ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる愛するという一つの例として純(ジューン)ブライド 𠮷田聡ナベテツまだ少年と呼ばれる頃に、何も知らずにこの作品を買って読みました。マセガギと言われても仕方ないし、母親にこっぴどく叱られたこともあります(それでも捨てられたりはしなかったんで良い親だと思います) 恋愛が甘い物である、ということは流石に否定出来ません。ただ、二人が一つ屋根に暮らすということは、終わらない「日常」に暮らすということでもあります。そこは決して天国ではないし、息が詰まるようなこともある。 それが「愛」という感情によって始まることだと、この作品はかつての少年に見せてくれました。恋人は決して美しいだけの存在ではない。自分と同じように肉体を持った存在であり、そのことで苦しめられることもあるんだと、異性のことを何も知らなかった頃に学んだものでした。 バブルの頃、恐らくこの作品のような生き方は現実感を失っていたのではないかと思います。今の時代にはどうでしょう。若者が貧しくなっている現実もありますが、こんな関係からは恐らく逃避するんじゃないかとも思います。ただ、作中に登場する人達は、自分自身を取り巻く日常に対して必死で生きています。誰に笑われても構わない。唯一人のために生きているという現実は、自分のためだけに生きている人間には、まっすぐで美しいものに映ります。 この時期スローニンやDADAを描いていた吉田聡先生にとって、明らかに異なる作品であり、ある年代にとっては忘れられない作品だと思っています。きっと恋は美しい路地恋花 麻生みことナベテツグッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。震災後の「スカイハイ」天間荘の三姉妹 スカイハイ 高橋ツトムナベテツ想像を絶するような災害に遭った時、創作者はどんな言葉を紡ぐことが出来るのか。東日本大震災の後、多くのクリエイターが様々な表現で向き合いましたが、この物語もそんな状況と対峙した作品の一つです。 この作品の前に描かれた「ヒトヒトリフタリ」の基底に感じられたのは怒りと前に進む意思でしたが、本作はより深い哀しみと、前を向く希望でした。 作者の代表作の一つであるスカイハイシリーズの中で、本作は恐らく最も広範な読者に受け入れられる作品なのではないかと思います。 自分の好きな劇作家の鴻上尚史さんの文章に、「現実の出来事に対して、演劇は無力であり、涙の根元の原因を無くすことは出来ない。ただ、その涙をそっと拭うハンカチのような作品になれば幸いです」といった主旨の言葉があり、この作品にもそんな想いが感じられました。 災害で辛い気持ちを抱えている人の現実に、何か出来ることがあると思うほど傲慢ではありません。ただ、自分のいる所で日々出来ることをする。他者に想いを馳せる想像力のきっかけにとなる作品の一つなんじゃないかと思っています。ナベテツ1年以上前いしいひさいち、山科けいすけは大体何読んでも面白いですよ(多分今の芳文社あたりのトレンドとは違うかもですけど)。 自分が好きなのは真右衛門さんですけどこの人もう漫画家さんじゃないからなあ…。電子なら多分既刊は買える筈です。自由広場面白い4コマ漫画が知りたいです3わかるナベテツ1年以上前ワールドヒーローズ。2019年にこの作品のコミカライズが読めるとは…。しかも面白いし自由広場最近読んでよかったマンガ教えてください!3わかるナベテツ1年以上前沈黙の艦隊の竹上総理。長期連載だとよくあるこってすが顔つきも変わる。自由広場連載が進んで印象変わったキャラまとめ2わかるナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかるナベテツ1年以上前あかまつ 会津若松が舞台です。最後に行ったの20年くらい前なんですけど駅前とかほんとそのままでした自由広場現実に存在する場所が登場する漫画4わかるナベテツ1年以上前ディアスポリス自由広場バトル・ロワイアル系かアウトローな漫画を教えてください1わかるナベテツ1年以上前朔先生の作品は結構好き嫌い別れるとこなんですけど、ここで挙げた作品は漫画好きなら読んで損するこたないと胸張って言えるんで、良い出会いだったら何よりです。お慕い申し上げます魂の行く先1わかる天才同士の奇跡のコラボ老人賭博 すぎむらしんいち 松尾スズキナベテツまず、原作の小説は読んでいません。ただ、松尾さんの作品は何冊か読んだことがあり、その印象で語るなら、恐らく完璧な形でのマンガ化なのではないかと思っています。 すぎむら先生の才能といのもマンガ好きには今更だと思いますが、ただただこんな奇跡的なコラボが実現したことを感謝したいと思いますし、松尾ワールドをマンガとして可視化する上で一つのスタンダードになっているのではないかと思っています(勿論、好き嫌いは別れるとも思いますがそれも含めて素晴らしい作品だと思っています)。 « First ‹ Prev … 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 Next › Last » もっとみる
ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる愛するという一つの例として純(ジューン)ブライド 𠮷田聡ナベテツまだ少年と呼ばれる頃に、何も知らずにこの作品を買って読みました。マセガギと言われても仕方ないし、母親にこっぴどく叱られたこともあります(それでも捨てられたりはしなかったんで良い親だと思います) 恋愛が甘い物である、ということは流石に否定出来ません。ただ、二人が一つ屋根に暮らすということは、終わらない「日常」に暮らすということでもあります。そこは決して天国ではないし、息が詰まるようなこともある。 それが「愛」という感情によって始まることだと、この作品はかつての少年に見せてくれました。恋人は決して美しいだけの存在ではない。自分と同じように肉体を持った存在であり、そのことで苦しめられることもあるんだと、異性のことを何も知らなかった頃に学んだものでした。 バブルの頃、恐らくこの作品のような生き方は現実感を失っていたのではないかと思います。今の時代にはどうでしょう。若者が貧しくなっている現実もありますが、こんな関係からは恐らく逃避するんじゃないかとも思います。ただ、作中に登場する人達は、自分自身を取り巻く日常に対して必死で生きています。誰に笑われても構わない。唯一人のために生きているという現実は、自分のためだけに生きている人間には、まっすぐで美しいものに映ります。 この時期スローニンやDADAを描いていた吉田聡先生にとって、明らかに異なる作品であり、ある年代にとっては忘れられない作品だと思っています。きっと恋は美しい路地恋花 麻生みことナベテツグッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。震災後の「スカイハイ」天間荘の三姉妹 スカイハイ 高橋ツトムナベテツ想像を絶するような災害に遭った時、創作者はどんな言葉を紡ぐことが出来るのか。東日本大震災の後、多くのクリエイターが様々な表現で向き合いましたが、この物語もそんな状況と対峙した作品の一つです。 この作品の前に描かれた「ヒトヒトリフタリ」の基底に感じられたのは怒りと前に進む意思でしたが、本作はより深い哀しみと、前を向く希望でした。 作者の代表作の一つであるスカイハイシリーズの中で、本作は恐らく最も広範な読者に受け入れられる作品なのではないかと思います。 自分の好きな劇作家の鴻上尚史さんの文章に、「現実の出来事に対して、演劇は無力であり、涙の根元の原因を無くすことは出来ない。ただ、その涙をそっと拭うハンカチのような作品になれば幸いです」といった主旨の言葉があり、この作品にもそんな想いが感じられました。 災害で辛い気持ちを抱えている人の現実に、何か出来ることがあると思うほど傲慢ではありません。ただ、自分のいる所で日々出来ることをする。他者に想いを馳せる想像力のきっかけにとなる作品の一つなんじゃないかと思っています。ナベテツ1年以上前いしいひさいち、山科けいすけは大体何読んでも面白いですよ(多分今の芳文社あたりのトレンドとは違うかもですけど)。 自分が好きなのは真右衛門さんですけどこの人もう漫画家さんじゃないからなあ…。電子なら多分既刊は買える筈です。自由広場面白い4コマ漫画が知りたいです3わかるナベテツ1年以上前ワールドヒーローズ。2019年にこの作品のコミカライズが読めるとは…。しかも面白いし自由広場最近読んでよかったマンガ教えてください!3わかるナベテツ1年以上前沈黙の艦隊の竹上総理。長期連載だとよくあるこってすが顔つきも変わる。自由広場連載が進んで印象変わったキャラまとめ2わかるナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかるナベテツ1年以上前あかまつ 会津若松が舞台です。最後に行ったの20年くらい前なんですけど駅前とかほんとそのままでした自由広場現実に存在する場所が登場する漫画4わかるナベテツ1年以上前ディアスポリス自由広場バトル・ロワイアル系かアウトローな漫画を教えてください1わかるナベテツ1年以上前朔先生の作品は結構好き嫌い別れるとこなんですけど、ここで挙げた作品は漫画好きなら読んで損するこたないと胸張って言えるんで、良い出会いだったら何よりです。お慕い申し上げます魂の行く先1わかる天才同士の奇跡のコラボ老人賭博 すぎむらしんいち 松尾スズキナベテツまず、原作の小説は読んでいません。ただ、松尾さんの作品は何冊か読んだことがあり、その印象で語るなら、恐らく完璧な形でのマンガ化なのではないかと思っています。 すぎむら先生の才能といのもマンガ好きには今更だと思いますが、ただただこんな奇跡的なコラボが実現したことを感謝したいと思いますし、松尾ワールドをマンガとして可視化する上で一つのスタンダードになっているのではないかと思っています(勿論、好き嫌いは別れるとも思いますがそれも含めて素晴らしい作品だと思っています)。
ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる
ナベテツ1年以上前いしいひさいち、山科けいすけは大体何読んでも面白いですよ(多分今の芳文社あたりのトレンドとは違うかもですけど)。 自分が好きなのは真右衛門さんですけどこの人もう漫画家さんじゃないからなあ…。電子なら多分既刊は買える筈です。自由広場面白い4コマ漫画が知りたいです3わかる
ナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかる
ナベテツ1年以上前朔先生の作品は結構好き嫌い別れるとこなんですけど、ここで挙げた作品は漫画好きなら読んで損するこたないと胸張って言えるんで、良い出会いだったら何よりです。お慕い申し上げます魂の行く先1わかる