ヤングガンガンの感想・レビュー97件<<12345>>そう簡単に異世界無双できると思うな #1巻応援処刑少女の生きる道 ニリツ 佐藤真登 三ツ谷亮異世界スキー※ネタバレを含むクチコミです。女子高生が変身して鉄球を振り回す!!!柚子ペパーミント 佐藤大 ゴツボ☆マサルANAGUMA主人公の女子高生・柚子は髪が光って超人的なパワーを発揮する「ペパーミント」の能力の持ち主。その糧となるのは両親の仇であるMMD団への復讐心! 落ちぶれたパンクロッカー・ハッサクや双子の連続殺人犯ナツミカンミ、正義執行のためなら何でもアリの俺サイコー裁判官ポンカン、AIを搭載したヘリコプターなど個性的すぎるメンバーとともに、崩壊した世界で血塗られた復讐戦争に乗り出すのだった!! まずキャラデザが本当に神。みんなカッコイイしカワイイ。 キャラ以外にも花札のモチーフやミステリーサークルのアイデアなど、見ていてビビッと来るデザイン、ギミックが次々出てきてシビレます。なんといっても主人公の武器が工事用の鉄球ですからね。ちなみにチェンソーで戦ったりもします。 ブッ飛んだキャラクターの魅力とバトルの気持ちよさを両輪にしてパワープレー気味に話が進んでいくのですが、佐藤大作品だけあって終盤は結構エウレカセブンぽいというか、セカイ系的な雰囲気がビシバシ感じられて自分は大好きでした。 軽いノリで人が死にまくったり、設定のボヤかし方(説明しきらないのがクールという思想)とかのポイントで好みは分かれると思いますが「カッコよく盛り上がってたらこまけぇこたぁいいんだよ!感じろ!!」というスタンスのひとには読んでほしい作品です。 ヒロインであるところのヘリの吉田くんのかわいさも目に焼き付けてくれ!続きが気になる地獄の教頭 大沼良太さいろく立ち読みでも十分続きが気になる。 この教頭の過去は?第一話でこんな流れだけど次はどういう話なんだ?としっかりヒキがあって面白い。 スレッドでダークヒーローとして紹介してもらった作品で、絵はそんなに上手くないけど学園モノ(教師視点)というのも珍しくてよい。楽しい生徒会んぐるわ会報 高尾じんぐナベテツ高校の生徒会を描いた作品と言えば「1518!」を挙げる方が多いかもしれませんが、この作品も密かな傑作だと個人的には思っています。 女子の生徒会長というと、「究極超人あ~る」の西園寺まりいを思い出したりするのですが、この作品は生徒会長が光画部の鳥坂さんのようにふざけまくっています(この辺のノリは学園物としては懐かしく感じたりもします)。 可愛らしい女の子と、虐げられる男子とのギャップもまた微笑ましい作品であり、「くーねるまるた」とはまた違った高尾先生の魅力が感じられると思います。 パン職人が成長していく姿聖樹のパン 山花典之 たかはし慶行Pom 小樽で、聖樹と言う青年が雪森姉妹が営むペンションでパン職人として働く話。 色々な騒動にも巻き込まれるのだけど(パンバトルなど、時々え?!って突っ込みたくなるとこも)北海道行きたくなるしパン食べたくなる。笑 パンの知識も含め細かく沢山描かれているので読み応えあるかと思いました。+チック姉さんの佐々木と山田の話メメメメメメメメメメンヘラぁ… 栗井茶メメ+チック姉さんに登場する佐々木と山田回をまとめた本。描き下ろしやオマケページはついてるけど大体は再収録です。まとめて読むと改めて佐々木さんの破壊力の高さに驚かされる。山田の反応や切り返し力が洗練されて行くので、ヤベー奴をヤベー奴として心置きなく楽しめる。佐々木と山田のこれまでを一気読みしたい人が読んでも良いし、+チック姉さんを読んでなくても、常軌を逸したメンヘラに興味があるなら楽しめると思う。今だったら夏に読むべき漫画として推す!その着せ替え人形は恋をする 福田晋一nyae作中の季節がその辺だからというだけなんですけど、読み始めるなら今がベスト!! 「応援したくなる」「前向きになる」「キュンキュンする」 みたいなストレートでちょいハズな言葉をなんのひねりもなくそのまま捧げられる漫画。ごじょーくんにも、可愛い女の子と突然仲良くなれてラッキーとかじゃなくて、好きものを好きと言える友人ができて、ほんとによかったね…という気持ちです。 まりんちゃんが今後、ごじょーくんにどうやって好きを伝えてくのか楽しみ。 