月刊コミックバンチの感想・レビュー67件<<123>>やっぱり土方は格好いい#1巻応援燃えよ剣 小松エメル 司馬遼太郎 司馬遼太郎 奏ヨシキ六文銭昨年映画をみて、GWの長期休暇中に原作も再読したところに、このコミカライズと出会う・・・絶賛『燃えよ剣』に絡め取られております。 が、どのメディアでも土方は格好良くて、シビレてます。 内容については、原作が有名だし、新選組の副長「土方歳三」も有名だし、ある程度認知はあるかなと思うのですが・・・ あえて本作の魅力を上げるとすれば(1巻時点ですが)、『燃えよ剣』の土方歳三を忠実に再現していること。 原作ファンも十分楽しめる点だと思います。 私的に『燃えよ剣』の土方歳三の魅力は、怜悧冷徹な鬼の副長、戦術の鬼才としての名参謀的な面だけでなく、根っからの「喧嘩師」としての側面が魅力だと思っているんですよね。 駆け引きとかではなく、拳と拳、意地と意地。 身分制度から武士になれない、何ももたない人間だからこそ、戦って勝つことだけに自分を見出した喧嘩一本の生き様。 最初から最期まで、対人だけでなく、それこそ国に対しても喧嘩している感じ。 これが格好いいんすよね。 本作は、そんな土方の満たされない、腹に煮え切らない何かをもって泥臭く戦う様がありありと描かれていて、原作ファンとしてはたまらなかったです。 原作ファンも、土方ファンも、ぜひご一読してみてください。 余談ですが、降伏して明治政府の新体制で獅子奮迅の活躍をした人間よりも、降伏せず最期まで抵抗した土方歳三みたいな人間にロマンを感じるのは、不思議なものですね。 実際に、現場にいたら「めんどくせーやつだなー」とか言っちゃいそうなのに、歴史だと格好いい。 やはり人間は成したものと同じくらい生き様に惚れるのでしょうね。 生駒里奈の初原作作品【最新話の感想】図書委員界 古屋兎丸 生駒里奈名無し※ネタバレを含むクチコミです。自信のなさと絶妙な自虐が愛おしい埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ名無し幼馴染の小鳩とアグリ、都内から埼玉に越してきたみなとの仲良し3人組。 東京育ちというだけで、ハイソサエティな暮らしをしてきたと思い込み、みなとに過度な期待をするも、じつはそうでもなかったらしい。 お洒落な物を見つけると途端に及び腰になる行田生まれの2人が可愛らしいです。興味津々だけど、怖い、なにかの小動物のようです。 自分も埼玉生まれ埼玉育ちなのでこの作品に興味がわきましたが、正直、行田のことは全く知りませんでした。笑穏やかで優しいお茶の時間午後3時 雨宮教授のお茶の時間 鷹野久野愛イギリス文学を愛する雨宮教授が、姪のサヤと一緒にお菓子を作って楽しむお話。 ページをめくるたびにバターやジャムの香りが漂ってくるようで、いつ読んでも午後3時の穏やかな時間に浸れます。 基本的には雨宮教授とサヤちゃんが2人でお菓子を作っているだけなんですが、ゆっくりとその輪が広がっていきます。 生徒にレシピを教えてあげたり、サヤちゃんのクラスメイトを招いてお菓子を食べたり。 どのエピソードも優しくて穏やかであたたかい気持ちになります。 お菓子もセイボリーも作ってみたいし、イギリス文学も読んでみたくなる作品でした。 イケオジと謎の少女がフードトラックで逃避行!クレイジーフードトラック 大柿ロクロウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。バンチの本格サッカー漫画「リンクマン」LINKMAN 佐久間力名無し※ネタバレを含むクチコミです。Netflixとは違うが、これも良い!#1巻応援全裸監督 村西とおる伝 須本壮一 本橋信宏六文銭Netflixでドラマ化し、自分も取り憑かれた人間の一人です。 