総勢23人もの漫画家先生たちが、 肉に関する思いや思い出や思い込みなどを かなり自由にエッセイ的に描いていらっしゃる。 さすがに肉を嫌いという人は少ないし、 肉と言えばエネルギーの塊だし、 マンガ連載という激務をこなしている先生方は それぞれに肉を味わうことで英気を養って 仕事を頑張っている方が多いみたい。 それでも各先生ごとに結構な個性の違いがあり、 谷口奈津子先生と宇野ユキアキ先生は それぞれに「生肉」の持つ魔性的な魅力について 描かれていますが話の内容はかなり違う。 大井昌和先生と横田卓馬先生はともに 「編集さんにご馳走してもらった初の高級しゃぶしゃぶ」 について描かれていますが、感想は正反対。 棚橋なもしろ先生は肉食女子会エピソードをもとにして いかに肉が下衆トークの醍醐味を増すかについて語り、 大島千春先生は肉を煮込むことで心がいかに安らぐか を描いています。 こうした各先生のエピソードを読むと、 普通の書評を読むよりも、もっとよりわかりやすく 「ああ、この先生は多分こういうマンガを描いているのだろうな」 と、わかったような気になります。 大島千春先生の「いぶり暮らし」は読んだことがあるので 「いぶり暮らしの作者の先生らしい肉マンガだなあ」 と思いましたし。 こういうエッセイ漫画集って、 今まで知らなかった漫画や先生を知るいい本かもしれませんね。 読んでみて、自分と肉の好き嫌いや拘りが似ている先生とか、 先生の名前や代表作の名前は知っているけれども 読んだことは無かった、という先生に興味を覚えて その先生の作品を読んでみる気になる人も 多いのではないでしょうか? 最初から、そういうPR的な効果を狙ったエッセイ集なのかな? 私も棚橋先生の回を読んで、 「この先生の漫画って思っていたより下衆くて面白いかもな」 と興味を持ちました。 色々と違っていたらスミマセン(笑)
主人公の薬剤師の業務内容としては、実際によくある医師への処方確認や患者への聞き取り、そして薬剤師としての医師と患者の板挟みですが、普通なら知ることの出来ない治療にかける想いや様々な葛藤がわかりやすく描かれています。病気と直接向き合う医師看護師に比べれば、踏み込んで患者と接する事が難しい薬剤師ですが、その切り口から描いたことはとても斬新ですし、しっかりドラマとして読み応えがあります。
読んでいてなんとなく「もしや…?」と思って調べたらやはりBLも描かれている作家さんでした。この設定でBL描いたらめちゃくちゃ良さそうだなと思いながら読みました。堅物とネアカの組み合わせ好きなので…今まで描かれた作品も読んでみたいですね。 40年に一度しか咲かない花、ニューサイランのことか、それをモデルにしているようです。その花が咲くかどうかの勝負をしていた矢先に亡くなってしまった親友が、その勝負の決着をつけるために亡くなった当時の20歳の姿で主人公の元へ戻ってくるのですが、戻ってきたのは勝負のためだけじゃないということが最後にわかります。
織田信長の幼少期から、亡くなるまでの一代期を、生き生きと描いてあります。うつけとカモフラージュをして尾張を守りながら着実に力を蓄え、仲間に信頼されるまでにいったのは、信長の人に愛される度量の広さと、物事に囚われない自由な心にありました。毎回その次はどうつながるのかと、楽しみに読んでいます。
とにかく食べ物を美味しそうな表情するので食欲をそそられる作品です。 カツ丼、生姜焼き、唐揚げなどなど、あったかご飯をバクバク平らげていく飯沼は見ていて気持ちが良い! 普通の卵かけご飯ですら最高に美味しそうに見えてしまいます。 小龍包の汁をごくんと飲み込むシーンなんて風味が感じられるようでたまりませんでした。 読むとご飯を食べたくなる作品ですが、自分は逆にダイエット中に読んだりして気を紛らわせていたこともあります笑 美味しそうに食べるマンガが好きな方におすすめです!
