モラハラ環境にご用心暴力亭主から逃れる10の方法 斎藤かよこ六文銭モラハラとか、最近流行っているのかよく目にしますね。 モラル・・・難しい問題です。 それが常識だと思っている人にとっては、当たり前のことなので、 ハラスメントになると気づかないんでしょうね。 ましてや、そういう環境におかれると、非常識が常識になってしまう感覚は、恐ろしいもんです。洗脳ってこういうことなんでしょうね。 本作も、モラハラ夫とその両親に苦しめられる主人公の話。 田舎出身だからバカにされたり、給料没収されたりとか、挙げ句、産まれた子供が「女」だったから(跡取りである男ではないから)といびられる。 壮絶すぎて、こんな世界があるんだなとまるでフィクションのようです。 (3つ目とかよっぽど田舎っぽいなと思いますが。) 相談しているママ友の友人が良い人たちばかりで、これだけが唯一の救いでした。家族よりも他人のほうが絆が深いって、なんとも皮肉ですが、こういうケースもあるということで。 こういう親父や環境をもつと子供が一番不幸なので、最終的には解決できて読後感も良かったです。セックスレスから壮絶なドロドロ劇へ今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~ ポレポレ美六文銭※ネタバレを含むクチコミです。ほどよい百合風味が小気味よい笑顔のたえない職場です。 くずしろ六文銭『笑顔のたえない職場です。』というタイトルから ブラック企業の話かな? と思ったら、残念な漫画家(主人公)×クールな編集担当者という、ちょっと愛が重くて面倒くさいイチャこら劇で良かったです。 安心しました。 不幸な子は一人もいなかったです。 ちょっと百合っぽい展開もあるのですが、そこまでガッツリじゃないのが自分にとって良かったです。 というか、職場、可愛い女の子しかでてこないので、第3者としては眺めているだけで眼福になります。 笑顔がたえない、そういうことかと。 ツンデレなアシスタントも、良いスパイスです。 主人公をうまいように転がす感じだったり、二人の漫才のような掛け合いが読んでいて面白いです。 主人公は残念な感じですが、漫画家としては才能ある感じなので、 どう成長して花開いていくのか、今後も楽しみです。あぁ、愛すべき男子校のノリぐらんぶる 井上堅二 吉岡公威六文銭大学生というと、飲んで、おにゃのことイチャコラするかしかないと思っていた時期がありました。 夏は海、冬はスノボ。 間にちょこちょこ何が楽しいのかわからないBBQ。 小生は全くそんなことありませんでしたがね。(血涙) 本作は、そんなルサンチマンを解放してくれるような作品です。 いや、上述のようにキャンパスの女子とラブラブする作品だったら、 紙なら破き、電子書籍ならスマホを叩き割るところなんですが、 本作は違うんです。 形容が正しいか不明ですが、雰囲気でいうと男子校のノリなんです。 それも、コテコテの男子校。モテないほうのやつ。 だから、読んでいて清々しいんです。 飲んだら全裸を中心に、アホなことをこれでもかと全力でする。 性格や行動に裏表がなく、キレイにいうと素直、悪く言うと要領悪い感じが、読んでいていいんですよね。 そうそう、これこれ、と家庭の味のように思ってしまう。 こういうんでいいんだよと。 ダイビング漫画なようですが、あまり海には潜らず、ひたすら飲んで、裸になって、モテない男たちの群像劇が繰り広げられます。 一応ヒロインもいて画力が高いのでひたすら可愛いのですが、性格に一癖あったり、また、そういう雰囲気(恋愛)にならないのも良いです。 また、ギャグ漫画としてもクオリティが高く、ハイテンションでスピード感ある展開が読んでいて飽きないです。 男同士のくだらない日々を愛おしく感じる人がいたら、本作を強くおすすめします。このギャップが一番好き#1巻応援SAKAMOTO DAYS 鈴木祐斗六文銭一見冴えないキャラが実は超強い。 それが、おじさんとかジジイキャラだとそのギャップに激しく燃える(萌える?)