少年よ、冒険をせよ!! ミステリ、アクション、サスペンス……そのすべてを内包した最高密度の混沌(カオス)! 『Q.E.D.―証明終了―』『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』の加藤元浩が放つ、驚くべき物語。少年・葉(よう)が、価値ある情報を求め国連級の組織からの依頼をこなす謎の男“R”と、世界にちらばる謎に挑む!
飾らない人柄、抜群のルックス、男よりも男前。誰もが憧れる先輩・ヨウコさん。俺・宇佐木翔も例外なく彼女に片想い中なのだが、そんなヨウコさんから突然、告白されて……!? 「カッコいい」って “かわいい”! 王子様系ヒロインラブコメ、スタート!!
成海春斗は高校の入学式の時からずーっと気になっていることがある。進藤結衣――お前は、俺と同じ「隠れオタク」なのか‥‥!? 分からないから探りたくなる。オタク的脳内すれ違いラブコメ、開幕!
ふみんなふみな
同じ学校の暁くんに恋をした美少女・文奈は彼を思うあまり夜も眠れなくなった。どのくらい眠っていないかというと…3年! 心配する親友の雫と奏は何とか、彼女を眠らせようとするが二人の心配をよそに、恋心と奇行はエスカレートするばかり。文奈に恋の成就と安眠は訪れるのか―!?
俺様ソルシエール
思春期の乙女の園「魔女警察学校」で、一際目立つ新入生・薊カオリは実は「男」だった! 元同級生のポンコツ魔女・小菫もみじを追い女装までして入学したカオリがその圧倒的な美しさ、強さ、ドSぶりで様々なトラブルを巻き起こす!!
アヤナシ
この世界では人は皆、地下の街で暮らしている。なぜなら地上には化け物がいて、奴らはどんな武器でも倒せないから。唯一、その化け物を倒しうる存在、それが――アヤナシ。地下の街で暮らす姉弟はある日不思議な少年と出会う。傷を負った少年は自らを「ホロ」と名乗り、徐々に二人と打ち解けるが、その街にも地上の化け物の脅威が迫る。蹂躙される街と人。その時ホロは右腕の短刀に炎を燈し…。これは常闇の地上に光を燈す物語。
カンブリア
南半球が人の立ち入れぬ“禁断大陸”と呼ばれるようになって五百年。人類初の渡航に成功し、調査船団『パンドラ』が帰ってきた。その姿をひと目見ようと世界中から人が集まる中、パンドラの船長の娘ナユタも禁断大陸から持ち帰る成果物に心躍らせていた。エデン島で、ナユタが偶然出会ったのは謎の少年セン。センはナユタに「お前達は禁断大陸が『禁断』である本当の理由を知らない」と警鐘を鳴らす。センが語る禁断の正体とは!?
漆黒の天
突如、平和な日ノ本を襲ったルナー教の使徒“宣教師”。彼らは「人は死ぬことで幸福になれる」と説き、殺戮を始めた。一方、小さな村で教師をしていた少女・モモの元に不思議な少年が現れる。自分の名前も、家族も知らない彼にモモは「天」と名付け、一緒に暮らし始めた。しかし、そんな平和な村にも遂に宣教師の魔の手が――。
ハルユリ
女子の学び舎・宮咲女子学園高校。一条蘭子(いちじょう・らんこ)は、直情行動型の女子大好きモンスター・桜野小町(さくらの・こまち)に、入学早々、唇を奪われる! 一方、教室で孤立気味の新入生ギャル・鳴海あい(なるみ・あい)は、漫画研究会部長・白浜杏(しらはま・あん)の、ぶれない姿勢に憧れを抱く。2年生の魔性系女子・園川遙花(そのかわ・はるか)は、英語教師・南(みなみ)先生に恋のアプローチ中だったり、生徒会長・虹原星奈(にじはら・せいな)は、部下である副会長・雨宮瑞希(あめみや・みずき)と密かな愛を育んだり。女子たちだけの青春恋愛ストーリー開幕!
深海少女
1年前、海で行方不明になった田中(たなか)ヒカリは海の底で「深海の王」に命を助けられ、深海生物の力を宿した、深海少女となって帰ってきた! ヒカリの幼なじみの山田(やまだ)タケルはヒカリの生還を喜ぶものの、光ったり、透けたりするヒカリの奇妙な生態に困惑。それでも、やっぱりヒカリのことが好きなタケルは何とか受け入れようとするが…!?
「まじめ系クズ」こと真島九澄は、まじめの皮をかぶったクズ野郎! そんな真島は、先生もクラスメートもだまし切り、目立たず、楽に学校生活を送るため、数々の技を持っていた。しかしそんな真島に興味を持つ本物のクズ・恐田や、クラス一のまじめ・清川、そして熱い視線を送る謎の女子・「見てるヤツ」など、変わった生徒たちが、真島の周りに集まり始める! 新世代のクズヒーロー・真島九澄の青春・日常・学園コメディ!
自らが生み出した兵器で一千万人の屍を築き上げた“兵器の狂科学者(テンサイ)”の少女。平和のぬるま湯に浸かっていた“役立たずの機械音痴”少年。これはそんな少女と少年の恋と戦争と独裁の物語!
表紙から内容が予想しにくいですが、美女装男子と少女たちによる異能力バトルです。文句なしで絵が上手く、いい意味でマガジンっぽい。言い換えれば「メジャー感」があります。「メイクをすることで魔女としての能力が発動する」設定はかなり大雑把というか活かしきれるか最初不安でしたが杞憂でした。「涙で魔法が解ける」というのもクライマックスでしっかり回収されていました。 味方の最強格である生徒会長の和音さんが何かにつけピンチに陥ってるところがガールズバトルファンとしては最高に推しポイントですね。この作者、わかってやがる!!って感じです。(最後のほうはさすがに気の毒でしたけど…… 巨大な敵の全貌が垣間見えたところで駆け足のビターエンド、という典型的な打ち切り的終わり方をしてしまいましたが、色々伏線を回収してキャラ立ちも大切にしてて誠実な全2巻だったなと感じました。ただ全7話はあまりにも短い…!終盤の展開は「悪食王」に似ています、巻数も同じ2冊。ただ俺様ソルシエールのほうが格段にストーリーの作り込みが良く、続きを読みたくさせるものでした。