アニメーターさんのお仕事は過酷なものだと思うけど、宇仁田ゆみさんが描くとほのぼのする。安心して読める。
こういうゆったりした夜の群像劇みたいなものを心地よくかけるのはすごい。 そう、心地よいです。雰囲気が! ザ、恋愛!みたいなものよりも遊びがたくさんある方が好きだったりします。 主人公がバーをやることになった経緯が素敵だし、ショートカット女子が可愛い。いくえみ男子もいいけどいくえみ女子も好きです。 こういう陽気なバーテンダーがいるカウンターで飲んでみたいものです、、、
最後、ワシは好きやで 色んな想いが交錯しとるんやけど ワシは好きやで?ナァ?
※ネタバレを含むクチコミです。
漫画家になることが夢で少年誌に投稿し続けるが手応えなしの女子高生の主人公だが、ある日有名な新人漫画賞を取ったと連絡がきてビックリ!それもそのはず、投稿したこともない少女漫画の賞に、兄が勝手に妹である自分の名前を使用してさらに「BL」を題材にして投稿していたからだった。授賞式にも出てしまったため引くに引けず、天才の兄に支えられつ読んだことも描いたこともないBLに挑戦するのだった。 こんな漫画家マンガもアリなのね、というコメディテイストの全3巻。 あれ?あれれれ、という間に上のような状況。 展開が軽妙にコロコロと変わっていき楽しい一話目と、2話目からは四苦八苦しながらも、天才的でゆるい兄の助言を得ながら編集者にバレないように描いていく一話完結スタイルで読みやすい。 読んでいる僕自身、BLには全然詳しくなくて、さらにゆうきまさみ先生の漫画も「いつか読もうリスト」には入っているものの読んだことないというにわかだけど、このマンガのおかげでBLの読み方みたいなものが少し分かって興味を持てた。 最近話題になっているBLドラマ「おっさんずラブ」も楽しく見ることができたからBLの初心者向けの入口には良いかもしれない。 もっと読んでいたかったが作者本人がこれ以上描くのはネタギレできつい、ということで3巻でおしまいなのが悔しいというかなんというか、他はどんなバリュエーションあるの?と、もっと読んでいたかったなと思う。 一つのジャンルとしてBLは読んでいきたいと思っているけど、どこから手をつけていけばいいものか・・・。
これすごい面白かったです。 16世紀ローマ、魔女狩りによって親を亡くした、「魔女の子」を集めた修道院が舞台。 「魔女狩り」と「修道院」というワード自体すごい魅力的でつい手にとってしまったけど読んで良かった~。閉ざされた空間での秘密めいた雰囲気とか、とても素敵でした。あと主人公のぶれない強さとか女の友情も。 復讐劇だけど、感情的にならず頭を使って冷静に動くのが呼んでいて楽しめるところです。やるときはやるのも潔くて好感がもてます。
トーキョーエイリアンブラザーズに関する話題はここで話しましょう。絵もいいしこういう細かい設定のSF好きなんだよな。
タイトルとすっきりとした線にひかれて、ふらっと立ち寄ったbookoffで手にとったマンガ。 電車のなかでの暇潰しにと買って読んでたら、、、 予想外に引き込まれました! 作者の名前もはじめて見たけど、まだまだ世の中には面白い作品を書く人がいるなぁ~ あらすじにも書いてある通り、ヒロインは所謂サブカル女子で、他人からの目線は全く気にしない、と言うタイプ。 その素っ気なさと、自分の好きなジャンル(マニアックな映画)を同好の士と熱く楽しげに語るギャップにひかれ、距離を縮めるよう頑張る主人公の話。 リアルでもたまに見かけるけど、とは言え本音では他人に対し何らかの未練や期待、関心を捨てきれない。 でもこの子は違うんだよなぁ。 他人は他人と達観してるわけでも無く、他人と関わる機能をシャットアウトして、ケンガイにいる感じ。 でもたまに「繋がった??」と思える瞬間。 だから主人公も、読者を余計に気になってしまうんだろうなぁ。 「可哀想たぁ惚れたってことよ」なんて台詞もあるけど、気になるってのも好きになった、ってことなんだろうなぁ。 1、2巻までしか読んでなくて、最終3巻は先ほどポチりましたので、読み終わったら更新します!
アニメーターさんのお仕事は過酷なものだと思うけど、宇仁田ゆみさんが描くとほのぼのする。安心して読める。