アフタヌーンの感想・レビュー503件<<12345>>青春ハードSF018 宮川輝starstarstarstarstarひさぴよ2023年になって電子版で復刻された、アフタヌーンらしさ満載のハードSF「ラブ・エイティーン」 連載は2010年とかだったので、もう10年以上も昔の作品になるけど、圧倒的な描写力とスタイリッシュなSF設定、活き活きとした人間描写は、時を経ても古臭さを感じさせない。幸せになってほしい日向の手のひら 西原梨花starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。最近読んだ中でもダントツ好きな読切 #読切応援日向の手のひら 西原梨花starstarstarstarstarnyaeまだ年端もいかない孤独な少女がコミュニケーションの手段を奪われてひとの顔色を伺いながら日陰で生きている。これはしんどいやつかな…と思いながら読み進めましたが、あつお青年をはじめ、文を1人の人間として、そして新しい家族として当たり前のように受け入れてくれる人々の温かさに読者としてもグッとくるものがあります。 文ちゃんはそう遠くない未来に普段から堂々と手話を使って人と会話ができるようになるんじゃないかなと、明るい未来を想像できるラストで良かったです。甲子園終わると読みたくなるおおきく振りかぶって ひぐちアサstarstarstarstarstarママ子まず三橋くんのキャラが守ってあげたくなってしまう。 気弱で卑屈な性格ってあるけど、そうさせたのは誰だー!って過去のチームメイトに文句言いたくなってしまいます。 三橋くんが自分の嫌な過去を仲間に打ち明けるところは胸が苦しくて気づいたら泣いてました。今度はみんなから愛されてる三橋くんをみてまた泣くという。読み返しては同じところで泣いてます。 新入生ばかり10人で構成されるできたてポンコツ野球部の練習や成長を見守っている間にハマりました。耳の聞こえない少女と居候先の少年。戦中のボーイ・ミーツ・ガール #読切応援日向の手のひら 西原梨花starstarstarstarstarぺそ※ネタバレを含むクチコミです。 大病院漫画フラジャイル 草水敏 恵三朗starstarstarstarstar_borderゆゆゆ「病理の診断を待ってから〜」 なんて台詞を見たのはどの漫画だろう。 「腸よ鼻よ」かなぁ。 その病理医が主役の漫画です。 病理というお仕事詳細、知らなかった。 もっと知らなかったのは、「正しい診断書は救命6割、その他は8割」。 そして救命で働く先生が3日寝てないとさらっと言う。 もしかして、寝たら割合が変わるんじゃ…と、ふと思ってしまった。 閑話休題。 話数がすべて「岸先生、」という呼びかけなのがおもしろい。 そんな呼びかけをしても、先生が全うに聞いてくれてなさそうなのがイメージできて、またおもしろい。 ドラマ化してタイトルは聞いたことあったのだけど、実際に読んでみたら興味深く読めた。可愛くて面白いって最高じゃないかスキップとローファー 高松美咲starstarstarstarstarNanoタイトルだけ前から知ってて、今初めて読んでみてるんですがもうめっちゃ可愛くて面白い!!なにこれ最高…なんで今まで読んでなかったんだ!! 村重さんがめちゃくちゃ好きです。美人さんだし優しいし、さらっと呼び捨てにしちゃうところがたまらん。木之本さんも3話冒頭で好き…となった。もちろんみつみちゃんも素直で面白くて好き。魅力的な主人公。 本当に会話って大事だし、ちゃんと向き合って話してみないと分かんないよなぁ~と改めて人間関係においての重要なことを学べた気がします。てか久留米ちゃんも4話読んだらもう好きになっちゃったんだけど…!!このマンガ好きな子しかおらん…他の読者もそうなる?なるよね?みんな好きになっちゃうよね!?正直江頭さんもどんどん好きになってるんだけど…!?とりあえず1巻読了。締め方もすんごく好きで心が暖かくなった…。動機変更が影を落とす十角館の殺人 清原紘 綾辻行人名無し原作が映像不可能とされて来たトリックは漫画しか出来ない手法で頑張ってたのではないかと思います。絵も綺麗ですし良くコミカライズされているなと(一部キャラクターの性転換もそんな違和感ない)。 けれども、核心となる動機面が原作よりページ割いてスポットを当てられているにも関わらず、改悪としか言えないものになっていました。 警察から誰も悪くない真相が関係者には既に告知されていたのですが(解決編パートで警察が調べてない訳ないだろと強調され)、自分達が殺したんだみたく何故だか皆で騒ぎ合い続けて(エラリィなんかは殺される最期まで自分が殺したと言い張る)、聞きつけた犯人が復讐に及んで勘違いオチになっていたのはなんだかなあと・・・。