FEEL YOUNGの感想・レビュー313件ハッピーマニアの続編が16年の歳月を経てフィーヤンでスタート!後ハッピーマニア 安野モヨコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。考えすぎても仕方がないと思えてくる。夫婦サファリ ジョージ朝倉starstarstarstar_borderstar_borderPom 漫画家のジョージ。漫画をパクってしまい、ばらされたくなければ結婚してと、元編集者の日歌(この名前好き)に脅されてしたくない結婚生活を始めるストーリー。 家を購入したり(ワクワク楽しんでるのが面白かった。理想追求しすぎて予算オーバー。)コドモの話が出てきたり、なんだろう、嫌々なはずなのに、本能のまま行動しているし、結局お互い好きなんじゃん?可愛らしいなぁ〜って。 頭で考えず動くってこう言うこと?なのかな。笑推し量ることができないものアイロン 出路かし魚starstarstarstarstar_border野愛趣味や特技や好きな食べ物がみんな違うように、人の愛し方も違う。今の世の中そんなことは百も承知なのに、普通からはみ出てしまうと恐ろしくなる。 主人公と同じように恋人も傷ついていたんだろうなあと思ってしまう。 愛しているから○○してあげたい、愛しているなら○○できるはずだ。 ○○に入る行為に正解はないし、そうやって証明できるものではないんだろう。でも証明したいししてほしくなる、できれば自分の知っている方法で。 長年愛した人の言葉で傷ついたあと、見知らぬ人の言葉で立ち直る。そういうことがあってもいい。 自分に対する想いとか愛とかは推し量りようがないのだから。 誰もが自分なりの方法で誰かを愛して、それが受け入れられる時がくるといいなと思った。確かな優しさに触れることのできる家族愛の物語。ブランチライン 池辺葵starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 4姉妹と母の人生の物語。 <ここがオススメ!> 4姉妹と母、それぞれが各々の人生を歩みつつ、それぞれに各々を想い合う。 そんな一家の物語。 気にはしているけど、干渉はしない。 気にはしているから、心配はする。 そこに確かな愛がある。 池辺葵先生の優しさと愛情と、少しの毒が丁寧にミックスされている作品。 とかく余白、空白がこれ程までに雄弁に心情を物語るのか、と思わされる。 「言葉にしない会話」に感じ入る。 井草の香りや虫の鳴き声、朝の鳥のさえずり、夜の縁側の心地良さなど、覚えているような感じたことのないような、DNAに刻まれている匂いや温度を思い出す。 「世界は思ってるより善意に満ちている」そんな感情が世界中を覆い尽くせば良いのに、と願わずにいられない。 ゆっくりと深呼吸をしたくなるような作品。 <この作品が好きなら……> ・ひらやすみ https://manba.co.jp/boards/132637 ・海街diary https://manba.co.jp/boards/24996 ・うみべのストーブ 大白小蟹短編集 https://manba.co.jp/boards/172968 悩み悩みもがき苦しんだ先に見えるもの。BET. 山崎童々starstarstarstarstar_borderPom 自分が25.6の頃は何していたかな何て、思い出していた。自分の人生について、一番もやっと考える年齢なのかなぁ〜何て。 売れない漫画家・スナオくん。かのちゃん。スナオの彼女。 みんな悩みに悩んで自分の人生生きようともがいている一生懸命な姿が、この作品の中で描かれている。 20代、一つの転機の様な。。 自分は本当はどうしたいのか、何がしたいのか。1日ってボーッとしてるとあっという間に終わっていく。 スナオのモヤモヤした感じも、何か分かるんだよなぁ〜>< スッキリした様なしない様な終わりは、ある意味、現実的なのかもしれません。凄い漫画後ハッピーマニア 安野モヨコクリスティン v銀河英雄伝説より良い人間がいちばん怖いあなたのことはそれほど いくえみ綾starstarstarstarstar_borderゆゆゆだんだん読む速度が落ちてくる。 