保安官エヴァンスの嘘
モテる為にカッコつける保安官の西部喜劇! 西部最強保安官のエルモア・エヴァンス。いつも冷静沈着な彼の願い…それは「モテたい」。乗車中の汽車が武装集団に乗っ取られた。因縁の相手をおびき出すための犯行と知ったエヴァンスは武装集団のボスの元へと向かう事に。しかし、そんな中で主役を気取るガンマンに圧倒され、カッコいい活躍が出来ないエヴァンス。さらに汽車の中で人質になっている人がまさかのオークレイだと発覚し… 思い通りにいかなくてもその中で「カッコいい」の最適解を導き出す… 最強保安官の西部喜劇!!
銀のジーク
「銀のジーク」ことジークロンドは天上界(バルハラ)の死の狩人(デスハンター)。生前の殺人王・マーロッドが転生した人間を狩るのが仕事で、失敗すれば仲間に狩られる運命だ。そんなジークに激しい恋情をぶつけてくる同じく狩人で赤のキラティアだった。ジークとキラはキスを交わす関係まで発展していたが、過去に浮名を流してきたキラの言葉をジークは信じ切れずにいた。『遊水の姫』小国の王女セフィアナは、国の安泰のため大国の王子カスピアとの結婚をとりつけ、関係を盤石なものにするためにも子を成したいもののカスピア王子からは遠ざけられていた。苛立つセフィアナの前に現れたのは、次元渡りの途中の宮廷魔術師アルカーナだった。アルカーナは遊水人(スイマー)の姫君カカリアを連れており、セフィアナ王女に紹介しようとするが、高漫なセフィアナはカカリアの姿を見て「マイマイの化け物」と侮辱する。怒り心頭のカカリアは毒液を吐きかけ、セフィアナを殺してしまい……。その他『零の門(ゼロゲート)』を含む、華麗な長編BL異世界ファンタジーの第13弾!
炎炎ノ消防隊
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!! 大災害に立ち向かうべく、その時に備える第8。アーサーの聖剣がついに完成! さらに、紅丸との修行で“アドラリンク”を研ぎ澄ませるシンラ。異界へと足を踏み入れることは叶うのか!? 兄に呼応するがごとく、弟・ショウの心も波立ち、とある行動に導かれていく……。最後のミサが執り行われ、ついに崩壊の秒読みが始まる。大地震と共に、太平洋沖に異様な敵影が出現!! それは海からやってくる!! 第8よ、世界を救え!!
英戦のラブロック
【“俺=モブVS.全英雄”大戦開幕!! 階級突破ダークファンタジー】 世界平和を管理する英雄ーー。その圧倒的な力に憧れ、「“英雄”になる」と誓い合った双子がいた。しかし数年後、弟の陽彩(ひいろ)は夢破れ、英雄たちの後始末をする清掃要員に。英雄になった兄を横目に、「生まれつき決められた位置(ランク)がある」と自らに言い聞かせる陽彩。だが、大事な幼馴染・イルカの絶望を目にしたとき、最初で最後の覚悟でその運命に逆らうのだった!! 陽彩と八千代を襲撃する、ハーヴェスト社が誇る七英雄。そのひとり無重力の英雄・月城ナナは陽彩の双子の兄・蒼に 救われた過去を持っていた。ナナの前に敗北した陽彩。突如、深い意識下から現れたのは、蒼の人格・“火葬”の能力だった。再会した兄弟は、もう昔のようには笑えない――。強くなければ、生き残れない世界は間違いか。護るべき存在と新しい仲間。何を大切に、何のために闘うのか、陽彩に決断の時が迫る!
カマドウマ
「俺たち、ここから生きて帰れるのか…」中学を卒業して8年ぶりの同窓会、星見山のキャンプ企画に参加した八代陽介。その山では「千年に一度降る流星群を見ることができれば願いが叶う」という言い伝えが残されていた。かつて想いを寄せていたクラス委員長・新川夏月との再会を果たし、胸を踊らせる陽介。だが山頂を目指す途中で天候が急変し、土砂崩れで道が落ちて下山できなくなってしまう。やがて山奥の廃村に辿り着いたメンバーは下山する方法を探すが、その廃村には恐ろしい秘密が隠されていた。仲間同士の裏切り、騙し合い、色仕掛け、隠された過去…。「このままじゃ俺も委員長もあいつらに殺されちまう。どうにかしてこの森から抜け出さないと…」森の迷宮に囚われて次第に狂っていく男女の血に塗れたサバイバルドラマ!