アフタヌーンの感想・レビュー503件<<34567>>あらすじを読まずに1巻を読んでみて欲しい。 #1巻応援最果てのセレナード ひの宙子兎来栄寿『グッド・バイ・プロミネンス』で鮮烈な才気を惜しみなく発揮して現れた新星・ひの宙子さんの注目の連載作品がついに発売されました。 公式のあらすじが物語の内容をかなり克明に書いてあるのですが、ネタバレを気にするタイプの人で初めて読む方はあらすじは避けてから読んだ方がより楽しめるかもしれません。 冒頭の8ページがフルカラーから始まりますが、その僅かなページだけでも「上手さ」が伝わってきて、その後の面白さを予感させてくれます。小夜の顔を、表情を印象的に見せる無言の大ゴマの魅力たるや。ウユニ塩湖の上でピアノを弾いているような扉絵も、関係性や特性・属性を暗喩しているような構図でありながら、シンプルに美しく心惹かれます。 ピアニストの転校生小夜と、そのピアノ教師の娘であり小説家になる夢を持つ律の何とも言えない関係性の萌芽、そして花笑み。しかし、そこに小夜の母親のただならなさが一抹の不穏として去来し、物語を攪拌していきます。 ひの宙子さんの、名前を付け難い感情や想いを絵ですこぶる巧みに表現する力が素晴らしいです。加えて、マンガとしての構成も秀逸で初連載としては非常にレベルが高いと思わされます。 25日に発売予定の短編集『やがて明日に至る蝉』と併せて、強く推したい間違いなく面白い作品です。天国なのか、はたまた地獄なのか天国大魔境 石黒正数starstarstarstarstar_borderママ子ココより外から同じ顔の人が迎えにくる、そういわれたトキオの周辺の話と 同じ顔のマルがボディガードのキルコと文明が崩壊した日本で一緒に「天国」に向かって旅をする 二つのストーリーを行き来して話が進む。 人喰いの化け物がウロウロしてる瓦礫だらけの世界に、探し求めた天国はあるのだろうか。 大震災の後の街みたいに何もかも壊れた世界で、 読んでいて何が正解かよく話ならなくなる。田舎娘の影響力大スキップとローファー 高松美咲ママ子人の言うことを素直に受け入れる事ができるみつみちゃん、素朴でいい。 学生時代、こんなことあった!てことがたくさん書かれていて懐かしい。 志摩くんとの掛け合いも、もうどこからが恋愛の好きなのかわからない感じがよいです。 ミツミちゃんの反応って少し大人びた子たちには、鬱陶しくて眩しい存在なのかもしれない。 卑屈にならず、常に努力して良い方に目を向けようとする彼女の生き方はサイコー!ハートフル野球漫画おおきく振りかぶって ひぐちアサユーカリコントロール抜群なのに気弱な投手。と自分が一番な捕手。この2人が信頼しあって強くなる。皆が支え支えられてチームが強くなる。すごく高校野球らしい作品です。ワンフォアオールオールフォアなんとかってやつです。 阿部君の頭の良さに脱帽です。フィギュアスケートの世界メダリスト つるまいかだユーカリフィギュアスケートについての知識ゼロで読みました。羽生くんとまおちゃんを知ってるくらい。技とか全く知りません。 今までなんとなくで認識していたフィギュアスケートの世界が、こんなにも熱くて残酷な世界なのだと初めて知りました。なんとなくお金がかかるスポーツの認識はありましたが、金銭的な理由で諦める人がいるくらいなんですね。 周りがどうであれ、フィギュアを始められるいのりは恵まれた環境にいると言っていいですよね。これからフィギュアを通して魅力的な人と出会って成長していくんだろうなと楽しみです。 天才とはブルーピリオド 山口つばさユーカリ2巻まで読みました。 芸術やアートとは無縁の世界で生きてきたわたしにとって知らないことだらけでとても面白いです。 ブルーピリオドを読むまでは、最初の八虎と同じように、アートって天才が描きたいように描いたものが(よくわからないけど)評価されているんだと思ってました。でも違くて、絵にも公式みたいな物があるんだ。