おばけも妖怪も幽霊もこわいけど、人間がいちばん怖いと思い出す。 初恋の人に出会って即エッチをしてそれを友人に報告だなんて、なんという29歳…。 同居人がいるのに、と思ったら結婚相手かよ!不倫かよ!! 第一話を読み終えただけなのに、第一巻を読み終えたかというくらい、疲労感。 キャラクターそれぞれを語られると、濃い。2巻以降はこれを踏まえて、話が発展するのか。 ちなみに、「2番目に好きな人と結婚」で検索したら、なぜそれが良いかの理由付けが出てきてないように唖然としてしまった。 いわく、 二番目なら相手のほうが思いが強いから、大切にしてもらえる。 あなたが二番目でも、相手が一番目とは限らないでしょう。、 まるで、この作品のためのような解説…。関係ないサイトを読んだと思ったのに。 主人公は自分がおかしくなんかないことに気づけただろうかアイロン 出路かし魚名無し漫画を読む限りでは、主人公はしいていえばノンセクシャルといえるのかなと思いましたが、たまたま接客された電気屋の店員に唐突にそれが原因で振られたことを話して、共感してもらったような描写で終わった。主人公はその名前(ノンセクシャル)にたどり着くか、たどり着かなくても罪悪感を持たなくてもいいことに気づけただろうか?という心配が残った。最後の表情を見ればそんな心配は無用だと思って良いんだろうけど。テーマ性とアイロンのつながりもあまりピンとこなかったかも…女と男と女の三角関係インディゴ・ブルー やまじえびねstarstarstarstarstar_borderかしこ官能的な話でした…!やまじえびね作品はエロティックなものが多いですがこれは段違いかもしれません。主人公は小説家の女性で、大学時代の同級生でもある担当編集者の男性が恋人ですが、自分の読者である女性のことを好きになります。そして恋人がいながらその女性に惹かれ始めるのです。まるで主人公自身が書いた小説のように。初めてのやまじえびね作品としては向かないかもしれないけど、次に何を読もうか悩んでる人にはオススメです。毎日、毎時間の努力があって。吉祥寺少年歌劇 町田粥starstarstarstarstar_borderPom 鳥肌がたちました。 言葉で言い表せない何かを感じた。 親元を離れて吉祥寺少年歌劇団で頑張る少年達のお話です。 親元を離れる理由も様々で(その辺りは2巻で描かれている)、きっとまだ親が必要な年頃だと思うのに夢叶えるために日々努力している姿にグッと来る。 嫉妬したり、自分の思いとは裏腹な出来事だったり、心身共に変化していき葛藤する中で、それでも頑張って頑張って舞台に立つ姿は皆とてもかっこよかった。 真正面から立ち向かう姿、青春だなぁ〜素敵だ。 指輪に込められているもの。ゆびのわものがたり 小野塚カホリstarstarstarstarstar_borderPom たったひとつの指輪が紡ぐ物語の数々。 指輪を指にはめた時から嬉しさも悲しさも一緒に月日を重ねてるんだな。なんて少しロマンチックなことを思った。 しっとりした雰囲気で、大人の世界感が伝わる作品。 色んな意味を持った世界でたった一つの指輪。 想いのこもった指輪をあげたい人がいるって、こんなに誰かを想える事って幸せだ。 2巻の第10話が私は好きでした。 時を経てね、お互い人生積み重ねて結ばれるってあるんだなぁ〜ドラマの様だ。運命って言うのかな。 ジーンときたなぁ。ユア・マイ・サンユア・マイ・サン 茜田千starstarstarstar_borderstar_border寸々姉が守りたかったものを代わりに守った妹。擬似家族。読み終わってもう一度最初から読み返したくなる構成も良かった。連載再開…?!からっぽダンスR 阿弥陀しずくnyaeめちゃくちゃ久しぶりにフィーヤンに載ってたびっくりそして嬉しい。次号予告には載ってなかったから不定期かな…。阿弥陀先生いろいろ大変そうだったので無理のないペースでお願いします🥺 あー、最新話読む前にRの1巻読み返したけどやっぱり久我くん好きだ 贖いの果てに仄見える光 #1巻応援木洩れ日のひと 川端志季starstarstarstarstar兎来栄寿『宇宙を駆けるよだか』、『箱庭のソレイユ』、『僕のオリオン』、などでお馴染みの川端志季さんの最新作です。 