父親が残した借金のせいで、中学時代は特待生として高校に入るために勉強だけに打ち込み、家計のためと自分の時間を犠牲にしてきた主人公のあゆみは、高校入学とともに憧れだった陸上部に入部。しかしそのことを母親に報告すると、贅沢だと非難されてしまう。お金に苦労してきた家族にはもう、あゆみを愛する心の余裕がなくなっていた。落ち込むあゆみに、同じ陸上部でみんなの憧れの的・唯愛(いちか)が接近。あゆみは彼をライバルとして「いつか追い抜いてみせる」と意気込むも、唯愛はちょっと態度が違うようで…
バイト先のカフェ近くの公園で見かけた、キラキラ輝く歌がうまい男子が自分のクラスに転向してきて、その子が実は好きな韓国アイドルグループの弟分としてデビューする新グループのメンバー候補生だった!!デビューするには恋愛禁止が暗黙のルールだけど、同級生として仲良くなってるし既に友達以上の感情が芽生えている…どうしよう!?な話。ボーイズグループがわんさか生まれている今、デビュー前から目をつけといたほうが売れた時に新規ファンにマウント取れるよな…!とゲス思考しか浮かばない私でした
シャーマンキング本編、チームハオ・花組が結成されるまでのカンナ・マチルダ・マリオンの3人の過去を描いたスピンオフ。 本編でハオに与することになる以上、何がどうあっても彼女たちの過去は決してハッピーなものではない…というかある程度幸せだった状態が打ち砕かれたところでハオに出会うというつらい結末を覚悟して読みすすめるタイプの作品です(こういうの、メリーバッドエンドというんですかね)。 特にマフィアの娘として争いと死に寄り添い続けた結果絶望に落とされるマリオンのエピソードが過酷さを徹底していて印象深かったです。作画もかわいくてなんか変な癖(ヘキ)に目覚めそうになった…。 本作読後にSUPER STARの時間軸ではなんの因果かふんばり温泉に住み込みしている彼女たちのことを考えると不思議というか、シャーマンキングという作品がキャラクターに対して持ってる懐の深さみたいなものを改めて味わえたような気がしました。
第2回なかよし×コミチマンガ大賞入選作。 蜘蛛目線だし、絵柄的にホラーに見せかけたギャグかもしれないと思って読み始めたら予想以上にいい話。いい話だけど全体的に謎めいた雰囲気もあって、なかよしだしジャンルとしては少女漫画になるんだろうけど青年マンガ誌に載ってても全く違和感なかったと思う。眼帯が気になるなあ。。 https://comici.jp/micomalu/episodes/33372bc68ec87
可愛らしいキャラたちの優しさにあふれる言動やふふっと笑ってしまう状況にほっこり愛おしい気持ちになった読切です。 オチもよかったです! 朝、学校に行ってない少女のもとへ同級生の男子がやってきて、今日の給食が「エッグベネディクト」であることを告げ、登校していきます。 そこから「エッグベネディクト」を知らない少女は、それは一体どういうものだろうと考え、お母さんに聞いたり、辞書で調べたりして、空想を膨らませ…。 『なかよし×コミチショート漫画大賞』大賞作品に輝いた都会先生の『エッグベネディクト』はこちらから読めます。 https://comici.jp/articles/o/50328/ こんな賞があったことを知らなかったです。 https://comici.jp/articles/amp/56336/ これを読んだとき、実は自分自身も「エッグベネディクト」の名称は知ってるけど、食べたことないのでいまいちどういうものなのか分からない状態で読んでいたので、主人公の気持ちに非常に近いところから読んで一緒に楽しむことができました。 なんか、卵を使ったおしゃれな料理でしょ?っていう。 一緒に考えてたんですが、それでもやっぱり小学生の自由さには適わないなって気持ちになりましたし、笑っちゃいました! お母さんもいいし、友達もいいし、大好きな漫画になりました。 