ので、一番好きなジャンルかもです。 本作もその感じで、久しぶりに良い最強おっさんキャラでした。 伝説の殺し屋が、結婚を機に稼業から足を洗い、町の商店で人並みの生活を送る。 ・・・わけもなく、元組織の人間やら何やらに襲われ、伝説の殺し屋然とした立ち居振る舞いで、それらをいなしていく話。 寡黙に淡々と無双する様は、くぅ~としびれます。 だけど、家の中では奥さんに頭が上がらない。 これも、また良いですよね。 また、画力が高いので、とにかくアクションシーンが格好いいです。 懸賞金がかけられ殺し屋から狙われるようになってしまった坂本さん。 家族と商店を守れるのか!? 今後が楽しみです。モラハラなのか言葉のDVなのかモラハラ男と結婚したら、こうなった。~毎日、土下座してます。~ じゅりあん六文銭読んででシンドイく、かつ こんなのとだったら別れちまえよ!と言いながら、なぜか読んでしまう不思議。 この手マンガがあるあるなのですが、読者に程よくツッコミをさせてくれてつい全部読んでしまいました。 主人公は、婚活最中になぜか新幹線でナンパにあう。 その優しさと真面目な風貌であれよあれよと惹かれて、その男に告白し付き合うことに。 が、付き合った途端、男は豹変する。 俺より先に寝るなとか、連絡が遅かっただけで別れるとか・・・ 極めつけは、初お泊りでウキウキな主人公に、明日仕事だからお弁当をつくってくれと言い、しかも好き嫌いが多いとか、それでも冷凍食品は1品だけにしろとか注文をつけて、結果、つくってくれたお弁当に「キツかった」と言う始末。 自分男なんすけど、女性だったら、この間だけで1万回別れるきっかけがありました。 主人公(著者?)忍耐力すごいな、と関心しました。 それでも、色々ギリギリな主人公は、そんな男でも別れることができず(随所で優しいところが悪いのか?)、ところどころ疑問がありながらも、最終的には結婚までしてしまい・・・という流れ。 最後がちょっとアレでしたが、こんな男もいるんだなぁ、というか、こんな男でも結婚できるんだなぁと謎の関心をしてしまいました。 (いや、自分が立派だとか言うつもりはないんですけどね…。) 結婚=幸せではないので、ご利用は計画的にという感じでございました。ゆるいオフィス・ラブコメうちの上司は見た目がいい 山崎ハルタ六文銭『ヲタクに恋は難しい 』と雰囲気が似ており、なんといいますか、ふわっとしたラブコメです。 自分、この手のジャンル好きなんですよね。 少女マンガとか、たまに己の魂削って恋愛している漫画ありますけど、 そこまで濃厚だと読むのにちょっと疲れるんですよね。 本作もそんな感じで、日常系っぽいゆるさが良いです。 絵もきれい。 見た目が良い上司と、できの良い後輩。 互いに、少し気になっている程度で、進展は少しづつといった感じ。 奪った、奪われたなど、あまり波風もないのがグッドです。 それ以外にも、後輩くんと別の部署の(こちらもイケメンな)主任と、合計3組のカップル?がオフィスでゆるゆるとラブコメ展開されます。 それぞれ性格もタイプも異なる感じが飽きさせません。 ほのぼの、まったりしたい時におすすめしたい作品です。予想以上に辛かった 発達障害に悩む大人の物語夫はグレーゾーン 単行本版 秋野さと六文銭マイペース、人の気持ちがくめない、会話がうまく噛み合わない、マルチタスクが苦手・・・程度の差はあれど、誰しもあるような問題。 それが重度になっても「障害」と判断されず、かといって「正常」とは言い難いほど生活に影響を与えてしまう。 このような人をグレーゾーンというらしいです。 主人公の夫・優斗はこの層に属しており、生活や職場で諸々迷惑をかけてしまっている状況。 同じようなことが、「ケーキを切れない非行少年たち」でもありました。 判断基準が昔と異なることで知的障害と診断されず、まともに治療されなかった人たちが、社会に出て悩み、苦しみ、結果少年院や刑務所に入ってしまうと。 ともに現代社会の闇ですね。 