基本的には集英社系のレーベルでキャリアを重ねてきた方ですが、前作の『世界で一番早い春』で『KISS』を経て祥伝社で連載を開始したときにはとても納得感がありました。 川端志季さんの作品が纏う、仄暗さを纏った空気感。そして時代感覚を捉えた鋭敏なセンスから生み出されるキャラクターたちは、『FEEL』系とも絶妙にマッチしていると思ったからです。期待通り、本作でも開幕からその持ち味を出していきます。 議員の娘である白瀬皓子が国民的人気アイドルグループの烏墨真弘を轢いてしまい、彼女はその贖罪として意識を取り戻さない彼の下で10年の月日を看病に費やしていました。そして、遂に真弘が目を覚ましたことで物語の歯車が回り出します。 ヒロインが重い罪を背負い贖罪をし続ける状態で始まる男女の関係というのは流石になかなか『マーガレット』系列では見られないもので、媒体の特徴も活かした建て付けになっています。父親が参議院議員でその名誉に奉仕するよう定められた運命の不自由さ、息苦しさの描写も流石です。 そういった抑圧がしっかり描かれてていることで、皓子が外の世界を知って束の間の開放感や多くの人が普通に味わう感情を得ていく瞬間のえもいわれぬ良さが際立ちます。 真弘は、皓子のことを恨んでおらずむしろ10年間も付き添ってくれていたことに感謝しているというのがポイントです。ふたりの穏やかならぬ事故から始まった関係が今後どのようになっていくのか。10年間のブランクの先で真弘はどう生きて行くのか。 また、彼らを取り巻く家族や同じアイドルグループのメンバーたちなど脇役も魅力的なのですが、その関係図も複雑に絡み合って今後ますます盛り上がっていきそうです。読後感めっちゃいい走り出す花びら 甘井最鹿starstarstarstarstar_borderalank新生活をスタートさせようとする中国人留学生が、家具を揃えるという初手からうまくやれずに奮闘するストーリー。 当たり前と思っていたことさえままならなくてイライラジリジリするんだけど、それって実は自力だと当たり前のことすら大変って気付かされて自分の非力さにイライラジリジリしちゃうのかもしれない。 自らチャレンジしようと始めたものの、壁にぶつかっている人、ぜひ読んでほしい。もう一回走り出そうって思えます。「対」が離れるときついのすみか 丸い円名無し生活がすれ違ってしまい、別れることにしたカップル。 しかし彼女のほうが「別れる」という言葉が悲しすぎると言い、別の言葉を探そうとする話。正直、本当に別れないと駄目なのか…?と思ってしまうくらい、関係性が破綻しているようには感じられなかったけど、できるだけ今の自分達が選んだものにふさわしい言葉を探す行為に前向きさと優しさを感じた。こういう関係の終わらせ方もあるんだな〜。 何もできない自分も変えられていくはず走り出す花びら 甘井最鹿starstarstarstarstarNanoTwitterで流れてきて、絵可愛い~なんて読んでみたらめっっちゃよかった…! 留学といった話は学生時代に自分の周りでも聞いたことはあるけど、実際に留学する人たちはこんなに大変なんだと驚きました。外国で知り合いや親戚といったツテがあったり、知らない国でも臆さない性格の人からすればとても些細なことかもしれないんだけども。日本語学校の自己紹介でも、顔を真っ赤にしてしまう主人公からすればどれも重大なんだなあと読んでて伝わってきました。 知らない国でひとりきり、なんて絶対不安だし怖いけれど、そんな中でも走り出した主人公がとってもかっこいい。留学だけに関わらず、どんなに知らない分からない事でも頑張ってみたくなる、よい作品でした。走り出すきっかけ走り出す花びら 甘井最鹿starstarstarstarstar野愛漫画家を目指す中国からの留学生の女の子。日本語も完璧ではない、携帯電話もすぐに契約できない、家具も家電もない部屋で1から生活しなければならない……。 別に日本と中国の違いを描いた作品ではない。留学生だから大変ということを言いたいわけでもない(おそらく)だろう。 地方から1人で東京に出てきた人ならきっとわかる。 誰も知らない、誰にも頼れない場所で、自分に何ができるだろう?というあの感覚。 それでもだだっ広いだけの家に物が増えていって、目的地や欲しいものが見つかって、自分今ここで生きてる!