少年ジャンプ+の感想・レビュー1139件<<3132333435>>"男性のみ"で構成された劇団を舞台にした青春群像劇 #1巻応援カメリアのカーテン 稲岡和佐sogor25脚本家になる夢を諦めて今は花屋で働いている青年・八野田葉一は、「劇団椿座」の劇団員の卵として高校で演劇を学ぶ林真檎と出会います。 可愛らしい少女のような見た目をしている真檎は、劇団員が男性のみで構成された「劇団椿座」において“女役”を演じるために生まれてきたかのようでしたが、それは真檎自身が役者として目指す姿とは違うものでした。 過去に夢を諦めて今では全く別の仕事をしている葉一と、役者としての天賦の才を持ちながらそれが自身の望む物ではないという真檎。 そんな2人の出会いが生んだ化学反応は、彼らの生き方だけではなく、前時代的な風習も残る「劇団椿座」全体をも巻き込んだ物語を生み出していきます。 この作品はそんな2人を中心に描かれる、”劇団”という特別な空間をテーマにしながら誰しもが共感できるストーリーに仕上がっている作品です。 1巻まで読了赤面好きにはたまらない1冊赤面しないで関目さん 時田時雨六文銭赤面女子好きな方にはおすすめしたい1冊。 なぜなら赤面女子、つまり恥ずかしくて照れる描写が盛りだくさんだから。 いいですよね、赤面。 純粋さの象徴だと思いませんか?私は思います。 本作は、いわずもがな、純朴、純粋、ウブな男女がおりなす純度100%の作品。 赤面女子こと関目(せきめ)さんが、主人公高殿(たかどの)くんの前では恥ずかしくて赤面してしまい素直になれない感じをコミカルに描いた内容。 コミカルな感じが、昭和のソレ(走って逃げるとか、草葉に隠れるとか)で、自分みたいなおっさんは実家のような安心感をもって読めます。 わりかし早い段階で付き合う(1巻の最初)のですが、付き合ってからも初々しい感じが、読んでいてニヤニヤを通り越してほっこりします。 3巻完結なのが残念ですが、最後まで二人の関係には癒やされました。 赤面女子好きなのですが、高殿くんのおかで赤面男子もわりかしいけることがわかりました。 高殿くんも可愛いので要チェックです。 おもしろかったー!リモデリング(読切) 大野将磨名無し※ネタバレを含むクチコミです。アパートに取り憑いたきれい好き幽霊がずっと気になり続ける話 #読切応援気になる気になる地縛霊 漫ボーイ 仲吉名無しきれい好きを徹底しているためにちょっとでも部屋を汚すような借り主を毎回追い出し続けている地縛霊が主人公。確かに同居人が清潔感なかったら嫌だもんな…幽霊になったとしても…。 次に来た住人はかなり清潔感がありそうで、ようやく成仏できる…はずがちょっとしたことが気になるように…というお話。 オチまでのテンポもよくて連載になったときにはラブにもコメディにも振れそうでいいなと思いました。 次回作へのハードルが高すぎんか?ってほど良いラウンドアバウト 宮崎郁名無し2022/5/31にジャンプ+に掲載されている。 この感性とこの匙加減、この絶妙な表現力の作風が作家性であるならば、この媒体には勿体無い。感受性に世代も性別も関係ないが、それでも青年誌向けに感じた。アフタヌーンやモーニング、ハルタなどに掲載されている作品群に近い毛色の深みがあり、個人的には出版社の名が冠についた大きい漫画賞を受賞していそうだと感じ入る完成度だった。 高尚な文学性を感じるがそう表現すると付き纏いがちな気取った嫌味さなどは微塵もない。少年たちの「その時」にそこにあるありのままの空気感は、どんな場面も鬱屈がなく、瑞々しい。そう肌に感じさせる絵柄とそれに相まった台詞や構図、全体的なバランス感覚の良さがとても稀有。小劇場で短編映画でも観たかのような充足感を得た。 「これ、どういう人が描いたんだ?」そう思った読み切りとの出会いは久々だった。こんな秀逸な作品を、漫画だからこそこの世に存在し得たと思わされたら、もう、嬉しいやら悔しいやらで居ても立ってもいられずここに辿り着いたのでそのまま衝動をしたためる。 最高でした。 こんなに血の通った「生きている」「生き続ける」作品を生み出してくれて、ありがとう。