ピーピングの碑ー血文字の告発ー
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美術コレクター・千極和也は、ある美術展で美大生・沙木結香子と出会う。そこで二人はひかれあい結婚をすることになった。当初、結香子はプレイボーイと名高かった和也と結婚することを不安に思っていたが、彼の熱い視線に惹かれ、人目惚れしてしまったのだから仕方ないと考えていた。そんな結香子の不安要素は、和也の叔父・輝信氏と一緒に暮らすことが条件であったことだ。数日後、輝信氏の豪邸に足を運ぶと、そこには見覚えのある奇妙な館が……!!この暮らしで結香子を待ち受ける衝撃の出来事とは!?
ラヴ・シーンのあとで
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ラヴ・シーンの後には永遠の別れが訪れる。それが男と女の愛の究極……。男と女の愛がたどり着く先はいったいどこなのか……。沙都子は売れっ子シナリオライターの藤木友達(ふじきともたつ)とあいまいな関係にある。沙都子は藤木がたくさんの女性を手にかけていることも、女優の野川さほりと関係を持っていることも知っている。藤木はたびたび夜に出かけ、家に帰ってこないのだから……。この生活に終止符を打つため、沙都子の思いを伝えようとするが……!?
罪色のティディ・ベア
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地方都市の資産家・仲井留吉はいつも傍若無人な態度で、長女・祥子にだけつらく当たっていた。その暴力や罵声は、母や次女・沙美が止めても止まるものではなかった。この仕打ちを受けていた祥子はひどく父・留吉を憎んでいた。そして祥子は自分が留吉の元妻の子供であることを告げられ、とうとう家を出た。その後、祥子は結婚することになり、沙美もそれを大変喜んでいた。ハネムーンに行っているはずの祥子から奇妙な電話が来るまでは……。