オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~
剣と魔法の時代、でなく「銃」と魔法の時代。
オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~ 野上武志 樽見京一郎
ゆゆゆ
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なんかすごい話題になっている漫画なので、読んでみたらおもしろい! 人類の歴史を大きく変えたものの一つ、銃。 「銃・病原菌・鉄」を読んだ衝撃を思い出す、一字違い。 そして、その変化を表すかのように、オークがめちゃくちゃ文明化されているように見える。 ダークエルフの族長視点でも、戦った120年の印象と大きく異なるらしい。 120年(エルフからしたらほんの僅かな時間かもしれない)で、大きく変わったようだ。 それから、ダークエルフはエルフより下に扱われているとあるが、闇落ちしたとか、魔族よりの〜とかいう前提はないようだ。 きっかけは、あちら側が実行してきたジェノサイド。 小説家になろう原作の、あらすじには「異世界近代歴史絵巻」とあるので、展開がとても楽しみだ。 副題が、主人公側の視点から書かれていない点も、とても歴史っぽい。「オークの国は如何にしてエルフの国を焼き払うに至ったか」でよいのに。政治を感じる。 ちなみに、こちらの世界のWW2だは山砲はバラバラにしたものを数人で担いで、大変な思いをしながら運んだそうなのだけど、このオークたちならヒョイヒョイと運んでしまいそうだなと思った。 食べる量もすごいが、パワーもあるなら、やり方を変えたらそのものが恐ろしい平気となりそう。
あなた!私、ストライキします
伯爵令嬢主人公の境遇がかわいそうすぎる。
あなた!私、ストライキします Ko eun chae Yeseul Toyou's Dream
ゆゆゆ
ゆゆゆ
美しい外見と伯爵令嬢という身分。帝国一の花嫁候補と称賛された主人公のご令嬢が王命で嫁がされたのは、武功で平民から男爵に成り上がった傭兵の、偏狭なド田舎の土地。 それでも、領地に身も心も尽くして10年、亡くなる間際にやってきた夫へ言いたいことを言い尽くし、亡くなる。 何故か新婚初夜翌日に死に戻り、10年間で得た人間関係、領地の情勢、歴史、いろんなものを盾に、言いたい事をいい、だらだらのんびり暮らすことを決意する。 ハッキリと嫌なことは嫌と言えるようになったおかげで、少しずつ、死ぬ前の人生とは変わってきているように思える。 城に勤める人たちは良い人ばかりなのに、夫がひどすぎる。 男爵としての教育を、誰も受けさせていないんだろうか。 まだ序盤で、高嶺の花を与えられて戸惑う夫側があまり描かれていないにしても、ひどすぎる。 夫とすれ違ってしまった前世をやり直す系なんだようけども、、、読んでいて、この男は!!と思ったら第一話をみるとすっきりしそう。 主人公、前世でがんばったよ。うん。まだ子も誕生していないのだから、ゆっくりしたらいいよ。