目から鱗でした。絵を学んでみたいと思いました。「カオスゲーム」感想カオスゲーム 山嵜大輝ニーナハラハラドキドキしながらイッキ読みしてしまった。サスペンスには違いないが、わりと何でもありな世界なので余計に先の展開が読めないわ!主人公の蘭が口悪くて猪突猛進なのも、個人的にツボ(笑)不死身の熱血ヒロイン版『Another』(超画力)カオスゲーム 山嵜大輝mampukuサスペンスかと思ったらオカルトかと思ったら異能バトルでもうなんでもありだがとにかく絵がべらぼうに上手いし話が上手いし漫画が上手い!第一巻はストーリー的には導入って感じだがとにかく密度が半端なくて満足度がエグい。 そして女主人公の雑誌記者・蘭がめちゃめちゃ不死身。危ない橋渡りまくって数ページに一回殺されかけて大怪我しまくってるのになぜかまだ生きてる。綾辻行人の『Another』なら20回は死んでる。 オビによると四季大賞作家の初連載らしいです。道理で面白いし上手い。骨格と筋肉と背景と顔芸にこだわりを感じる。 特に感心したのは、作中「ゲーム」の参加者には身体のどこかにスティグマのようなものが刻まれており、主人公にはおへその上辺りにそれがあるため合法的にお腹と下乳を書き放題なのである。作者天才か。グロいの苦手な人は注意ヒストリエ 岩明均名無しグロくて痛そうなシーンが多いし、なかなか続きが公開されない等の問題はあるが、物語自体は壮大で非常に面白い。 歴史の教科書でしか見たことはないけど、奴隷狩りだったり古代の歴史を忠実に描いているのだと思います。 現代に生まれてよかったというのが一番の感想です。目はマジでウヒャヒャヒャヒャと笑うじーちゃんに対する安心感来世は他人がいい 小西明日翔starstarstarstarstar_borderゆゆゆヤクザの子どもが親の付き合いで、別勢力のヤクザの子どもと結婚するよう話を持っていかれ、まあ会うだけ会ってみなよと、大阪から東京へ。 あっけらかんとしたヤクザじーちゃん(大阪)の印象が強かったせいか、学生含む東京の人たちはネチネチしているように思える。 矯正した標準語を話し、標準的に大人しくしていた主人公がリミッターを外してからがストーリーは本番。 ちょこちょこ挟まれる笑いと、学生とはいえ極道な方々なので訪れるスリルと。 ミックスされた展開がとてもおもしろかった。 そして急展開が多くて一巻1ページ目の印象が飛んでいたけど、最初から婚約相手はそういう人だと描かれていた。 おもしろかったところ詳細を書くと、ネタバレになってしまうので、ふわっとした感想しか書けないのがもどかしい。 一度、読んでみてほしい。 才能が凄すぎる四季賞作家の連載デビュー作!冥冥冥色聖域 セキアユムmampukuメイドリフレというとあまり馴染みのない場所であるだけでなく漫画の題材としても「そんなのまともな面白い話になるの!?」と意外すぎたというのが本音でしたが、蓋を開けてみれば、いままで食べたことのない新鮮な食感のあとに優しくて深い味わいが心を熱くさせてくれます。「四季賞」ブランドに偽りなし。アフタヌーン最強。 未熟で一生懸命で表情豊かでよく喋る、新人メイドの「ペロ」を眺める客の視点から始まり、ペロからみた客、ペロのモノローグなどを巧みに切り替えながら、限られた制限時間のなかで少しずつ心を通わせていきます。絵やセリフの表現豊かさ故か、さまざまな行間やバックグラウンドへの想像が掻き立てられます。とくに、これほどひたむきでピュアな少女が一体どのような経緯で薄暗い雑居ビルでミニスカメイド衣装に見を包み働くことになったのか。個性的な同量たちの素顔は。興味がつきません。天狗の末裔らしいけど。天狗の台所 田中相Pom そもそも、天狗とは何だっけ。あの鼻の高い?くらいしか自分には思い浮かばなかったのですが。。 ハテナが、まぁ沢山出てきたんだけど、その疑問以上に出てくるご飯がとても美味しそうだし、ゆるっとしてる雰囲気も良き。 