女装して子育てする男の訳ありラブコメニコイチ 金田一蓮十郎名無し主人公の須田真琴は女装して小学生の息子を育てている。大学時代に事故で亡くなった恋人の子供を引き取ったのだが、死んだ母親を探して泣いている赤ん坊があまりにもかわいそうで女装して接することにしたのだ。カミングアウトするきっかけがないまま、家では優しく美人な母親、会社ではスーツ姿で働くサラリーマンをしている。そんな不思議な生活を何年も続けていたが、同じ会社に勤める藤本菜摘を好きになったことで事態が急変する。真琴を女だと勘違いしたまま付き合うことになってしまったのだ…! ここまでは割と想定内な話ですが、付き合い始めてカミングアウトしてからが面白いです。一気にバラすんじゃなくて徐々になんですよね。同僚としての男の姿の時は嫌われていたので、同一人物だと認識してもらうまでにも色々あるのですが、男としても女としても好きになってもらえてからはラブラブ度がすごい。また付き合ってからの菜摘さんがすごく可愛いんですよ〜!ずっと息子にカミングアウト出来ずにいた真琴を支えてくれて、3人が本当の家族になるラストもよかったです。完璧な読切がここにありました。姪っ子の歌 ますだ悠兎来栄寿現在、マンガワンで『暑がりヒナタさんと寒がりヨザキくん』を連載中のますだ悠さんによる読切です。こちらの作品で「第1回YGマンガ大賞]入選&審査員特別賞」を獲ったそうですが、さもありなん。あまりにも完璧な読切で身震いしました。もう大好きです。 “今思うとずっと姪のことを憐れんでいたと思う” という手書きのモノローグから始まるこの物語は、物書きになりたいという夢を果たせずOLとして無感情に働くさゆりと、彼女の姪であり夢を追いギターの弾き語りをするゆづはの二人に焦点が当てられ進行していきます。 さゆりが如何にして夢を抱き、それを叶える為に周囲の反対も跳ね除けて努力し続けて、そして結果的に挫折するに至ったか。それは悲しい物語ですが、夢を持ちながら叶えられなかった多くの人が共感する在り方でしょう。 姪には自分と同じような想いを味わって欲しくないと思いながらも、渦中のゆづはは目を輝かせながら夢を叶える為に邁進していく。その時の複雑な胸中が見て取れます。それはやがて今の自分のようになってしまう可能性が高いという単純な心配や憐憫だけではなく、もしかしたら嫉妬のような感情も入り混じるものだったかもしれません。 最後まで連綿と続く手書きのモノローグと、「姪っ子の歌」というタイトルが重なった時、破れた夢の果てに生まれた物を目の当たりにした時、最大の感動が押し寄せました。かつて自分から生じた情熱が今は冷めてしまっていても、往時には新たな土で萌芽を誘っており、そこで咲いた小さな花が再び冷めた自分にも熱を灯す。そんな在り方に尊さを覚えました。 二人の絆に胸が暖かく、熱くなる素晴らしい物語でした。会社が違うので難しいかもしれませんが、『暑がりヒナタさんと寒がりヨザキくん』が単行本化される際などに収録して欲しいなぁと思います。話題にならずに埋もれてしまうにはあまりにも惜しい作品です。pain罪と快 染谷ユウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 2人の関係にとにかくニヤける!その着せ替え人形は恋をする 福田晋一名無し自分の好きなものや、やりたいことを人に言うのって勇気が必要なんです! 2人の関係にとにかくニヤけます。「コスプレ」を介して親密なっていく様を描いた作品です。 コスプレ好きの女の子が、自分が1番輝ける瞬間を目指す。恋愛事情もやり手かと思えばすごく純情可憐だったりと、好き同士がなかなか語れない内面を描いたマンガです。 もう一度恋を始めたい方にはドストライクな作品だと思うので、是非読んでみてください!ロトの世界観が再現されているドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~ 藤原カムイ 梅村崇 映島巡 堀井雄二名無しドラゴンクエストの世界観を存分に楽しめる作品です。私はかなりのドラクエマニアですが、この作品を読んで、作者も本当にドラクエ好きなんだなと感じました。 世界観が過去のドラクエ作品のものなので、ドラクエファンの方であれば必ず好きになると思います。