クラスのカースト上位にいる伊地知と天音。 それぞれ、タイプが違うが、いわゆるギャル。 伊地知は黒ギャル。軽くて明るい。 天音は白ギャル。モデルのようなスタイルのクールビューティー。 それに、女児向けアニメ「キラモン」が好きな主人公という構図。 しかし、このアニメが、クールな天音も実は好きで(超好きで)、 「妹が好きなだけ」 ということで隠している設定。 ただ、随所でダダモレしているのが、ポイント。 全力で否定しつつも、気になって抗えない様が、ガチ勢のそれでかわいい。 クールじゃなくなる感じもグッド。 ギャルがオタクのオタク趣味に優しい話かと思ったら、ギャルも実はオタクだったってのが斬新で面白い。 天音の話ばかりしたが、伊地知もオタク趣味に理解があって優しくて距離が近くてコミュ力高いのがポイント。 何気に勉強もできる。 総じて何が言いたいかっていうと、眼福マンガってことです。 コミカルに誰も傷つかない優しい世界に、読んでて癒やされます。 ギャル系マンガが好きな人にはぜひおすすめしたい。
※ネタバレを含むクチコミです。
文具大好きOLの文野さんが仕事の合間になつかしの文具で遊びまくるお話。 「はい」「いいえ」「何か?」の3語しか発さないクールさなのに、子どものように文具で遊ぶ文野さんがかわいいです。 老若男女問わず誰もがなつかしさに悶絶すると思います。 食べものの形のちっちゃい消しゴム、変形しまくる多機能ふでばこ、クレヨンに折り紙に油ねんどなどなど。 友達と交換したり、授業中に遊んで没収されてる子がいたり、古の記憶が蘇ります。 ルーズリーフのお手紙を苺とかハートに折るやつあったなあ…もう折り方忘れたなあ…。 仕事中に遊ぶな!と怒る立場の上司たちも、なつかし文具に心奪われちゃうのわかる。なつかしいもんね。
表紙から得られるイメージよりも、主人公・下辺の恋をしっかりと描いている漫画だなと思いました。 表ではかわいい顔を振りまいてるメイドさん・まいちゃんが休憩時にはギャンギャンにタバコをふかしている(しかもまあまあなニコチン中毒)という落差の激しさが笑えますが、オンオフの切り替えを徹底しメイド喫茶の仕事に真面目に取り組む姿勢がある意味プロフェッショナルだとも言えるので好感しかありません。 そんなまいちゃんのギャップにやられて片想い中のバイト・下辺との絶妙な距離感も楽しみだし(何せ男スタッフがメイドさんに手を出すことは御法度)、日常コメディ色強めかと思いきや1巻の最後「あっ!」という展開もあり、とにかく今後が期待の一作です。
まさか続編が出るとは思わなかった本作。 長年の同棲からキレイに結婚ENDをしたものの、その後の二人に思いを馳せていただけに、この続編は嬉しすぎて小躍りしました。 内容も、前作同様、二人の視点で同じストーリーが展開されます。 ただ、違うのは二人もちょっと大人になったということ。 前作も大人といえば大人なんですが、結婚して、そして年を重ねて出てくる問題。 子供をつくるかどうか、キャリアどうするかどうか、そういう話。 自分とも同世代なだけに、二人の考えや決断はとても参考になります。 自然と共感できる。 結婚したので、カップルから夫婦の日常になっても相変わらずの二人に安定のおもしろさを感じて、引き続き見守っていこうと思います。
面白かったー! もう少し、読みたかったな。 建築、インテリア、趣味程度に好きな分野なので読んでてワクワクしました。 自分達で、こんな家住みたいなって考えながら間取り書いてしまう過程もとても楽しそう。 学んだことを活かせるって、とても素敵なことだな。 勉強になったし、2巻で完結が本当に勿体無いと思うくらい濃い内容の漫画でした。
昭和初期を舞台に、14歳の女中・ハナちゃんと、ハナちゃんの主人になったひとり暮らしの翻訳家・令子さんとの日々を描く。女中がいる家というとお金持ちの家庭を想像しますが、この時代はそこまで裕福ではなくても女中を雇うことは珍しくなかったそうです。 ハナちゃんはとにかく真面目な子で、何をするにもきっちりかっちり、遊びや余計は一切なし。その完璧な仕事ぶりには読んでいてなぜか心が浄化される気分です。ただその真面目さゆえの行動にクスッとしたり、思わず観察したくなる独特の可愛さの持ち主です。なのでなんかかまいたくなってしまう令子さんの気持ちがもの凄くわかります。令子さんていい意味ですごく普通の人なので読者と感覚が近い気がする。 時代背景としては、一般家庭に少しづつ海外の文化が取り入れられ始めたあたりで、田舎から東京に出てきたハナちゃんが珍しいものを見て新鮮な反応をしている姿も見所です。2巻以降もずっとこんな日々が続いてくれたらいいなと思ってます。
日本版エマ!と言いたくなったのは私だけではない…はず…(もちろん設定はいろいろ違いますが)。10歳から女中をやってきたハナちゃんは、体は小さいけれど表情は堅く子供らしさは皆無。ひとり暮らしの翻訳家・令子さんとの暮らしの中で少しずつほぐれていくと良いなと思った1話でした。 最後に、令子さんの童話集を大切に持っているハナちゃん。令子さんのことは前から知っていたんですね。
ドラマは全シーズン観てるけど、原作は今回初めて読みました。やっぱり漫画の方がスムーズに頭に入ってくる気がしました。
クラスのカースト上位にいる伊地知と天音。 それぞれ、タイプが違うが、いわゆるギャル。 伊地知は黒ギャル。軽くて明るい。 天音は白ギャル。モデルのようなスタイルのクールビューティー。 それに、女児向けアニメ「キラモン」が好きな主人公という構図。 しかし、このアニメが、クールな天音も実は好きで(超好きで)、 「妹が好きなだけ」 ということで隠している設定。 ただ、随所でダダモレしているのが、ポイント。 全力で否定しつつも、気になって抗えない様が、ガチ勢のそれでかわいい。 クールじゃなくなる感じもグッド。 ギャルがオタクのオタク趣味に優しい話かと思ったら、ギャルも実はオタクだったってのが斬新で面白い。 天音の話ばかりしたが、伊地知もオタク趣味に理解があって優しくて距離が近くてコミュ力高いのがポイント。 何気に勉強もできる。 総じて何が言いたいかっていうと、眼福マンガってことです。 コミカルに誰も傷つかない優しい世界に、読んでて癒やされます。 ギャル系マンガが好きな人にはぜひおすすめしたい。