自分もこんな風に手間と時間と心を込めて料理をしたいものです。 天狗の末裔らしいってサラッと受け止めて料理上手の基と天狗の血引いてる!面白い!的な楽観的な弟、オンくん。 真逆の二人が、1年間の同居生活で何を得るのか、不思議な世界ながらも楽しみたい漫画です。まさに事変といえる設定と展開!ダーウィン事変 うめざわしゅんstarstarstarstar_borderstar_borderこめつぶヒューマンジーという新しいコラボ。 人間とチンパンジーのコラボな生き物のチャーリー。 チャーリーが普通の人間のように生活し成長し、学校へ行ったり友達が出来たり。 チャーリーと友達の会話から、人間と動物についてや、人間がこの世で一番偉いのか?など考えさせるシーンが沢山あります。 ファンタジーでもなく、SFでもなく、深みのあるお話。 まだ途中なので読み進めていきたい!中毒性のある作品来世は他人がいい 小西明日翔starstarstarstarstar_borderこめつぶ絵も内容もちょっと癖があって、好き嫌いは分かれるかもしれませんが私は大好きでハマりました。 可愛いというか美人で美しい子がクソ男になびかないの好きすぎますw 霧島君といい翔真くんといい最高にかっこいいですが、 それを圧倒的に上回る吉乃のカッコ良さ…大大大好き もしもドラマ化して、 上手い役者さんが役になってくれたら、最高のものが観れそう。1920年のアメリカ俺と悪魔のブルーズ 平本アキラ名無し昔のアメリカの文化とかが好きな人は読むと良いです。 当時の世界観がわかります。(ヴィンテージとかの言葉が無性に好きな人ね) 舞台は、1920年代禁酒法時代の話です。 南部の雰囲気とか、ブルースの音楽の熱気が伝わります。 なんか映画を見ている気分になります。 バーボン片手にいかがでしょう。 皆川亮二のCQB(CQC?)バトルアクションは最高であるヘルハウンド 皆川亮二さいろく皆川亮二のCQBは最高である。 それに加えて、ストーリー・状況が読んでいてスッと理解できるマンガ造りが素晴らしく、皆川亮二の真骨頂ここかも?と思えてきた。 大御所である所以を感じるよね。復讐、戦い、気持ちの強さ、全部集結している。ライフ2 ギバーテイカー すえのぶけいこstarstarstarstarstar_borderこめつぶ学生時代ドラマと漫画ではまった「ライフ」を思い出しながら読みました! ライフ同様インパクトがすごい! 復讐の様が怖すぎる。主人公の過去、今の環境も地獄そのもの。そんな中復讐に燃えるわけでインパクト無いことする訳がないですね。。。 執念の底力、信念の強さを感じます。 1巻読んだらあっという間に6巻読み終わりました!オタクのバイブルげんしけん 木尾士目名無しオタクサークルに市民権を与えた作品だと思います。 オタクの友達の家で最初読んだ時は、ゲーマー、コスプレイヤー、同人作家とかよく意味がわかりませんでしたが、現代では何十億稼ぐゲーマーもいるし、フォロワーが100万人以上いるコスプレイヤーもいる。 悪口だった「オタク」は遠い昔です。 オタクの友達曰く、オタクあるあるがものすごく詰まっているバイブル的な存在のようです。むちゃくちゃ面白い🎵ヘルハウンド 皆川亮二starstarstarstarstar干し芋第七地区では、新人で戦うこともできなかったショウが治平界では、かなりの強者になっていて気持ちいい♫ ヘルと会話している時、長年連れ添った相棒感が素敵! ヘルが、コスプレ犬として取られた写真のびっくりした表情がとても可愛い💓 葉っぱの人たちは、いったい何人いるんだろう? そして、全員強いのか? 1巻読了。 スキップとローファーの感想 #推しを3行で推すスキップとローファー 高松美咲名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 忘れてた!!! ・特に好きなところは? 無料で2巻読みました。