家も仕事もなくし、途方に暮れていた野崎芹。そんな彼女に手を差し伸べたのは通りすがりの陰陽師・北御門皇臥。破格の条件につられて仮嫁契約を結んだ芹だったが、皇臥は怪奇事件にも逃げ腰のぼんくら陰陽師で…!?
甘く苦しい、片想いの“過剰摂取”――。高校2年生の茉雪は、幼馴染みで双子の優真、翔真と仲良くしていた。茉雪は長年、優真に想いを寄せていたが、ある日優真と知らない女子がキスしている姿を目撃してしまう。このキスを境に、少しずつ3人の関係性が崩れていく――。報われない想いが錯綜する、初恋トライアングルラブストーリー!
【電子特典・描きおろしマンガ「ウワサのおきゃくさん」収録!!】大学生の美和は、入学を機にひとり暮らしをはじめる。隣人の千暁は小さい頃に遊んだこともある頼もしい存在…かと思いきや、再会した彼は女性にだらしなくなっていた上に生活能力ゼロの大人になっていた!しかもなぜか美和が千暁の食事を世話する流れになって…!?小さなアパートでゆっくり育むご近所ラブストーリー。
時は平安時代。料理が趣味というめずらしい姫・桜子に、入内話が舞い込んだ。しかし相手は「冷酷な狼」と噂の東宮で――!? 「おいしい」がいっぱい詰まった平安宮中恋物語、待望のコミカライズ!!
最果てリセット
涼は修学旅行中に川の激流に巻き込まれ、気がつけば“のの村”という閉鎖された田舎に辿り着いていた。村人は親切で涼の心も癒されかけていたが…! 終わらない脱出劇が、今はじまる――!!
時は王の崩御に揺れる乱世――後継者の証である金牌「帝王令」を持つ皇子はおらず、後継者争いが激化していた。第三皇子・鏡淵の頼みで「帝王令」の鍵を握ることとなった少女は、追っ手から逃れるため、高貴な花嫁の替え玉となり――?
お見合い50連敗中の漫画家、幕田咲笑。咲笑は「ご縁アプリ」で婚活に取り組むも、気の強い性格のせいですぐにダメになってしまう。ある日、親戚に紹介された男性とお見合いをするが、その男はレストランで注文もせず、自慢話ばかりする地雷男だった。咲笑の怒りがマックスに達した時、自然消滅したはずの元カレ・牧川守が現れ、男を撃退してしまった!?牧川は日本に帰ってきて「ご縁アプリ」の運営会社で働いているらしく、咲笑のそっけない態度も気にせず、咲笑のアプリ婚活のサポートをしてきて…?アプリ婚活にチラつく元カレの影――咲笑の婚活はどうなる!?
ウェブコンテンツ編集者の相田えりなは、 「顔面偏差値トップのIT会社」を自負するEMF社で、 オタクを隠しながらキラキラしたOL生活を送っていた。 ある日、隣にこしてきた男はどうもワケアリのようで…?
迷都
元警官のジョウ・ナンは、物に宿った思念を“見て”しまう異能力を持っている。彼はわずかな手がかりから、友人の義妹ヨウ・ユエンと共に「303の最終バス」という都市伝説について調査を始めるが――。
初恋無双
恋がわからない男女が、恋愛を知るために付き合ってみたら、10分だけじゃなにもわからなかった!!さらに、恋愛するのは主人公たちだけじゃない!?恋愛実験と周りの人との恋愛模様を描く王道恋愛マンガ!
煩悩シスターが恋をしたのは天然僧侶!?シスターの栗栖ちゃんがついつい見てしまうのは僧侶の尾望さん…。たくさんアタックしても完全にスルー!!まったくかみ合わない、かつ一方通行の恋を描いたシスター×僧侶の勘違いラブコメ!?(になるかも)
女子高生しのは超貧乏。お金のためなら「面接なしの履歴書送れば即契約完了」の怪しい住み込みバイトもどんと来い!!しかしバイト開始当日に住み込み先に行ってみると雇い主は単眼の人外で―――!?人間が好き過ぎてhshsしすぎてしまうご主人様と貧乏過ぎて庭の雑草を試食してしまう女子高生の人間×人外ライフ!!!
『ブラザー・トラップ』の日向きょうさんが送る新作です。巻末には、『ブラザー・トラップ』の撮影現場へ訪れた際のレポートマンガも描かれており、非常に幸せな実写化であったことが伝わってきます。 『201号室のおとなりさん』もまた、良い感じに心を擽られる大学生×社会人のラブコメです。 ヒロインの美和、通称みーすけは ・弟妹が多く裕福ではない家庭を助けるために、大学ではしっかり勉強してちゃんと稼げる仕事に就きたい ・同世代が興味津々のお洒落や恋愛などに全然興味がない ・マイノリティな趣味のマスコットキャラクターが好きで常々珍妙な柄の服を着たりスタンプを送ったりする など、朴訥とした新大学1年生。大学時代、身近にもこういう子いたなぁと懐かしむと共に、性別が違うので事情も違うとはいえ後ろの2つは個人的にも共感を覚えるところです。 しかし、そんな彼女をかき乱す存在が幼馴染でもあり、隣人であり大家代理でもある社外人の千暁(ちあき)。生活力に乏しく、女性関係へのだらしなさを感じさせる再会時の印象が、色々なイベントを経て徐々に覆っていきます。 容姿端麗で外面も良くモテモテである千暁は逆にグイグイ来ない美和のような子の方が落ち着ける(ある意味で「おもしれー女」)というところがポイントとなっており、美和もそのことを徐々に理解しながらも自分としても初めて抱く気持ちの芽生えに翻弄されていく様子が見どころです。大学生になってからの初恋というのも乙なものですね。 美和と奇跡的に趣味が似通って友達になる同期の子や、同じアパートの住人たち、また1巻最後で登場する新キャラの子など脇を固めるサブキャラたちも魅力的で良い群像劇となっていきそうです。 ズボラな面もありつつ頼れてカッコいい男性像を見せながらも、その裏には陰をも感じさせる千暁との関係は周りを巻き込みつつどう展開していくのか。そして、気になるきぐるみあにまる同好会の活動内容とは。 本作も順調に進めばメディア化して人気を博して行きそうな盤石感を覚えます。ピュアで真面目なヒロインのラブコメを読みたい方にお薦めです。