めちゃくちゃ面白いんだけど身につまされすぎて泣きたくなった。 絶対に自分より高収入の大人たちがこんなに節約生活してるなんて、こんなにお菓子食うなんて知らなかった。 とは言えみなさん悲壮感はそこまでなく、楽しんで節約に勤しんでおられる。 ポンタポイント狂いとかステーション・バーとか……実にクレイジー。 一周目は自分も節約しなきゃな〜なんて思ったけど、二周目からは次元が違うわと思えてきた。身につまされてる場合じゃない、この人たちプロなんだ。 あとみんなお菓子食いすぎよ!体に気をつけてね!と思った。 3巻に掲載されている吉本先生の奥様のエッセイが凄い。チェーン店しかない世界線に転生したラズウェル細木先生のエッセイだった。 あとこづかいステータス画面めちゃくちゃ面白い。カードバトルできそう。
鳥を逃がすと功徳をつめる。こんな習慣あるの、初めて知った。
表紙が渋すぎて地味なのがもったいない!内容はめちゃくちゃ面白い!!!!マジで全1巻を繰り返し読んでます。何回読んでも面白いんだけど。これ10巻分くらい描いて欲しい…。 ストーリーは読めばすぐ分かります。暗殺の話ですからね!殺る方も殺られる方もどっちも悪い人!!全員悪人顔なのがたまらなくツボです。 ここんとこ山田芳裕の漫画を読んできたけど、これが暫定1位かもしれないな〜!
公式にはありませんが、似てる人を見つけました。
同著者の「不思議な少年」や「ランド」が好きだったので本作も読了。 破天荒な父親によって、異なる母親のもと産まれた4姉妹が、その父親の死の直前に集結。 遺産相続させる条件として、娘5人が尾崎さん家に住むことを提示。 そして5人目の娘はなんと新生児。 自分の意志とは裏腹に、4姉妹が父親の思いやら5人目の娘の可愛さやらでなんやかやと動いていく流れ。 異母姉妹かつ年の差があることで、色んなバリエーションの性格を演出できるのが面白いところ。 姉妹でありながら、ほぼ他人になりうる危うい関係も、今後の関係性がどうなっていくのか楽しみな展開。 なんとなく、共通の敵?っぽいのが出てくるのか?と予想します。 いずれにせよ、散々父親に振り回されて、色々クセが強くなってしまった(おもに性格)姉妹たちが、家族をどうつくっていくのか、またどうオチをつけていくのか予想ができず、先が気になります。 さっそく共通の敵っぽいキャラがでてきて、2巻目も楽しみです。
「ジブン不器用ですから」 日本人ならば誰もが一度は聞いたことのあるであろうこの台詞は1980年代放送された日本生命のCMで故・高倉健さんが放ったものだ。 僕はこのCMを一度も見たことがないし、実際に高倉健さんがこのセリフを言っているところを見たこともないが、自分を含めた多くの日本人男性の気質を言い当てた見事なセリフだと感じるのと同時にこの台詞が残り続けてしまうところに日本人男性の生来の生き辛さと悩みが集約されているように思う。 そして、そんな不器用な日本男性の頂上決戦漫画がこの『バガボンド』なのかもしれない。 なにせ、登場する侍達がみな周囲から誤解されながらも実直に己の剣を磨き続けることしか出来ない不器用な男達ばかりなのだから。 おそらく、多くの人はこの漫画を主人公宮本武蔵が『ドラゴンボール』の孫悟空よろしく「強ぇやつ戦いてぇ」と様々なライバル達と死闘を繰り広げるチャンバラ漫画だと思っているであろう。 確かにその認識は全く間違っていないし、大まかに理解するとそう言った作品だと思う。 しかし、今回初めて読んだ僕が最も心震えたのはかっこいい剣劇シーンではなかった。むしろかっこいいとは正反対とさえ言える不器用な生き方しかできない男達の姿に心が震えたのだ。 僕自身もそうであるように多くの日本人男性は陽気ではないし、無口であることが多い、それ故に誤解されやすくそのことを気にしていないふりをしながらもやはり心の奥底では寂しさを抱えている そんな男達の理解されないことの苦しさと その救済を真正面から描いているのがこの作品だと私は思う。 天下無双を目指す主人公宮本武蔵は両親からの愛情を受けることができなかったという生い立ちから自分の感情を表に出すことができないキャラクターだ。 だからこそ彼は相手を打ち負かすための斬り合いという方法でしか自分の内面を表に出すことができない。 自分の経験や考えというものを言葉ではなく剣でしか伝えることができないのだ。 そんな武蔵の剣と相対する敵キャラクター達も彼に負けず劣らず不器用な人たちばかり、そんな剣でしか自分の気持ちを面に出すことができない男達が「斬り合い」というコミュニケーションという言葉からは大きくかけ離れた場所でお互いの気持ちを探り合うのがこの漫画の本質のように不器用なまま20年以上生きてきた僕なんかは感じてしまう。 