hysysk1年以上前Kポップアイドルはもはやアスリートとかと同じ領域だと思ってる。ガールクラッシュ時代はガールクラッシュ IN YOUR AREA!3わかるhysysk1年以上前『ガールクラッシュ』をフォローをしました時代はガールクラッシュ IN YOUR AREA!ガールクラッシュ タヤマ碧hysyskローティーン向けのマンガにもガールクラッシュの波が…。今や若者は原宿でなく新大久保に行ったりするそうですが、「アイドルで世界を目指すなら韓国留学」というめちゃくちゃ「今」な作品。名前や見た目は変えつつも、絶妙に現実世界をモデルにしてるあたりKポップ好きにも楽しめます。自分も生まれ変われるならBLACKPINKとかITZYみたいになりたい(1日14時間練習はしたくない)。こじらせのほとんどは昔の人が既に通過している哲学さんと詭弁くん 里好hysysk誰しも生きているうちに哲学に興味を持つことはあると思うが、これには危険もあって、周りが何も考えていないバカに思えたり、自分の悩みが哲学者のそれと同レベルだと勘違いしたり、知識量でマウントを取るようになったり、詭弁で論破とかしちゃったりする。そういう典型的に自己愛をこじらせた詭弁くんが、割と全部持ってる哲学さんとの対話によって開かれていく感じがよかった。やはり圧倒的な存在の前で自分の小ささを認めることが大事。 しかし「だーれだ?」の流れで「本質的に我々はなにもーのだ?」なんて言われたら一発で好きになっちゃうね。 行きたいところがまた増えた仏像に恋して 真船きょうこhysysk美大の授業がきっかけでどんどん仏像にはまっていく様子が、あんまり興味なく読み始めた自分と重なってどんどん引き込まれていく。京都や奈良はよく行ってたが、完全に大事なところを見落としてるな〜。知識だけじゃなく人生と繋がっているのが良かった。絵も上手い。日本美術史の大まかな流れを知るのに良い美どらま 日本美術史ナナメ読み 真船きょうこhysysk日本の昔の美術ってなんか地味で暗くてかっこ悪い…長らくそう思っていたが、その理由はやはり冒頭で話している通り、そもそも日本には「美術」という概念がなく、むしろ工芸に近かったからだろう。そしてその地味で暗いものにも歴史があり、ドラマがあり、ある時代の考え方や生き方を知る手掛かりが刻み込まれている。特に高村光雲の『老猿』は実物をみたくなった。hysysk1年以上前もう完全に数学の話はついていけてないが、代数学は興味あるので楽しみだな。数字であそぼ。数字であそびたい1わかるチョコレートに創造性が詰まっている…!チロルチョコで働いています 伊東フミ チロルチョコ株式会社hysysk誰もが知ってるチロルチョコがどうやって作られているか、成り立ちの歴史も振り返りつつ紹介しているのだけど、めちゃくちゃ面白そうな仕事ですねこれは。50年の歴史があるだけに景気の上下、インフラの変化(バーコード読み取りできなかったり)、流行の移り変わりに左右されながらも、次々と新しいアイディアで乗り越え続けてきているのが分かる。企画部は30人と少数で、社内での試作の様子などはフードテックのスタートアップみたいな雰囲気もある。 マンガによる製造工程の図解も分かりやすく、パッケージデザインやキャラクターの話、未発売の企画など、何気なく食べているお菓子がいかに工夫されているかが嫌味なく表現されていて、よくぞこのクオリティをあの価格で…という気持ちになること請け合い。大学生ならエントリーシート書いてる。東京都現代美術館の学芸員の仕事!美術館で働くということ オノユウリhysysk個人的に一番好きで、最も通っている美術館が東京都現代美術館。毎回企画展は面白いし、何より常設展が素晴らしい。 このマンガでは日常的な業務や休みの日の過ごし方、企画展の進め方、常設展の仕組みなど、学芸員がどんなことを考えてどんな仕事をしているかがよく分かる。 美術に関する知識はもちろん、デスクワーク以外の現場作業もあるし、語学やコミュニケーション能力、最近だと技術も分かってないといけないので本当に大変(正直昔はアーティストこそが最高だと思っていたので舐めてた)。