ヤンデカ
弱きを助け、強きをくじく正義のヤンキー美桜(みお)、見参!!交通事故から子供を助けるために高級車を大破させてしまった美桜。車の所有者である嵯峨(さが)という男が修理代と引き換えに彼女に課したミッションは、アイドルオーディションを狙った殺人予告犯から出演者を守ること。そのため美桜もオーディションに参加することに……!無人島でのサバイバルオーディション中に起こる様々な危機、殺人予告犯はこの中にいる……!?ヤンキー刑事(デカ)・美桜が芸能界の闇をぶっちぎる、痛快熱血ストーリー!※単行本に収録されている著者あとがきはこの電子書籍版には収録されておりません。ご了承下さい。
赤ちゃんのホスト
ホストが認可外保育園の園長に――!?『やさしい子供のつくりかた』『きーちゃん先生の事情』『おかしな★ふたり』の丘上あいが放つ愛と希望の認可外保育園物語。――自分の通った認可外保育園に勤めることになった、新米保育士の新名楓(にいな・かえで)。だけど恩師である園長は急死し、残されたのは熟練、だけど無資格のスタッフと園長の息子のホスト・太郎(たろう)のみ……!!手厳しい親の目、一時保育、子供同士のいさかいetc.……楓と太郎は乗り越えられるのか?
あさめしまえ
日高元(ひだか・げん)、20代男子。子供のころ食堂「アサメシマエ」に救われ料理人の道へ。食堂の閉店を知り、「アサメシマエ」の一人娘・早夜子(さよこ)に店の再開を申し入れるも突き放される。悩んだ元はようやく朝ごはんの意味をみつけ……?土鍋ごはんに卵黄のしょうゆ漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、大家族の朝パーティー手巻き寿司、貧血改善のおむすび朝ごはんなど、垂涎のメニューの朝ごはん食堂漫画!
クーベルチュール
クーベルチュール――それは、美形兄弟が営むちょっと特別なチョコレート専門店。仕事と恋の狭間で揺れるとき。春待ちの恋に悩んだとき。笑顔と優しさを忘れそうになったとき。足を踏み入れれば、だれもが知るのです。みんなに伝えたい、幸せの味を。あなたの心を優しく溶かす、とびきり温かい4つのお話。
私の母は――知的障害者です。仕事、恋愛、結婚……、ひまわりの将来に少なからず関わってくる母親の存在。自分の夢よりも母を優先しようとするひまわりだけど……。「だいすき!!」のひまわりが大学生になって帰ってきた!知的障害のある母を持つひまわりの仕事、恋――新たな出発!!
明治メランコリア
変わってしまったのは津軽(つがる)?それとも――!?女学生・鈴(すず)と青年・津軽の年の差LOVE、本格スタート!時は明治、少女時代に遊郭から身請けされた鈴も15歳。ひとまわり以上、歳の離れた津軽を想う鈴だが、近づこうとすればするほど、津軽が解らなくなってきて――!?明治時代を生きる女学生・鈴の、愛と波乱の物語。
とりおんな
ある日、風変わりな女の子が漫画家の卵・健一のもとへやってきた。それは3ヵ月前に巣から落ちて弱っていた鳥のヒナだった。彼女は命を救ってくれた命の恩人である健一のアパートへ白無垢を着て押しかけ、住みついてしまう。健一のことが大好きなチヨは献身的に世話をやき、健一もほだされてくる。鳥だけど恋する乙女な心は人間以上!のチヨの尽くす愛に癒されること間違いなし!! ハートウォーミングな異種間恋愛誕生!
テンペスト
昭和10年、東宮(とうみや)財閥の令嬢・翔子は、一目見て、親の決めた見合い相手、陸軍歩兵連隊第一部隊の秋葉中尉の虜(とりこ)となった。だが結婚する気がないという秋葉の言葉にショックを受ける。そんななか、秋葉たち皇道派への弾圧が高まり、縁談はご破算に。しかしあきらめきれない翔子は、家族の猛反対を押しきり、財閥の家を出て秋葉と結婚した。それがどんなに無茶なことでも、悔いない、幸せな結婚だった……そして起こる2・26事件!信念を貫く男たち、それを支える女たちの激動の愛の行方は!?
心霊マニアな元二(げんじ)と“幽霊な彼女”の恋が始まる!――幼いころから心霊現象が大好きな元二は、ついに憧れの“事故物件”で一人暮らしをすることに。早速スタンバイし、今か今かと待ち構える元二だが、たまたま黒毛(猫)がシャッターを切り、元二のそばにいた“幽霊な彼女”が写し出される。恋人同士のように見えるツーショット。感極まった元二に、怒った彼女はポルターガイストで対抗。二人の距離は徐々に縮まり――。
嫁食い
貧しい家族を救うため、資産家の月神家へ嫁入りした光。しかし、旦那となる白夜は「俺の嫁になると食われる」と言い、結婚を拒む。さらに光は、月神家の屋敷内で何者からか執拗な嫌がらせを受けることに。そんな中、光の血を見た白夜は突如、別人格の極夜に変わり、猛烈に言い寄ってきた。冷たく美しい白夜と、情熱的に愛を示す極夜。光は、月神家に潜む陰謀と、2人の男の間で揺れる自らの心に翻弄されていく!
こぼれ梅
時は大正。春を売って生きる芸者のカヨは、あるきっかけで別世界の裕福な女性・ナミエと出会い、友達になる。運命のいたずらで出会った、二人の女。その友情は、儚いもので――。(BE・LOVE2023年11月号)
ちはやふるの作者、末次由紀の前作。 短編がうまい…! 天才って最初っから天才の片鱗が見え隠れするんだなぁ、と。 芝居がうまいのもそうですが、主人公を中心に置いて人と関わりあうことで本人の心情が上向きになるその過程がうまいと思うんですよね。 押し付けがましくもなく、読み手として見ていて恥ずかしくなったりもしない。 同じくショコラティエ漫画に西洋骨董洋菓子店も失恋ショコラティエもありますが、テーマ同じで別の作者に描かせるとその人の得意な部分、もとい、味が出ますよね…。