最初の勤務シーンで「もしかして薬剤師っていらなくない?」と疑問を投げかけられ、意外な感じの始まり方だったのですが、他の会社でもありそうな対人トラブルや、知られざる病院内の立場などが描かれていて興味を引きました。 医師からの処方の分量について違和感を感じ、指示ミス(後でわかる)をした年配の医師を探し回り確認をとったのに、そんな些細な事いちいちいわなくても対処できないのかと怒鳴られるところなど、頑張ってまじめにやっているのにかわいそうですごく応援したくなります。 病院内でふと見かけた患者さんの違和感を察していろいろな科にお願いして回ったり、それをけむたがったりする医師たち、彼女をサポートしてくれるかっこいい男性先輩薬剤師、医療ミステリーを解くような展開など、とても魅力的な作品です。絵のタッチも好きです。
シティーハンターが大好きな40才の女性がタイムスリップしたら女子高生の姿になって、シティーハンターの漫画世界に迷い込んでしまうお話。 想像以上に、絵は原作の世界観に近い感じで再現されていて驚きました。 原作の元ネタを知っていればより楽しめると思います。
酒に強い人向けのマンガだと思ってましたが、お酒と一緒に食べる肴も含めてとても愛しているかんじがしました。 ホヤとか食べ事ことのないツマミに自分もチャレンジしたくなりました。 フツーの野菜や海藻サラダでも、少しの工夫で美味しい料理に変えたりするワカコさんが等身大で、親しみやすくて可愛いです。 一人飲みのお供にどうぞ。
薬剤師を主人公にした医療系のマンガは初めてでしたので新鮮でした。医療の現場でもわりと裏方というか、地味な存在なのですが、ただ薬を調合するといっただけでなく、患者さんを助けている部分があるんだなと感心しました。主人公の明るくて天真爛漫なところも見ていて前向きになれます。
深夜TVでも人気の「ワカコ酒」ですが、グルメ漫画に有りがちなウンチクの開陳が殆どなく、ワカコがさっと飲んで食って一話完結って所が気に入っています。酒飲み、特に一人酒が好きな方のツボに嵌る作品です。私も酒飲みを自認していますが、何時まで経っても、ワカコの様に純粋に酒と肴を楽しむ域まで到達できてない。
総勢23人もの漫画家先生たちが、 肉に関する思いや思い出や思い込みなどを かなり自由にエッセイ的に描いていらっしゃる。 さすがに肉を嫌いという人は少ないし、 肉と言えばエネルギーの塊だし、 マンガ連載という激務をこなしている先生方は それぞれに肉を味わうことで英気を養って 仕事を頑張っている方が多いみたい。 それでも各先生ごとに結構な個性の違いがあり、 谷口奈津子先生と宇野ユキアキ先生は それぞれに「生肉」の持つ魔性的な魅力について 描かれていますが話の内容はかなり違う。 大井昌和先生と横田卓馬先生はともに 「編集さんにご馳走してもらった初の高級しゃぶしゃぶ」 について描かれていますが、感想は正反対。 棚橋なもしろ先生は肉食女子会エピソードをもとにして いかに肉が下衆トークの醍醐味を増すかについて語り、 大島千春先生は肉を煮込むことで心がいかに安らぐか を描いています。 こうした各先生のエピソードを読むと、 普通の書評を読むよりも、もっとよりわかりやすく 「ああ、この先生は多分こういうマンガを描いているのだろうな」 と、わかったような気になります。 大島千春先生の「いぶり暮らし」は読んだことがあるので 「いぶり暮らしの作者の先生らしい肉マンガだなあ」 と思いましたし。 こういうエッセイ漫画集って、 今まで知らなかった漫画や先生を知るいい本かもしれませんね。 読んでみて、自分と肉の好き嫌いや拘りが似ている先生とか、 先生の名前や代表作の名前は知っているけれども 読んだことは無かった、という先生に興味を覚えて その先生の作品を読んでみる気になる人も 多いのではないでしょうか? 最初から、そういうPR的な効果を狙ったエッセイ集なのかな? 私も棚橋先生の回を読んで、 「この先生の漫画って思っていたより下衆くて面白いかもな」 と興味を持ちました。 色々と違っていたらスミマセン(笑)