謎の男らにさらわれ、秘密基地の手術でサイボーグとなった少年ジョー。彼は009(ゼロゼロナイン)と呼ばれた。基地には001から008までの素晴らしい能力を持つサイボーグ仲間が。彼らは皆、死の商人「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」の画期的な新商品の試作品として生み出されたのだ!戦争を企む一味から、9人のサイボーグたちは開発者ギルモア博士とともにX島に逃れるが……!?日本SF漫画史の金字塔、開幕!
197X年、円竜也(えん・たつや)とその姉・紀世子は、雷雨の夜、叔父・達磨博士の研究所に呼び出される。助手として応対した少年はギルガメッシュと名乗るが、当の叔父は病床から彼を殺せと囁く。謎が深まる中、ギルガメッシュが紀世子に手をかけた────!5千年前のミイラのクローン人間とは?古代シュメール文明の半神半人の王とは?世界最古の物語・ギルガメッシュ叙事詩を基にしたSF大河ロマン、衝撃の幕開け!
ホテルは、ひとつの巨大都市でもある。レストラン、美容室、宝石店、薬屋等々……病院から靴磨きまで、生活に必要な物は全て揃っている。そして、ルーム・キーは、ホテル内では万能である。レストランの食事からクリーニング、高価な宝石の購入まで現金を持たずに行うことが出来る。それ故に様々なドラマが、今日も繰り広げられる。勿論、この巨大ホテル「プラトン」でも……。テレビドラマ化でも話題をさらった大人気作、開幕!!
城北大学生物学研究室一番の秀才である本郷猛。彼の優秀な頭脳と類稀なる身体能力に目を付けたのは、世界征服を企む悪の秘密結社・ショッカー!さらわれた猛は驚異的なバッタの能力を持つ改造人間へと改造手術を施される。が、脳改造の寸前、恩師・緑川博士に助けられ、敵のアジトを危機一髪で脱出。この時から、本郷猛は大自然がつかわした正義の戦士となった……!!変身ヒーローの代名詞・仮面ライダー、ここに登場!
アール星の王子・チックンと、お目付け役のタックン・ハット、そして地球人の少女・ミコに、自称・大悪党のドクター・ベルとその子分ロボット・ギジギジ。――――『チクタク大冒険』でお馴染みの面々が、動物の“あいさつ”、“学習能力”、“体内時計”など、世界の不思議について楽しみながら学びます! 1984年~学習研究社「5年の科学」「1年のかがく」に掲載され、アニメ化もされたオモシロ学習SFコメディ。
七人の賢者の封印を解くため、6人のいけにえを捧げてきた邪悪な司祭アグニム。最後のいけにえに囚われたのはゼルダ姫だった!姫の魂の声を聞いたリンクは、アグニムと闘うための退魔剣・マスターソードを探すが、それは選ばれし“勇者”だけが手にできるという……。リンクは真の勇者となれるのか!?米国のゲーム誌「NINTENDOPOWER」掲載のために描かれた、超レアな左開き逆輸入コミック!
人気女優残虐猟奇殺人事件、爆破による貨物列車転覆、代議士秘書の転落死、電子工業研究所の謎の火災…。続発する怪事件を指示していたのは、ある仮面の男だった。両親を殺し、自らの命をも狙った敵を追い詰めるため、次々事件を起こす稀代の殺人鬼スカルマン!その復讐とは……!?『仮面ライダー』の原型ともいわれる名作『スカルマン』の他、筒井康隆の傑作小説をコミカライズした『ベトナム観光公社』など、全6編を収録!
1988年は東京ドーム元年。その年の4月、突如、プロ野球界に一人の魔球を操る投手が現れた。その名は新城童夢(しんじょうどうむ)。読売巨人軍に所属する男子小学生だ。東京ドームの空調が起こす微妙な空気の流れを利用した「童夢スペシャル1号・消える魔球」や「童夢スペシャル2号・ブーメランボール」で活躍するが、この年のペナント・レースは中日ドラゴンズの優勝で閉幕。年が明け、優勝を目指す童夢がマウンドに!!