そして学芸員以外にも、美術館には沢山の人が関わっていて、表には見えない大変な(でも面白い)仕事のおかげで美術という大きな世界ができているんだなぁと改めて感じた。hysysk1年以上前『一匹と九十九匹と』というタイトルは聖書の一節が元になっているようだが、直接のインスピレーションは福田恆存という人が書いた同名の批評ではないかと思う。政治がどれだけ細やかになっても必ず一匹の迷える羊は出てくる。それを救うのが文学であると。これは単に文学が政治より偉大とかそういうことを言ってるんじゃなくて、原理的な話。命の選別だとか、自己責任だとか、あるいは「政治的正しさ」みたいな話を耳にする度に、迷える羊が頭をよぎる。一匹と九十九匹と1巻だけでよかったかな。。1わかる恋愛観やジェンダー観もずいぶん変わったTheかぼちゃワイン 三浦みつるhysysk子供の頃にアニメの再放送で観るともなく観ていたような記憶はあるが、時代がそうだったのか自分が幼かったのか、恋愛に積極的な女ははしたないと思っていて、エルのことは好きじゃなかった。冷やかされ具合や春助の態度をみても、それほどずれた感覚ではなかったと思う。自分の背が低いことも関係しているかも知れない。 しかし今読むと「周りにどれだけ冷やかされようが全力で仲良くするべき」と即答できるくらいエルは最高だし、これだけ沢山シリーズとして続いた理由も分かる。「男として」「男だから」「男らしく」という言葉が頻繁に出てくることや、森田先輩の描写など引っかかるところも多々あるが、逆にそれだけ当時の支配的な考え方を思い起こさせるし、ある程度そういったものを打ち壊そうとしていたようにも読める。hysysk1年以上前『東京エイティーズ』をフォローをしました « First ‹ Prev … 11 12 13 14 15 16 17 18 19 … Next › Last » もっとみる
hysysk1年以上前Kポップアイドルはもはやアスリートとかと同じ領域だと思ってる。ガールクラッシュ時代はガールクラッシュ IN YOUR AREA!3わかるhysysk1年以上前『ガールクラッシュ』をフォローをしました時代はガールクラッシュ IN YOUR AREA!ガールクラッシュ タヤマ碧hysyskローティーン向けのマンガにもガールクラッシュの波が…。今や若者は原宿でなく新大久保に行ったりするそうですが、「アイドルで世界を目指すなら韓国留学」というめちゃくちゃ「今」な作品。名前や見た目は変えつつも、絶妙に現実世界をモデルにしてるあたりKポップ好きにも楽しめます。自分も生まれ変われるならBLACKPINKとかITZYみたいになりたい(1日14時間練習はしたくない)。こじらせのほとんどは昔の人が既に通過している哲学さんと詭弁くん 里好hysysk誰しも生きているうちに哲学に興味を持つことはあると思うが、これには危険もあって、周りが何も考えていないバカに思えたり、自分の悩みが哲学者のそれと同レベルだと勘違いしたり、知識量でマウントを取るようになったり、詭弁で論破とかしちゃったりする。そういう典型的に自己愛をこじらせた詭弁くんが、割と全部持ってる哲学さんとの対話によって開かれていく感じがよかった。やはり圧倒的な存在の前で自分の小ささを認めることが大事。 しかし「だーれだ?」の流れで「本質的に我々はなにもーのだ?」なんて言われたら一発で好きになっちゃうね。 行きたいところがまた増えた仏像に恋して 真船きょうこhysysk美大の授業がきっかけでどんどん仏像にはまっていく様子が、あんまり興味なく読み始めた自分と重なってどんどん引き込まれていく。京都や奈良はよく行ってたが、完全に大事なところを見落としてるな〜。知識だけじゃなく人生と繋がっているのが良かった。絵も上手い。日本美術史の大まかな流れを知るのに良い美どらま 日本美術史ナナメ読み 真船きょうこhysysk日本の昔の美術ってなんか地味で暗くてかっこ悪い…長らくそう思っていたが、その理由はやはり冒頭で話している通り、そもそも日本には「美術」という概念がなく、むしろ工芸に近かったからだろう。そしてその地味で暗いものにも歴史があり、ドラマがあり、ある時代の考え方や生き方を知る手掛かりが刻み込まれている。