっしゃるかもしれませんが、私もの子を拾って育てたことがあったので一喜一憂している主人公に共感でした。猫には猫の猫ごはん。 単行本版命を見届ける覚悟が必要4わかる
名無し1年以上前自分もいじめられると思ったら見て見ぬふりするかもしれないだろ? 弱い者いじめする輩に屈するくらいならいじめられても守るのが正義だって? それを強いるのもいじめだろ 皆でお前はいじめてはならないって指摘するのもいじめになるとするならば そもそもどうすれば解決するんだ? いじめられた者といじめた者で話し合って解決できるなら理想だが封殺されることだってあるだろ? こう書くといじめに遭われたことないんですね羨まし〜とかいじめたこと本当にないの?なんて話ズラして嫉妬で叩いてくる奴いるんだろうけど娘がいじめをしていましためちゃくちゃ考えさせられた8わかる