ネタバレになってしまうから明言はしないが、武蔵のライバルとして有名な佐々木小次郎もそこに本質があるからこそあのアレンジがされているのであろう。 こうして生まれた豊かな交流とつながりも自らが相手を斬ることで断たなければならないという残酷な結末を迎えたとき その言葉を介さない濃密で一瞬の交流に最上級のロマンを感じ僕は震えた 「あぁ!この繋がりをこの豊かで濃密な時間を相手を斬り自ら断ち切らなければならないのか武蔵は!こんな不器用な生き方があるだろうか!?いや!ない!」 とこんな具合に脳内で熱い実況解説をしながら読んでしまい、しばらく『バガボンド』の世界から帰ってこれなくなってしまった。 いい年した男の脳内をこんな風に真っ赤に燃え上がらせるというところに この漫画に込められた熱量を察してもらえれば幸いだが この熱量はどこから生まれているのだろうか? おそらく、それは作者の井上雄彦先生自身の性格からだと私は思う 以前、井上先生のドキュメンタリー見たことがあるが 「なんだか不器用な人だな」というのが全体を通しての感想だった。 おそらく先生自身も武蔵の剣よろしく漫画でしか自身を表現することができない人なのであろう。 その不器用さ故に書かれた漫画は読者を作者と感性をぶつけ合わせる「真剣勝負」の場に誘い、その末に読者は井上先生の実直な漫画に感銘を受けてしまうのであろう。 だからこそ、この作品は20年以上多くの読者を魅了し続けられたのだろう。 不器用もここまで来ればあっぱれとしか言いようがなく、僕自身井上先生や武蔵のように磨き上げた何かで人に衝撃を与えてみたいと一瞬思ってしまった。 まだ、完結はしていない今作だが、井上先生にはどうかこのスタイルのまま本作を描き切ってほしいと勝手ながら願うばかりである。
交番に務める女子が主人公の、シリアスも有り、思いっきり笑えるコメディ。人気があると知って気になって読んでみたら、ものすごく面白くてハマってしまった。主人公が成長していく姿が読んでいて印象に残ります。
子供の病気は、先天性心疾患もあれば子育て中に親の愛情不足で起こることもある。親も初めての子育てで、大変なこともあるが、子どもと寄り添うことを諦めてしまっては、その先に進めない。そして、異変を感じたらすぐに相談するべき。世間体や、親族になんと言われようと子どもの一生に関わることだから。 そんなSOSに、寄り添ってくれる『佐山クリニック』。 本当にこんなクリニックが、存在して欲しい。
タイトルとコンセプトだけでもう面白い。 ちょっと大人な回を集めたクッキングパパだなんてイカれてる最高すぎる。 とはそこはクッキングパパ。 虹子さんが色っぽかったり田中君と夢子さんがイチャついてたりするくらいで、どエロいものはなかったので安心しました。 ただし「とろろフォンデュ回」は終始下ネタでした。 勃ちが悪いとお悩みの大平課長。謎のED薬ではなくとろろで解決するのが平和でいいですね。 読み始めはコンセプト面白すぎ!!というテンションだったけど、読み終えてみると「食も性も人類の営みだ…」みたいな感情に包まれました。やっぱりクッキングパパはクッキングパパでした。
「2LDK男二人暮らし 食費、3万円也。-ちょっと増えました-」のキャッチフレーズで知られる『きのう何食べた?』が実写化するらしい。 表情の変化とモノローグ。さらりと描かれる、身に沁みそうなご飯の数々。『ゲイカップルの日常』という難しい題材を丁寧に紡ぐ原作を、どのように表現するのか気になる。 https://taishu.jp/articles/-/62205?page=1
めちゃくちゃ面白いんだけど身につまされすぎて泣きたくなった。 絶対に自分より高収入の大人たちがこんなに節約生活してるなんて、こんなにお菓子食うなんて知らなかった。 とは言えみなさん悲壮感はそこまでなく、楽しんで節約に勤しんでおられる。 ポンタポイント狂いとかステーション・バーとか……実にクレイジー。 一周目は自分も節約しなきゃな〜なんて思ったけど、二周目からは次元が違うわと思えてきた。身につまされてる場合じゃない、この人たちプロなんだ。 あとみんなお菓子食いすぎよ!体に気をつけてね!と思った。 3巻に掲載されている吉本先生の奥様のエッセイが凄い。チェーン店しかない世界線に転生したラズウェル細木先生のエッセイだった。 あとこづかいステータス画面めちゃくちゃ面白い。カードバトルできそう。