もうスタートの話からして良いですね。 ベッドで横に寝ている恋人の背骨を見て博物館の恐竜を想起する描写…。 初めての人を適当に付き合ってしまったが為に、今付き合っている目の前の彼のことがちゃんと好きか自分自身を疑ってモヤモヤするとか… 繊細…!感情の機微を丁寧に追っていく話はもう大御所の恋愛漫画家でこそ形にできるものだと思います。
ごくせん・アシガール・デカワンコ・高台家の人々 etc. 割とメガヒットな森本梢子センセーの最新作はなんと妖怪バトルもの。 意外だけどこの人は何でもありなイメージもある。そしてゆるいテンポがすごく読みやすくて、バトルの臨場感とかそういう少年マンガ的なのはないけど、逆にそこがいいなって思えてくる。これはもうベテランの技だと思うのよね。。 それでいて今回はストーリーがグイグイ入ってくるし、展開もグイグイで、担当編集の手腕なのかわからないけど「なんか面白いぞこれ」って感じで気づくと1冊はあっという間に読み終わっていた。 続きも気になるし、いい感じに流行りそう(流行ってほしい)
もう騙されないように誰も信じないのOLと、冗談で嘘ばかりついてきた優しい上司の話。 いつものアルコ先生の絵で大人のお話なのがなんだか不思議な感じがしました。
幼馴染み漫画でよくあるストーリーですが読みやすく、テンポもいいです。 幼なじみとのドタバタキュンキュン話、 ほんとにストーリーが上手です。こんな関係の幼なじみほしいなーと思わせてくれるマンガです。 久しぶりにこの話で中原先生の作品を読んで面白くて他の作品も読み返しました。
ココハナ10周年記念の読切なので「10年」というキーワードがたくさん出てくるお茶目な演出が素敵だなと思いました。 姪っ子のココが作文に「10年後は、地球がめつぼうしているから、わたしは、ない。」と書いているのを発見して叔母のタタはショックを受けます。親でもない自分がこんなに心配してもしょうがないんだけど…と言いながらモンモンと考え込んでしまいますが、そんなタタをお出かけに誘ってココは元気づけようとします。2人のお互いに対する優しさにほっこりするお話です。 行きつけの喫茶店のおばさんに「あたしなんか60で結婚したのよ〜人生何があるかわからないよ〜」と言われて、タタが心の中で「何かあった人はムジャキにそういう」と返していたのにはハッとしました。でも無邪気さとか無責任さも時には必要ですよね。
※ネタバレを含むクチコミです。
林真理子原作の小説を東村アキコ先生がコミカライズ。内容はやたらとバブル臭をさせつつもけち臭いオバサン社長が、ヒロインのお悩み相談に乗る話。ダメな男がザマァされる快感よりも、オバサンキャラの強烈なウザさと痛さに全部持っていかれた感。
ピッコマをチェックしてて偶然引き当てた「傑作」です。作者はドラマ化作品をいくつも世に送り出している東村アキコ先生。今作はその東村先生が林真理子先生の原作にホレて作品作りをほぼ丸投げからスタートしているとのこと。そのおかげかほとんどオリジナルの東村作品になっており作者特有の「間」のシュールさがたまらなく面白いです。
父親の借金&蒸発が原因で会社をクビになり、ヤクザみたいな街金で働くことになってしまった主人公の美花。昔は厳格だった父親の影響で、怒鳴るおじさん恐怖症になってしまった美花は街金の代表・菊谷にビビる日々。しかし上司としてしっかり部下を守ってくれたりピンチを救ってくれたりと、菊谷はただの怖いおじさんじゃないことがわかってきます。そして1話の最後には「今日からウチに住め」という早速過ぎる展開。ワクワクしますね! それにしても美花の父親が最悪すぎるので早く見つけて懲らしめてほしい。
築97年のおんぼろビル「アトランティス会館」が舞台…というより主人公? まもなく取り壊されることを察して、精霊として人間の姿になったアトランティス会館と、現オーナー・あいのさん(97)、そして新社会人であいのさんのひ孫・ふじこ。ビルはどんな最後を迎えるのか… それにしても、あいのさんは97歳に見えない。少女。
もうスタートの話からして良いですね。 ベッドで横に寝ている恋人の背骨を見て博物館の恐竜を想起する描写…。 初めての人を適当に付き合ってしまったが為に、今付き合っている目の前の彼のことがちゃんと好きか自分自身を疑ってモヤモヤするとか… 繊細…!感情の機微を丁寧に追っていく話はもう大御所の恋愛漫画家でこそ形にできるものだと思います。