コロナ時代を反映した実験的なギャグ読みきり作品。リモート合コンに番長キャラが参戦ッ! 果敢にアタックするという設定。リモートの良さを活かしたギャグにはキレがあり、遠隔のツッコミ方も新しい。けど、ちょっと窮屈そうにも感じてしまった。これは難しい。
とにかく描き込みが凄くて、とにかく読んで楽しい気持ちになる読切。 未知の生物だらけになってしまった地上から逃げ、人類が地下シェルターで生活をはじめて千年。修学旅行で地上へ来ていた真面目な女学生・スズキさんは、同級生の手により崖から突き落とされてしまう。しかし崖の下で魔物から助けてくれた男子学生二人組に出会うことで、閉ざされた地底にいたらわからなかった、世界の広さを知る、というお話です。 面白いのが、男子2人(ホンダとカワサキ)が地上にいる理由が、千年前の日本で描かれた「ヤンキー漫画」の続きを探すためで、彼らはその漫画を「古代の書物」として扱っていること。でも、漫画を読んで心が躍ったり震えたりする様子は、今と全く変わらない。千年後の子供達と、やっぱり漫画は最高だよな!という気持ちを共有できたようで嬉しくなりました。 すごいデビュー作だなと思います。次が楽しみ。
血のつながった兄・ゆうまへの恋心に、許されないと思いつつも他の女が近づこうものなら脅迫もいとわない妹のゆうな。しかしあるきっかけにより、たとえ兄妹でも許されない恋など無いんだという思いに至り、ゆうまへ気持ちを伝えようとするが… 最後はちょっとびっくりだけど切ない結末でした。
小学校の校務員さんが、トイレの花子さんの話を通じて子供達に道徳を教えるのか…と思っていたら、急にド直球のホラーになって、そして最後にはバトル・アクションになって…という、最後まで何が起こるかわからないワクワクがありました。 ちょっとぬ〜べ〜っぽい要素もあると思ったので、妖怪から子供達を守る長谷川さんとして連載化したら面白そう。
潮が舞い込む海辺の田舎町が舞台なのでゆったりとした空気感があるけど、登場人物は多種多様で面白い。群像劇なので特定の主人公はいないけど、高校2年生たちのやり取りがメインのようです。第4話の同じ団地に住むマンガ家のお姉さんの話おもしろかった。これからどんなふうに展開していくのか楽しみ。
人間が絶滅し、ロボットだけが暮らす日本では、人間だけの習慣である「料理を作って食べる行為」が悪いこととされていた。 人間が残したものを収集していたロボットが亡くなり、その孫である主人公が祖父ロボットが残したある一切れの紙を買い取ってもらうために、こっそりあるパーツ店に行くと…それは料理のレシピであることが判明する!、というはなし。 最初は絵柄がどうしてもコロコロコミックっぽいなと思ってしまい読み飛ばしていたのですが…読んでみてよかった。ロボットに血縁者がいたり、死亡という概念があったり、料理を美味しいと感じたりツッコミどころはあるんですが笑 こんなホッコリする漫画は久々です!
※ネタバレを含むクチコミです。
主人公に起こるラッキースケベ。それはお嬢様に仕組まれたものだった!ちょっとHな刺客が彼を誘惑するためにやってきて、今日も今日とてラッキースケベを引き起こす。彼が18歳まで刺客に手を出さなければお嬢様と結婚できるが、靡いた瞬間にアウト。っていう話 いや設定、超面白くない? ラッキースケベみたいな漫画的お約束が実は意図的に引き起こされてたって着想がまず面白い。それをさらにアホな方向に活かしてるのが最高。ただ主人公が無個性の聖人なとこがちょいものたりなかったかも。連載期待してます
天使だった母の血を受け継いで、ある日突然天使の羽が生えてきちゃった男の子・たけしくん。突然の変異に戸惑うけど、羽が生えたことで彼には彼にしかできない特別な使命があることに気づく。思わず頬が緩むほど、色々と天使すぎるほっこり読切。
完結してしまった。 戦国時代、武田家の裏側でのお話。 主人公のレイリは武田信勝の影武者として死に場所を求める「死にたがり」。 彼女を取り巻く周りの人々と彼女の成長を時代の流れにそって見ていく感じになるんだけど(と言ってもほんの10年そこらの間だが) 寄生獣やヒストリエの岩明均が原作ということもあってただの史実ではないし、室井大資が描いてるだけあって独特の間のとり方が癖になる作品でした。 オススメ。
コロナ時代を反映した実験的なギャグ読みきり作品。リモート合コンに番長キャラが参戦ッ! 果敢にアタックするという設定。リモートの良さを活かしたギャグにはキレがあり、遠隔のツッコミ方も新しい。けど、ちょっと窮屈そうにも感じてしまった。これは難しい。