ウワガキ
ひとりの美少女がふたりに分裂。千秋と小秋、ウワガキされるのは――。安治川良男(あじかわ・よしお)が恋する照井千秋(てるい・ちあき)は山田と名乗る魔法使いによって、ふたりの美少女、千秋と小秋(こあき)に分けられてしまった。千秋には彼氏がいるが、小秋は生まれたばかり。「安治川くん、小秋を口説きなさい」時が経ち、ふたりが合体したとき、愛情の強いほうが片方を上書きしてしまうという……!『不死の猟犬』、『おのれ人間ども』の八十八良による大人気連載が、お求めやすい上下巻として一挙刊行!
音街レコード
レコード漫画『音盤紀行』を漫画誌「青騎士」で連載の毛塚了一郎。商業連載を始める前に書き溜めた自主制作漫画を2分冊で商業出版。東京の小さなレコード店で働く女の子が紡ぐいくつもの物語。上巻である「A面」では、穏やかな時間の流れる街に馴染んだレコード店、そこでの日々の業務を描く「高架線下の音盤」、西新宿の怪しいレコード屋探訪「潜入!レコードストア」、CD世代少女のアナログレコード初体験。そのとき少女の世界は大きく広がる「GET BACK」、セール中のレコード屋を訪れた音楽好きの心理を描写する「まとめ買いの見えないルール」レコードを覗くと失われた街の風景が見える、レコードSF「ホール・ニュー・ワールド」などを収録。7インチレコードを模した正方形の特殊判型での刊行。描きおろしカラーピンナップ画像も収録。
『熱帯魚は雪に焦がれる』の萩埜まことがコミック誌「青騎士」で発表した5つの短編作品を収録。遥か未来、遥か宇宙を旅する一体のアンドロイド。彼の目的は「ゴースト」を探すこと。かつて地球と呼ばれた惑星で高度な文明を築いていたとある生命体の「ゴースト」を。――『どこかの星のふたり』そのほか以下4篇を収録。『窓辺のリノア』『波よりもおだやかで、雲よりも速く』『髪結いの娘』『神様ごっこ』落ちぶれた小説家、自転車通学する高校生、新人美容師、寺の小坊主、少年の姿をしたアンドロイド。彼らに訪れた小さな出会いとは――。
『波間の子どもたち』有海とよこ、読切で登場!(青騎士10A号)
「クソ簡単」なバイト<人殺し>の依頼を受ける少女の物語。(青騎士10A号)
遥か未来、遥か宇宙を彷徨うひとつの物語——新作読切47ページ!(青騎士10A号)
踊って踊って自分を表せ! 魂<フロア>湧き立つ特別読み切り13P!(青騎士10A号)
見つけた1台の車椅子から編み上げられていく人の縁を描く———。(青騎士10A号)
紅椿妃
世界各地の民俗文化(オカルト現象)を片っぱしから体験したがる吉祥院つばき。雪女も女神ウレリトもルサールカも登場、消えゆくオカルト文化をつばきは味わい尽くせるのか!? 民俗×痴戯コメディー、ここに開幕!
誰かを狂気的に愛してしまいストーカー化してしまうことってある話だと思うけど、この漫画の主人公は終始なにがしたかったのかがわからなかった。わかろうとするのがまず間違っていると言われればそうだけど。ストーカーになるかならないかの瀬戸際ってわりとわからないこともないというか、愛するがゆえ狂気が生まれるのはそんなにおかしい話でもないと思うけど、やっぱり自分の欲を満たすために平気で暴力に及ぶのは終わってるよなあと