BAMBOO COMICSの感想・レビュー38件こんな浪人生いるんかゆるめいつ saxyunstarstarstarstarstar_border野愛浪人生が全員こんなんだったら世界から争いがなくなりそう。でも文明もなくなりそう。 いいか悪いかわからないけど、楽しそうだからいいんだと思う! 金はない、時間はある、でも勉強する様子はない! 新米浪人生のゆるめとベテラン浪人生たちがゆるく怠惰な生活をおくるお話。 本物の浪人生に読ませたら白目剥いてぶっ倒れるかもしれない、それくらい何もない何もしてない4コマ。 これが高校生だったり大学生だったら平和すぎてゆるすぎて何も残らないかもしれないけど、浪人生だからほんの少しヤバさがアクセントになって面白いのかもしれない。 勉強に疲れすぎたら読んでください。とりあえず生きてさえいりゃなんとかなるのかもしれません。日韓合作でアニメになってるうちの3姉妹 松本ぷりっつ名無し日韓合作でアニメになってる 4コママンガといえばこの作品フリテンくん 植田まさしstarstarstarstarstarママ子コボちゃんでおなじみ植田まさしさんの4コママンガです。 シュールな笑いや家庭でのあるあるが満載。 コボちゃんは子供が主役ですが、こちらは大人が主役なので共感できる内容が沢山あるので、沢山笑いたい人にはおススメです!どこかにいそうな4姉妹の日常かしましハウス 秋月りすstarstarstarstarstar_border野愛時代を感じる描写もあるけど、やっぱり普遍的な4姉妹の日常4コマ。 変すぎないし可愛すぎない、個性的だけど身近にいそうなキャラクターが流石だなあと感じます。 ロマンチストな小説家の長女・ひとみ、ボーイッシュで体育会系の次女・ふたば、いつもぼーっとしている三女・みづえ、現実的でしっかりものの四女・よもぎ。 4人の関係性と人物像がちょっと読んだだけで伝わるのがすごい! 個人的にはつかみどころのないみづえがいちばん好きです。意外に賢かったりこだわりが強かったりするギャップにやられました。おでんパンツもかわいい。 ほのぼのしているけど現実的な話もあるし癒し系ではない、ありそうなのに唯一無二な作品だと思います。OL進化論も好きだけどかしましハウスも好きです。 何も起こらないからよいおうちでごはん スズキユカ野愛トンチキ修行や斬新なレシピや家族の絆など……刺激や感動を与えてくれる飯漫画もいいけど、こういう何も起こらない飯漫画もいいんですよね。 料理上手な大学生カモくんと、友達や家族が集まってワイワイご飯を食べるだけ。 ちょっと懐かしさのある絵柄、新しすぎずベタすぎない普通の料理、恋愛とか喧嘩とかハラハラすることは起こらない!悪いやつも出てこない!ちょうどいい! 人物の絵は上手なのに、料理の絵があんまり美味しそうじゃないところも味があってよいです。 1話に出てくる煮込みハンバーグの絵が上手なのに何故か美味しそうじゃなくて心掴まれました。話が進むとだんだん美味しそうになってくるので安心してください。シュール過ぎるぼのぼの いがらしみきお名無しまずは1巻を読んでみて。 このシュールさがクスッときた人は2巻を読もう. なかなか理解できない場合は、読むのを諦めよう。 そういう漫画です。 僕は学生時代はダメでした・・・・ 面白さがわからなかったです。 でも色々な笑いに触れて、大人になってから読むと、シュールさが理解できるようになりました。「人間」がとても描かれていていいかしましハウス 秋月りす名無し子供の頃に読んでいた、思い出深い漫画。大学生くらいになってから読み返したが、成長して読むと印象が違う。生活の解像度が妙に高かったり、ギャグが光ってたり、哲学的だったり、なんというか「人間」がとても描かれていていい。子供の頃の記憶通り、家族のドタバタギャグとして捉えても面白い。それは起承転結がしっかりしており、個性豊かなキャラクター達が魅力的だからだと思う。自分はミステリアスで捉えどころのない「みづえ」と子供なのにたまにめちゃくちゃ現実的な「よもぎ」の二人が推し。自分が女性だったらどっちかに影響されて真似してそうだなと感じた。もちろん二人の個性が生きるのは長女「ひとみ」と次女「ふたば」がいてこそというのは言うまでもない。あとお父さんがなんか可愛いのも大好き。同じ作者のOL進化論も好きだが、こっちの方がより日常的というか風刺弱めで自分は好み。 いい感じに90〜00年代を振り返れるどーでもいいけど 秋月りすかしこ1992年〜2001年まで朝日新聞で週一連載されてた4コマ漫画です。