めっちゃ可愛くて応援したい #1巻応援正反対な君と僕 阿賀沢紅茶starstarstarstarstarNano目立つタイプの女子鈴木と物静かでメガネの谷くんの可愛い恋模様。 自分の意見をしっかり持つ谷くんに憧れるも、周りの目を気にして上手く話しかけられない鈴木。 めっちゃ分かるんだよな…。周りの目ってどうしても気になってしまう。 でもそんな鈴木が可愛くて応援したくなる。 一方通行かと思いきや、谷くんもめっちゃ鈴木好きで可愛い。 二人が仲良くしているのをずっと見てたい。絵の濃厚さがすごい北王子静吾の悪趣味 押石和佳野愛画力というよりも絵力が凄い。こってり濃厚ハイカロリーで圧が凄い力が凄い。 睫毛ふさふさだし霊はキモいし来客用スリッパしっかり描いてるし執念が凄いなと思った。 ストーリー自体はホラーギャグだし読切なのでサクサク読めましたが、なんかよくわかんないけど凄く濃かったなあ…という満腹感。 しばらく経ったらまた読み返したくなるかもしれない。 ジャンプラは霊退治と相性がいいですね。全部違う味するから凄い。 早くお金を払わせてくれ!!SPY×FAMILYの良さ【まとめ】SPY×FAMILY 遠藤達哉たか面白いと評判を聞くので読んでみたら、んも〜〜!!本当に最高じゃいないですか…!! https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156648240735 **【あらすじ】** >百の顔を使い分ける西国(ウェスタリス)の諜報員〈黄昏〉は、東西の平和を脅かす東国の危険人物に近づき動向探るという新たな任務を負った。 >用心深いその人物が唯一姿を現す、息子が通う名門校の懇親会に出席するため、〈黄昏〉もまた任務で「結婚して子どもを名門校に通わせる」ことに――― **【大好きポイント】** **その1「舞台設定」** 東ドイツっぽい。昔のヨーロッパの中〜上流階級の暮らしって感じがたまらない! **その2「絵」** 格好いいスパイアクション、おしゃれな演出、ヨーロッパのへ憧れをかきたてる背景、カッコよくて可愛いキャラデザ。 はああ〜〜、完璧かよ!!! **その3「キャラ」** 〈黄昏〉はバリバリ仕事してるときはちゃんとスパイらしい鉄面皮なのに、アーニャやヨルの前では怒ったり笑ったり、頬を染めちゃうギャップが最高。 ヨルさんは私生活では気弱でおっとりしているのに、仕事になると容赦がない。ギャップが最高。 アーニャはお勉強は苦手だけどが機転の効く幼女。舌っ足らずなのが最高にキュート。どうか「ちち」と「はは」とずっと幸せに暮らしてくれ…!!! **その3「スパイ」** マジで大声で言っちゃいますけど、漫画化・アニメ化された**柳広司の「ジョーカー・ゲーム」が好きな人は読んだほうがいいです!!!!!** 「強靭な肉体と優れた頭脳で任務をこなし、本当の自分を誰にも見せずに生きるスパイがもし家族を持ってしまったら」 ジョーカー・ゲームのエピソードの中で、最も続きが気になって身悶えた「暗号名ケルベロス」のIFを見ているかのようなストーリーに震えました。 この2作品は、たとえるならNINKU―忍空―に対するNARUTOのように、全く別の作品だけれど何か通じるものを感じます。 **【まとめ】** ジョーカー・ゲームからドシリアスを抜いて、格好いい諜報員の技術は受け継ぎ、舌っ足らずな超能力者の幼女と美人でおっとりした殺し屋の妻という素敵な女性陣を足して、主人公をちょっぴり感情豊かにし、遠藤達哉先生の素敵な絵で仕上げた漫画。それがSPY×FAMILY。 単行本の発売は7月4日とのこと。 **早くお金を払わせてくれ〜!!** (画像は1話より。本編を読んでからこのカラー絵を見ると、意味がわかって最初と全く違って見えるのがいい…!)オチもハイカロリーだったハイカロリーアパート 鳥トマト 岩本くうよう野愛ただひたすらにポップでキュートでハイカロリーなグルメギャグ漫画なわけないよな鳥トマト先生だもんな。 夢を追うのも恋をするのも女だからという理由で断念させられるなんてクソすぎるのでチーズと肉とフルーツを挟んだパンを焼いて食うぜ!ココアの粉も食うぜ! という非常にわかりやすくてロックでハイカロリーなお話。 女だからが付き纏う人生まじで嫌ですね。