青騎士コミックスの感想・レビュー57件<<123>>孤児の少年が魔術師として成り上がるレダの魔術師 天津ゆかり名無しこれは早く2話目が読みたい新連載。 孤児院の問題児・オルニアがひょんなことから自分に魔術師の素質があると知るも、孤児という立場のせいで誰にも信じてもらえない上に、とうとう孤児院を追い出されてしまう。そんなオルニアに手を差し伸べたのは人物は何者…?というところで終わってしまいとにかく続きが気になります。お嬢様のペットは巨大蜘蛛城い糸 柴田康平名無しメイドがそのお世話をするんだけど、全然ご飯を食べてくれなくてどうしたら…という話 お嬢様が蜘蛛のところに行くときの移動の仕方がツボでしたストーキングサイコラブ←これでしかないMIRROR 岸本七子名無し誰かを狂気的に愛してしまいストーカー化してしまうことってある話だと思うけど、この漫画の主人公は終始なにがしたかったのかがわからなかった。わかろうとするのがまず間違っていると言われればそうだけど。ストーカーになるかならないかの瀬戸際ってわりとわからないこともないというか、愛するがゆえ狂気が生まれるのはそんなにおかしい話でもないと思うけど、やっぱり自分の欲を満たすために平気で暴力に及ぶのは終わってるよなあと特異点に集った7人の久々原亜久里(くぐはらあぐり)たちギミーアグリー 江ノ内愛名無し※ネタバレを含むクチコミです。 「北北西に曇と往け」感想北北西に曇と往け 入江亜季ニーナ6巻まで読了。最初から読み返したがやはり面白い!気軽に旅行気分を味わえる漫画は数あれど、澄みわたる空の眩しさや凍てつく空気や吐く息の白さ、踏みしめた大地の質感までもリアルに体感できる漫画はそうそう無いぞ!登場人物もみな個性豊かで魅力的だし、話の続きもめっちゃ気になるわ~!暴れギャル!!#hiasobi配信中 鈴木りつ名無しいいバイトがあるぜということで紹介されたギャルが行ってみるとファミレス内で人をポン刀でぶった切りまくる仕事だったというインパクト大の読切。 ショートネタということでひねらずスッキリしたネタバラシもよかったです。やっぱりギャルが暴れていると嬉しいね。宇宙に残された生命の痕跡を探してどこかの星のふたり 萩埜まこと名無し人類が滅んだとされる宇宙で生命の痕跡「ゴースト」を実体化する任務を与えられた人型アンドロイドのエレク。宇宙を彷徨し、さまざまな生命体のデータを集めていくなかで、ゴーストの少女と出会って心の交流が描かれます。 相棒の球体アンドロイドのエータが意外と血の気があるのがなんか面白かったです。素朴な雰囲気で描かれたSFでした。 グルタ島日記最新作!グルタ島日記 おかえり大麦畑のジョディー だいらくまさひこ名無し正直ちゃんと読んだことはなかったのですがせっかく4年ぶり?に新作が載ったということで読んでみました。それだけでもわかりますね、名作だということが。細かい設定とか世界観を知らなくてもすごく面白かったです。作者の方が平日は会社員をしながら丁寧に少しずつ作画(フルアナログ)を進めるというスタイルらしいので新作が出るのにも時間がかかるらしいです。本誌には次は4年後と描いてありましたが…いや普通に待ちきれないんですけども踊れーーー!!踊tter's Delight 江ノ内愛名無し幽霊が出る噂のある高校に常にズンズンリズムを取ってる謎の転校生登場!もしかしてあの子が踊りで除霊をする噂のストリートシャーマン!? 短いページ数でしたが画力がハンパなくて終始ハイテンションで楽しかったです!センスが溢れていてすごい読切でした!まるでシリーズのワンシーンのようなおれの才能はmuito bonit 有海とよこ名無し御前演奏会とやらの10日前になっても楽譜が真っ白という作曲家兼連想家らしき男が、喫茶店で街ゆく女の子を観察しながらああでもないこうでもないと思い悩む様子を描いた読切。 結局ツンとしたウェイトレスの女の子にピーンとくるのが良かったです。 場面についての説明一切なしで本当に状況だけでストーリーを見せるタイプの作品で、まるでリーズのワンシーンを切り取ったようでした。 有海先生の作品は初めて読んだのですが、新連載の準備中とのことでどんなお話になるのか楽しみです。 客とレコードを巡る物語音盤紀行 毛塚了一郎名無し1作目の「追想レコード」すごい良かった。