週刊少年チャンピオンの感想・レビュー349件<<12345>>外伝 一巻 カルエゴ編魔入りました!入間くん外伝 西修starstarstarstarstarゆゆゆストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。刃牙らへん、始まったゾ刃牙らへん 板垣恵介starstarstarstarstar_borderさいろくスピンオフみたいな本編というかなんというか、『刃牙らへん』はなんの違和感もない刃牙の周囲のvsカードが切られていくのかなと思うと非常にワクワクする。 正直そのコンセプトはあってもなくても今までと変わらないんけど、より一層理由をこじつけてなんとか「あいつvsあいつ」を見たい!という夢のカード実現欲求が満たされていく可能性を感じて胸が躍る。 1巻で主軸となっているのはジャック・ハンマー。彼が自らの出自や父親に対して強い想いがあることはこれまでのファンならわかるであろうけど、サラッと、本当にサラッと泣きそうなシーンが出てくる。 たまらんですよ、板垣先生。 また、対するは"紐切り"鎬昂昇。 これまでを知っているファンからすると明らかに劣ると思ってしまうだろうが、彼もまたどう考えても普通じゃない鎬家の男なので何が起こるか楽しみである。イケメンがオタクでもいいじゃない小野寺くんはかっこよくなりたい! 田中こめ名無し今どきはもうイケメン男子がアニメとかマンガのオタクでも受け入れられやすくなってますよね。世の中ギャップですから。でもこのマンガではそういう話をしてるんじゃなくて、たったひとりの女の子にかっこいいって思われたくて頑張るオタクくんの話。素材が良かったせいで一瞬にして世間にバレていき、どんどん好きな子との距離も離れていってしまう…。オチも良かった。これはいい兄弟ものまりも兄弟の茶飯事(読切) 蔵人幸明 イトノコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 めざめたければ眠れの感想 #推しを3行で推すめざめたければ眠れ やまだ絵毎名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 続きが気になる! ・特に好きなところは? 主人公が面白い! ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 頑張ってください!!漫画家に愛されてるマンガマカロニほうれん荘 鴨川つばめstarstarstarstarstar_borderかしこ漫画家ってマカロニほうれん荘好きじゃないですか。なんでだろう?と長いこと疑問に思っていたので読んでみました。実際に読んでみて最初に感じたのは絵のセンスがよくて無茶苦茶カッコいいです。これは手塚治虫や鳥山明のように時代を越えて受け入れられるレベルだ!!と感じました。次に感じたのはストーリーの合間に突然始まる寸劇のスピード感ですね。嫁姑ネタなんて今でもよく使われてるし、テンポ感でいったらマカロニほうれん荘の方が断然いいかも。読み終えると言動の過激さなんかが一周回ってすごく新しく感じたので、令和にアニメで復活したらすごく楽しいかもしれないと思いました。漫画家に愛されてるマンガってこういうことなんですね。どういうこと?赤い糸 西我奇一郎名無し赤い糸の先の運命の相手はストーカーだったというオチは面白かったけど、どうして死んだことで繋がったのかがよくわからなかった あなたはこの結末をどう思う…?ウツシヨの鬱 やもりちゃん名無し※ネタバレを含むクチコミです。何度読んでも面白いAIの遺電子 山田胡瓜名無し久々に再読したけど本当に全部面白い。人間、ヒューマノイド、ロボット、AI。それぞれがそれぞれの立場で、自らのアイデンティティと存在に思いを巡らす姿に、来るかもしれない未来の予行演習として真剣に考えさせられる。名探偵マーニーの感想 #推しを3行で推す名探偵マーニー 木々津克久starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読み返したが内容をほとんど忘れていたので無茶苦茶楽しめた。俺の好きな一話完結で始まり、徐々に本題が始まりながらも一話完結が挟み込まれるいい感じのマンガだ。 ・特に好きなところは? やはり「虫のしらせ」と「マジシャン」 「マジシャン」ぐらい壮大な話すごい好き ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一話完結でどれも話が面白いのでおすすめです すごすぎる!クラスメイトはモンスター 田中こめ田中おれ本当にやばい!天才! 2024年のマンガ大賞はこれで決まり!!誰しも共感できる普遍的な美の追求を描くメイキャッパー 板垣恵介starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。個人的読書録BEASTARS 板垣巴留starstarstarstarstarmampuku■6巻まで読了 肉食獣たちの反社組織「シシ組」が、「ライオン組」でも「獅子組」でもなくなぜカタカナだったのかが伏線回収される。「ししおどし」の「しし」ってことね。 社会派だったり哲学的だったりする部分がフォーカスされやすいけど、結構しっかり少年漫画してるところも好き。 思春期の時分に読んでいたらがっつり性癖歪められていたかもしれない。 『真下のゾンビちゃん』の感想真下のゾンビちゃん 海乃エル 夢花咲みのり名無し※ネタバレを含むクチコミです。正統派スポ根美少女ゴルフ! #1巻応援フェアウェイの声をきかせて 椎葉裕巳starstarstarstarstar_border兎来栄寿昨日『ライジングインパクト』のアニメ化が発表されたり、福本伸行さんも『二階堂地獄ゴルフ』を連載していたりでゴルフ関係の作品が熱くなっている今日このごろ。 『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』は2期を終えてこれ以上続きはなさそうだなぁ……と少し寂しくなっていたところでしたが、その心の隙間を埋めるように現れてくれた熱い美少女ゴルフマンガがこちらです。 「すごい人たちがいっぱいの舞台でわくわくするゴルフがしたい」という雛守日和(ひなもりひより)。 日和が出逢うのが、2年連続全中準優勝の小鳥遊衣鈴(たかなしいすず)。オーバーワークによる怪我で一度夢破れてしまった衣鈴ですが、日和に初心を思い出させてもらい改めて高校ゴルフ界の頂点を目指していきます。 そんなふたりに絡んでくるプライドの高いお嬢様の頬白冬子(ほおじろとうこ)も交えて、3人はゴルフの名門校鳥座(とぐら)女子へと入学し覇を競っていきます。 まず、椎葉裕巳さんの絵がとても良く、キャラはかわいく魅力的でありつつ肝心なゴルフのアクションも派手で迫力があり見応えがあります。 筆者がゴルフにハマりすぎた結果、担当編集に「もうゴルフマンガ描きましょう!」と言われて生まれた作品ということで、ゴルフ周りの描写も実体験に基づき愛を持って生き生きと描かれているのが伝わってきます。 ストーリーも競技スポーツマンガの王道を行く形で、真っ直ぐな面白さが展開されていきます。 監督の霧生秋沙(きりゅうあいさ)、部長で生徒会長の星ノ宮つばめ(ほしのみやつばめ)、2年生の鳳(おおとり)たまきなど、魅力的なキャラクターたちがどんどん登場していきお話を盛り上げていってくれます。主要キャラは概ね鳥に関係した名前を付けられているのが特徴的です。元々、ゴルフのバーディやイーグル、アルバトロスなどの用語も鳥由来ですからね。それに因んでいるのもあってか主人公はまだ空を知らぬ雛、衣鈴は一度地に落ちた小鳥という対比がなされているのも良いですね。 日和たちが試練を乗り越えて成長していく姿を、ライバルたちとの熱い闘いを、その中で育まれる絆を何十巻でも見ていたくなる作品です。これはいいラブコメ超能力者の告白 つみきどう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 オリジナリティあふれる絵柄おはようパッツンモーニング! 水辺夏太郎名無しどこかでみたことあるような絵柄が多い中、独特な作風は好感が持てる。こういう作家に伸びて欲しいなとチャンピオン推しの私は思いました。話も読みやすくて○。今回のネクストチャンピオンにもノミネートされているようなので今後が楽しみです。かわいい話だったおはようパッツンモーニング! 水辺夏太郎名無し髪を切りすぎて学校行きたくない!!!は、自分も経験があるので気持わかる…と思いました。でもオチが予想以上に可愛かった。ゆるく明るく楽しい吹奏楽部コメディ #1巻応援吹部やめたい萩野さん 桃原starstarstarstarstar_border兎来栄寿読切掲載時に人気を博し、連載化された期待作の単行本1巻が満を持して発売されました。 