妻はなんで怒っているのだろう……。妻、娘、息子の4人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ……。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。Webサイト「よみタイ」で、累計3000万PVを超え大反響を呼んだ話題のコミック、描き下ろしを加えて待望の書籍化。1 夫 誠の章 1)妻が口をきいてくれません(3日目) 2)妻が口をきいてくれなくなった(2週間目) 3)妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目) 4)妻が口をきいてくれなくても(2カ月目) 5)妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目) 6)妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目) 7)妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目) 8)妻が口をきいてくれました(6年目) 2 妻 美咲の章 9)妻はそのセリフを許せない 10)妻は夫の背中につぶやく 11)妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた 12)妻は夫に期待などしないと決めたのです 13)妻は夫がかわいそうかな、などと思ってはみるものの 14)妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません 3 夫妻の章 15)妻の心の内がわかりません 16)妻の決意は5年の時を経て 17)妻への想いは星空に響く 18)妻のつぶやきは5年の壁を砕く 19)妻の回顧「あの日」
辻村深月氏、絶賛! 「40代を漂流する私たちに贈られた、魂の名著だと思います」 能町みね子氏、爆笑! 「この漫画、めっちゃおもしろいのに一言でまとめづらいわ~。私ら、まとめられたくない人生だからしょうがないよな! エッセイ漫画のニューノーマルとでも言っとくわ!」 人生の半分以上、沼にはまり続けて20年。アラフォー、独身、実家暮らしの漫画家・竹内佐千子が、輝かない日常を綴るコミックエッセイ。不惑を迎えるはずの身にふりかかる、推しの結婚、お金や健康問題、親の介護や自身の老後への不安……。オタクにも非オタにもあまりにも切実すぎる、全アラフォー必読の書!
『妻が口をきいてくれません』(第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞作)の野原広子が、離婚後の家族に切り込む。大反響のウェブ連載を経て待望の書籍化。妻が書き置きのみを残し、娘を連れて家を出た――。山本タカシ、スーパー勤務、バツイチ、ひとり暮らしの42歳。離婚して10年、当時7歳だった子どもに一度も会えず、元妻とどこに住んでいるかも連絡先もわからない。この家族にいったいなにがあったのか。離婚後の家族の問題に切り込むコミック。
累計23万部(紙・電子)のロングセラー『妻が口をきいてくれません』(第25回手塚治虫文化賞短編賞受賞)の著者が、独身中年女性の実像と心情に迫るコミック。西村清美46歳、教師、結婚歴なしの独身。忙しく仕事をするうちひとり暮らし歴を重ね、ろくに恋せず嫁がず産まずこの年齢に。この先もひとりで生きていくのだろうと思っていたところ、長年同居していた愛猫は旅立ち、更年期を迎えて体調が不安定となり、孤独な将来に不安を覚え始める。これまでひとりで一生懸命生きてきた自立した自分が好きだったけれど…。私の人生、これでよかったのか。これからも、このままでいいのか。そして、誰かを好きになったり好きになられたりすることも、この先一切ないまま一生を終えるのだろうか。ヨガ教室の知人は44歳で再婚し、ヨガの先生は高齢でも恋人の存在が。恋も結婚も考えていなかったけれど、「マッチングアプリ」に登録したことから、清美の日常にさざ波が立ち始める。
移住の夢をかなえたら、「くらし」が私を待っていた! 北欧好きをこじらせた著者が、フィンランド式スタイル、考え方を学びながら、自分らしい生き方を見つけていくコミックエッセイ。
「死ぬまでに一度は東京で暮らしたい!」と、北海道在住50余年を経て、高校生の娘と東京へ。東京人が知らない「東京」を、想定外の角度から切り取る爆笑コミックエッセイ。学校数の多さにドン引きしながら挑む娘の受験(「東京の高校入試」)宅配業者に北海道出身となぜバレたか(「東京の女」)秋葉原のパソコンショップの店員が「誤作動」した理由(「秋葉原再訪」)など15章。
看取り方、看取られ方に正解ってあるのかな? 超高齢化社会のいま、どのような最期を迎えることが幸福なのかは、大きな社会問題になっています。病棟看護師として多くの死を看取り、また自身の家族の看取りも経験した、「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズの著者が描くヒューマンコミックエッセイ。「新人時代から長く付き合う患者さんとの最期の時間」「一家を支える元気なパパが突然死してしまった家族」「認知症の妻を最期の瞬間まで待った夫の奇跡」「最期の迎え方の考えが異なる家族と患者」「自宅で最期を迎えたい父と家族を想う長女の本音」など、誰しもが必ず経験する物語を、やさしくやわらかなタッチで描く全13話。<著者プロフィール>明(みん)●漫画家・看護師。「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズのほか、『リヒト 光の癒術師』(小学館クリエイティブ)『Ming短編集』(ナンバーナイン)などがある。