好きで女になったんじゃないからせめて女であることを好きでいられる人生送りたいです。 わたしは変わらぬ世界が変われ!今日も飯をたくさん食って強く生きよう!と思いました。 そういうなんか嫌だな〜を払拭するオチがよかった。全漫画このオチつけてもいいのでは。オチにめちゃくちゃ騙されたハイカロリーアパート 鳥トマト 岩本くうよう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 第61回JUMP新世界漫画賞受賞作!桑田とトンカツ 菰田コトヒロ名無し新人らしさというか、拙さみたいなものがこの作品からは一切感じられなかったです。誠にかってながら今回の受賞作6作にランクを付けるとすれば、本作が個人的1位です。もともとこういうノリの漫画が好きというのもありますが、画力の高さもさることながら、笑いと感動のバランスが良くどちらも高レベル。 とにかく早く新作が読みたいので、待ってます!今朝のラヴィットに出てた見取り図の同期の人です未読無視してんじゃねぇよ 杠憲太 畠山達也野愛今朝のラヴィットで紹介されたタイミングでみんな読んでたりしないかな。 見取り図と漫画が好きなので必然的に出会った漫画家でお笑い芸人の畠山達也さん。 元ガスマスクガールの人。最近よしもとに復帰した人。見取り図の同期の人。 めちゃくちゃギャグを畳み掛けてくるのに悲しみを湛えた素敵な作品です。 最初から最後まで笑える。笑えるからこそ優しさや悲しさが沁みてきます。 この方の短編集が欲しいです。この才能をよしもとはぜひ活かしに活かして欲しいです。守り神がとにかく可愛い山の神の守り神 三添大吾名無し守り神のずんぐりした感じがトトロみたい。無口な女の子にかまってほしくて気を引こうとするところがとにかく可愛いです。 こわいけど使ってみたい神アプリオトドケモノ オクスツネハル野愛欲しいものがなんでも注文できて瞬時に届く宅配アプリ「オトドケモノ」 出来たての料理どころか、日本未上陸チェーンのメニューも失くした結婚指輪も昔行方不明になった飼い犬もなんでも届けてくれます。 怪しすぎるし怖すぎるけど送料のみでなんでも秒で届けるとあれば、ヘビーユーザーになってしまうかも? 実際、主人公の夫婦も奇妙さを無視して繰り返し使うようになりますが……。 予想通りハッピーエンドは訪れず嫌なラストシーンを迎えるのですが、このラストが妙にリアルで秀逸です。 現実に起こり得るわけないのに、悲劇を引き起こす理由だけがあり得そうで面白い!! 読み返して、犬が行方不明になったのもこのアプリのせいなのか!?と気づいてまた面白さが増しました。人狼、ハンター、やたら怪しい神父、何も起きないはずがなく… #読切応援悪魔の擬態 樹村カナミ名無しこういうジャンルあるあるの「神父が黒幕」をメタ的にイジりつつ、オチまで何度か予想が裏切られて楽しかった。シリアスなノリとギャグの混ぜ方が好き!もっとぜんぶぶっ壊してくれ!全部ぶっ壊す 山岸菜 へじていと野愛元・破壊神と英雄。現・ユウカとカイセイ。 ごく普通の双子として現代に蘇った2人が、いろいろ破壊しつつ日常をすごすお話。 めちゃくちゃ面白い。破壊神だから物理も概念も乳糖も枠線もなんでも破壊できて面白い。 ネーミングセンスもライミングセンスも最高、2022年にテニヌが見れるのも最高。 全部全部ぶっ壊してズッ友と猫と婆ちゃんと一生仲良くしててほしい。 タイトルもいいよね。全部ぶっ壊す。 ぎょうざかわいいはねつきぎょうざ、たべる! 四方井ぬい野愛ぎょうざに対して可愛いと思ったのははじめてだ!このぎょうざは可愛すぎて食べられないかもしれない、でも新鮮で美味しそうでもある。ハネツキギョウザ食いてえ〜〜〜〜!! #読切応援 #推しを3行で推すはねつきぎょうざ、たべる! 四方井ぬいたかわたくし餃子大好き人間なんですけど、この読切を読み終わったいま人生で一番獲れたてのハネツキギョウザ食いたいです。でもハネツキギョウザは手に入らないから…しょうがないので羽根つき餃子でも食べようと思います。ひよ子みてえなハネツキギョウザこの辺にも飛んでこないかな 🥟🥟🥟 エロ漫画がこっそり読める世の中でありますようにヨイトピア 一ノへ野愛破壊と滅亡を誘発する魔王因子を持った人間を殺せば世界は平和になるのだ! 