ドラマのほうは、AV業界というテーマがテーマなだけに、裏社会や非合法的なもののつながりをドラマチックに魅せてくれましたが、本作はそのドラマと少し違う印象。 ドラマの方は「村西とおる」を中心に、彼に振り回される人たち、彼を利用する人達など脇役もしっかり魅力的で物語をかためていましたが、本作はより「村西とおるという人間」を掘り下げた感じです。 (まだ1巻なのでなんともですが) 大筋のストーリーも少し違いますね。 ドラマは特に裏社会との関わりなどが脚色されており、 たぶん、本作のほうがより事実なんでしょう。 とはいえ、魅力が損なったと言いたいわけではありません。 どっちも面白いです。 作家さんが「海賊とよばれた男」を描いただけに、人物描写がとても魅力的。 ゴリゴリで法的にアウトなことしているのですが、その破天荒さや、常人では理解できない勢い・熱量がハンパない人物だけに、それをきっちり描く様は、とても爽快です。 まさに漫画的な人物「村西とおる」の魅力が、つまっております。 昔、日本でこんなことやった人がいたんだというのは、とても面白いので、知らない人にはぜひオススメしたいです。 最後に彼の名言であり、人物そのものを表した一言をのせておきます。 この言葉で気にいった人はぜひ、彼の生き様を読んでみてください。 (自分、その一人でした) 「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。」 英国お菓子のススメ午後3時 雨宮教授のお茶の時間 鷹野久名無しイギリス書籍、イギリスドラマを見ると実際に出てきたお菓子やご飯を食べたいと思うことありますよね。 自分はスコーンとエッグベネディクトぐらいしか知らなかったです。 これは英国お菓子が好きな教授のお話。 タイトル通り午後3時に日光の当たる温室でアフタヌーンティーをするわけです。 どれも美味しそう…! ジャムローリーポーリー、トリークルタルト、ジンジャーナッツ、ウェルッシュレアビット… 自分的には聞いたことないお菓子ばかりでとても憧れを抱きました。 料理上手にも料理しない人にも楽しめそうな一冊です。弟は兄のことが好き。そしてその兄は……僕はお兄ちゃんのことが好きです。 蒼井たまご名無し※ネタバレを含むクチコミです。いやただのエロ漫画〜!見せたがりの露乃ちゃん 降本孟名無しエロいおねショタですね。一般誌に載せて大丈夫かい? ぜんぜん悪口じゃないですよ。 あんなバリバリのギャルがバスケ部ってのが意外とツボ。 なんだこの作者は…!?あたまわる やうやうとたか※ネタバレを含むクチコミです。はくべきかはかざるべきか先輩、パンツはいてますか? 西島黎野愛パンツはいてるはいてないだけで、楽しくてピュアなすれ違いラブコメ成立しちゃうのがすごい。 パンツはいてるひとはいるけど男たるものパンツははかないもんだという価値観と、男も女も関係なくみんなパンツはいてるもんだけどもしかしてはいてない?という価値観がぶつかり合うことなくいい感じにすれ違ってトキメキっぽいものを生み出しています。 好きなひとのパンツ事情が気になるのが思春期ってもんですかね。自殺した子供を救済する世界『15日の日曜日』15日の日曜日 つきあか倫名無し様々な理由で自殺をした15歳以下の子どもを、無条件で(たぶん)現世に生き返らせるという使命を持つ12子徒。その中心にいる預言者・夜羽(ヨハネ)。 この物語の主人公は自殺した子どもではなく、12子徒だろうか、もしくは夜羽か。 そして12子徒たちにも規律があり、例えば ・現世で犯した罪を、子どもを救済することで清める ・罪をすべて清めた子徒は現世に戻らなければならない ・救った人間がもう一度自殺をしてしまったら、関わった子徒は15日の日曜日から追放される。 など。 