各シリーズの勇者の系譜も知ることができます。 各シリーズとの繋がりが分かってくるので、長年の疑問が解決して頭がスッキリします。勇者同様に、モンスターの系譜も分かるので、よりドラクエが好きになりました。 天空人や竜神族など、ゲームではあまり描かれていないシーンも登場するので、新たな楽しみが想像できます。 絵のタッチも繊細で美しく、気が付けば物語に入り込んでしまうような魅力があります。 ドラクエマニアから初級者まで幅広く楽しめる作品だと思います。 赤面表情に激萌え#1巻応援不器用な先輩。 工藤マコト六文銭いつもツンツンしている先輩が、根は優しいのにそれが周囲に伝わらず、時々みせる可愛らしい面にドキッとする感じ。 ツンデレ?ともちょっと違う感じがする。 本作は、あざとい感じをあまり受けないんですよね。 いわゆる露骨にデレデレせず、例えば顔真っ赤にしたハニカミの表情ですべてを物語るとか。これが良いんです。 目だけ彩色されているのも新しいですね。気持ちがグッと伝わります。 基本は、優秀な先輩なんでしょうけど、随所に背伸びしてポンコツになる具合もまた良し。焦ると方言も出るという可愛いおまけつきです。 2巻は後輩と沖縄旅行に行くらしいですが、どう暴走するのか気になります。 #1巻応援 終始ドキドキ南郷ワールド。MORTAL LIST モータルリスト 小見川なまりPom 犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました! ついに完結! #完結応援ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~ 藤原カムイ 梅村崇 映島巡 堀井雄二名無しドラクエシリーズが好きで、漫画の「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」も好きで、連載開始からずっと追ってきた40代男です。 ついに完結ということで本当にお疲れさまでしたと言いたい。 読者としても長い長い旅を終えたような気持ちです。 いま無料で読めるキャンペーン中なので、ドラクエ好きで未読の方は、ぜひこの機会に読まれてみては。ぶっ飛んだ登場人物が魅力荒川アンダー ザ ブリッジ 中村光名無し何より個性的すぎる登場人物たちが魅力的。エリート御曹司のリク、不思議系美少女のニノ、星形の被り物をしているミュージシャンの星、荒川の橋の下を仕切っている村長、など文字で説明すると「何それ?訳わからん」となる人物ばかり。しかしそれぞれがポリシーを持っており、振り切れ具合が清々しい。そんな登場人物たちの掛け合いが面白く、ギャグ漫画としてかなり完成度が高いと思います。絵柄はキレイ目で読みやすく、男性にも女性にもおすすめできる漫画です。 伝説的原作から10年以上経て完全新作の前日譚が…!バッカーノ! 藤本新太 成田良悟 エナミカツミmampukuびゃあああ〜〜懐かしい!!!原作小説もアニメも大好きだった………!!! 本コミカライズは本編の前日譚にあたる内容で完全新作だそうです。本編を未読∩未視聴の方はネタバレになるのでおすすめしません。 いかにもガンガンっぽい可愛くライトな絵柄なので、マフィアものとして迫力がでないのでは…?と不安でしたが読み始めるとぐいぐい引き込まれます。成田先生のストーリーが良いのはもちろん、作画の藤本先生にも上手くは言えないですがただならぬ筆力を感じます。 またシリーズ全体に言えることですが、ゴッドファーザーなどのマフィア映画が好きな人にとってはあまりにお馴染みの町並みが背景に広がっていて興奮しますw『死がふた』の魅力が何なのかと言われると死がふたりを分かつまで たかしげ宙 DOUBLE-SANAGUMA自分はミリタリーものが好きなので、ひとつはDOUBLE-S先生の精緻なタッチで描かれる剣撃、ガン・アクションの迫力です。(伊吹が乗るバイクのアクションもスゴイ) 盲目の剣士、土方護が座頭市さながら変態的な強さの敵を次々斬り伏せていくのはやはり爽快です。 もうひとつは多くのキャラクターが登場する群像劇であるということです。 