魔王因子を持つ者は人造勇者ヨイトによって排除され、人類は理想郷・ヨイトピアを手に入れるのだ! という世界。 暴力も差別も失言もエロもグロも全部ヨイトによって抹殺される。 ちなみにヨイトはショタショタしててとてもかわいい。 殺される人たちのチョイスに皮肉がきいててなかなか面白い。 こんなこと言ったら私もヨイトに殺される! 規制規制で自粛自粛でキャンセルカルチャーな世の中になってはきたけれど、さすがにここまではならんよね〜とも言えないなあってなりますね。 この手の作品を読むたび恐ろしくなります。 救いがあるかないかで言えばないですが、とてもいいラストだと思います。 なんでもかんでも明るいとこに引っ張り出して断罪すればいいってもんじゃないよね。 シンプルに心に来る、超良かったです。世界のおわりのペンフレンド 松浦健人 岩田雪花さいろくすげえよかった・・・良い話、めっちゃ好き。 詳しくはお読みください https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496608480325「殴られ屋」に出会い、人生を変える女子高生の話ノックノック インカ帝国名無し殴られ屋さんとフィーリングがマッチして現実を変える力を手に入れる爽やかさはとってもよかった。ただいくらなんでも父親がカスすぎるというところだけはかなりキツかったが…。不思議ワールド前回です。藤本タツキ短編集 藤本タツキstarstarstarstarstar干し芋22-26を読んだ。 不思議な世界観。 知らない間に巻き込まれる。 全作品に、浮遊感を感じるのは私だけだろうか? 『妹の姉』が好きです。 めちゃクソ川柳バトルギャグ漫画絶記爆筆バトルセンリュー 水永潔野愛部長オブザデッドが最高だったのでこっちも読んでみたら最高でした。最高のクソ川柳漫画。 ごく普通の女子高生・ナナがクソ川柳を読んだら、100年前に死んだ川柳バトラー・センリが呼び出されてしまった! ナナも強制的に川柳バトラーにさせられ、激しい川柳バトルの渦に巻き込まれていく……というお話。 ナナの読んだクソ川柳がクソすぎて絶対笑っちゃう。クオリティがクソなのではなくて(クソだけど)ちゃんと排泄物としてのクソです。でんぢゃらすじーさんの笑いを女子高生がやることで素敵なシナジーが生まれてます。 うんこ以外の部分でも笑わせてくれるのに、決めるとこはちゃんと決めてくる(うんこで)感じ最高です。 でもオチは綺麗なところも最高です。川柳と言えばこの人だもんね。 ハイテンションノンストップパニックギャグ部長オブザデッド 水永潔野愛映画部×ゾンビ×学校という食い合わせ最強布陣のノンストップパニックギャグ。めちゃくちゃ面白い。 独特の死生観、知性を感じさせるパワーワード、そこにうんことかゾンビとかがバチっとハマって全ページ面白いから好き。 映画部の面々がゾンビ映画見てたらゾンビに囲まれて部長もゾンビになっちゃった!というお話ですが、そこは割とどうでもよくなるほど面白いです。 最後まで部長を信じ続けるヒロイン・佐田ちゃんがクレイジーで好きです。 この作者さん他作品も読んでみたけどやっぱりハイテンションギャグで気持ちがいいですね。 短編集で一気に読みたい。脳汁出そう。<<3132333435>>
脚本家になる夢を諦めて今は花屋で働いている青年・八野田葉一は、「劇団椿座」の劇団員の卵として高校で演劇を学ぶ林真檎と出会います。 可愛らしい少女のような見た目をしている真檎は、劇団員が男性のみで構成された「劇団椿座」において“女役”を演じるために生まれてきたかのようでしたが、それは真檎自身が役者として目指す姿とは違うものでした。 過去に夢を諦めて今では全く別の仕事をしている葉一と、役者としての天賦の才を持ちながらそれが自身の望む物ではないという真檎。 そんな2人の出会いが生んだ化学反応は、彼らの生き方だけではなく、前時代的な風習も残る「劇団椿座」全体をも巻き込んだ物語を生み出していきます。 この作品はそんな2人を中心に描かれる、”劇団”という特別な空間をテーマにしながら誰しもが共感できるストーリーに仕上がっている作品です。 1巻まで読了