っていう熱を感じることだってできる。 夜中に必死で家具を組み立てる、ただそれだけのことが前を向くきっかけにもなる。 何気なくて所在ない日々をキラキラ描いた素敵な作品でした。#2023年読切ベスト走り出す花びら 甘井最鹿starstarstarstarstar寸々2023年良かった読み切り。 例えば主人公を地方出身者の漫画家ワナビとかにしても描けそうだけど、中国からの留学生にしたことに意味があるというか。 外国人だと携帯の契約が簡単に結べない→家具が揃わないことの不便さ・切実さ。 だからこそ、サビの見開き家具組み立てページがグッと来る。 家具を揃える=新生活を送る上での最低限の準備 が「新しい自分になっていく」ことに繋がっていて、このプロットだけで50p読ませるのがすごい。 でもフィーヤンぽくは…無い?どうなんだろう。 誰かを思えば思うほど、揺れ動く〜ややこしい蜜柑たち 雁須磨子starstarstarstarstar_borderPom 読んでて、何とも言えない感情に包まれた。 清見は表情が変わらなくて(だけど頭の中ではものすごい考えまくっている) 白柳くんは捻くれてしまっていて(まぁそうならざるを得ないだろうとは思う)タイトル通り皆ややこしいです。 心の中を知りたい相手こそ、分からないから頭の中で深読みするし、よく分からない行動に出たりで更にややこしくなっていく。笑 大人になると考えすぎちゃうのよね。。 それにしても、、なぁ。。 清見の心は本当は誰に矢印が向いているのか。 初夏はいま何してるんだろう。更にややこしくなりそう、そして面白くなりそう。とにかく初々しい知りたい手のひら 丸い円名無し絵柄は少しいくえみ綾ぽさがあるけど、少女漫画誌に載っててもいいくらい初々しい読切。恋愛経験が無さすぎて判断力がゼロになるのわかる。おとうさん、いっしょに遊ぼ ~わんぱく日仏ファミリー!~の感想 #推しを3行で推すおとうさん、いっしょに遊ぼ ~わんぱく日仏ファミリー!~ じゃんぽ~る西starstarstarstarstarnyae・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載ではちょくちょく読んでいたけど、単行本でまとめて一気に読んで「真の面白さ」を知った気持ちになりました。立場関係なくだれが読んでも面白い。 ・特に好きなところは? 絵本作家のあさくらまやさんに会いに行く話で、付き添いの小百合ちゃんにキレられるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「癒やし」や「微笑ましさ」だけを求めているなら、正直この漫画はオススメではないかも。親ではない自分が読んでも、幼児の子育ての壮絶さが伝わってきて「うおお…!」となることが多いです。ただこの漫画はそこを押し出しては描かれておらず、子育ての参考になるかどうかは自分にはちょっとわかりません。持ち前の画力の高さによって子はとにかく可愛く描かれているし、大変な場面もコミカルな演出を交えており大変読みやすいです。個人的には子育てマンガとしてというよりも、「面白いマンガ」として全人類に読んでほしいです。 安野作品はやっぱりすごい!後ハッピーマニア 安野モヨコstarstarstarstar_borderstar_borderこめつぶ大好きだったハッピーマニア、一気に読んでしまったーー!! 作者が描く人物描写が秀逸で、いつのまにか主人公に共感し、応援したくなる。 でも相変わらずシゲタがシゲタっぽくて、好きだなー。 40代の主婦がいきなり離婚を切り出されるなんて恐怖だし、人生はそう甘くもないし単純でもないなと思わされた。 今後シゲタがどうなっていくのか、自分と重ねながら見て行きたくて楽しみ。 絵もずっときれいになっていて、早く次の巻が出てくれないかと待ち遠しいです!走れる大人でありたい走り出す花びら 甘井最鹿名無し普段運動する習慣がなくても、ふとした時に走る場面があると風を切る感じが気分いいな〜と思いますね。いざという時「自分は走れる」と思っておくとなんか強くなれる気がします。 それにしてもデビュー作とは思えない上手さですね。ファンになりました。<<12345>>
※ネタバレを含むクチコミです。