人類と恐竜が共存する原始時代。キバトラ一族の女性が、男の子を産んだ。しかし、その肌は白く、呪われた赤子と忌み嫌われた。そして、「りゅうの谷」に生贄として連れて行かれるが、猿人に命を救われる。――――そして十数年後。あの赤子は猿人キティに育てられ、「リュウ」と呼ばれる青年に成長していた。平和に暮らしていたリュウたちだったが、よそ者を嫌う村の人間に捕まってしまう。しかし、村に恐竜が現われ……!?
草壁警察署・資料課の別名は“迷宮課”。課長・鳥居勘三郎は通称「おみやさん」と呼ばれ、迷宮入りした事件調書から、担当刑事たちが気づかなかった「失われた環」を見つけ出すことを至上の歓びとする男。そんな資料課に、署長の娘である新人婦警・七尾洋子が配属された。親心から安全な部署にねじ込まれものの、刑事を目指す洋子にとっては不満な職場で…!?緒形拳、渡瀬恒彦らの主演によるTVドラマの原作にもなった作品。
多羅尾伴内(たらおばんない)。それは、メガネと口髭の冴えない男、無報酬で事件を捜査する私立探偵──。だがその正体は、「正義と真実の使徒」を名乗る、神出鬼没な変装の天才・藤村大造という男だった!しかし、さすがの彼も年老いた。後継者探しを始めた彼は、二代目・多羅尾伴内に相応しい青年・順平を見い出す!彼の体力・知力・胆力と、その熱い正義感に感嘆した坂内は、己の能力の全てを伝授しようとするが……!?
ミコちゃんとモモちゃんの通う小学校に、おかしな転校生・猿飛エツ子がやってきた!エッちゃんはとっても身軽で力持ち。らんぼう者のガキグループのいたずらも、エヘッとかわして不思議な力であっというまに学校中の人気者!ミコちゃんモモちゃんエッちゃんの、仲良し3人ドタバタ日常コメディ!「週刊マーガレット」で連載された『おかしなおかしなおかしなあの子』を改題して収録。
歌詞って書いても大丈夫なんだっけ、とちょっと考えてしまったw 言わずとしれた石ノ森章太郎の代表作。 石ノ森章太郎を知らないという人は手塚治虫は知ってるだろうか。 ドラえもんの作者である藤子不二雄がFとAという二人いるのは知ってるだろうか。 おそ松さんを知っていたとしたらおそ松くんは知ってるだろうか。 今でも色々なところでリメイクされたり世界中にファンがいたりする作品たちを生み出した、日本の誇るジャパニーズマンガ文化の礎となった大作家たちにちょっとでも興味を持ってもらえたら嬉しいなと老婆心がうずく。 最近でも何度目かわからないアニメ化がされ、そこそこ話題となっていた「サイボーグ009」は、9人のサイボーグたちが世界の悪と戦う話。 実は彼らそれぞれの背景が割と凄まじく、ちゃんとそこら辺も謎に包まずに描いてくれているので(全部じゃないけど)キャラクターへの愛着も湧きやすい。 あとサイボーグっていう単語はこれで初めて聞いた気がする。 機械人間なのかーキカイダーと同じかなーとか思ってたら同じ著者だったという衝撃。仮面ライダーも石ノ森先生だからね! そして何よりこのサイボーグたちはそれぞれ異なる特殊能力を持っているのだが、なんと主人公は奥歯に加速装置が入っていて超スピードで移動することができる。すごい発想。 全然「へぇ」とすら思われないかもしれないけど、当時はたぶんそんなこと考えた人いなかったと思うのよね、私もだいぶ後発組なのでほんとの当時は知らないのですが。 奥歯に仕込みなんて男塾でカヤクメシの起爆するので初めて見たもん。 小学生はあれ信じちゃうんだもんなー民明書房はすごいよね… 違う漫画の話になってしまった。 今振り返って1巻を読んでみたが絵が全然違って軽く衝撃を受けた。 石ノ森先生は009の中だけでも語れるぐらい進化されていたのだなーと。あんまり詳しく知らないけど、きっと他にもいっぱい同時に連載を抱えてらっしゃったのであろう。 なんにせよ009以前と009以後では人間の「妄想」の広がり方が大きく異る。そのぐらいの影響を残した超超超名作なのである。 日本に生まれた少年は皆読むべきなのだ、ダークなとこもあるけど。