略奪奪婚 ~デキた女が選ばれる~
「先に授かったら勝ちなの? 勝ったら人の夫を奪い取ってもいい法律でもあんの?」千春は夫・司の研修医時代からパートを掛け持ち、経済的に長年彼を支えた。そして30歳を越え、司との子どもを熱望し不妊治療をするが授かれずにいた。そんなさなか、司の元患者で資産家の娘・えみるが司の子を妊娠。えみるに司を略奪され、千春は司と離婚。多額の慰謝料を受け取るが虚しさで自暴自棄となる千春。しかしあることがキッカケで、千春は略奪婚をしたえみるに復讐の念を燃やし、司を略奪し返そうと決意する……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.50,53,55,57,59,61に収録されています。重複購入にご注意ください。
中学校狂師 ~カラス女は許さない~
昭和30年。瀬戸内海に浮かぶ明城島で、高校生・大鳥サキは母ひとり子ひとりの生活を送っていた。サキは地味な容姿と性格のせいで、クラスメイトから「カラス女」と呼ばれ、いじめの対象になっていた。特に都会的な雰囲気を持つマリコは、クラスメイトの前ではサキをかばうふりをしつつ、徹底的にサキを見下していた。逃げるように島を出たサキだったが、不幸続きのサキをよそに、のうのうと暮らす女たちに再び会うため島に舞い戻る。そう……復讐を果たすために!!
影武者アントワネット(分冊版)
フランス王太子妃として、シェーンブルンをあとにするマリー・アントワネット。彼女に付き従う美しき侍女…しかしその正体は、小柄・女顔・柳腰の少年、カスパル改め、影武者「X(イクス)マリー」だった! 女装して王宮に盗みに入り、捕まったのが運の尽き。あわや処刑かと思いきや、開き直った態度が気に入られ影武者に抜擢! 卑屈で人見知りのアントワネットを守るため、陰謀渦巻くベルサイユに潜入するXマリーの運命は!? もしもマリー・アントワネットに男の影武者がいたら? 歴史のifを描く、愛と官能の宮廷サスペンス! ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.14』に収録されています。重複購入にご注意ください。
顔を盗られた女 ~この世から「私」がいなくなる~
「あの女が入社してから、私の日常は壊れてしまった」27歳の多田野朝日(ただのあさひ)は、憧れの会社で仕事もプライベートもすべてが順調な日々を過ごしていた。しかしある日、驚くほど自分と同じ顔をした女・新谷真夜(しんたにまや)が職場に入社してから事態は一変!顔にスタイル、そして仕事の能力も自分より少しだけ優れている真夜はまるで自分の「上位互換」。気づかぬうちに仕事のポジションも婚約者も奪われそうになっていて――。同じ顔をした真夜の恐ろしき秘密、そして狂気とは?おぞましき復讐の連鎖が今始まる――!
私の夫には好きな彼がいる
結婚2年目で専業主婦の千歳(ちとせ)は、1年以上も夫・裕貴(ひろき)とレスであることに悩んでいた。勇気を出して裕貴を誘うも最後までできず、ついには寝室を別にすることを提案される。思い当たる原因はないし、子供も望んでいたはずなのに……。そんなある日の夜、誰かの名前を呼びながら自慰をする裕貴の姿を目撃してしまう。3度目の結婚記念日、意を決して理由を問う千歳に、裕貴から告げられたのは衝撃の事実で――?※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.71~76に収録されています。重複購入にご注意ください。
DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?
「子どもは無理、私は“母親”になりたくないから…」金沢アサ、哲也夫婦は【DINKs】。共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦。結婚して3年たつが、その考えは変わらなかった。ある日、アサは高校の同窓会に参加する。子持ちの同級生らの会話についていけず、その上子無しのアサへの陰口も聞いてしまい、居心地の悪い思いをした。帰宅後、気落ちしたアサは哲也の「子どもはいなくていい」という言葉に慰められる。けれどその言葉と裏腹に、哲也には秘めたる思いがあったがアサはそれを知る由もなかった……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.63~68に収録されています。重複購入にご注意ください。
29歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~
堀 綺代(29歳)は会社の先輩で既婚者の観月 靖孝への大失恋後、吉田 光博と交際4カ月でスピード結婚をする。光博はバツイチ。離婚原因は前妻・怜奈側の不貞。離れて暮らす3歳の子どもへの養育費を、毎月欠かさず支払っている光博との結婚…。ただその結婚生活は想像より悪くなかった。光博の熱い求婚にほだされ結婚したが、光博との暮らしは居心地がよく、体の相性も抜群。ただ、子どもをダシにした怜奈からの頻繁な干渉さえなければ……!!今日もまた、甘ったるい声で私の夫の名を気安く呼ぶ元嫁の電話がくる……!!
