なかよし12月号から始まった新連載。自分は知らなかったんですけど、2020年上半期児童書売上ランキング1位の書籍が原作らしいと知り読んでみました。

子供も利用できるバーチャル裁判「こども裁判」制度のモデル校に選ばれた小学校が舞台。小学校6年生の未織のクラスへ、相談員として六法を暗記しているという天才小学生の京介がやってくるところから物語は始まります。

1話は、クラスの女子・西宮さんから言葉によるいじめを受けている未織を救うために、京介がこども裁判で検察官となり西宮さんを起訴するという内容。

学校内で「いじめ」という言葉で片付けられてしまう行為は、社会では侮辱罪という懲役がつく立派な犯罪であるということがが端的に描かれていてよかったです。

ただ、西宮さんがいじめをするに至った背景心理が描かれていなかったり、あまりに簡単に改心していたり、都合が良すぎる「ぬるい」展開で説得力があまり感じられなかったですね…。

あと「こども裁判」に法的効力もペナルティも何もなくて、これ機能するのかな…? と疑問です。
(西宮さんを裁いたのもVR上で、生身の人間は未織以外、裁判官、検察官しかいないのも変な感じ。これだったらよっぽど帰りの会などで、クラス全員の前で吊るし上げられる「学級裁判」の方がよっぽど地獄で刑罰になると思います)

自分の甥っ子たちを含め、世の子供たちは鬼滅の刃に夢中です。漫画を通じて、残酷な世で鬼にならざるを得なかった元人間たちの壮絶な苦しみや、愛する家族をゴミのように扱われ殺される悲しみを真正面から受け止めています。

この『まんが こども六法』も、もう少し子どもたちを信用して、子どもたちが本当に心を動かされるような苛烈な内容にしても大丈夫なのではないかと思います。なかよしは過去に秘密のチャイハロという刺激的な作品を載せていたわけですし、できなくはないはずです。

テーマが面白いので、2話以降どんな展開が待っているのか楽しみにしています。

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