新聞連載なのでOL進化論よりも真面目な時事ネタが多目なんですが、連載が始まったのがバブル崩壊直後でそこから日本はずーーーっと不景気なんだなってのをしみじみ感じました。秋月りす先生が後書きで「ここ10年で一番の変化は不景気に慣れてしまったことかもしれない」とおっしゃっていてまさにそうだな…と思いました。最初の頃「セグウェイ」がアメリカで話題の謎の発明品「ジンジャー」と噂されていたとか、今となっては逆に新鮮な話もたくさんあって面白かったです。かわいい。ぼのぼの いがらしみきお昌子好きなミュージシャンがおすすめしていたので読んでみました。 ぼのぼのという名前のラッコの子どもが、生活する日々のことが綴られています。 シマリスくんがいじめられるのはどうしてか?わからない。考えさせられます…。チア(リーディング)について概要を掴むには良い作品ゴーゴーダイナマイツ 小池定路名無し四コマ形式ですが、変なギャグに走ることなく、理論を交えて地に足付いたチアリーディングを描くスタンダードな作風には好感が持てました。 メンバーの掘り下げ以外に弱小野球部についても描こうとしたのが脱線に感じたり、練習が多く観衆前での実演が遅く少なかったのが連載だとなおさら苦しい作者も認める打ち切り要因だった気はしますが。 それでも最終三巻での演技シーンには溜めが効いた感動があって、一区切りは付けて終わっているので読後感はまずまず良かったです。 久しぶりに読んだけどやっぱりいいなおのぼり物語 カラスヤサトシstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男カラスヤサトシの上京時の話 会社を辞めて上京した際の自身の日常生活でのギャグがメインで進む。途中から家族の話になるがカラスヤサトシのマンガとして進むので変な悲壮感は感じられないところが良かった。 この辺りの時代に描かれた『COMICアレ!』に掲載された「海辺の人々」という漁師の親子が陳情に行くたびにおしゃれになっていく短編はものすごい好き。 悠久の時に置いていかれるぼのぼの いがらしみきお野愛とても可愛くて癒される漫画を読んでいるような気がしている。でも本質はそういうことじゃない気もしている。 ぼのぼのってどういう漫画なんだろう。幼い頃にはじめて読んでから今に至るまで、全然理解できていないまま。 最近改めて感じたぼのぼのすげえなポイントは、時間経過の遅さ。 4コマの中で構図が変わらないどころか、ページをめくってもめくっても動きがない。 こちらの時空まで歪めてしまうようなゆっくりさに、癒されるときもあれば心掻き乱されることもある。何も起こらないからこそ過剰なくらいに余白を想像してしまう。 読み終わっても、ページを閉じてもぼのぼのの世界は5分も進んでいないような気がする。悠久の時に置いていかれるような気がする。 ぼのぼのを読むと 「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」 という有名な問いを思い出すことがある。ぼのぼのならなんて答えるんだろう。ダ・ヴィンチ・恐山の学生生活に思いを馳せながら輝きジョシ子さん。 ダ・ヴィンチ・恐山 嘘空まこと野愛あくまでもフィクションとは言え、後輩女性が存在しているのだと思うと不思議な気持ちになる。 後輩女性でバズってた頃はたぶん10代だっただろうし、漫画の中だとまともな社会人みたいだし、オモコロからのざんち新規だからこの時代のこと知らないし、なんだかものすごく不思議すぎておもしろい。 漫画としては自称輝き女子の後輩の奇行がほのぼのかわいくおもしろく、振り回されながらツッコむ恐山との関係性がいい感じ。 漫画の中の恐山は現実の恐山とは全く違うものとして読むと本来のおもしろさが理解できるんだけど、重ね合わせて読んでしまって捻れたおもしろさを味わう…みたいな楽しみ方をしちゃうんだなあ。 ざんちの学生時代に思いを馳せながら、もうちょっとだけ間違った楽しみ方をしようと思う。 ちぃちゃんのお料理でちぃちゃんママと酒飲みたいちぃちゃんのおしながき 大井昌和野愛児童の労働時間と環境に関して思うところはいろいろありますが、ちぃちゃんのお料理食べたいしお店行きたいです。 お酒飲めないお子様なのに酒飲みの気持ちがわかるのママ似だからなのか、ママをよく見て理解しているからか…なんにせよよくできた子です。 