ショック受けて自殺に走りますが滑稽に見えます。 原作のも被害者からすれば殺されるほどのことかと主張したくなるものでしたが、犯人からすれば成立し得なくもないものではありましたし(現実に問題になった大学サークルトラブル)、島田の追及さえも証拠がないとかわしきって安心した後に、犯行前に良心として瓶詰めした流した計画書が戻ってた運命を悟ることで、「あの人にこれを渡してくれないか」が清涼感すら覚えるラストになったのですが、漫画版では台詞は同じでも情けなく後味悪さを覚えてしまいました。 反町くんには彼女がいないの感想 #推しを3行で推す反町くんには彼女がいない 有川祐starstarstarstarstar_borderleon・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ありきたりなようでどこかありきたりじゃない。怖い話や重苦しい話、カオスな話と心にザラつきを残すような作品だと思う。 ・特に印象に残ったところは? 主人公の姉の旦那が主人公を狙った話が怖かった。あとは、恋話や5巻から始まる「律編」は読み応えありかな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! どこがどう面白いか説明しづらいけど、作者にしか描けない学園漫画だと思う。関連作の「彼女とデート」も是非。かなり面白かった山田君のざわめく時間 中丸雄一ハイフン中丸くんが細かい事や絵が得意なのは知っていましたが、正直思ってた以上内容も面白くて感動しました!夢が叶ってよかったです!続きも早く読みたいので応援してます!お仕事お忙しいと思いますが頑張ってください!! 今後が楽しみな漫画ですメダリスト つるまいかだstarstarstarstarstarママ子スケートリンクの利用料をミミズで支払いしようとするいのり。母親にスケートをやりたい気持ちが言えず侵入してしまう。司くんのおかげで母親へ自分の気持ちを話せることができた。子どもが本気でやりたいことは応援してあげてほしいと切に思わせてくれる内容でした。今後のいのりと司くんの奮闘劇が楽しみです。引き込まれる面白さダーウィン事変 うめざわしゅんstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi人と手話を使って話が出来るゴリラがいたのを思い出しました。ヒューマンジーが実在してもおかしくないんじゃないかと錯覚するくらい違和感なく読めて面白い作品。クスっと笑える部分はありますが、コメディのような要素ではないので、好き嫌いの分かれる作品でもあるかもしれません。人魚を追う女ウオエミの空 鏡ハルカたか※ネタバレを含むクチコミです。いいキャラいい話…君と宇宙を歩くために 泥ノ田犬彦名無し人間はそれぞれ違っててその人を一方的に否定する前によく知ってみよう!!…と言われた気がしてハッとしましたね。 いいキャラ…みんないい子ですぐ好きになります医療系作品はで珍しいかもフラジャイル 草水敏 恵三朗starstarstarstarstarmotomiよく目にする医療系漫画は外科・内科が多いので、珍しいなと興味がわきました。病気になった際に、検査してよかったと思うことも多々あるけど、感謝するのは表にいる医師に対してが殆ど。縁の下の力持ちってこういうことを言うんだなぁぁ。難しい専門用語だけでなく、素人でもわかりやすくなっていて面白い。まだ途中までしか見ていないけど、サクサク読み進められるので医療系が好きな方にはおすすめです。 豊田徹也の短編集その2珈琲時間 豊田徹也さいろくその2と言いつつ、ただ「珈琲」で括った連載だった様子。 その1というか始まりとして『ゴーグル』の方は「ゴーグル」というタイトルで連載し始めていたけど、登場人物の繋がりで1まとめになっていたもの。 珈琲時間(コーヒータイム)の方は珈琲繋がりでまとまっているが、こちらにも探偵山崎が出てきているのが豊田徹也センセイらしい。 物語はより90年代っぽさというか、そういう空気が強めな結末を迎える雰囲気ショートが多かったりするんだが、いずれもちゃんと起承転結で結ばれているので気持ちが良い。 豊田徹也作品は共通して、読了後に気持ちが良いのだ。 本作のキモは実はここで説明しているコーヒー豆の選別だったりするんじゃないか?と思わされる1ページ。豊田徹也の始まりゴーグル 豊田徹也さいろく漫画家としてデビューし、成功するまでのハードルは高い。 というかタイミングだったりなんだったり色々とそれこそ運命のようだ。 