みんなが普通にできることが自分にはできない その悩みは当人しかわからないもので、上述のように空気が読めないから周囲の人もドンドン離れてしまい孤立していく様は読んでいてシンドかったです。 さらに追い打ちをかけるように、一見優しそうにみえる、主人公の友人が不幸を楽しむクズということ。 もう、救いはないのかと。 結局、誰も助けてくれない様が、世間なんてそんなもんだよな~と そのリアリティさに納得してしまいました。 漫画的に優しくて頼りになるお助けキャラなんて都合よくあらわれないもんです。 みんな面倒な人とは関わりたくないんです。 だからこそ、夫婦で支え合い、助け合っていく感じが際立って良かったです。 奥様にこれだけ大事にされているのは、地獄に仏といった感じでしょうか。 この困難を二人で克服し、強く生きて欲しいです。 この社会に、得も言われぬ生きづらさ抱えている人がいることを知るよいきっかけになりました。ついにメタラーが異世界に!異世界メタラーLv.999 かすが龍。六文銭メタラー(メタルを愛する人)がライブ中に感電して、異世界に行ってしまい、なぜかLv999 と ツッコミが渋滞どころか、事故起こしそうな内容ですが、ただの出オチではない面白さがあります。 また、作者がホントにメタル好きなんだなというのが伝わってきます。 私も、かじる程度しか知識ありませんが、ドラゴンといえばメタルのジャケットでよく出るとか、モンスターとの構図が例のアレとかで興奮する主人公に、そういう着眼点かとうなりました。 ジャンルとしては「異世界転生最強もの」にくくられるかもでですが、この手のジャンルに多い、最強主人公のヤレヤレ感(強すぎてヤレヤレみたいな斜に構えた態度)は皆無で、 物騒な顔して口下手だけど、実は心優しいというのも好感もてます。 まだ3話ですが、新しい異世界ジャンルの1つとして、今後も要チェックしたいです。ついに完結 年上女性による餌付けストーリー八雲さんは餌づけがしたい。 里見U六文銭※ネタバレを含むクチコミです。ページをめくるたび美しさでため息をつく乙嫁語り 森薫六文銭物語ではなく、絵を読んでいる感じ。 それでも不思議と面白いのは、この作家さんの唯一無二の特性だと思います。 息を呑むような、美しい木彫り細工とか綿密な刺繍とか、本当にリアルでそれを描く画力の高さに惚れ惚れします。 牧歌的な雰囲気の中(時々、荒々しい面もありますが)、そこで過ごす生活や、人と人の繋がり、ゆっくりと進む感じのストーリーも、本作の魅力です。 まさに「人間」を描いている作品と言えるのではないでしょうか。好きだからこそ正直に言うHUNTER×HUNTER モノクロ版 冨樫義博六文銭冨樫先生は才能の塊だと思うので、もう本作品を終わらせても良いから、かわりにレベルEみたいなショートストーリーを沢山描いて欲しい。 脳みそにあるアイデアを、一部でも、この世に多く残していって欲しい。 休載が長いので、最近シビれてこんなこと思ってます。 特に読み返すと、この思いがより強くなる。 あぁ、何でもいいから、冨樫成分をくれーみたいな中毒。 もう発想もアイデアも、現実かのような世界観も、少年心くすぐる技の数々も最高です。 ただ面白いだけでなく、例えば、キメラアント編の最後の吹き出しだけの演出とか、泣かせる部分もあって、ホントスキがないです。 ワタクシ的、墓場にいれて欲しい漫画の筆頭。 « First ‹ Prev … 34 35 36 37 38 39 40 41 42 … Next › Last » もっとみる