推し事しないで仕事しろ
「アンタら仕事中、息抜きしすぎだろ! 肺空っぽなるわ!」彼氏と5年もつき合って適齢期の29でフラれた山崎みどり。「これからは仕事に生きる!」と社内公募で念願だったデザイン部に異動。意気込むみどりだったが、デザイン部員たちの過半数がアイドルオタク。就業中にも関わらず、「推ししか勝たん♪」「同担無理」「沼落ちw」とオタクトークが止まない…。それは社内SNS、裏のグループチャットでも…!?【オタクに迎合せず仕事に全集中】or【いっそ同じ「沼」にハマる】、オンナ組織でサバイブするなら、どっち!?
宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~
潜入調査のため名前も身分も変え、カルト教団『讃燦会』が占拠する村に入り込んだ新米警察官・渋谷奈緒子。入村早々、殺人儀式を強要され任務と倫理の間で葛藤するが、幼い頃、母親が『讃燦会』に入信し洗脳され家族が崩壊した過去を持つ奈緒子にとって、因縁あるこの村の悪行は見過ごせなかった。身分がバレたら即処刑…信者と警察官の顔を使い分け、巨大カルト教団にひとりで立ち向かう復讐の女潜入捜査官!!
略奪奪婚 ~デキた女が選ばれる~
「先に授かったら勝ちなの? 勝ったら人の夫を奪い取ってもいい法律でもあんの?」千春は夫・司の研修医時代からパートを掛け持ち、経済的に長年彼を支えた。そして30歳を越え、司との子どもを熱望し不妊治療をするが授かれずにいた。そんなさなか、司の元患者で資産家の娘・えみるが司の子を妊娠。えみるに司を略奪され、千春は司と離婚。多額の慰謝料を受け取るが虚しさで自暴自棄となる千春。しかしあることがキッカケで、千春は略奪婚をしたえみるに復讐の念を燃やし、司を略奪し返そうと決意する……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.50,53,55,57,59,61に収録されています。重複購入にご注意ください。
中学校狂師 ~カラス女は許さない~
昭和30年。瀬戸内海に浮かぶ明城島で、高校生・大鳥サキは母ひとり子ひとりの生活を送っていた。サキは地味な容姿と性格のせいで、クラスメイトから「カラス女」と呼ばれ、いじめの対象になっていた。特に都会的な雰囲気を持つマリコは、クラスメイトの前ではサキをかばうふりをしつつ、徹底的にサキを見下していた。逃げるように島を出たサキだったが、不幸続きのサキをよそに、のうのうと暮らす女たちに再び会うため島に舞い戻る。そう……復讐を果たすために!!
消せない「私」 ~炎上しつづけるデジタルタトゥー~
「ネットに出回った動画もだけど…私のこの恨みこそ一生deleteできない!! 許さない、アイツらを同じ地獄に落としてやる!」10年前、灰原硝子は平凡な女子高校生だった。当時まだ珍しかった美容系動画配信者の徳道仁と知り合ったことがキッカケで、メイク系のJKブロガーとなる。その活躍を妬んだ海崎藍里の企みにより、硝子の純潔は男たちに無残に奪われ、またその様子を動画に撮られてしまう…。たちまちその動画はネットで拡散、炎上。自宅住所がバレその上放火にも遭い、硝子は家も家族もすべて失い…!?
顔を盗られた女 ~この世から「私」がいなくなる~
「あの女が入社してから、私の日常は壊れてしまった」27歳の多田野朝日(ただのあさひ)は、憧れの会社で仕事もプライベートもすべてが順調な日々を過ごしていた。しかしある日、驚くほど自分と同じ顔をした女・新谷真夜(しんたにまや)が職場に入社してから事態は一変!顔にスタイル、そして仕事の能力も自分より少しだけ優れている真夜はまるで自分の「上位互換」。気づかぬうちに仕事のポジションも婚約者も奪われそうになっていて――。同じ顔をした真夜の恐ろしき秘密、そして狂気とは?おぞましき復讐の連鎖が今始まる――!