子どもに仕事させて自分は酒飲んでばっかりなんて聞くとちぃちゃんママやべえヤツって思うけど、ママが可愛くて豪快で魅力的なんだよなあ。 しっかりした子ども&酒豪ママの組み合わせっていいよね。 めんどくさい客とか嫌なヤツがほぼいなくて平和にワイワイ酒飲んでるだけなのがこの漫画のよいとこですね。お店行きたい!こういう漫画をずっと読んでいたいてけてけマイハート 竹本泉nyaeなんだろう、この一生読み続けていられそうな良さ。ここだけのふたり!にも近いものがある。 外を歩けばすぐ補導される見た目が中学生(実際は立派な大人)ののぞみと、地味で大人しくて優しくて糸目の吉田くん。アンバランスなように見えるけど、この組み合わせじゃないと駄目なんだよな〜って感じの夫婦。これといった山も波もなく、気がついたら付き合ってて、気がついたら結婚してるみたいなのがいちばん理想的。美術館でのお仕事わくわくライフ!美術館のなかのひとたち 黒田いずまANAGUMAそういえば美術館の学芸員が活躍するマンガって『ギャラリーフェイク』くらいしか読んだこと無いかも…と探していたら発見しました。 新人学芸員の近江さん、解説担当・森さん、展示担当・八斗島さん、監視担当・山之井さん(+謎の館長)を通じて、美術館のひとってこういう仕事をしているんだというのがわかりやすく描かれます。絵柄はとってもかわいいんですがこの4人の掛け合いがスピード感あって切れ味鋭いのが好き。 毎回力を合わせて展示を作り上げていくようすが「学園祭のノリだ!」って何度か作中でも表現されてましたが本当に楽しそうで、実際あったら行ってみたくなるような素敵な展示が次々出てきます。 端々に仕込まれた「あるある」は美術館の内情に詳しいひとや学芸員資格を持ってるようなひとが読んでもきっと面白いと思います。(胃が痛くなることもあるかもですが…) 「芸術ってゆるく楽しんでもオッケーだよね、いっちょ美術館行ってみっか!」という気持ちになる、にぎやかなマンガです! 普通のOL4コマと思いきや・・・?オフィスのざしきわらし 小坂俊史starstarstarstarstarひさぴよ4コマ王子こと小坂俊史先生による、普通そうで普通じゃないOL4コマ。 中途入社の主人公・志咲笑子(しざきえみこ)は転職元の会社がことごとく倒産することから「座敷わらし」の異名を持つOL。しかし、この座敷わらし設定は即座に捨て去られ、タイトルの意味はどこへやら、日々の仕事を”いかにサボるか”に話が変わっていきます。 ヒロインの体型も徐々に変化し、最初は気のせいかと思いましたが、どんどん太っていきます…ドラえもんの逆バージョンみたいな感じでしょうか。 そして、サボっていた仕事も次第にそこそこ出来るようになり、普通のOLへと変わるのですが…。これだけ話に変化がありながら4コマ漫画としての面白さは一貫して変わらないのです。普通のOLマンガを目指そうとした結果、普通じゃない漫画になってしまった感じがします。脇を固める同僚たちもおかしな人材ばかりで読んでいて飽きません。作者コメントで「会社勤めの経験が一度もない」というのは驚き。オフィスのあるあるネタは本当に共感できるものが多いかったので。 連載時期が2010年〜2011年頃という事で、リーマンショック後の時期のはずなんですけど、不況を感じさせない、ほのぼのと明るい気分にさせてくれる漫画です。マキヒロチ先生が色んなヤバい奴と出会う漫画ルックルック境界線 マキヒロチちくわぶ自分とは違う【あっち側】の人間を観察しよう!がテーマのエッセイ漫画です。「恋愛のあれこれ」「オーガニック生活」「アウトローな生き方」の3部構成なんですけど、個人的に一番面白かったのは「アウトローな生き方」をしている人達の話ですね。私のように自分自身は関わりたくないけど、そういう話を聞くのが好きだという人はきっと多いはず。裏稼業をしていた佐藤さんも不思議な人でしたが、福島と茨城の県境にある占いもできるラーメン屋さんは、訳の分からなさが逆に本物っぽいと思いました。たぶん占いというより気功みたいなものだと思いますが、それでも普通の人にはない何かを持ってる人ですね。マキヒロチ先生のリアクションがガチでした。でも本業であるはずのラーメンは不味いらしいです。コンビニ人情コメディコンビニ番長 ふくた伊佐央ポケポケコンビニという場所の懐深さを改めて認識しました。コンビニ勤務という仕事を軽く見ている人はこれを読んで考えを改めてほしい… というほど崇高な内容ではないですが。