ふらっとミュージアム
いじわるな先輩に陰口を言われているのを聞いてしまい、「教養つけて、知識マウント取ってやる！」と決心した原田ゆら。大阪の国立民族学博物館へやって来た彼女が出逢ったのは、コテコテ関西弁の妖精・ミューちゃんと、世界中から集められた多様な文化だったーー。
私に冷たい夫の胸元に、『ツンデレ意訳』という文字が見えるのですが
クチコミなし
「……俺はライナス殿下に命じられて仕方なく、おまえと結婚しているだけだ。余計なことをするな」 そう冷たく私に言い放つ、夫ジョシュア。 でも、私にはその言葉が彼の本音ではないことが分かっていた。 なぜなら私には彼の胸元に、そっけない夫の本音『ツンデレ意訳』が見えるからだった――
其れの手も借りるほど
恋人を亡くし傷心中の桃。思い出のバーガーショップを訪れたところ、見覚えのある手を持った店員と出会う。そして彼女に、とある相談を持ち掛けたことから2人の奇妙な関係が始まる…。
スウィングが無ければ意味が無い
高校入学時、合奏部に入部したての鹿島みこをあたたかく迎えたのは、同じくピアノ奏者の先輩・田村いのり。「いつか大きな舞台で一緒に演奏しよう」と、固く約束を結んだ2人だが、田村は合奏部を突如に辞めて鹿島の前から姿を消した。数年後、音大生となった鹿島のもとに姿を表した田村。果たしてその目的とは…。
機械腕の女画家と小さな助手
「絵を描くのは、もう辞めようかな…」孤児院で育ったアルは、悩んでいた。そんなアルの元に、身元引受人としてやってきたのは、機械腕の女画家ヴィオラだった…。
