「他人の本棚を見るのはプロファイリングになる」思春期真っ盛りの鹿の子ちゃんとの心の距離を如実に感じる今日この頃。父・鳩作は愛娘の心を知るために無断で部屋へ侵入し、無断で本棚の蔵書を手に取る! そこは、思春期という言葉では片づけられない摩訶不思議なワンダーランド! 親の愛か、ただの変態か。父娘をつなぐ読書の冒険!! 『嵐の伝説』『アコヤツタヱ』でカルトな人気を博する佐藤将による超レア・プレミア本!!
ずるくてかわいい子年の17歳・根住野(ねずみの)レミが幻獣ヌエに見初められ変身美少女系ヒロイン・干支天使(エトランジェル)となって、宿敵・怨魔(えんま)と戦う!! 王道フォーマットに収まらない奔放すぎる展開のラッシュはクセになること間違いなし。中ホメ節炸裂のテクニカルなサンプリングギャグもさることながら、登場人物たちの萌えキュンな心模様の愛らしさも見逃せません。
地球のメンズに飽きて異星人と駆け落ちをするという奔放すぎる母親を探すため広大な宇宙へと飛び出したカズヤを待ち受けるハプニングの数々を毒っ気たっぷりに描いたスペースビクトリーサーガ。4年半にわたりオモコロで連載されたすべての原稿に加え、単行本でしか読めない描き下ろし&おまけ要素をふんだんに盛り込んだ大満足の452ページ!!
ホラーマンガ界最大の切り札・オガツカヅオが紡ぐ珠玉の怪異幻想譚。狂ってしまったのは貴方? それとも……。
「セレベスト」とは! セレブの最上級/最高峰! 互いのラグジュアリーさを競って相手を屈服させる「おもてなし」という名の決闘で、セレベスト界の頂点へ上り詰める! [織田信長関連作品史上、最も織田信長に関係がない作品ランキング]堂々の第1位! 最高の話題作の第1巻がついに出陣!
奇想ホラーの人間国宝(予定)・黄島点心が『黄色い悪夢』に続いて贈るスペクタクル作品集。ある日突然、地球を覆い尽くした「円盤」の正体とは? 連続脳みそ消失事件と、動き出した巨大仏像の関係は? どこまでも妖しく。どこまでも不可思議に。現実逃避に最適な大満足単行本。
大好きなおじいちゃんの形見を求めて甲子園を目指すふじおの、可愛くてすこしふしぎな冒険譚。愛する家族の突然の死に対する悲しみと、それをたくましく乗り越えていくふじお少年に、心揺さぶられること間違いなし、泣ける一冊です。
リイドカフェ連載中の【奇想ホラー】がついに単行本化。圧縮袋の中の美女。人の上っ面を剥ぐ儀式。美女とスッポンと亀。孤島の蚊と運命の愛。電子書籍版は連載時にカラーだったページをそのままに収録しているほか、電子書籍版のために新たに加筆・修正したページも多数。現実と幻想、不快と爽快の境を彷徨う究極のエクスタシー。
「ネメシス」(講談社)で連載されカルトな人気を誇った大相撲SF 超伝奇「五大湖フルバースト」以降、「新耳袋アトモス」(ホーム社)に活動の場を移して描いたホラー短編より、河童×相撲をモチーフに描いた3篇をまとめた1冊になります。わかりやすい直球のプロットでありながらハッタリを利かせまくったパワフルさ。それを銅版画を思わせる緻密な作画で描写した、これぞ西野マルタの真骨頂ともいえるストロングな相撲怪談を存分にお楽しみください。
ねずみのトニー、うさぎのコニー、ぞうのポニー。どうぶつの街「ビッグシティ」に住む、いつも仲良し3人組の「どうぶつーズ」。年の頃は、トニー(27)コニー(27)ポニー(29)である。どうぶつーズの仲間はみんなしっかりとした職を持ち毎日せっせと働いている中、いまだバイトしているどうぶつーズの3人。彼らが常々口にする言葉といえば「…そろそろ俺らやばくね?」しかしそんなどうぶつーズにも大きな夢が! その夢とは遊んで暮らせる大テーマパークを作ること。バイトだけでそんなの作れる訳がないっつーのに今日も変わらずモデルに雑用、デリバリー。様々な出会いと経験を積んで夢に向かうどうぶつーズ。行け! どうぶつーズ! 2016年9月よりリイドカフェで連載された作品に大幅な加筆修正を施し全274ページの大満足ボリュームにまとめたキモカワコメディの決定版です。
社会からも女性からも排除された、この「生き地獄」30歳を超えて性交未経験の「中年童貞」。彼らの姿をインタビューを通じてえぐる衝撃のルポが漫画になった! 『名前のない女たち』(宝島社・シリーズ累計30万部)『職業としてのAV女優』(幻冬舎新書・6万部)『日本の風俗嬢』(新潮新書・9万部) ――日本の性にまつわる取材を続けるノンフィクション作家・中村淳彦があぶり出した「中年童貞という生き地獄」を『絶望の犯島』(双葉社・櫻井稔文名義)の変態男&ヤクザ集団の緻密描写でカルトな人気を築いた桜壱バーゲンが可視化する!!
世界忌産
超常的な力を秘めた、呪われた超古代遺物・忌物(いぶつ)を巡る戦いが幕を開ける! 平凡な無職青年・日野守也は、ある日突然訪ねてきた少年と美女によりアパートを追い出されてしまう。彼らは不思議な力を持つ「何か」を探しているというのだが…。人を石化させる無敵の盾、咆哮をあげるゴーレム、世界を破滅させる巨大な蛇…平凡な日常が引っ繰り返った戦いに放り込まれた守也を待つ運命とは!?
本棚に秘められた宇宙。 文字列がビジュアル化すると、個性的な本たちの一群はカオスと化す。 最近、会話もなくなった娘の趣向をしろうと部屋に忍び入り、本を読む父。 タイムリミットは娘の帰宅時間。 大丈夫、父にはビジュアル化されるタイプの速読術がついている! 休日なのか平日なのかわからないけれど、娘より帰宅が早いタイプの父らしい。 ちょっと癖のある趣向を持つ娘の本棚が、父によって次々とビジュアライゼーション! というかたちで、突拍子もない一話完結型短編が次々と現れる。 いやほんとに突拍子もない設定&展開で、読んでいると自分がおかしいような気がしてくる。 『マチ姉さんの妄想アワー』もマチ姉さんの妄想ということで、突拍子もない昔話やおとぎ話が繰り出されていたけど、本作は舞台が世紀末からSFから恋愛モノから推理モノから色んな方向から小話がやってくる。 理解が追いつかず、99話の龍造寺先生よろしく、「っひゃっひゃっひゃ」と言う気持ちになる。 毎話毎話、発想力がすごい。 ちなみに私は、世紀末世界を舞台にした「93話」のトニオバギーの話が好きだ。