中学時代から吹奏楽部の経験者で、地味で根暗な眼鏡っ子のおはぎこと萩野(チューバ)。 高校から吹奏楽を始めて吹くどころか腹式呼吸もろくにできないものの、顔はかわいい桐谷(バスクラリネット)。 そのふたりが中心となって、高校の吹奏楽部を舞台に繰り広げられるコメディです。作者本人が公言している通り阿部共実さんのフォロワーであることがよく伝わるアニメ塗り調のパキッとしていてかわいい画風に、独特のギャグがミックスされた心地よい世界が展開されています。 特に、各所でのセリフのセンスがとても光っています。たとえば1,2話から引用すると 「猟奇的な偏見!」 「何そのモールス信号みたいな呼び方」 「先輩は私の毒牙に侵された生ける屍」 「人生は! かさぶただらけが丁度いい! この屈辱は私の命を彩り焦がす青春の研鑽だ!」 といった具合で、ボケもツッコミも普通には思いつかなさそうな言葉の並びが出てきます。かわいい絵柄ながら、パワーを感じる表情や勢いとワードセンスのマリアージュが絶妙です。 話が進むにつれて魅力的なキャラが増えていきますが、個人的には芒乃さんや藤村さんが好きです。2年のトランペットの鶴巻先輩を巡るラブがコメるようなコメらないようなところも楽しいです。 阿部共実さんのダークな部分やブラックな部分を取り除いて、残った光の部分に独自のスパイスをかけたような作品となっているので、気軽に何かを読みたい方や笑いたい方にお薦めします。 どうでも良いのですが、「バァァスゥゥクゥゥラァァア!?」は某看護師ドラマの「あ〜さ〜く〜ら〜〜〜!?」を意識しているのかがほんの少しだけ気になります。 メデューサと恐れられる生徒会長の素の顔とはメデューサ生徒会長 射水幹生名無し実際はドジなところを隠すために人前では気を張って怖い顔になってるだけだった生徒会長。みんなに生徒会長の素がバレたら、賢木くんのいうとおり人気が出てしまうのでこれはふたりだけの秘密にしておいたほうがいいのでは、と思ったね…筋肉がすごいバキ 板垣恵介starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶ刃牙シリーズは全部おもしろい。 特に、犯罪者たちと至るところで繰り広げられるバトルはどれもとても迫力があって面白かったです。 格闘漫画の金字塔。刃牙をはじめとする登場人物の人間臭さも良い。出てくるキャラクターも個性があってかっこいいです。 闘うシーンは何度も目を背けてしまうのに、どうしても見てしまう。それがこの漫画の良さだと思うが、描写にひやひやします。 絵で読まずギライしてる人にも、一度読んでみて欲しいです。ヤンキー&青春マンガ!Gメン 小沢としお名無し登場人物、ストーリー全てがあるある設定だけど、古さを感じさせない。 主人公は、ダサカッコいい感じ。最初から最後までブレない辺りもいい。 登場人物みんな個性があって面白いです。喧嘩シーンも多いけど不快に感じないしキャラがみんな素直でかわいい。 ヤンキー臭が強くなくてラブコメ要素もあるし友情もある。勝太がほんと純粋な子で、笑いあり涙ありでハマる。 勝太が気持ちいいくらいに強くて読んでてスカッとします! 映画みてGメン 小沢としおstarstarstarstarstar_borderママ子岸優太くんに釣られ映画を見に行き、原作が気になって読み始めました! ヤンキー漫画でちょっと古い時代の設定ですが、面白くて読みやすいです。 開始早々から下ネタ満載で苦手な方は避けた方がいいかもです。 映画にはなかったエピソードを読むのが楽しく、まだ途中ですが読み進める手が止まりません!BLUE DOTの感想 #推しを3行で推すBLUE DOT 堀翔一名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ アクションの凄み×世界観の新しさ×キャラの魅力=魅せて勝つ!! ・特に好きなところは? AIの支配する近未来で、生身の人間がバスケで頂点を目指す、という斬新さ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! これまでのスポーツマンガとは一線を画す新感覚コミック!バスケW杯ロスの方は絶対読むべし!!<<12345>>
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。