モラハラ環境にご用心暴力亭主から逃れる10の方法 斎藤かよこ六文銭モラハラとか、最近流行っているのかよく目にしますね。 モラル・・・難しい問題です。 それが常識だと思っている人にとっては、当たり前のことなので、 ハラスメントになると気づかないんでしょうね。 ましてや、そういう環境におかれると、非常識が常識になってしまう感覚は、恐ろしいもんです。洗脳ってこういうことなんでしょうね。 本作も、モラハラ夫とその両親に苦しめられる主人公の話。 田舎出身だからバカにされたり、給料没収されたりとか、挙げ句、産まれた子供が「女」だったから(跡取りである男ではないから)といびられる。 壮絶すぎて、こんな世界があるんだなとまるでフィクションのようです。 (3つ目とかよっぽど田舎っぽいなと思いますが。) 相談しているママ友の友人が良い人たちばかりで、これだけが唯一の救いでした。家族よりも他人のほうが絆が深いって、なんとも皮肉ですが、こういうケースもあるということで。 こういう親父や環境をもつと子供が一番不幸なので、最終的には解決できて読後感も良かったです。セックスレスから壮絶なドロドロ劇へ今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~ ポレポレ美六文銭※ネタバレを含むクチコミです。ほどよい百合風味が小気味よい笑顔のたえない職場です。 くずしろ六文銭『笑顔のたえない職場です。』というタイトルから ブラック企業の話かな? と思ったら、残念な漫画家(主人公)×クールな編集担当者という、ちょっと愛が重くて面倒くさいイチャこら劇で良かったです。 安心しました。 不幸な子は一人もいなかったです。 ちょっと百合っぽい展開もあるのですが、そこまでガッツリじゃないのが自分にとって良かったです。 というか、職場、可愛い女の子しかでてこないので、第3者としては眺めているだけで眼福になります。 笑顔がたえない、そういうことかと。 ツンデレなアシスタントも、良いスパイスです。 主人公をうまいように転がす感じだったり、二人の漫才のような掛け合いが読んでいて面白いです。 主人公は残念な感じですが、漫画家としては才能ある感じなので、 どう成長して花開いていくのか、今後も楽しみです。あぁ、愛すべき男子校のノリぐらんぶる 井上堅二 吉岡公威六文銭大学生というと、飲んで、おにゃのことイチャコラするかしかないと思っていた時期がありました。 夏は海、冬はスノボ。 間にちょこちょこ何が楽しいのかわからないBBQ。 小生は全くそんなことありませんでしたがね。(血涙) 本作は、そんなルサンチマンを解放してくれるような作品です。 いや、上述のようにキャンパスの女子とラブラブする作品だったら、 紙なら破き、電子書籍ならスマホを叩き割るところなんですが、 本作は違うんです。 形容が正しいか不明ですが、雰囲気でいうと男子校のノリなんです。 それも、コテコテの男子校。モテないほうのやつ。 だから、読んでいて清々しいんです。 飲んだら全裸を中心に、アホなことをこれでもかと全力でする。 性格や行動に裏表がなく、キレイにいうと素直、悪く言うと要領悪い感じが、読んでいていいんですよね。 そうそう、これこれ、と家庭の味のように思ってしまう。 こういうんでいいんだよと。 ダイビング漫画なようですが、あまり海には潜らず、ひたすら飲んで、裸になって、モテない男たちの群像劇が繰り広げられます。 一応ヒロインもいて画力が高いのでひたすら可愛いのですが、性格に一癖あったり、また、そういう雰囲気(恋愛)にならないのも良いです。 また、ギャグ漫画としてもクオリティが高く、ハイテンションでスピード感ある展開が読んでいて飽きないです。 男同士のくだらない日々を愛おしく感じる人がいたら、本作を強くおすすめします。このギャップが一番好き#1巻応援SAKAMOTO DAYS 鈴木祐斗六文銭一見冴えないキャラが実は超強い。 それが、おじさんとかジジイキャラだとそのギャップに激しく燃える(萌える?)ので、一番好きなジャンルかもです。 本作もその感じで、久しぶりに良い最強おっさんキャラでした。 伝説の殺し屋が、結婚を機に稼業から足を洗い、町の商店で人並みの生活を送る。 ・・・わけもなく、元組織の人間やら何やらに襲われ、伝説の殺し屋然とした立ち居振る舞いで、それらをいなしていく話。 寡黙に淡々と無双する様は、くぅ~としびれます。 