預言者は神の言葉を聞くことができるが、15日の日曜日にとどまっていなければいけない存在なので、何があっても現世に戻るチャンスはないということ。 若い命を救うということだけ見れば善い行いのように思えるけど、自殺にもいろんな事情があるだろうし一口で正義とは言い切れない。この15日の日曜日の存在意義みたいなものもこれから見えてくるんだろうと思います。 寸分の狂いもないプロットに感動女子高生に殺されたい【電子特典付新装版】 古屋兎丸野愛快か不快かで言えば、不快に感じる人も多い作品だと思うけれど、完成度が高すぎてもはや気持ちよかった。 描かれている人、モノ、言葉、全てに意味があります。どれかひとつでも欠けていたら、この物語は成立しない。 女子高生に殺されたいがために教師になった東山が、1年3組の美少女・真帆と出会い、彼女に殺されるべく計画を企てる物語。 東山と真帆を取り巻く全ての人物と事柄に意味がある。ネタバレしたくなるのでこれ以上は言えないけれど…正直言いたい。でも言わないので是非読んでほしい。 寸分の狂いもないプロットに、湿度を湛えた美しい絵に、いつのまにか引き込まれていくはず。 ストーリーに何を思うか、登場人物の誰が好きか誰が嫌いか、それより何よりプロットの完成度に感動した作品だった。ミステリー好きの方に是非読んでほしい。池袋を過ぎたってこの愛は永遠埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ野愛電車もないファミレスもないデパートもないバチクソド田舎で女子高生時代を消費した者からすると、埼玉なんて死ぬほど都会だしうらやましい。デパートあるし大きい駅あるし。 唯一しまむらは我が田舎にもあったけど。 とは言えこの漫画を読んだら埼玉県民には埼玉県民のコンプレックスがめちゃくちゃあるんだなあというのがわかる。魅力度ランキングがどうとかよく聞くしなあ。 顔の作りが雑なのも貧乳なのも埼玉のせい、東京からやってきた友達ならクリスピークリームドーナツにビビらない、池袋にいるのはほぼ埼玉県民みたいな、なんかわかる偏見に満ちていてグッとくる。 偏見と自虐満載だけど小鳩&アグリ&東上の3人に心癒されているうちに、へー行田ってホタル見れるんだーとかわたぼくの牛乳美味しそうとか埼玉に心惹かれている自分に気づくのであった。 埼玉いいとこじゃないの。小鳩の案内で観光したい。あの日見た山車(ダシ)の名前を僕達はまだ知らない。埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ六文銭小生、埼玉県出身である。 しかも、秩父という、ど田舎出身だ。 秩父といえば「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称「あの花」)の舞台となったことで、有名になってしまった秩父だ。 このブームから数年後くらいに帰郷したことがあり、 その日は秩父で、、、、否、日本でも有名な三大曳山祭「秩父夜祭」の日だった。(誰も知らないというツッコミはご容赦いただきたい) 三大曳山祭と豪語しているわりには、いつ始まったか定かではないというアバウト加減が「言ったもん勝ち」という勢いを受けなくもないが、少なくとも100年以上は続いてる歴史と伝統のある祭りで、この日ばかりは、人より猪のほうが多いと言われる秩父も「休日の新宿アルタ前くらい」に人が増える。 そんな歴史ある秩父夜祭に、数年前に久々に訪れた自分は驚いた。 全て「あの花」で埋め尽くされていたのだ。 出店はもちろん、神輿や山車のてっぺんには「あの花」のキャラ「めんま」が設備されている。 しかも、その「めんま」、なんと片手を上げて天を仰ぎ、ラオウよろしくばりのいっぺんの悔い無しポーズをしているではないか。 え?こんなシーンありましたっけ?と。 