遺品からおじいちゃんがレコードを大事に扱ってたのがわかる描写とか、「マヤナ」という孫と同じ名前のレコードの謎解きとか読み応えがあった。 各ストーリーが少しずつ繋がっている感じが良い。人ならざる者たちの一瞬の輝きを描く短編集 #1巻応援庄野晶短編集 グッド・ナイト・フィールド 庄野晶sogor25この作品は表題作『グッド・ナイト・フィールド』など10編を集めた短編集です。 多くの作品に共通するのは、鬼や人に化ける狐といった人ならざる者が登場し、他者との関わりの中で数奇な運命をたどっていくという点です。 個々の短編は長くて30ページほどですが、それぞれの物語は読者の心に深々と余韻を残し、1編ごとにページをめくる手を止めてその余韻をゆっくりと噛み締めたくなる作品です また、短編の中でも冒頭と中盤、最後の物語で共通して語られるのが、常冬の山に棲む雪女と彼女と巡り合った吸血鬼の男の物語です。 1冊の中で序盤・中盤・終盤と語られることで、永遠の時を生きる彼らの時間の流れを感じることができて、より作品全体に深みが生まれる1冊になっています。『狼の口』久慈光久が描く薔薇戦争鋼鐵の薔薇 久慈光久兎来栄寿三浦健太郎さんが逝去された後も、盟友・森恒二さんやスタッフの方々が遺志を継いで制作中の『ベルセルク』の行方が気になり過ぎる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。 そんな三浦健太郎さん、そして森薫さんという偉大な師を持つ久慈光久さんの最新作1巻が発売になりました。 代表作である『狼の口 ヴォルフスムント』もそうですが、久慈さんと言えば中世ヨーロッパ。そんな久慈さんが「薔薇戦争」における″ジャック・ケイドの反乱″を描くとなればこれはもう、間違いありません。個人的に今年発売の1巻の中では、坂本眞一さんの『DRCL』と並んで「間違いないな……」と感じた企画です。 試し読める1話から、期待通りにたっぷりと甲冑を着た騎士の闘いを堪能できます。 そして、2話に登場するリチャード・プランタジネットは、『狼の口』のヴォルフラムを髣髴とする悪辣さを見せながら、一方で怒りの理由が◯◯◯◯であるなど当時の命の軽かった世相を強く感じさせます。 歴史に詳しくなくとも十分楽しめるのも、『狼の口』と同様です。たった一人で行う△△△など、エキサイティングな見所も満載。 馬の名前に反応してしまう人は仲間です。 こういう歴史マンガが増えると、どんどん歴史を学ぶ楽しみも増えていって良いなと思います。 入江亜季の新作読切!トキの旅 入江亜季名無し※ネタバレを含むクチコミです。青年はなぜ美容師になったのか・・・髪結いの娘 萩埜まこと名無し※ネタバレを含むクチコミです。獣人メイドエレナが、人が生きる意味を考える物語エレナの炬火 小板玲音名無し世界観的には、人間と獣人が共存しており、基本的に獣人は人間に雇われて仕事をしながら生きているという感じ。主人公のエレナは就職先の屋敷で、言葉も発しない、自発的に動けない女性・ヘンリッカの世話を担当します。エレナはとてもよく働きましたが、一度内緒でヘンリッカを屋敷の外へ連れ出します。その際、一瞬ヘンリッカが感情を取り戻したもののその日の夜暴れて拘束されてしまいます。それをきっかけに、エレナはこの屋敷が「戦争により心や身体が不自由になり社会に復帰できない人」たちの世話をする施設であると知ります。 エレナは彼らを通じて「生きる意味とは何なのか」を考えます。 猫耳メイドちゃんがお仕事に奮闘するほんわか系化と思いきや、1話でガツンと来ました。名作の予感がする。 "金銭を取らない宝石商"が織りなす美しい物語 #1巻応援宝石商のヒストリティカ 佐々木つかさsogor25この作品は「この世のものとは思えないほど美しい宝石を売っているが金銭は受け取らない」という不思議な宝石商を営む男と、彼が出会う様々な登場人物が織りなす物語です。 この宝石商の持つ石櫃には特別な力が宿っていて、石櫃に入れたものが”持ち主にとってどれだけ価値があるか”を反映して入れたものを宝石に変えることができるというのです。 この作品ではそんな石櫃を持つ宝石商と出会い、さまざまな理由から自身の”大切なもの”を宝石と変える人々のドラマが描かれていきます。 