特に高村光雲の『老猿』は実物をみたくなった。hysysk1年以上前もう完全に数学の話はついていけてないが、代数学は興味あるので楽しみだな。数字であそぼ。数字であそびたい1わかるチョコレートに創造性が詰まっている…!チロルチョコで働いています 伊東フミ チロルチョコ株式会社hysysk誰もが知ってるチロルチョコがどうやって作られているか、成り立ちの歴史も振り返りつつ紹介しているのだけど、めちゃくちゃ面白そうな仕事ですねこれは。50年の歴史があるだけに景気の上下、インフラの変化(バーコード読み取りできなかったり)、流行の移り変わりに左右されながらも、次々と新しいアイディアで乗り越え続けてきているのが分かる。企画部は30人と少数で、社内での試作の様子などはフードテックのスタートアップみたいな雰囲気もある。 マンガによる製造工程の図解も分かりやすく、パッケージデザインやキャラクターの話、未発売の企画など、何気なく食べているお菓子がいかに工夫されているかが嫌味なく表現されていて、よくぞこのクオリティをあの価格で…という気持ちになること請け合い。大学生ならエントリーシート書いてる。東京都現代美術館の学芸員の仕事!美術館で働くということ オノユウリhysysk個人的に一番好きで、最も通っている美術館が東京都現代美術館。毎回企画展は面白いし、何より常設展が素晴らしい。 このマンガでは日常的な業務や休みの日の過ごし方、企画展の進め方、常設展の仕組みなど、学芸員がどんなことを考えてどんな仕事をしているかがよく分かる。 美術に関する知識はもちろん、デスクワーク以外の現場作業もあるし、語学やコミュニケーション能力、最近だと技術も分かってないといけないので本当に大変(正直昔はアーティストこそが最高だと思っていたので舐めてた)。そして学芸員以外にも、美術館には沢山の人が関わっていて、表には見えない大変な(でも面白い)仕事のおかげで美術という大きな世界ができているんだなぁと改めて感じた。hysysk1年以上前『一匹と九十九匹と』というタイトルは聖書の一節が元になっているようだが、直接のインスピレーションは福田恆存という人が書いた同名の批評ではないかと思う。政治がどれだけ細やかになっても必ず一匹の迷える羊は出てくる。それを救うのが文学であると。これは単に文学が政治より偉大とかそういうことを言ってるんじゃなくて、原理的な話。命の選別だとか、自己責任だとか、あるいは「政治的正しさ」みたいな話を耳にする度に、迷える羊が頭をよぎる。一匹と九十九匹と1巻だけでよかったかな。。1わかる恋愛観やジェンダー観もずいぶん変わったTheかぼちゃワイン 三浦みつるhysysk子供の頃にアニメの再放送で観るともなく観ていたような記憶はあるが、時代がそうだったのか自分が幼かったのか、恋愛に積極的な女ははしたないと思っていて、エルのことは好きじゃなかった。冷やかされ具合や春助の態度をみても、それほどずれた感覚ではなかったと思う。自分の背が低いことも関係しているかも知れない。 しかし今読むと「周りにどれだけ冷やかされようが全力で仲良くするべき」と即答できるくらいエルは最高だし、これだけ沢山シリーズとして続いた理由も分かる。「男として」「男だから」「男らしく」という言葉が頻繁に出てくることや、森田先輩の描写など引っかかるところも多々あるが、逆にそれだけ当時の支配的な考え方を思い起こさせるし、ある程度そういったものを打ち壊そうとしていたようにも読める。hysysk1年以上前『東京エイティーズ』をフォローをしました
hysysk1年以上前『一匹と九十九匹と』というタイトルは聖書の一節が元になっているようだが、直接のインスピレーションは福田恆存という人が書いた同名の批評ではないかと思う。政治がどれだけ細やかになっても必ず一匹の迷える羊は出てくる。それを救うのが文学であると。これは単に文学が政治より偉大とかそういうことを言ってるんじゃなくて、原理的な話。命の選別だとか、自己責任だとか、あるいは「政治的正しさ」みたいな話を耳にする度に、迷える羊が頭をよぎる。一匹と九十九匹と1巻だけでよかったかな。。1わかる