何も知らない大人たちが、文字通り「とってつけた感」をうけてゲンナリした。 長くなったが、何が言いたいかというと、埼玉とはつまるところそういう県だ。 何もないのだ。 何もないから、とりあえず流行にはのっとくし、それの前では歴史なんてどうでも良くなるのだ。 アニメの聖地が多い~なんて言われるて、スグ乗っかっちゃう。 (決っして「あの花」をディスっているわけではないので悪しからず) 本作は、そうった埼玉県民の自虐とか自虐とか自虐とかが満載で、 同郷のよしみとしては「みなまでいうな」と思いながらも、つい全部読んでしまった。 ただ、埼玉県民以外読んでも「?」になりそうなほどニッチなものがあり、読者ターゲットが大丈夫かなと心配になりますが、他県の方も、上記のようにこういう県なんだということを理解しながら読むと面白いかもです。 埼玉は東京都に隣接しているからといって決して都会ではないし、なんなら東京は埼玉県民にとって魑魅魍魎が跋扈する魔都だから恐怖の対象でしかない。 東京のベッドタウンとなり、県別のGDPでは東京、大阪、愛知、神奈川に次いで5位の埼玉。(ただし、4位の神奈川には約10兆差という超えられない壁があることはここだけの秘密。) それでも、この都会なのか田舎なのか、なんなのかわからない埼玉はこれからも変幻自在に変わっていくのでしょう。 ちなみに、田舎の友人によると、ブームが去った後は、めんま神輿はなくなったようです。 以上、現場からでした。 こういうのかなり好きテスト病 キヌガサ名無し勉強したものがクシャミや鼻水と一緒に外に出てしまうテスト病になってしまうというコメディ。主人公はどんどんこぼれ落ちる記憶に焦るけど、実はクラス中で大流行してることが判明します。「落ちたものは食べればOK」らしいと聞き、秀才くんの鼻水ティッシュまで食べようとしてしまう。笑 それだけでも面白いんですが、主人公が「お前はテスト病じゃなくたって赤点だろ」と作中いろんな人に言われてるのがツボでした。 オチもすごい良かった。あー!って感じ。もっとバトってほしかった!婚活バトルフィールド’37(読切) 猪熊ことり名無し※ネタバレを含むクチコミです。肉食部下と草食上司の"食べちゃいたい"オフィスラブコメオオカミ部下くんとヒツジ上司さん 清水しの名無し狼の血を受け継ぐ大神くんは、草食動物である羊たちだらけのオフィスで、捕食をしないように正気を保つのに悪戦苦闘…なぜそんなにも過酷な環境に置かれているのでしょうか。それは大好きな上司の羊・未辻さんの部下でいるため。 未辻さんも狼という警戒すべき相手でありながら、周りに気を使える良い子な大神くんを一目置いてるようです。 いつかは大神くんが未辻さんを食べちゃうのか、もしくは逆もありかも…?? 姪に教わってイギリス文学に登場するお菓子を作って食べるおじさんの話午後3時 雨宮教授のお茶の時間 鷹野久ぺそ※ネタバレを含むクチコミです。教えてくれ時計にまきこまれて こめ名無しこれを読んで何を思えばよかったのかを… でも作者は、今これを描かなければという強い気持ちがあったに違いないと思うから…できるかぎり多くの人に読んでもらいたい。 あと、連動してるってどういうこと???自分を大切に、それがいちばんいつかティファニーで朝食を マキヒロチ名無し二十代後半の独身女性の恋愛事情を、朝食の美味しさと関連付けて描いていて、恋愛も食べることも大好きな私は大変興味を持って読ませて頂きました。 主人公のキャラクターが可愛くて、彼氏との関係に悩んだり、自分の本当の幸せはなんだろう、と友達との時間で気付いたり、とても共感が持てました。お母さんの朝ごはんやカフェ、築地で出て来る朝ごはんもどれもとても美味しそうに描かれていて、見ていてお腹が減ってしまいました。 恋愛関係に悩んでいる人は多いと思いますが、そんな時は一旦冷静になって、自分がどうしたらいちばん幸せなのか、ということを考えると良いと思います。