オムニバス形式で展開するこの作品は、土地も時代も飛び越えた多種多様な舞台が登場し、作中で登場する”宝石”にも引けを取らないほど美しい絵で物語が描かれています。 また、物語によっては史実に沿っているような展開を見せるものもありハッとするような仕掛けもたくさん仕込まれている、そんな作品です。 1巻まで読了ヒトとヴィトロ・アニマ(人工生命体)が共存する世界ヴィトロ・アニマ 郷本名無し郷本さんの新作だ〜!けどなかなか特殊な設定で掴みどころがまだない。ロボットから始まり、人間が作り出した人ならざる生命体(ヴィトロアニマ)は使役・愛玩・鑑賞などを目的に管理されながら人間とともに生きている世界。主人公はそんな生物たちが人の手を離れたときに正しい形に戻す仕事をしているレオンとレオンの使役動物のハチ。彼らの仕事がどんなものなのかを少し垣間見れるような、見れなかったような、そんな第1話でした。とにかく絵を見て。びっくりするから…玻璃の娘 まとり名無し完全に素人の感想ですけど、この漫画の作画、絶対何ヶ月もかかってそう…というくらいの超絶細密美麗筆致。これ以上のってなかなか見ないですよ(坂本眞一先生くらいじゃないか)。 ストーリーがどうとかいう前にまず絵を見てほしい。これ見て何も感情が動かないひとはいないんじゃないでしょうか。わかりませんけど… そしてストーリーですが、これも読んでくれとしか言えない(何なんだ)。 去年ウルジャンに載った首踊る大市場もよかったけど(こっちのほうがユーモア要素が多かったかな)、この青騎士のほうも良い。オチがハッキリ描かれてないけど「そういうことだよな〜」という。 このまとりさんという方、今後の活躍から絶対目が話せない。 石化病と怪物の脅威から生き延びろ!SF古城サバイバル #完結応援いばらの王 岩原裕二ANAGUMAモンスター映画やパニック映画の仕組みを考えてみると、多くの場合立ち向かうべき危機は基本的にひとつです。サメだったり災害だったりゾンビだったり。 『いばらの王』で最初に描かれる危機は石化病と呼ばれる奇病。主人公のカスミが石化病から逃れるための冷凍睡眠から目覚めるところから本作は始まるのですが、間髪入れずに第二のクライシスが発生。 恐竜みたいなモンスターが襲ってきます(マジで!?)。 病気と怪物、脅威がダブルで襲いかかってくるので単純計算で緊張感が2倍!おまけに古城もボロボロなのでそこかしこに死の危険が転がっています。(個人的に岩原作品で「必ず描いてるな!」と思っている水場の戦闘と潜水イベントもバッチリあります!) 命の危機に対処しながらも石化病の真実、登場人物たちの過去、カスミが抱えていた秘密が次第に明かされていくのがさながらハリウッド映画を見てるかのようなワクワク感。読み始めたら止まらなくなります。 長らく電子版が刊行されていなかったのですが、『DTB』や『ディメンション W』から岩原裕二を知った方はこの機会にこちらも読んでみてほしいです。 張り巡らされた伏線、ゾクゾクするような設定、起伏に飛んだ人間模様がスリリングなアクションとともに描かれる「岩原エッセンス」が本作にもたっぷり詰まってます。絵が美しい・・・!マイ・フレーム・イズ・ビューティフル 甘酒縞名無し※ネタバレを含むクチコミです。綺麗にまとまった物語瀬をはやみ 長谷川未来にわかタイトルは百人一首からかな。 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 歌の通り、別離と再開の物語。大自然の描写が美しくてよかった。 相棒のでっかい犬と凍てつく北海道(近未来)でサバイバル!凍犬しらこ ハラヤス 安原萌たか※ネタバレを含むクチコミです。もう、メチャクチャ好きです…! #推しを3行で推すレシートキョンシー 戸塚こだま名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<123>>
これは早く2話目が読みたい新連載。 孤児院の問題児・オルニアがひょんなことから自分に魔術師の素質があると知るも、孤児という立場のせいで誰にも信じてもらえない上に、とうとう孤児院を追い出されてしまう。そんなオルニアに手を差し伸べたのは人物は何者…?というところで終わってしまいとにかく続きが気になります。