品出し中の売り場からレジへの通路は、バイトの花道さ――。この国の荒涼たる労働市場に敢然と起つ少女・ムラサメ。彼女の名を以て今、シフト時間内の激闘が幕を開ける!!コンビニ、ハンバーガーショップ、交通量調査、引っ越し、メイドカフェ、居酒屋…72の多様な職場を襲う敵に、666のアルバイト殺法が放たれる! 前代未聞のバイト・バトル・ギャグ、ここに開戦!!
俺様ソルシエール
思春期の乙女の園「魔女警察学校」で、一際目立つ新入生・薊カオリは実は「男」だった! 元同級生のポンコツ魔女・小菫もみじを追い女装までして入学したカオリがその圧倒的な美しさ、強さ、ドSぶりで様々なトラブルを巻き起こす!!
アヤナシ
この世界では人は皆、地下の街で暮らしている。なぜなら地上には化け物がいて、奴らはどんな武器でも倒せないから。唯一、その化け物を倒しうる存在、それが――アヤナシ。地下の街で暮らす姉弟はある日不思議な少年と出会う。傷を負った少年は自らを「ホロ」と名乗り、徐々に二人と打ち解けるが、その街にも地上の化け物の脅威が迫る。蹂躙される街と人。その時ホロは右腕の短刀に炎を燈し…。これは常闇の地上に光を燈す物語。
カンブリア
南半球が人の立ち入れぬ“禁断大陸”と呼ばれるようになって五百年。人類初の渡航に成功し、調査船団『パンドラ』が帰ってきた。その姿をひと目見ようと世界中から人が集まる中、パンドラの船長の娘ナユタも禁断大陸から持ち帰る成果物に心躍らせていた。エデン島で、ナユタが偶然出会ったのは謎の少年セン。センはナユタに「お前達は禁断大陸が『禁断』である本当の理由を知らない」と警鐘を鳴らす。センが語る禁断の正体とは!?
誰もが知る“あの童話”には続きがあった…! 750万超のアクセスを記録する伝説のWEB漫画、新生!! 『旦那が何を言っているかわからない件』『小森さんは断れない!』ほか数多くの連載を持つ漫画家・クール教信者が、デビュー以前から描き続けてきたファンタジー巨編!!
欲鬼
欲望は人を「鬼」へと変えた――。自身の欲望を満たすため、暴虐の限りを尽くす異能の者たち。現代日本に突如現れた彼らを、人々は「欲鬼(よくおに)」と呼び恐れた。そんな悪しき鬼たちを討つ者がいる――その名は二十正人(じつなし・まさと)。同じ欲鬼である彼は、己の正義欲が求めるままに裁きの鉄槌を振りおろす!! 欲望の化身たちの、飽くなき戦いがはじまる!!
「以上……証明終了です」MIT(マサチューセッツ工科大学)を15歳にして卒業後なぜか日本の高校に入学した天才・燈馬想(とうま・そう)と、健康優良女子高生・水原可奈(みずはら・かな)が、難事件に挑む!! 精緻なトリックと奥深き人間描写を一話読み切り形式で堪能できるミステリの金字塔『Q.E.D.』、ここに再起動(リブート)!! 彫刻家の密室殺人事件、100年前に科学と宗教の狭間で起きた事件……描き下ろしを含む大ボリューム2話収録!! ※他作品の試し読みが巻末に収録されておりますが、本作の収録ボリュームや価格に影響はございません。
同じ時間に同じものを食べる。ひたすらに平凡を愛する高校生・宙崎 臣(そらさきおみ)。ある日彼は、転校生してきた謎の美少女に、「放課後ふたりだけで話したいことがある」と呼び出される。それはこれから襲い来る非平凡の波の始まりでしかなかった…! 告白されるのでは!? と思いきや、「キミのこと喰べていーい?」と語る彼女のお腹には巨大な口が…! グロテスクな舌に巻き付かれ、身動きがとれないオミはーー!? 謎の転校生に「捕食」される…あなたの知らない”欲望”が開発されるラブコメディ!
ハラペコすぎて授業中にお腹が鳴るのが最大の悩みの、JKヒロイン・網名さん。ある日、そのお腹の音を学園1のイケメン・岡野くんに聞かれてしまう。恥ずかしさマックスの網名さん。しかし放課後、今まで話した事もなかった岡野くんが、話しかけてきた。「ねえ、帰り道付き合ってくれない?」ドキドキの放課後に待っていたのは!?
漆黒の天
突如、平和な日ノ本を襲ったルナー教の使徒“宣教師”。彼らは「人は死ぬことで幸福になれる」と説き、殺戮を始めた。一方、小さな村で教師をしていた少女・モモの元に不思議な少年が現れる。自分の名前も、家族も知らない彼にモモは「天」と名付け、一緒に暮らし始めた。しかし、そんな平和な村にも遂に宣教師の魔の手が――。
深海少女
1年前、海で行方不明になった田中(たなか)ヒカリは海の底で「深海の王」に命を助けられ、深海生物の力を宿した、深海少女となって帰ってきた! ヒカリの幼なじみの山田(やまだ)タケルはヒカリの生還を喜ぶものの、光ったり、透けたりするヒカリの奇妙な生態に困惑。それでも、やっぱりヒカリのことが好きなタケルは何とか受け入れようとするが…!?
【第7回月マガコミック大賞デビュー!準入選受賞作】キレイでデジタル化も進んだ『柵の中』の都から、ダーティーで路地絵に埋め尽くされた『柵の外』の街へやってきた女の子・シロフネ。実は、この街に一番いちゃいけない“地雷女”だった! 路地絵描きのクロオは、彼女の「命に関わる目的」に巻き込まれ…!?(少年マガジンR2021年5月号)
表紙から内容が予想しにくいですが、美女装男子と少女たちによる異能力バトルです。文句なしで絵が上手く、いい意味でマガジンっぽい。言い換えれば「メジャー感」があります。「メイクをすることで魔女としての能力が発動する」設定はかなり大雑把というか活かしきれるか最初不安でしたが杞憂でした。「涙で魔法が解ける」というのもクライマックスでしっかり回収されていました。 味方の最強格である生徒会長の和音さんが何かにつけピンチに陥ってるところがガールズバトルファンとしては最高に推しポイントですね。この作者、わかってやがる!!って感じです。(最後のほうはさすがに気の毒でしたけど…… 巨大な敵の全貌が垣間見えたところで駆け足のビターエンド、という典型的な打ち切り的終わり方をしてしまいましたが、色々伏線を回収してキャラ立ちも大切にしてて誠実な全2巻だったなと感じました。ただ全7話はあまりにも短い…!終盤の展開は「悪食王」に似ています、巻数も同じ2冊。ただ俺様ソルシエールのほうが格段にストーリーの作り込みが良く、続きを読みたくさせるものでした。