そして相手の立場になって考えてあげることができたら、なおさら良いです。 主人公はきちんとお話し合いもしないまま家を出てしまいましたが、お話し合いはやはり大事だと思います。 実際に当事者になってみるとなかなか冷静に考えられないことも多いとは思いますが、恋愛で悩んでいる20代〜30代の、食いしん坊の独身女性に是非読んでもらいたい作品だと思いました。 共感の嵐いつかティファニーで朝食を マキヒロチりりりともかく共感できるところだらけ。主人公の友人たちがみなライフステージもバラバラで楽しい。そして美味しそうに食べる表情がいい。特殊で面白い芸大の実情最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 二宮敦人 土岐蔦子六文銭上野の一等地にバコーンとキャンパスを構える「芸大」 何年間も浪人しないとはいれない 東大よりも難しい 就職率は異様に悪い 偉大な卒業生以上に、何しているかわからない人が多い など、不思議な魅力と謎多き「芸大」に迫った本作。 高倍率な上に、特殊な人しか入れない学校だからか、本当に多種多様な人たちがいます。 その一風変わった学生たちを、おもしろおかしく実録的に描いた内容。 のめりこむと何をするかわからない姿や、特定の分野に特化した知識でとりあえず試してみるなど、芸術の探究心は科学に近いものなんだなぁと感じます。 驚いたのが、音楽学部のほうで、演奏技法を学ぶことはもちろんだけど、はやくから色んな場所でドレスを着飾り、演奏して、宣材写真などで自分を売りこむ努力をしているところ。 芸大まで出ても、演奏で食べていけるのは一握りなのだと衝撃を受けました。 日本の最高峰に位置しているので、なんとなく引く手数多かと思ってましたが、芸の世界はかくも厳しいのだと痛感します。 実力世界に学歴など関係ないんですね。(当たり前か) 原作小説に、いまをときめくking gnuのボーカル(当時東京藝大声楽科在籍)も取材対象として出てきた様で、今後でてくるのかな? 掘れば、まだ何かでてきそうな感じが、まさに秘境ですね。<<123>>
昨年映画をみて、GWの長期休暇中に原作も再読したところに、このコミカライズと出会う・・・絶賛『燃えよ剣』に絡め取られております。 が、どのメディアでも土方は格好良くて、シビレてます。 内容については、原作が有名だし、新選組の副長「土方歳三」も有名だし、ある程度認知はあるかなと思うのですが・・・ あえて本作の魅力を上げるとすれば(1巻時点ですが)、『燃えよ剣』の土方歳三を忠実に再現していること。 原作ファンも十分楽しめる点だと思います。 私的に『燃えよ剣』の土方歳三の魅力は、怜悧冷徹な鬼の副長、戦術の鬼才としての名参謀的な面だけでなく、根っからの「喧嘩師」としての側面が魅力だと思っているんですよね。 駆け引きとかではなく、拳と拳、意地と意地。 身分制度から武士になれない、何ももたない人間だからこそ、戦って勝つことだけに自分を見出した喧嘩一本の生き様。 最初から最期まで、対人だけでなく、それこそ国に対しても喧嘩している感じ。 これが格好いいんすよね。 本作は、そんな土方の満たされない、腹に煮え切らない何かをもって泥臭く戦う様がありありと描かれていて、原作ファンとしてはたまらなかったです。 原作ファンも、土方ファンも、ぜひご一読してみてください。 余談ですが、降伏して明治政府の新体制で獅子奮迅の活躍をした人間よりも、降伏せず最期まで抵抗した土方歳三みたいな人間にロマンを感じるのは、不思議なものですね。 実際に、現場にいたら「めんどくせーやつだなー」とか言っちゃいそうなのに、歴史だと格好いい。 やはり人間は成したものと同じくらい生き様に惚れるのでしょうね。