今連載してる島さんと通じるものがある。 あと絵柄とかおおひなたごうに近いものを感じるアシスタントとかしてたりして…? きっと作者は長年のコンビニ勤務経験をもとに描いているんだろうなと思ったら、実は全く未経験だということがあとがきで明らかになり驚愕。しかしあまりにもネタ出しに苦労したため、漫画のためにコンビニ勤務を開始したという。そんなことあるんだ… 会話って最高の酒の肴のみじょし 迂闊名無しお酒の飲み方・楽しみ方は千差万別にして人それぞれ。 社交的に集団で飲むもよし、 高倉健さん風に一人酒も良し。 最近はコロナ問題等で飲み屋は閑古鳥が鳴き捲っている様子ですが、 では自宅で一人酒ばかりになっているのかというと、 「オンライン飲み会」なんてのも登場しているそうで。 つまるところ酒を飲むなら楽しく会話しながら飲みたい、 という思いは根強いということなのでしょうか。 「のみじょし」は主人公の「みっちゃん・29歳・OL」と、 友人で同い年の「ゆき・専業主婦・子持ち」と 「みその・独身・書店員」の 三人の飲み会での飲兵衛トークが中心。 アラサーにしてそれぞれ微妙にスタンスが異なる三人が 好き勝手にしゃべっているようで、わりとちゃんと 相手を気遣いながら酒と肴を楽しみます。 そのへんの、本音や気遣いや達観を適度に混ぜながら 酒と会話を堪能している酒席トークが凄くいい感じです。 ハマの大魔神の漫画ササキ様に願いを みずしな孝之名無し横浜ベイスターズ時代の佐々木主浩投手をおもしろおかしく描いた4コマ漫画。 野球好きならかなり楽しく読める作品だと思います。 私は野球漫画をいろいろと読んできましたが、ベイスターズファンということもあって、この漫画に関しては特に思い出に残っています。 ただ、ギャグ漫画っぽく描いているので、現実の佐々木投手を詳しく知っている人にとっては、必ずしも一致しない面もあると思いますが。床屋の順番待ちのときに読んでた漫画フリテンくん 植田まさし名無し子どものころ、床屋に置いてあって順番待ちのときに読んでいたのがフリテンくんだった。大人のサラリーマンの日常生活が淡々と描いてあって、子供ながら大人たちの世界を垣間見た気分でいた。もちろん、子どもにとって意味がわからない話も多かったのだけれど、なにを皮肉っているのかは、子どもでもなんとなくわかるものだった。 きっと昭和のサラリーマンのたしなみの一つとして、この漫画が読まれていた時代があったのだろう。 ちなみに、この本のあらすじ紹介には、 > 植田まさしの4コマを知るならまずはコレ!!これ基本です。読んでおきましょう!! と書いてあるが個人的には「子どもにはコボちゃんを読ませましょう」と付け加えてあげたい。 癒し系マンガぼのぼの いがらしみきお名無しのんびりした空気感、キャラのかわいさにひたすら癒される漫画です。子どもの頃から大好きです。ほのぼのしてるかと思いきや、シュールな面白さで笑わせてくれます。子どもはもちろん、大人も十分に楽しめる漫画だと思います。ついつい何度も読み返してしまいます。読めば飲みたくなるのみじょし 迂闊六文銭アラサー女性3人がひたらすら飲みまくるマンガ。 お酒はあまり飲まない・強くない人でも、ワイワイしている飲み会の雰囲気が好き、飲むとなんともいえない幸福感を味わえる人は、本作に共感できる内容だと思います。 テンション高めに楽しそうに飲む姿は、見ていて楽しいものです。 飲み方のうんちくとか、つまみに合うのどーとか、そんな堅苦しい話は一切ない。 そういう意味でグルメ漫画とも少し違うかもしれません。 美味しいものと美味しいお酒、気心知れた友人で飲みまくる。 これで十分楽しいんだと、気づかされます。 日頃のストレスとか、頭空っぽにして読んで欲しいです。<<12>>
浪人生が全員こんなんだったら世界から争いがなくなりそう。でも文明もなくなりそう。 いいか悪いかわからないけど、楽しそうだからいいんだと思う! 金はない、時間はある、でも勉強する様子はない! 新米浪人生のゆるめとベテラン浪人生たちがゆるく怠惰な生活をおくるお話。 本物の浪人生に読ませたら白目剥いてぶっ倒れるかもしれない、それくらい何もない何もしてない4コマ。 これが高校生だったり大学生だったら平和すぎてゆるすぎて何も残らないかもしれないけど、浪人生だからほんの少しヤバさがアクセントになって面白いのかもしれない。 勉強に疲れすぎたら読んでください。とりあえず生きてさえいりゃなんとかなるのかもしれません。