あらすじ

私の母は、父の女狂いに散々苦しめられた挙句、最後は父を刺して無理心中を図った。そんなこともあってか、私と姉は重度の男性不信になってしまった。実はこの歳になっても、いまだに姉も私も処女のままだ。そんな姉がある日、「赤ちゃんが生まれる」と言い出した。驚いて話を聞いてみると、出張でロンドンを訪れた際に精子銀行へ行って人工授精をしてきたのだという……。私は、理想のタイプをオーダーし子供を産み、「聖母マリア」と呼ばれる女性がロンドンにいると新聞で読んだことを思い出した……。