なんか、人間関係って、もっと相手を信じていいもんだったよなーと、いつ自分がそう思ってたか思い出せないぐらい、いつのまにか、一回のケンカとか、一瞬のイヤミとか、そういうので築いてしまってたとこがあるなと(そのことがハッキリわかるくらい人間模様が丁寧に描かれてる)。 みつみ先生(と呼ばせてください‼︎)見てたら心の奥がウズウズしました。忘れてた「フツーのこと」、思い出させてくれるいい漫画だわ。(追記しておくと、へたった心のクッションに綿を入れ直してくれる、そんな感じです。) ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! はやく続きが読みたいです! 漫画って終わっちゃうのが罪だなって今つよく思いますが、みつみの高校生活、やっぱり見ないわけにはいかないです。「信じる」みたいなこと、どうやるんだっけ? と確認したい人にオススメ。(まだ2巻しか読んでないけど) みつみの真っすぐさに打たれる!!スキップとローファー 高松美咲starstarstarstarstar_borderこめつぶ田舎から大都会東京に転向してきたみつみ! 東京の高校生は怖いなあ~笑 最初はいろいろ馴染めないことに戸惑うもみつみの純粋さ、優しさが友達を魅了していきます。 タイトル通りローファーでスキップしちゃうような高校生活送りたかった!!笑 もう一度高校生に帰りたい欲が増します! 全高校生、これから入学する中学生に読んでほしい!ヤクザ×ラブストーリー!来世は他人がいい 小西明日翔starstarstarstarstar_borderこめつぶヤクザの娘ちゃん、やることが男前すぎて男より強い!! インパクトあるシーンが沢山あります。 1話無料で読んだらあっという間に7巻まで進んだ! ヤクザ界の生き様も反映されながら、あれ?結構乙女!と思うリアクションだったりが癖になります。 あと、表紙の色気、かなり好き!人生で大事なことつよつよ女騎士は押しに弱い 藤想 先マケ名無し「今を楽しく生きるより大切なことはある?」 将来の事、他人の事ばかり気にして生きると気がついたら時間が経ってしまうんだよね。 今を楽しんでいる若者を見ると苦言を呈したくなる老害は、単に若者が羨ましいだけなんだよな。 僕が老害にならないようにしない。 なんで、女戦士が現代にいるのかは、描かれていなくてわかりませんでした。女騎士も強いし、ホストも強いつよつよ女騎士は押しに弱い 藤想 先マケ名無し読んでみて、確かに女騎士に対抗できるメンタルを持ち合わせてるの、ホストくらいかもな…と妙に納得してしまった<<34567>>
『グッド・バイ・プロミネンス』で鮮烈な才気を惜しみなく発揮して現れた新星・ひの宙子さんの注目の連載作品がついに発売されました。 公式のあらすじが物語の内容をかなり克明に書いてあるのですが、ネタバレを気にするタイプの人で初めて読む方はあらすじは避けてから読んだ方がより楽しめるかもしれません。 冒頭の8ページがフルカラーから始まりますが、その僅かなページだけでも「上手さ」が伝わってきて、その後の面白さを予感させてくれます。小夜の顔を、表情を印象的に見せる無言の大ゴマの魅力たるや。ウユニ塩湖の上でピアノを弾いているような扉絵も、関係性や特性・属性を暗喩しているような構図でありながら、シンプルに美しく心惹かれます。 ピアニストの転校生小夜と、そのピアノ教師の娘であり小説家になる夢を持つ律の何とも言えない関係性の萌芽、そして花笑み。しかし、そこに小夜の母親のただならなさが一抹の不穏として去来し、物語を攪拌していきます。 ひの宙子さんの、名前を付け難い感情や想いを絵ですこぶる巧みに表現する力が素晴らしいです。加えて、マンガとしての構成も秀逸で初連載としては非常にレベルが高いと思わされます。 25日に発売予定の短編集『やがて明日に至る蝉』と併せて、強く推したい間違いなく面白い作品です。