“推し中心”の刺激にあふれる日々を描くコミックエッセイ。水、空気、そして“推し”…生活は、それなくして進まない! オーディション番組で応援していた推しの誕生日に、推しのご先祖様への感謝が尽きず…(「推しの誕生日」)、好きなのに曲名を忘れるのは年齢のせいなのか(「曲も推しも大好きなのに」)など、推し経験者必読の共感エピソード満載。
若さと美貌を兼ね備え、華やかな暮らしを謳歌する女子大生・里奈。しかし心の奥底には、同級生の廉に対する、友情とはくくりきれない思いがあって――。同じ商社に入社し、社会人としての重圧に苦しむ里奈に対し、廉は要領よく商社マンとして順風満帆のモテ期を過ごし、二人の距離は次第に開いてゆく。すれ違ううち、二人とも別々の相手との結婚を意識しはじめて……。グルメアプリ「東京カレンダー」連載の大ヒット小説を完全コミカライズ。ウェブ連載では累計3000万PV超え(集英社ウェブサイト「よみタイ」他)の人気漫画、電子オリジナル版の第1巻。
大人気YouTube「エハラ家チャンネル」でおなじみ、芸人7人大家族のエハラ家がマンガになった! 3女2男、5人の子どもを持つパパとして奮闘するピン芸人エハラマサヒロさん初の単行本は、ほのぼの大家族のコミックエッセイ。得意のイラストを活かし、初めてマンガ連載に挑戦した著者が描くのは、愛する家族。子どもたちの成長の日々を中心に、ほっこり笑顔になる大家族の成長絵日記です。描き下ろしマンガ「エハラ夫妻の恋物語 まーくんとちーちゃん」をはじめ、「写真家・前康輔さんが撮るエハラ家」「大家族を支えるママインタビュー」「3姉妹からのラブレター」「エハラ夫妻の人生相談」「次男の出産フォトドキュメント」など、単行本オリジナル企画も盛りだくさん。家族みんなで楽しめる一冊です。
誰でもマネできる新時代の仕事術をストーリー漫画で! 今からでも間に合う!人生が変わる!と大反響を呼んだMB氏のビジネス啓発書『もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術』が漫画になって登場! 才能もスキルも学歴もない――自らも「持たざる者」と明言するMB氏はなぜファッションブロガー・起業家として、年商数億超えを達成できたのか。――中堅印刷会社で己を「社畜」と嘆きつつも行動を起こせないサトシと、エシカルコンサルタントとして起業したものの何ら実績をつくれないアキラ。どこにでもいそうな二人の主人公が、起業して成功を収めている高校の先輩あかねと再会し、その刺激を受けながら、少しずつ成長していく……ストーリー仕立てで、わかりやすくMB氏の仕事術を学べるビジネスコミック。「ビジネスとは『幸せの循環』です」(MB)――「好き」を仕事に毎日を幸せに生きるヒントとメソッドが満載!
あの頃のふたりを君はまだ覚えてる? ―若さと美貌で、誰もがうらやむ暮らしと恋愛を謳歌するヒロイン・里奈。華やかな人生に不満なんて何もないはずだったのに、心の奥底には常に学生時代からの同級生・廉の存在があった。そして、それは要領よく享楽的な生活を楽しむ廉にとっても同じで……。恋と友情と結婚と……運命に翻弄されるふたりの男女交互の視点で描写された、グルメアプリ「東京カレンダー」連載の大ヒット小説を完全コミカライズ。人気漫画家ふるかわしおり氏による繊細でクールなタッチでドラマティックに展開されるコミックは、ウェブ連載では累計2,000万PV超え(集英社ウェブサイト「よみタイ」他)の超人気作に。今回のコミックス化にあたり、恋愛ライター・トイアンナ氏による、登場人物たちやストーリーから読み解いた解説コラムも収録した令和の恋と友情のバイブル!
「ママ友がこわい」に続き、本作も読了。 書影をみていただければと思いますが、絵柄がふわっとしているのに、内容がリアルでエグいので中毒性があり思わず作家縛りしました。 タイトルどおり、ある日を境に妻が口を聞いてくれなくなった夫の話。 しかも、通算6年。 そう、数日とかではない。6年なのがポイント。 もちろん、ちょっとした挨拶や返事くらいはするので完全に口を聞かないとかではないが、それでも会話らしい会話がないまま6年がすぎる。 ヤバくないっすか。 自分だったら耐えきれず発狂するかも…と最初は思ったのですが、読んでいて、たしかに、子供がいて子供と会話する、ないしは子供を通して会話をするとかであれば、こういう家庭も案外ありうるのかもと納得してしまいました。 最初は夫側の目線で、妻が口を聞かなくなった状況を描き、 後半は妻側から、この背景を描いていく展開が、 謎解きをしていくミステリーのようでひきこまれます。 すべてに理由があるんですよね。 何気なく発した言葉でも相手を傷つけていたり、他人より近い夫婦だからより一層許せないことだったり、身に覚えがある分、思わず共感してしまいました。 自分自身、我がふりを考えるよいきっかけになりました。 夫婦生活がうまくいっている人も、そうでない人も、見直すきっかけになると思いますので、是非最後まで読んで欲しい。 最後のオチに、自分はざわつきました。