だけど、家の中では奥さんに頭が上がらない。 これも、また良いですよね。 また、画力が高いので、とにかくアクションシーンが格好いいです。 懸賞金がかけられ殺し屋から狙われるようになってしまった坂本さん。 家族と商店を守れるのか!? 今後が楽しみです。モラハラなのか言葉のDVなのかモラハラ男と結婚したら、こうなった。~毎日、土下座してます。~ じゅりあん六文銭読んででシンドイく、かつ こんなのとだったら別れちまえよ!と言いながら、なぜか読んでしまう不思議。 この手マンガがあるあるなのですが、読者に程よくツッコミをさせてくれてつい全部読んでしまいました。 主人公は、婚活最中になぜか新幹線でナンパにあう。 その優しさと真面目な風貌であれよあれよと惹かれて、その男に告白し付き合うことに。 が、付き合った途端、男は豹変する。 俺より先に寝るなとか、連絡が遅かっただけで別れるとか・・・ 極めつけは、初お泊りでウキウキな主人公に、明日仕事だからお弁当をつくってくれと言い、しかも好き嫌いが多いとか、それでも冷凍食品は1品だけにしろとか注文をつけて、結果、つくってくれたお弁当に「キツかった」と言う始末。 自分男なんすけど、女性だったら、この間だけで1万回別れるきっかけがありました。 主人公(著者?)忍耐力すごいな、と関心しました。 それでも、色々ギリギリな主人公は、そんな男でも別れることができず(随所で優しいところが悪いのか?)、ところどころ疑問がありながらも、最終的には結婚までしてしまい・・・という流れ。 最後がちょっとアレでしたが、こんな男もいるんだなぁ、というか、こんな男でも結婚できるんだなぁと謎の関心をしてしまいました。 (いや、自分が立派だとか言うつもりはないんですけどね…。) 結婚=幸せではないので、ご利用は計画的にという感じでございました。ゆるいオフィス・ラブコメうちの上司は見た目がいい 山崎ハルタ六文銭『ヲタクに恋は難しい 』と雰囲気が似ており、なんといいますか、ふわっとしたラブコメです。 自分、この手のジャンル好きなんですよね。 少女マンガとか、たまに己の魂削って恋愛している漫画ありますけど、 そこまで濃厚だと読むのにちょっと疲れるんですよね。 本作もそんな感じで、日常系っぽいゆるさが良いです。 絵もきれい。 見た目が良い上司と、できの良い後輩。 互いに、少し気になっている程度で、進展は少しづつといった感じ。 奪った、奪われたなど、あまり波風もないのがグッドです。 それ以外にも、後輩くんと別の部署の(こちらもイケメンな)主任と、合計3組のカップル?がオフィスでゆるゆるとラブコメ展開されます。 それぞれ性格もタイプも異なる感じが飽きさせません。 ほのぼの、まったりしたい時におすすめしたい作品です。予想以上に辛かった 発達障害に悩む大人の物語夫はグレーゾーン 単行本版 秋野さと六文銭マイペース、人の気持ちがくめない、会話がうまく噛み合わない、マルチタスクが苦手・・・程度の差はあれど、誰しもあるような問題。 それが重度になっても「障害」と判断されず、かといって「正常」とは言い難いほど生活に影響を与えてしまう。 このような人をグレーゾーンというらしいです。 主人公の夫・優斗はこの層に属しており、生活や職場で諸々迷惑をかけてしまっている状況。 同じようなことが、「ケーキを切れない非行少年たち」でもありました。 判断基準が昔と異なることで知的障害と診断されず、まともに治療されなかった人たちが、社会に出て悩み、苦しみ、結果少年院や刑務所に入ってしまうと。 ともに現代社会の闇ですね。 みんなが普通にできることが自分にはできない その悩みは当人しかわからないもので、上述のように空気が読めないから周囲の人もドンドン離れてしまい孤立していく様は読んでいてシンドかったです。 さらに追い打ちをかけるように、一見優しそうにみえる、主人公の友人が不幸を楽しむクズということ。 もう、救いはないのかと。 結局、誰も助けてくれない様が、世間なんてそんなもんだよな~と そのリアリティさに納得してしまいました。 