鶯谷デッドゾーン 井深みつ 三日閉両
新連載「鶯谷デッドゾーン」語ろう
最初の勤務シーンで「もしかして薬剤師っていらなくない?」と疑問を投げかけられ、意外な感じの始まり方だったのですが、他の会社でもありそうな対人トラブルや、知られざる病院内の立場などが描かれていて興味を引きました。
医師からの処方の分量について違和感を感じ、指示ミス(後でわかる)をした年配の医師を探し回り確認をとったのに、そんな些細な事いちいちいわなくても対処できないのかと怒鳴られるところなど、頑張ってまじめにやっているのにかわいそうですごく応援したくなります。
病院内でふと見かけた患者さんの違和感を察していろいろな科にお願いして回ったり、それをけむたがったりする医師たち、彼女をサポートしてくれるかっこいい男性先輩薬剤師、医療ミステリーを解くような展開など、とても魅力的な作品です。絵のタッチも好きです。