この漫画の読者層のターゲットって「なかよし」の賞なので小中学生の女子だと思うんですが、見事に目線をそこに合わせてて言葉選びとかのちょうどよさもすごいなって思いました。 「不登校」とか「引きこもり」っていう言葉を使っていないのが本当にありがたいなって思いました。 都会先生本人の様々な経験があってこそなんでしょうね。 いろいろあって学校に行ってないことってそこそこ重要なことだと思うんですけど、冒頭でさらっと触れてからは特に重く描いてないのがいいんですよね。 登場人物の誰もがそれを特別なこと、いけないこととして扱ってない。 同級生の少年もただ学校に来てほしいなってやさしさだけ。 ほんとやさしいなー。癒されました。 そしてそのやさしさの中に異様な姿で浮かぶ「エッグベネディクト」の図ですよね。最高でした。 こういうやさしさの中に少しの毒や異物感みたいなものがあると際立って面白いので大好きです。 全体的にいつなのか年代の分からなさもいいなーって思いました。 これで連載してほしい。
※ネタバレを含むクチコミです。
元々アニメのタイトルとビジュアルが公開になったときに人魚がいるのは知ってたけど、コスプレでもなんでもなくマジのガチで人魚だったとは…😂 ローラちゃんが主人公・まなつのことをニンゲン呼ばわりして、自分が女王になる踏み台としか思ってないところがいいですね。ここからどう友情を深めていくのか楽しみです。
久しぶりにカードキャプターさくらを読んだら懐かしくてハマってしまいクリアカード編も読み始めました。さすがに続けて読むと絵柄が変わってしまった違和感があったのですがだんだん慣れてくるし、こっちの方が今のなかよしの読者さん達には合ってそうだな〜と思いました。でもCLAMP先生は小さなお友達も大きなお友達もどちらも喜ぶような演出をしてくれるので素晴らしいですね…。 さくらちゃんの可愛らしさは全く変わらないです。もう中学生だからなるべく「はにゃ〜ん」とか「ほええ〜」を言わないようにしてるけど、ついつい言っちゃうところとか、付き合い始めた小狼くんとのやり取りは可愛すぎてニヤニヤしてしまいました。なかなか無敵の呪文「絶対だいじょうぶ」のセリフが出てきませんでしたが、8巻でようやく出てきましたね〜。 利佳ちゃんだけ違う中学校に進学してましたが、寺田先生はまだ小学校の先生をしているようだし、関係がバレちゃった訳じゃないようなので安心しました。
コンビニコミックにありそうな「本当にあった嫁姑」みたいなエグい展開と、小学生女子向けの絵柄のギャップが新鮮な作品で、人の悪意に決して屈しない主人公が熱い! 原作は脚本家の鈴木おさむが書いているため、ストーリーのクオリティについては安心して読めるし、作画もとても丁寧で少女漫画らしいところがいい。 主人公・愛は女手一つで育ててくれる母を助けるため、エゲツない依頼を受けて金を稼ぐことを決意する。 しかし金を稼いでも、金の出どころであるチャイハロのことは言うことができないため、住まわせてもらってる屋敷の女主人やクラスの女子から痛くもない腹を探られる。 大人でも参ってしまう過酷な状況でも、愛は決して折れない。悪には立ち向かい、弱者に手を差し伸べる。何度貶められ陥れられようと目の光を失わない。ものすごくタフで、黄金の精神の持ち主なのが清々しい。 学校の華嵐先生がいい人なのが唯一の癒しだけど、だからこそ裏切られたらと考えると今から不安...
父親が残した借金のせいで、中学時代は特待生として高校に入るために勉強だけに打ち込み、家計のためと自分の時間を犠牲にしてきた主人公のあゆみは、高校入学とともに憧れだった陸上部に入部。しかしそのことを母親に報告すると、贅沢だと非難されてしまう。お金に苦労してきた家族にはもう、あゆみを愛する心の余裕がなくなっていた。落ち込むあゆみに、同じ陸上部でみんなの憧れの的・唯愛(いちか)が接近。あゆみは彼をライバルとして「いつか追い抜いてみせる」と意気込むも、唯愛はちょっと態度が違うようで…