漫画的に優しくて頼りになるお助けキャラなんて都合よくあらわれないもんです。 みんな面倒な人とは関わりたくないんです。 だからこそ、夫婦で支え合い、助け合っていく感じが際立って良かったです。 奥様にこれだけ大事にされているのは、地獄に仏といった感じでしょうか。 この困難を二人で克服し、強く生きて欲しいです。 この社会に、得も言われぬ生きづらさ抱えている人がいることを知るよいきっかけになりました。ついにメタラーが異世界に!異世界メタラーLv.999 かすが龍。六文銭メタラー(メタルを愛する人)がライブ中に感電して、異世界に行ってしまい、なぜかLv999 と ツッコミが渋滞どころか、事故起こしそうな内容ですが、ただの出オチではない面白さがあります。 また、作者がホントにメタル好きなんだなというのが伝わってきます。 私も、かじる程度しか知識ありませんが、ドラゴンといえばメタルのジャケットでよく出るとか、モンスターとの構図が例のアレとかで興奮する主人公に、そういう着眼点かとうなりました。 ジャンルとしては「異世界転生最強もの」にくくられるかもでですが、この手のジャンルに多い、最強主人公のヤレヤレ感(強すぎてヤレヤレみたいな斜に構えた態度)は皆無で、 物騒な顔して口下手だけど、実は心優しいというのも好感もてます。 まだ3話ですが、新しい異世界ジャンルの1つとして、今後も要チェックしたいです。ついに完結 年上女性による餌付けストーリー八雲さんは餌づけがしたい。 里見U六文銭※ネタバレを含むクチコミです。ページをめくるたび美しさでため息をつく乙嫁語り 森薫六文銭物語ではなく、絵を読んでいる感じ。 それでも不思議と面白いのは、この作家さんの唯一無二の特性だと思います。 息を呑むような、美しい木彫り細工とか綿密な刺繍とか、本当にリアルでそれを描く画力の高さに惚れ惚れします。 牧歌的な雰囲気の中(時々、荒々しい面もありますが)、そこで過ごす生活や、人と人の繋がり、ゆっくりと進む感じのストーリーも、本作の魅力です。 まさに「人間」を描いている作品と言えるのではないでしょうか。好きだからこそ正直に言うHUNTER×HUNTER モノクロ版 冨樫義博六文銭冨樫先生は才能の塊だと思うので、もう本作品を終わらせても良いから、かわりにレベルEみたいなショートストーリーを沢山描いて欲しい。 脳みそにあるアイデアを、一部でも、この世に多く残していって欲しい。 休載が長いので、最近シビれてこんなこと思ってます。 特に読み返すと、この思いがより強くなる。 あぁ、何でもいいから、冨樫成分をくれーみたいな中毒。 もう発想もアイデアも、現実かのような世界観も、少年心くすぐる技の数々も最高です。 ただ面白いだけでなく、例えば、キメラアント編の最後の吹き出しだけの演出とか、泣かせる部分もあって、ホントスキがないです。 ワタクシ的、墓場にいれて欲しい漫画の筆頭。
モラハラとか、最近流行っているのかよく目にしますね。 モラル・・・難しい問題です。 それが常識だと思っている人にとっては、当たり前のことなので、 ハラスメントになると気づかないんでしょうね。 ましてや、そういう環境におかれると、非常識が常識になってしまう感覚は、恐ろしいもんです。洗脳ってこういうことなんでしょうね。 本作も、モラハラ夫とその両親に苦しめられる主人公の話。 田舎出身だからバカにされたり、給料没収されたりとか、挙げ句、産まれた子供が「女」だったから(跡取りである男ではないから)といびられる。 壮絶すぎて、こんな世界があるんだなとまるでフィクションのようです。 (3つ目とかよっぽど田舎っぽいなと思いますが。) 相談しているママ友の友人が良い人たちばかりで、これだけが唯一の救いでした。家族よりも他人のほうが絆が深いって、なんとも皮肉ですが、こういうケースもあるということで。 こういう親父や環境をもつと子供が一番不幸なので、最終的には解決できて読後感も良かったです。