護と遙の年の差バディを中心に、「THE WALL」をはじめとする秘密自警団エレメンツネットワークのメンバーや、敵サイドのトゥルス一味、果てはクロスオーバー作品である『ジーザス』『闇のイージス』のキャラクターが乗り込んできて、ダイナミックに関係性が展開されていくのはワクワクします。 MARVELやDCの作品を読んでいるときのような奔放な賑やかさが感じられて、結果的にはヒーロークロスラインの企画が最もいい形で出力されたのが本作だったんじゃないかなと思っています。 無限の広がりを感じさせてくれた『死がふた』ワールド、いつかまたなんらかの形で見れたらいいな…と願っております。有難くもなければ良心もない、詐欺師で偽坊主の罰当たりストーリーゴールデンボーズ マツリセイシロウ 兎塚クニアキmampuku詐欺師の男が財宝目当てになぜか寺の住職になりすますお話。綱渡りのスリルで先が気になるだけでなく、コミカルで読みやすくもあります。 仏教のありがたいお話とかは全くないものの、お寺のシステムとかいろいろ勉強にはなりますね。詐欺師としてのスキルを駆使して、「偽坊主」に疑いの目を向ける檀家たちを煙に巻く様はうっかり感心してしまいました 行動心理学のエキスパートが犯罪者の「内側」を暴くMORTAL LIST モータルリスト 小見川なまりmampuku明晰な思考力と類まれなる正義感が災いし、消えない傷を負った少女。大人になった彼女は「行動心理学のエキスパート」としてさらなる大きな悪へと立ち向かう。 行動心理学というテーマ、意外と新鮮で面白いです。統計学的でかっちりしたプロファイリングとはまた少し違い、内に秘めた闇を暴いていく感じ。 主人公のキャラや設定にすごく惹かれるので、魅せ方や画力がついてくるとまた更に一段面白くなりそう。まだ序盤ですが、今後に期待。なんでか読んてしまう先生、俺にかまわずイッてください!! イガラシユイmampuku軽快で読みやすいので毎回読んでしまいますが、未だにイマイチどう向き合っていいかわからない漫画ですw まず「ヤング」と名乗る雑誌の中ではかなりマイルドな部類のヤングガンガンで、よくこの設定このストーリーでやろうと思ったなと驚きましたよね。成年向けならまぁこういう話もありそうだなと思う反面、一般紙としてはかなりクレイジーです。ギャグ調なので読んでてさほどエロさは感じませんが、ならむしろ何故そんな設定を……と思わなくもないw まぁこれも一種の萌えなのかなー大剣を背負った女武器商人と少年のダークな旅路牙の旅商人 七月鏡一 梟ANAGUMAそんな子連れ狼スタイルにピンときた人はまず読んでほしい一作。武器商人ガラミィ(※クソ強い)と家族の仇を追う少年ソーナの道行きを描くダークファンタジー。 まずもって表紙がアホほどカッコイイわけですが…。 七月鏡一先生原作だけあって銃器の描写は最高にこだわり抜かれています。 梟(ナイトオウル)先生のスタイリッシュかつ超高密度の作画で繰り広げられるアクションはとにかく見応えありすぎる。 旧文明の遺産として現代銃火器がジャンジャン登場して異形のものに火を吹くのにテンション上がらずにいられましょうか。 七月作品は『ジーザス』『闇のイージス』から入った身ゆえ、このジャンルで一体どういう感じになるのかドキドキだったのですが、安定感がスゴいです。 やはりキャラクターの心情描写と連動して重厚な戦闘が展開されるのは、ファンタジーに舞台を移しても変わらず! 力が欲しいときにもちゃんと汝に問うたりしてくれます。 物語もガラミィの持つ大剣と「鍵の書」の関係など、ファンタジーならではの壮大な謎が明らかになってきているところなのですが…。 ネックなのはずっと連載が止まっていること…。 皆さまなにか情報があれば教えてほしいです。 後生だ頼む…再開してくれ…!! いやいやこれ最高なのでは!?その着せ替え人形は恋をする 福田晋一名無しギャルいいですね ギャルが赤面するのがこんなにいいものとは!? こちらが焦ればあちらがヨユーで、こちらがヨユーならあちらが赤面してめちゃくちゃ可愛い コスプレギャルたまらん!! 最高てした八雲さんの隣に住みたい八雲さんは餌づけがしたい。 里見U大トロ未亡人ってやっぱりみんな可愛いエプロンつけてるんですね。 高校球児と未亡人の微妙な距離感がたまりません。 でも全然エロとかではなく爽やかです。高校球児なので。<<12345>>
※ネタバレを含むクチコミです。