ふたりの毒親
私たちは、見えない檻の中にいる―――。幼い頃から、なぜか友人作りに失敗し続けてきた満。親に勧められるまま高校に進学し、特にやりたいこともないまま入った文芸部で、暗い雰囲気をまとった由樹と出会う。親から虐待を受けている事を淡々と語る由樹に満は戸惑うが、やがてふたりは友達になる。親の暴力や育児放棄に長年耐えてきた由樹と、親の言いなりで主体性のない満の心が通じ合った理由とは? そしてふたりがたどり着いた結末は…? 毒親に苦しみ絶望と希望の間で揺れる少女たちの物語。（本作品は『ibara 残酷な女のミステリー5～毒親の呪縛～』に収録されている『ふたりの毒親』と同内容になります）
リセット～毒親と娘・愛か支配か～
「もしかして私は、毒親だったのでしょうか…」離婚後、女手ひとつで大切に育ててきたひとり娘が、突然家出した。残された手がかりを元に捜索を続けるうちに、母親の知らなかった娘の過去が次々と明らかになっていく…。友人関係、進路、恋愛…すべて娘のためを思ってアドバイスをしてきた。娘を愛してきたつもりだったが、ただ支配していただけなのかもしれない…。自らの子育てが間違っていたのではないかと気づいた時、母と娘は新たな関係を築けるのか…!? （本作品は『ibara 残酷な女のミステリー5～毒母の呪縛～』に収録されている『リセット～毒親と娘・愛か支配か～』と同内容になります）
恋の六道、愛の辻 単行本版
日の乗降客数のギネス記録を持つ新宿駅を利用するとある6人の恋模様を描いた群像劇作品。人の数だけ「道」があるが、その「道」は全てが異なる。しかし、それぞれの「道」はある時交差し、「辻」となる。人に好意を持つ「恋心」とは何か、「愛」とは何か、現代の人間模様の酸っぱさや甘さをリアルに描く。【第7話～最終話まで収録】
冬フェンリルの愛子となった私が、絶望から癒されていく話 単行本版
「会社をクビになったら、異世界にきちゃいました…」――藤岡ノエルはブラックな職場環境で一生懸命働くも努力が報われず、ある日理不尽な解雇を告げられる。悔しさと情けなさで悲嘆に暮れるノエルだったが、なぜか突然異世界に飛ばされてしまい…。困惑するノエルの前に現れたのは、白銀の大きなオオカミ・フェンリルであった。フェンリルに気に入られて、＜愛娘＞として大事にされ、癒やされていく中で、やがてノエルはこの世界を変える出来事に巻き込まれていく――…。【第16～20話収録】
The Host Club～甘い鎖に堕ちて～【合冊版】
人気ホスト３人から迫られる!?小説投稿サイト「エブリスタ」にて人気作をコミカライズ！「恋愛感情を持ってはいけない」そう言われていたのに――認めちゃいけないと気持ちを隠してきた茉莉花だったが、悠理のことが頭から離れなくなっていき……。イケメンホスト達とのアブナイ恋の行方は──？遂に完結!!合冊版第３巻！【話売り「The Host Club～甘い鎖に堕ちて～」の7～9話を収録しています】