私の夫には好きな彼がいる
結婚2年目で専業主婦の千歳(ちとせ)は、1年以上も夫・裕貴(ひろき)とレスであることに悩んでいた。勇気を出して裕貴を誘うも最後までできず、ついには寝室を別にすることを提案される。思い当たる原因はないし、子供も望んでいたはずなのに……。そんなある日の夜、誰かの名前を呼びながら自慰をする裕貴の姿を目撃してしまう。3度目の結婚記念日、意を決して理由を問う千歳に、裕貴から告げられたのは衝撃の事実で――?※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.71~76に収録されています。重複購入にご注意ください。
DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?
「子どもは無理、私は“母親”になりたくないから…」金沢アサ、哲也夫婦は【DINKs】。共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦。結婚して3年たつが、その考えは変わらなかった。ある日、アサは高校の同窓会に参加する。子持ちの同級生らの会話についていけず、その上子無しのアサへの陰口も聞いてしまい、居心地の悪い思いをした。帰宅後、気落ちしたアサは哲也の「子どもはいなくていい」という言葉に慰められる。けれどその言葉と裏腹に、哲也には秘めたる思いがあったがアサはそれを知る由もなかった……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.63~68に収録されています。重複購入にご注意ください。
29歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~
堀 綺代(29歳)は会社の先輩で既婚者の観月 靖孝への大失恋後、吉田 光博と交際4カ月でスピード結婚をする。光博はバツイチ。離婚原因は前妻・怜奈側の不貞。離れて暮らす3歳の子どもへの養育費を、毎月欠かさず支払っている光博との結婚…。ただその結婚生活は想像より悪くなかった。光博の熱い求婚にほだされ結婚したが、光博との暮らしは居心地がよく、体の相性も抜群。ただ、子どもをダシにした怜奈からの頻繁な干渉さえなければ……!!今日もまた、甘ったるい声で私の夫の名を気安く呼ぶ元嫁の電話がくる……!!
推し事しないで仕事しろ
「アンタら仕事中、息抜きしすぎだろ! 肺空っぽなるわ!」彼氏と5年もつき合って適齢期の29でフラれた山崎みどり。「これからは仕事に生きる!」と社内公募で念願だったデザイン部に異動。意気込むみどりだったが、デザイン部員たちの過半数がアイドルオタク。就業中にも関わらず、「推ししか勝たん♪」「同担無理」「沼落ちw」とオタクトークが止まない…。それは社内SNS、裏のグループチャットでも…!?【オタクに迎合せず仕事に全集中】or【いっそ同じ「沼」にハマる】、オンナ組織でサバイブするなら、どっち!?
宗教村 ~カルト教団に家族を洗脳された女~
潜入調査のため名前も身分も変え、カルト教団『讃燦会』が占拠する村に入り込んだ新米警察官・渋谷奈緒子。入村早々、殺人儀式を強要され任務と倫理の間で葛藤するが、幼い頃、母親が『讃燦会』に入信し洗脳され家族が崩壊した過去を持つ奈緒子にとって、因縁あるこの村の悪行は見過ごせなかった。身分がバレたら即処刑…信者と警察官の顔を使い分け、巨大カルト教団にひとりで立ち向かう復讐の女潜入捜査官!!
虐げられて生きてきた女性が美貌を手に入れ復讐する、閉鎖的な世界をぶち壊していく、そういうストーリーに惹かれてしまいます。いい気分にはならないとわかっているのに読み進めてしまいます。 美しさと聡明さを利用して次々に復讐を果たしていくサキに痛快さすら感じるものの、素性が明かされそうになったり怪しまれたりハラハラさせられます。 一番の敵である島の有力者・マリコもまた魅力的。執着心と支配欲に塗れた美しきカリスマで、簡単には陥落しないであろう強キャラ感がたまりません。 完全なフィクションだろと割り切れない生々しさもありますが、感情移入しすぎずバトルを楽しむのがいいような気がしています。精神に負担をかけず楽しみたいので…。 とはいえ復讐に邁進しながらも時に苦悩するサキに心乱されるのも事実です。 どういう結末が待っていても心穏やかではいられなさそうですが、サキの幸せを願って読み続けたいと思います。