豊田徹也センセイはアフタヌーンで本作の連載が始まるまでちょっと時間がかかったタイプだったようだ。当時ちょうどアフタヌーンを読んでたので(BLAME!!とか無限の住人、EDEN目当てで買ってた)懐かしい気持ちで電子の単行本を読み返した。 短編集。集まるとこういう意味があるんだ、やはり好きだ。 一気読みする気持ちよさは本作には結構あって、色々と豊田徹也の始まりらしい作品になっている。後の作品にも通ずるキャラや設定が出てきたりするのでぜひ読んでみてもらいたい。 私は「とんかつ」が好きでした。祝!映画化!豊田徹也作品の映像が作られるの楽しみすぎるアンダーカレント 豊田徹也さいろくアンダーカレントは豊田徹也作品の中では珍しく長編。 夫が急に失踪してしまい、女手1人で銭湯の経営を"とりあえず"続ける主人公。 彼女の過去、夫の失踪の詳細、近所の人達との関係、銭湯協会(だっけな)から紹介されて派遣で来た銭湯マンの本音… ほんわかしているようで、ぼんやりしているようで、すごく胸を締め付ける何かが登場人物である大人たちみんなの中に存在しているのが描かれている感じがする。 主演・真木ようこ、監督・今泉力哉 映画化、超楽しみ。 https://undercurrent-movie.com/ まだ映画は公開前なのでなんともですが、マンガは好きな作品なのでオススメしたい。 豊田徹也作品、他の単行本化されてるのは短編集というか、全部ちょっとずつ登場人物(山崎とか)が繋がってたりしてシリーズ物っぽさが出てて良いのでそれらもオススメ。田舎暮らしのいいところリトル・フォレスト 五十嵐大介starstarstarstarstar_borderママ子グミの木の存在は知っていたけど食べたことはない。読み進めるとグミをザルで、こして砂糖を入れて煮詰めているシーンがとても美味しそう。そのあとすっぱいで終わるオチが好きw次はどんな料理が出てくるのか、料理じゃないのか気になります。キャラメルクルミ作ってみたくなった天狗の台所 田中相starstarstarstarstar_borderママ子ちょっとやんちゃな主人公は天狗の末裔。キャラメルクルミが中々おいしそう。風呂上がりの兄の背中に天狗の羽?翼?みたいのが付いててびっくり。展開が読めないので先を急ごうとするといつの間にか無料ページ終了。続きがきになる!気持ち悪いミギーが可愛く思えてくる寄生獣 岩明均starstarstarstarstar_borderママ子地球にとって人間は害なのか?を考えさせられる内容です。結構グロめな描写もありますが人間も動物を食しているので置き換えると人間も恐ろしい生き物なのかもしれません。読みだしたら次々読んでしまう作品でおすすめです。ホラーラブが素敵!青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi主人公の青野くんへのド直球な気持ちがかなり伝わってきました。 表紙で引き寄せられましたがホラーラブてきな話しで、イメージしていた寧陽とは違かったけどとてもかわいく面白いお話でした! 一途で青野君の為なら何でもできる、怖くないという強い気持ちが素敵でした!ラジオ好きは是非!!波よ聞いてくれ 沙村広明starstarstarstarstar_borderこめつぶ主人公のハイテンションっぷりがすごい!! ミレナのトークは恋愛を中心に様々な人間関係の痒い所を代弁してくれるのでみているこちらもすっきりします(笑) ともかく主人公の発言 がいちいち斜め上でウケる。でも、世の中の見方や人間の見方がすごく共感できて、こころに響く ミレナのトークは恋愛を中心に様々な人間関係の痒い所を代弁してくれるのでみているこちらもすっきりします(笑) ラジオ業界の裏側も描かれてるので、ラジオ好きは是非読んでみて!!! おもしろいですスキップとローファー 高松美咲starstarstarstarstar_bordermotomi主人公が少しずつまわりをいい雰囲気にしていくところ、おもしろいなぁと思いました。 田舎から出てきて、都会人のクラスメイトと噛み合わないのにも気付かず、でも持ち前の明るさと素直さでちょっとずつ、まわりをなめらかにしていくかんじがいいです。 本当に素直ですれていなくてかわいいです。 そんなみつみちゃんにみんなが心を開いていく。 だからみつみちゃんのまわりに集まる。いい話だと思いました。<<12345>>
2023年になって電子版で復刻された、アフタヌーンらしさ満載のハードSF「ラブ・エイティーン」 連載は2010年とかだったので、もう10年以上も昔の作品になるけど、圧倒的な描写力とスタイリッシュなSF設定、活き活きとした人間描写は、時を経ても古臭さを感じさせない。